米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年1月28日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄り付き、右肩上がりに高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 235 - 35 1/4 238 3/4 234 3/4 238 1/2 + 3 1/2 212460 3539-
MAY 03 238 241 1/4 237 3/4 241 + 3 76106 390-
JUL 03 241 1/4 - 41 244 1/4 240 3/4 244 + 3 84286 379-
SEP 03 241 1/4 - 41 243 241 242 3/4 + 1 3/4 22727 409+
DEC 03 240 3/4 243 240 3/4 242 3/4 + 2 59473 852+
MAR 04 246 1/2 248 1/4 246 1/2 248 + 1 3/4 4674 85+
  462347 2962-

 

 

大豆     --- やや高値寄り付き高値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 571 - 70 574 567 1/2 573 1/4 + 6 72704 544-
MAY 03 566 1/2 - 66 569 1/4 563 1/2 568 1/2 + 5 1/4 51098 1081+
JUL 03 563 - 62 1/2 566 560 1/2 565 1/4 + 4 3/4 34044 126-
AUG 03 554 1/2 - 54 558 554 557 3/4 + 3 3/4 4389 77+
SEP 03 541 544 541 544 + 4 1/2 775 30+
NOV 03 530 - 59 531 1/2 528 530 3/4 + 3 1/4 32191 634+
  196298 1071+
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 17240 +330 MAR 2062 +0 MAR 317 + 6 1/2 118.75 - 118.58
MAY 17120 +300 MAY 2068 -1 MAY 313 + 4 3/4
JUL 16950 +260 JUL 2069 -1 JULY 311 + 3 1/2
AUG 16650 +240 AUG 2060 -5 SEP 313 1/2 + 3

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

昨日の安値レベル(3月限234)が結果としてサポートされた事は本日ファンドを買いに走らせる事となった。寄り付きに安値をつけるとその後は236-237圏、そして終盤にはもう一段値を上げ238を挟んだ展開。引け際に本日の高値をつけそのまま引けを迎えることとなった。

−台湾が昨夜56000トンの米国産コーンの買付け。又更に大豆との積み合わせで20000トンのテンダーが予定されている事。
−本日中国より同国産のコーン生産量が123百万トンにやや減少するとの見通しが発表された事(USDAは現在125百万トンという予想)
−引き続きアルゼンチン産地におけるホット&ドライ推移(⇒少なくとも今週末まではパターン変わらず)
等は本日のセッションに支援材料とされた。 その他、現在GMOコーンの輸入を禁じているブラジルが2月には中国産コーンの安全性確認作業を終了するとの報道がなされた事は、今後同国の中国よりのNon-GMOコーン輸入を期待させるものとして注目されている。

(ダイズ)

値動きとしては寄り付きが後が本日の安値でその後はじりじりと値を上げる展開、そのままの高値引け。

アルゼンチンのドライは明らかに本日の主材料とされた。これをきっかけにコーン・小麦・大豆粕市場同様大豆市場にも積極的なファンド買いが入る事となった。台湾のテンダーを控えている事或いは韓国がnon-gmo大豆75000トンを買付け予定であるなどのニュースも材料としてインプットされる。

ファンド筋は本日コーン市場で3000枚の買い越し、大豆市場で3,000枚の買い越しとして、ネットポジションをそれぞれ28,300枚のネットショート、46,600枚のネットロング(共に推定)とした模様。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (2月02日〜2月06日)】 

  気温 降水量
西部ベルト A N/A
東部ベルト N A/N

 

ブラジル  

大豆・コーン産地については中央部・北西部と活発な降雨が今週一杯継続すると見られる。一方産地ベルト南部については引き続きドライ気味の天候推移が続く。雨量はベルトの65%の範囲に0.5-1.5インチと潤沢であるが南部のリオグランデドスル州などはドライのため幾分かの土壌水分の減少が懸念される。しかし来週降雨の予報が出ている事から予報どおりにいけば被害は最小限に留まる事となる。

 

アルゼンチン 

産地ベルト西部の一部の今晩シャワーが期待される。又南部産地については水曜と金曜にそれぞれ幾分かの降雨が期待。雨量にしてコーン産地の20%、大豆産地の10%に0.10-0.75インチまで。最高気温は南東部では80度後半、北部では100度半ばまで上昇する。特に木曜〜土曜にかけてが気温が最も上がるとされており要注意。先週よりのホット&ドライを受けて産地の2/3がストレスにあっているといわれ特にサンタフェ南部やブエノスアイレス北部ではその程度が悪いとされる。来週にかけては気温の更なる上昇は今のところ予想にないものの、依然として降雨に乏しく、引き続きヒートストレスは継続する為、今後も材料視されやすい展開は続くものと思われる。

 

 

本日の発表等

 

1)ブリッシュコンセンサス

 

  1/28/03 1/21/03 1/14/03 1/7/02 12/24/02
大豆 72 66 63 74 71
大豆油 44 41 42 47 53
大豆粕 65 59 53 66 59
コーン 35 32 29 34 35
小麦 24 23 21 28 37

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・ダイズ) 

コーンは先だってつけた3月限の230割れから何とか重い腰を上げようとしているのが良くわかる。先週後半〜今週にかけての234というレベルの攻防、そしてそこまできた240のライン。材料不足の中これ以上のショートポジションには乗っていけないという心理的なファンドの動きが現在の相場に現れていると言えよう。 さて、この先。現在の材料ではこのままの回復相場は残念ながら期待できない。目先は高値240まで、そして230前半までの調整を行ないながら、緩やかな上昇相場へのきっかけを待つ展開か。その意味では大底は1月上旬の230割れ段階でつけたと判断しているが、上昇軌道にのるまでの道のりも決して楽ではない。

ダイズは各市場の活気に押され本日頑張ったが、今週後半に向けては見方を変えず560割れ(3月限)への調整段階を期待している。

先週の極めて厳しい寒さの1週間を乗り切り、今週はようやく気温が上昇傾向にある。本日はシカゴでも夕方から雪が深々と積もっており、待っていた水分の到来といったところ。運行が心配されるイリノイ川地域では雪ではなく雨が降っているとの情報が弊社所有のリバーエレベーターよりは入っている。週後半に向けて更に気温は上がる見込みにて、川の運行障害については今後の改善が期待されるところ。(A)

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)