米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年2月24日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- 僅かに安値寄りつき、やや安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 03 | 231 3/4 - 31 | 231 3/4 | 230 1/2 | 230 3/4 | - 1 | 113228 | 15124- |
| MAY 03 | 233 1/2 - 33 | 233 1/2 | 232 | 232 3/4 | - 1 1/4 | 127889 | 6917+ |
| JUL 03 | 235 1/4 - 35 | 236 | 234 1/2 | 235 | - 1 1/2 | 121366 | 5118+ |
| SEP 03 | 237 - 36 3/4 | 237 | 235 1/4 | 235 1/4 | - 1 1/2 | 27419 | 1486+ |
| DEC 03 | 238 - 37 3/4 | 238 | 236 | 236 1/4 | - 1 3/4 | 73321 | 3387+ |
| MAR 04 | 243 1/2 | 243 1/2 | 242 | 242 | - 1 3/4 | 5524 | 452+ |
| 472650 | 2440+ |
大 豆 --- やや安値寄りつき、やや安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 03 | 573 - 72 1/2 | 573 1/2 | 569 | 572 1/4 | - 1 3/4 | 37405 | 612- |
| MAY 03 | 572 1/2 - 72 | 572 3/4 | 566 3/4 | 570 1/4 | - 3 | 92304 | 2413+ |
| JUL 03 | 568 1/2 - 68 | 569 | 564 1/4 | 567 | - 2 1/2 | 42730 | 66- |
| AUG 03 | 558 | 559 1/2 | 555 | 556 3/4 | - 2 1/2 | 6452 | 177+ |
| SEP 03 | 539 1/2 | 540 | 537 | 539 | - 1/2 | 3856 | 264+ |
| NOV 03 | 523 - 22 1/2 | 523 | 520 | 521 1/2 | - 1 1/2 | 42977 | 811+ |
| 227756 | 2993+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 17590 | +70 | MAR | 2033 | -34 | MAR | 321 1/2 | - 7 | 117.67 - 117.92 |
| MAY | 17440 | +60 | MAY | 2046 | -30 | MAY | 323 1/2 | - 6 | |
| JUL | 17260 | +130 | JUL | 2055 | -27 | JULY | 316 1/4 | - 7 | |
| AUG | 16840 | +140 | AUG | 2044 | -23 | SEP | 320 1/2 | - 6 1/2 |
| 本日の相場の動き |
(コーン・大豆) 週末の天候推移、本日の弱材料へ
週末、米国は中西部を含め、冬小麦産地であるグレートプレーンズ地域にも幅広く降雪を見ることとなった。又、ブラジルも70%の範囲で降雨を見、北部産地の一部収穫遅延懸念はあるものの、全体としては良好な天候推移と受け止められ、A/C/Eから地合は弱かった。
コーンは先週金曜の余韻を引きずった事もある。又セッション序盤の週間輸出検証高においても、市場予想より低い結果となり、ファンド売りに待ったをかける材料を何ら見出せなかった事も本日の安値引けの要因となっている。寄り付きからやや安値での開始でその後は期近で230.50-231.75、ほぼ終日1セント内と非常に小幅レンジ内での上下動に限られた。特に終盤は1月につけた(引け値ベースでの)安値230.50を幾度もテストしたが、何とかサポートされそのまま引けをむかえた。ファンド売り越しは結果大きく出たが、セッションでは商業筋の買いも確りと入る事となり、値動きはこのように限られる事となった。
中国より1月の同国コーン輸出数量が発表され、570,000トンとなった。前月の1百万トンレベルの数量からすると低い内容となっている。
大豆は金曜の高値引けから一転、週末の南米の天候推移がネガティブに受け止められた事もありやや安値寄りつき(本日の高値)でスタート。しかし期近の569は確りとサポートされながら、高値は572を超えたところまでのアップダウンを繰り返す一日となった。フロアは総じて閑散、特に大きな動きは見られなかった。インサイドデー。
ブラジルサフラス社は同国新穀大豆の生産量を48.7百万トンから今回50.3百万トンに上方修正。これまでの総じて順調な天候推移を映したものとみられている。
本日ファンド筋はコーン市場で8,000枚、ダイズ市場は1,500枚の売り越しと見られている。、本日時点でのネットポジション、コーンは約30,600枚のショート、大豆は約43,900枚のロングだと見られている。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
NOAA 米国各産地6-10日間予報 (2月28日〜3月4日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B | B |
| 東部ベルト | B | B/N |
今週はから来週にかけて、週西部は再び厳しい冬型の天候へ戻る。気温は明日あたりから更なる低下(華氏0度以下も各地で見込まれる)へむかうとされ、市場へはサポーティブに受け止められている。
週末、グレートプレーンズの冬小麦産地では3-10インチまでの降雨・雪を見た。又今週も水曜・金曜と同等の降水(雪)が主に産地南部地域で期待されていることから、本日市場へはネガティブなインプットとなった。
ブラジル
週末、産地の70%の範囲に0.25-1.75インチ(所によっては4インチまで)の降雨を見た。今週もその傾向は続き産地全体の70%の範囲に1.25インチまでの降雨期待がある。南部産地にとっては生育に良い降雨が今週も続く事となるが、北部産地のそれについては一部の収穫遅延へ繋がることにもなる。しかし現在のところ例年比大きく状況が異なるわけでもなく、市場へはそれほど深刻化はしていない。
アルゼンチン
週末、殆どの産地地域ではドライとなった。今週も前半は基本的にドライ推移が続く。しかし週後半よりは前線の通過が期待されており再び産地へは降雨が期待される。作物の生育状況は(週末よりのドライはあるものの)これまでの水分の蓄積もあり順調に推移すると見られている。
南アフリカ
週末、コーン産地には15%の範囲に0.1-0.5インチの降雨のみ。今週も25%の範囲に0.1-0.5インチまでの降雨のみが予想されており、引き続きドライ傾向は継続するものと見られる。
| 本日の発表等 |
| 1)農務省−週間輸出検証高 |
(単位 : 千トン)
| 2月20日の週 | 1月30日の週 | 昨年同週 | 今年度累積 | 昨年度累積 | |
| コーン | 651.9 | 747.6 | 855.3 | 18,268.4 | 20,327.4 |
| ダイズ | 937.4 | 1,181.6 | 1,132.7 | 19,937.2 | 20,793.4 |
| 小麦 | 238.6 | 310.9 | 494.0 | 17,217.3 | 19,911.4 |
大豆は予想通り、コーンにはやや失望。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
コーンは本日も引き続きファンド売り優勢の一日となった。先週金曜のコミットメントオブトレーダ−ズ(先週火曜現在の数字)が3857枚のロング。それ以降水曜から本日までのたった4日間で約35,000枚も売り越されている。お陰で投機筋のネットショートも30,000枚を超えるに至っている。最も大きな原因は需要サイドからの後押しのない中での235割れ、ファンド売りに拍車がかかった大きな要因だと言える。小麦市場でも冬小麦産地への降水(雪)をみたことでやはりファンド売りが目立ち、1月下旬にテストしていた期近の310へ向けた動きとなってきており、このことも目先のコーンの動きに影響を与えることとなろう。本日は再三に亘り期近230.50がサポートされた。このレベルは1月の農務省発表後の暴落で1月13日につけた引け値。即ち昨年5月以降の引け値では最安値ということになる。この13日そして16日に安値としてつけた値が228.75となっている。(同限月の最安値は昨年5月の224)
1月中旬の安値はサポートされると見ていたものの、そのラインは目の前へ迫る。売り過剰感は出ており、更なる材料提供がない限りこれより先への売込みには限りがあると言うものであるが。しかし、230割れの安値に対しては受けて立ちたい所。 相場が回復するに現在最も必要とされるもの=需要サイドよりの刺激、に不足するコーン相場に急激な回復期待は今のところ持てない。しかし、今年1月の安値を仮にブレークする事があっても、現在の買い物が、これから先の高い買い物になるとは思えない。昨年比較明らかにタイトな米国内の需給バランスと3月というシーズンへ向けての様々な期待は来週以降(月が変われば)徐々に市場にも現われれてくるものと考えている。(A)
(ダイズ)
週末の天候材料をきっかけにコーン・小麦につられる形で大豆・大豆油市場も売りが優勢となった。大豆は金曜の動きから見ればインサイドデー。しかし20・50日移動平均の上を維持しており、現在の565-570中心のレンジも3月のスプリングラリーへ向けて今後徐々に底上げをはかるものと予想している。5月限560台は拾いの方針で臨みたいところ。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)