米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年2月12日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや高値寄り付き、やや安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 03 | 242 1/2 - 42 | 242 1/2 | 237 3/4 | 239 1/4 | - 2 1/4 | 168225 | 8166- |
| MAY 03 | 245 3/4 - 45 1/4 | 245 3/4 | 241 1/4 | 242 3/4 | - 2 | 104084 | 5364+ |
| JUL 03 | 247 - 46 1/2 | 247 | 242 3/4 | 244 | - 2 1/4 | 101426 | 1804+ |
| SEP 03 | 246 1/2 | 246 1/2 | 242 | 243 1/4 | - 2 1/4 | 24068 | 145+ |
| DEC 03 | 247 3/4 - 47 1/2 | 247 3/4 | 242 1/4 | 244 | - 2 1/2 | 67179 | 405+ |
| MAR 04 | 252 1/4 | 252 1/4 | 247 3/4 | 248 3/4 | - 2 3/4 | 4698 | 265- |
| 472896 | 620- |
大 豆 --- ほぼ変わらず寄りつき、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 03 | 571 - 70 | 574 | 560 3/4 | 563 1/4 | - 8 3/4 | 59727 | 464- |
| MAY 03 | 569 1/2 - 69 1/4 | 572 3/4 | 559 1/2 | 562 1/2 | - 7 3/4 | 63589 | 3985+ |
| JUL 03 | 567 1/2 - 67 | 570 3/4 | 558 1/2 | 560 3/4 | - 7 1/2 | 38976 | 665+ |
| AUG 03 | 559 3/4 - 59 | 562 | 552 | 553 | - 7 | 5444 | 49- |
| SEP 03 | 548 | 548 | 538 | 539 | - 8 1/2 | 2577 | 93+ |
| NOV 03 | 533 - 32 | 535 1/2 | 524 | 525 1/2 | - 7 3/4 | 37039 | 1276+ |
| 209314 | 5507+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 17440 | -20 | MAR | 1976 | -45 | MAR | 325 1/2 | - 4 1/2 | 121.09 - 121.37 |
| MAY | 17290 | -10 | MAY | 1987 | -43 | MAY | 328 3/4 | - 3 1/4 | |
| JUL | 17120 | -30 | JUL | 1998 | -44 | JULY | 322 1/2 | - 3 | |
| AUG | 16780 | -50 | AUG | 1995 | -46 | SEP | 326 1/2 | - 2 1/2 |
| 本日の相場の動き |
(コーン) HOG&CATTLE市場の下げ、春先のウエットな天候見通しに下げる
寄り付きのレンジで本日の高値をつけると、その後は終盤にかけてほぼ一直線に値を削り、高値の3月限242.50から終盤の安値237.75まで5セント近い大きな動きとなった。引け際やや値を戻したものの、前日比ほぼ2セントの安値で引けをむかえた。
大豆・大豆油市場の勢いに圧された部分もあったが、その他の材料としては、この引き続くドライ傾向から春先にはウエットな天候パターンに変わるという有力分析家のレポートが本日発表された事は、心理的にも大きく材料視され、相場の下げ足はより早まったと言える。又、米国では本日口蹄疫発見と言う噂にHOG,CATTLE市場が暴落していた事はコーン市場へも弱材料として作用する事となった。
台湾の56,000トンやメキシコの60,000トン成約のニュース。或いは韓国がNon-GMOコーン105,000トンのテンダー予定である事など、需要サイドの材料も出てきたが、本日は上記材料に打ち消される形となった。
(ダイズ) 中国の大量キャンセルの噂、春先のウエットな天候見通しに下げる
昨日終盤のフォロースルーからほぼ変わらずで寄り付いた後暫くは高値を探る動きとなった。その勢いで寄り付き後そう時間をおかず本日の高値(3月限574)をつけたがその後は一転下降線を辿る事となった。昼前までに566-567レベルまで下げその後引けに掛けてはファンド売りが更に加速、一気に本日の安値をつけると引け際僅かに値を戻すのみで安値引けとなった。
材料もあった。中国が輸入大豆についての手続き法を変えようとしている事は、成約済みの米国大豆のキャンセルそしてその後の南米産へのシフトと連想させた。事実本日フロアでは同国が10-12杯をキャンセルするとの噂が流れた。又台湾が3月積ブラジル大豆56,000トンをカーギルから買付けしたというニュースも今後の南米へのシフトという警戒感から弱材料として確り作用する事となった。又、上述の通り、当地では著名な気象分析家が春先のウエットな天候パターンを発表した事は下げ相場の一つの材料となった。
本日ファンド筋はコーン市場で2000枚の売り越し、ダイズ市場は4500枚売り越したと見られている。本日時点でのネットポジション、コーンは約8700枚のショート、大豆は約47200枚のロングになったと考えられる。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
NOAA 米国各産地6-10日間予報 (2月17日〜2月21日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A | N |
| 東部ベルト | A/N | N |
気温は平年を上回り、西部・東部ベルトで降水量は平年並みとなる。
ブラジル
昨日は0.25〜0.75インチの降雨が南部ベルト中心にベルトの25%で観測された。今後3〜4日間ではこの降雨は北部に移動して0.5〜2.0インチ、ところにより4.0インチの降雨をベルトの80%の地域にもたらす。現在の北部ベルトでの降雨は収穫の進展には好都合、また南部での降雨は土壌水分の上昇をもたらし大豆・コーンの作柄を良化させる。
アルゼンチン
昨日は0.1〜0.5インチの降雨がベルトの北部、東部を中心としてベルト全体の20%の地域で観測された。週末には0.25〜1.0インチ、ところにより2.0インチの降雨がベルトの50%の地域で予想されており北部や東部中心となる。引き続き大豆・コーンの作柄は良好に推移している。
南アフリカ
昨日はドライ天候となった。今後5日間においては0.1〜0.75インチの降雨がベルトの50%に予想されておりベルトの南西部を潤す。日曜日には北東部ベルトで降雨の可能性がある。ベルト北東部の三分の一の地域では収量の減少が懸念されている。
| 本日の発表等 |
| 1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
(単位 : 千トン)
| 明日の予想 | 先週の発表数字 | |
| 小麦 | 300-400 | 333.0 |
| コーン | 600-800 | 759.9 |
| 大豆 | 500-700 | 549.0 |
| 大豆粕 | 75-100 | -50.1 |
| 大豆油 | 10-20 | 27.3 |
【引け後の発表】
| 1) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント (単位:%) |
| 2/8の週 | 前週 | |
| 肥育用ブロイラー卵導入数 | 97 | 98 |
| 肥育用ブロイラー雛鶏導入数 | 100 | 101 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
この春先は雨勝ちな天候となるとの一部天候予想により急落となりコーン市場もプレッシャーを受けた。本日はセッション中にCRB INDEXも大きく下げており商品市場は前面に売り圧力が強まった。コーン市場では240セントをキープしていたが引けにかけては持ちこたえることが出来ずに240セント割れでクローズとなった。本日は口蹄疫が米国で確認されたとの噂が流れシカゴマーカンタイル市場のキャトル(牛)市場がリミットダウンをつけたこともコーン市場の圧迫材料となった。3月限は243セントを本日もトライしたが抜けきれずテクニカルには弱いシグナル。一旦は245セントを3月限で伺いその後軟調な動きに転じる動きを予想しているが、このまま逆に237乃至は235セントへのセットバックに向けて動く可能性が出てきている。(H)
(ダイズ)
3月限は575の手前で複数の材料が重なり調整を見ることとなったが、本日のレベルは確実に拾っていきたい。このようなアップダウンを短期的には見ることが出来るが、その後は確実に底上げが始まる点を念頭に置いたオペレーションを心掛けたい。
先日NYタイムズ紙の一面でもこの冬のドライについてコメントを出し、一月下旬の上昇相場の一要因ともなった某気象予報家が本日、春先の天候を占うレポートを発表した。内容は昨年の11月〜今年の一月までの降水量についてのデータ提供で、アイオワ・ネブラスカ・ミシガン州が過去108年間で今年が最もドライである点、カンザス・サウスダコタ・ミネソタ・ウイスコンシンは同期間においてこの冬のドライの度合いがトップ5にランクされる事などを紹介。その後、「果たしてこのトレンドは4−5月まで継続するのか」について言及となっているが、結論は極めて否定的な内容。過去11月〜1月までの最もドライであったトップ15のシーズンをアイオワとカンザスを挙げて紹介し、同年の4月〜5月の降水量を列記。そしてその15年分の春先の降水量は過去108年間でほぼ平均的なものになっている点を指摘している。 どの程度ウエットになるかについては今後の推移を見守るしかないが、少なくとも現在のドライが春先まで継続する可能性はきわめて低い、という形で結論つけている。
昨年も暖冬のドライ傾向。しかし結果的には春先の降雨過多が作付を遅らせ、大いに相場材料になったことは記憶に新しい。この先どのような気象の変化が待っているのかは全くわからないが、取り敢えず今現在の状況を背景に、今後もこの手のニュースはその時の市場を賑わす事になろう。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)