米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年1月27日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄り付きも終盤値を削り僅かに安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 237 - 36 3/4 237 3/4 234 3/4 235 - 1/2 215999 1862-
MAY 03 240 - 39 3/4 240 1/2 237 3/4 238 - 1/2 76496 217+
JUL 03 242 3/4 - 42 1/2 243 1/4 240 1/2 241 - 1/4 84665 3+
SEP 03 242 1/4 - 42 242 3/4 241 241 + 0 22318 146+
DEC 03 241 1/2 242 240 3/4 240 3/4 + 0 58621 51+
MAR 04 247 247 1/4 246 1/4 246 1/4 + 1/4 4589 5+
  465309 1422-

 

 

大豆     --- やや高値寄り付きも終盤下げやや安値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 572 1/2 - 71 3/4 575 1/2 566 567 1/4 - 1 3/4 73248 847-
MAY 03 569 1/2 - 69 571 1/2 562 1/2 563 1/4 - 2 1/4 50017 101-
JUL 03 565 568 1/2 559 1/2 560 1/2 - 1 3/4 34170 605-
AUG 03 560 1/2 - 60 560 1/2 553 554 - 1 4312 20+
SEP 03 547 547 539 539 1/2 - 1 1/4 745 4+
NOV 03 531 - 30 1/2 533 527 527 1/2 - 1 31557 545+
  195227 875-
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 16910 +0 MAR 2062 -7 MAR 310 1/2 - 8 117.63 - 118.86
MAY 16820 +20 MAY 2069 -5 MAY 308 1/4 - 7 1/2
JUL 16690 +80 JUL 2070 -9 JULY 307 1/2 - 7 1/4
AUG 16410 +60 AUG 2065 -5 SEP 310 1/2 - 6 1/2

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

本日は寄り付きからややギャップをつけての高値でスタート。アルゼンチンにおけるホット&ドライ予報が最も材料視された形となった。3月限で236.50-237.25が終盤までの中心取引レンジとなったが終盤以降は小麦・大豆の下げも手伝い値を削る展開。本日寄り付きにつけたギャップも埋め先週金曜の引け値圏にまで値を戻す事に。本日の安値をつけそのまま取引を終了している。 輸出検証については予想内にて中立。独自材料に欠けたコーンは特に小麦の終盤の急落につられる形となった。

(ダイズ)

金曜のコミットメントオブトレーダーズでファンドのロングがやや少なかった事、又アルゼンチンにおけるホット&ドライが今週末まで継続見込みとの報は、昨日の夜間取引より材料視。本日寄り付きの高値スタートに繋がった。金曜の高値引けから本日更にギャップをつけてスタートした相場は直後に本日の高値をつけその後も暫くは572-574といったレンジ(3月限)での取引を保った。しかし昼前になるとファンドの買い腰にも一服感が出て徐々にトーンダウン、終盤には更に値を削り本日の安値を付けた後そのまま取引を終了している。コーン同様終盤の小麦の急落はインパクトを与えた格好となった。

本日中国が正式にブラジル大豆の輸入に関する申請書を受理したことがアナウンスされている。

ファンド筋は本日コーン市場で300枚の買い越し、大豆市場で2,500枚の買い越しとして、ネットポジションをそれぞれ28,300枚のネットショート、46,600枚のネットロング(共に推定)とした模様。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (2月01日〜2月05日)】 

  気温 降水量
西部ベルト A N/A
東部ベルト N/A N

気温・降水量ともに平年並みから平年を上回り、ドライ気味の天候が緩む。

 

ブラジル  週末はベルト中部中心に降雨

週末はベルト中部を中心に全体の55%で0.25〜1.25インチの降雨が観測された。この降雨は今後5日間に渡りベルト中部、北西部で活発となり、雨量は0.25〜1.5インチ程度となりベルトの65%をカバーする。一方、南部地域においてはドライ気味の天候が続こう。リオグランデドスル南部ではドライ気味の天候且つ気温も上昇しており土壌水分の減少が懸念されているが、来週には降雨が予想されおり、この降雨により何とか作物に与えるストレスは回避されよう。一方のベルト北西部においては週末に降雨がなかったことから先週まで続いた水分過剰な状況が幾分かは和らいでいる。

 

アルゼンチン 今週は気温の上昇とともにドライ天候となる

週末はドライ且つ気温が上昇した。今週の降雨もまとまらず、0.1〜0.75インチとなりベルトの15%をカバーするのみ。気温は最高が90〜100度程度(32〜38度)となる。今週のドライ、高温の天候により土壌水分の減少が懸念されるところ。コーンについては今週の天候により受粉時期を迎えているベルトの南部がストレスを受けよう。一方、大豆に関しては現在鞘付き期の最中であり来週にまとまった降雨がない場合は収量のロスにつながろう。

 

南アフリカ  待望の降雨が続き作柄は安定化

週末にかけてベルトの65%の地域で0.1〜1.0インチの降雨が観測された。今週も0.25〜1.25インチの降雨がベルトの65%の地域に期待でき、土壌水分は潤沢に蓄えられよう。現在コーンの受粉期を迎え恵みの降雨となる。

 

 

 

本日の発表等

 

1)農務省−週間輸出検証高 

(単位 : 千トン)

  1月23日の週 1月16日の週 昨年同週 今年度累積 昨年度累積
コーン 668.2 680.7 690.5 15,477.1 17,044.3
ダイズ 994.3 881.8 1,028.1 15,554.2 16,585.0
小麦 184.6 383.2 397.7 15,919.6 18,087.2

コーンの数字は予想の範囲内。大豆も上限に近いとはいえ範囲内に収まった。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

軟調な米国産コーン輸出が本日の輸出検証高でも確認できた。1月23日までの週で26.3百万ブッシェルとなり事前の予想の下限に近い。昨年度に比較してこの週までの合計で61.7百万ブッシェル減少しており今後農務省が予想している1,850百万ブッシェルを達成する為には毎週34百万ブッシェルの検証高となる必要がある。本日は一方で中国の1月のコーン輸出が1.4〜1.5百万トンとなるとの予想が出されている。アルゼンチンで先週から今週にかけての旱魃天候や引き続き低レベルの米国での農家売りペースが強材料視されており、上記の弱材料との綱引きが続いている。現在市場に出ている材料だけでは238セントを上回る上昇は考えにくく、今週は再び3月限で230セント割れをテストすると考えている。(H)

 

(ダイズ) 

本日の動きを見る限り、寄り付き玉後の高値(3月限で575.50)が目先の高値か。もう数日様子を見たいが、555近辺への調整も目先に迫っている感がある。

ファンダメンタルズではアルゼンチンのホット&ドライが材料視されることとなった。ようやくこの手の材料が出てきたか、といった印象であるが、今後も天候推移には注視していきたいところ。(A)

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)