米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年2月18日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄り付き、やや安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 239 1/2 - 39 239 1/2 238 238 1/4 - 2 155818 2425-
MAY 03 242 1/2 - 42 242 1/2 241 241 1/4 - 2 1/4 113547 1635+
JUL 03 244 1/2 - 44 1/4 244 1/2 242 3/4 243 1/4 - 2 1/4 105524 1790+
SEP 03 243 1/2 243 1/2 242 1/2 242 3/4 - 1 1/2 24082 51+
DEC 03 243 1/2 - 43 1/4 244 242 3/4 243 3/4 - 1 68478 582+
MAR 04 248 1/2 - 48 1/4 249 1/4 248 249 - 1 4917 44+
            475798 1671+

 

 

大 豆     --- やや安値寄りつき、マチマチで引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 571 - 70 1/2 574 3/4 569 574 + 1 48388 4190-
MAY 03 572 - 71 574 1/2 569 573 1/2 + 1/2 79421 7292+
JUL 03 568 1/2 - 68 572 567 1/2 571 1/4 + 1/2 41642 167+
AUG 03 560 - 559 1/2 563 559 1/2 562 1/2 + 1/2 5803 159+
SEP 03 545 547 544 546 - 2 2769 87+
NOV 03 531 1/2 - 31 532 1/4 529 3/4 531 1/4 - 3 41831 2021+
            221878 5542+
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 17630 -100 MAR 2055 +31 MAR 335 1/2 + 1 1/4 119.10 - 118.73
MAY 17510 -70 MAY 2063 +30 MAY 332 1/2 + 1/4  
JUL 17330 -50 JUL 2068 +28 JULY 321 1/4 - 1 1/4  
AUG 16950 -40 AUG 2059 +24 SEP 325 - 1 1/2  

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン・ダイズ) 種々の天候材料(中西部・東部・南米)・・押しなべてどっちつかず

三連休となった週末、特に米国東部地域は豪雪に見舞われた。ワシントンDCの農務省オフィスもこの3日間で25インチに上る豪雪により事務所はクローズ、本日の週間輸出検証の発表も見送られる事となった。

アイオワ・イリノイ北部・ネブラスカなどの地域においては週末にそれなりの降水量を見ることが出来、先週末のほぼ予想通りということで材料的にはネガティブに作用したが、上記東部地域の豪雪については交通機関などの麻痺にも繋がり、心理的にサポーティブに反映する事となった。

コーンは成約も幾つか報告された。韓国の25000トン中国産コーン買付け、加えてオプショナルで104,000トンの成約。米国では政府による57000トンの買付け(アフリカ諸国向けの予定)。その他台湾では56000トンの米国或いはアルゼンチン産のテンダーを控えている。噂としてイランが中国産コーンの買付けを行なったとのニュースも流れている。

ややギャップをつける形で安値で開始された取引は寄り付きの高値レンジが本日の高値。その後は終日3月限で238.50-239といったレンジでの小幅な取引に終始。値を上げる展開は全く見られず引け際にやや値を下げて本日の取引を終了している。

ダイズは上記天候状況が両サイドに作用。又ブラジルの週末の天候も材料としてはどっちつかずの内容となり、方向性を見出せなかったこともある。ブラジルのサフラス社はブラジルの収穫進捗を本日5%と発表。最大生産州である北部産地、マットグロッソ州では8%(昨年同時期は11%)とされている。その他、本日はダイズ油が強かった。中国よりの買付け。或いは、インドが向こう一ヶ月で輸入関税を10-20%切り下げるのではないかといった憶測が市場へ流れ、デマンドへの期待が高まり相場を煽っていた。

本日ファンド筋はコーン市場で3000枚の売り越し、ダイズ市場は1000枚買い越したと見られている。本日時点でのネットポジション、コーンは約2500枚のショート、大豆は約52300枚のロングだと考えられる。

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (2月23日〜2月27日)】 

  気温 降水量
西部ベルト A/N B/N
東部ベルト A A/N

向こう5日間、中西部産地の気温は総じて平年以上。ベルト中部〜東部にかけては平年比10-15度も上昇すると言われている。しかしその後6-10日となると状況はガラッと変わり、今度は中西部も東部を中心に平年比かなりの冷え込みになると予想されている。

結局週末のストームではプレーンズ西部、という冬小麦の主産地へは欲しい水分供給という形にはならず、中西部やオハイオ川流域地域に2-6インチの降水(降雪)があったのみ。今週〜来週にかけても似たようなストームが2つ通過すると期待されている。今週金曜から土曜にかけてと来週週央あたり。

 

ブラジル 

予想通り、北部コーン・大豆産地では週末85%の範囲で0.5-2.0インチ(所によっては3インチ以上)の降雨に見舞われた。一方南部産地においてはリオグランデドスルやサンタカタリナを中心として産地の約35-40%に0.3-1.3インチの降雨となっている。全体的な評価としてはまずまず良好。北部の降雨については、むしろ雨勝ちなのが例年のパターンということもあり、多少の収穫作業への影響は明らかなものの、現時点では相場材料とまではいっていない感がある。今週一杯このパターンが継続すると見られている。

アルゼンチン 

週末は特に産地南部を中心に35%の範囲に0.4-1.5インチの降雨を見ている。今週は総じてドライが言われているが、2月上旬の十分な降水量を受け、多少のドライにも十分対応できる状況となっている。気温は平年並み〜やや低めで推移すると見られる。

南アフリカ 

週末を跨ぎ、降雨は75%の範囲に0.4-1.8インチ。明らかに予想よりも多めの結果となった。今週も雨がちなパターンが継続すると見られ、ポリネーションの時期であるコーンにとっては恵みの雨といってよい。引き続きの降水量が期待されている。

 

本日の発表等

 

1)ブリッシュコンセンサス

 

  2/18/03 2/11/03 2/4/03 1/28/03 1/21/03
大豆 68 68 66 72 66
大豆油 44 41 47 44 41
大豆粕 69 68 64 65 59
コーン 43 45 39 35 32
小麦 37 35 30 24 23

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・ダイズ)

三連休に掛けては、各方面から天候材料が入ってきたが、中西部にはややネガティブ、冬小麦産地(主にプレーンズ西部地域)にはサポーティブ、米国東部の豪雪は心理的にサポーティブ、ブラジルは北部の降雨は見はしたもののインパクトはそれ程なく、その他はアルゼンチンも含めネガティブ・・・これらが交じり合い、結局は方向性を見出せる材料とはならなかった。

本日のコーンはテクニカルな動きが主体。7月・12月限は15日・50日とそれぞれの移動平均線を下回り、本日のネガティブな動きを形成したと見られる。流れからして、3月限でいう235への調整直面・・というのが目先の見方としては順当なところではなかろうか。 今後の流れを見る上で、1月中旬の安値(230割れ)をどう受け止めるか、というのもポイントとなるが、あのレベルで底は打ったのではないかと判断はしている。只、材料難が祟っており、相場の頭は頗る重い。245辺り(1月上旬につけたアイランド)をトライする動きが出てくれば面白いのだが、どうやらまだ時間を要しそうである。235から下値はうまく抑えていきたいところ。

大豆は過去7営業日で綺麗に下値を上げてきている。取り敢えずの節目575(或いは一月の農務省発表後につけたギャップ577.50)を明日あさってにでも触れば、その後は短期的な調整場面が訪れるはず。565-560あたりまでの押し目を期待し、そこはしっかりと抑えていく方針を維持する。(A)

 

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)