米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年2月25日

 

 

本日の相場

とうもろこし  --- やや高値寄りつき、やや高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAR 03 231 1/2 - 31 1/4 233 231 1/4 232 + 1 1/4 85534 27694-
MAY 03 232 1/2 - 32 235 232 233 3/4 + 1 140080 12191+
JUL 03 236 - 35 1/2 237 3/4 235 1/2 236 3/4 + 1 3/4 124798 3432+
SEP 03 236 - 35 3/4 238 1/4 235 3/4 238 + 2 3/4 28754 1335+
DEC 03 236 1/2 - 36 1/4 239 236 1/4 238 1/2 + 2 1/4 73231 90-
MAR 04 242 1/4 244 1/2 242 1/4 244 1/4 + 2 1/4 5460 64-
            461977 10673-

 

 

大 豆     --- やや高値寄りつき、やや高値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 573 1/2 - 72 1/2 581 572 1/2 576 1/4 + 4 33495 3910-
MAY 03 571 1/2 - 70 1/2 580 570 1/2 574 1/2 + 4 1/4 94523 2219+
JUL 03 568 1/2 577 1/2 568 571 3/4 + 4 3/4 43636 906+
AUG 03 558 1/2 - 58 566 1/2 558 560 3/4 + 4 6694 242+
SEP 03 541 545 541 542 1/2 + 3 1/2 4143 287+
NOV 03 522 1/2 - 22 528 1/2 522 522 1/2 + 1 43179 202+
            227622 134-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
MAR 17850 +260 MAR 2039 +6 MAR 320 1/2 -1 117.01 - 117.30
MAY 17710 +270 MAY 2055 +9 MAY 321 -2 1/2  
JUL 17500 +240 JUL 2065 +10 JULY 315 1/2 - 3/4  
AUG 17110 +270 AUG 2055 +11 SEP 320 - 1/2  

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) ショートカバー。昨日の安値はサポートされる

昨日の安値引け。これまで短期間に膨らみつづけたファンド売りによる売り過剰感が市場に蔓延したか、本日は寄り付きから高値でスタートした。寄り付きのレンジが本日の安値。その後は3月限でいう232.50が終日取引レンジの中心。セッション開始後は、上げもせず、下げもせず、ただこの232.50というラインを中心に上下1/2から1セントまでの値動きにほぼ終日留まる事となり、そのまま取引を終了している。大豆・大豆粕市場とは様相か異なる事となった。

○ 再び中西部へ到来している寒波は、タイミングとして本日の切り替えしにマッチする形となった。(サポート材料)。この寒波に内地における現物の動きも鈍く、相場を支える材料となった。
○ 天然ガス相場の動きは、この先作付を控えた農家にとっても圧し掛かるコスト問題。よりコストのかかるコーンから大豆への作付意向のシフト、という連想も働き、サポート要因となっている。

(大豆)  特に終盤ファンド買いが集中

インサイドデーの後、本日は更に上を目指す展開となった。やや高値で寄り付いた後はその直後に4-5¢値を上げセッション終盤までほぼ横一線、中心取引レンジは576-577といったところとなった。しかし、終盤更に値を上げる展開となる。中国の成約済み大豆のオリジンがブラジル産から米国産に少なくとも1杯は振り返られた、或いは大手搾油業者の米国搾油工場の一時閉鎖・・等というニュースも大きかった。相場は終盤580を超え高値の581まで伸びた。しかし引け際には行き過ぎ感からすばやく手仕舞い売りも出ることとなり、高値からは5¢程値を落として本日の取引を終了している。終盤の上げ場面にはファンドの買いが殺到、上がったところでは手仕舞いと共に新規の売りと見られる動きもあった。

○ 大手搾油業者BUNGEがセントルイスの搾油工場を閉鎖したとの報道は大豆粕相場上昇にも大きく寄与した。昨年来引き続く天然ガス相場の高騰はただでさえ搾油マージンに乏しいところに更なるコストアップを強いておりダブルパンチの様相である。
○ 中国がブラジル産から米国産に少なくとも1杯スイッチしたと言う情報も大豆に強かった。遅れ気味のブラジル北部大豆収穫進捗がこの動きに繋がったものと見られている。本日サフラス社発表では、収穫進捗6%(昨年比2%ダウン)。

 

本日ファンド筋はコーン市場で1,500枚の売り越し、ダイズ市場は11,000枚の買い越しと見られている。、本日時点でのネットポジション、コーンは約32,000枚のショート、大豆は約54,900枚のロングだと見られている。(推定)

 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (3月02日〜3月6日)】 

  気温 降水量
西部ベルト MB N/A
東部ベルト B B/N

 

ブラジル 

昨日の降雨はベルト北西部中心。雨量は0.1〜0.75インチ、ところにより3.0インチ、カバー率は25%となった。今週末にかけては0.25〜0.75インチの降雨がベルトの55%の地域に予想されている。南部では引き続き土壌水分が上昇して大豆・コーンの作柄には良好となる。北部での降雨は幾分か収穫の妨げとはなるが長くは続かないことから作柄の悪化にはつながらない。

アルゼンチン 

昨日は略全域でドライとなった。今週後半にかけては雨量は増加して0.25〜0.75インチ、ところにより3.0インチの降雨がベルトの70%の地域をカバーしよう。ベルトの略全域で土壌水分は潤沢に保たれており、作柄は安定している。今週末にかけての降雨により水分は更に蓄えられて大豆の鞘入れやコーンの粒入りに役立つ。

 

本日の発表等

 

1)ブリッシュコンセンサス

 

  2/25/03 2/18/03 2/11/03 2/4/03 1/28/03
大豆 66 68 68 66 72
大豆油 43 44 41 47 44
大豆粕 71 69 68 64 65
コーン 38 43 45 39 35
小麦 32 37 35 30 24

 

 

 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

本日は中国メイズの1月の輸出数量が予想外に少なかったことや、中西部で再び寒波が到来しており飼料需要が伸びるとの見方などが強材料となった。それよりも、本日もファンド筋は1500枚程度の売り越しとしており過去5日間連続で合計36000枚の売り越しとしており、市場は短期的には売り過剰感が支配したことが本日の上昇のメインの理由となっている。3月限は今週末28日のファーストデリバリー通知を前に投機筋のロング売りが続いており上げ幅は限られた。今週末に控えた期近はファーストデリバリー通知や目だった買い材料がない中今週は再び軟調な展開になることが予想される。228〜233セント幅での取引を予想する。一方、期先12月限はファンド筋の大量の売り仕込みもありまた短期的な売り過剰感からも買い戻しが月末にかけて出てくるのではないかと考える。期近安・期先高の傾向が強まることを予想する。12月限は再び236セントまでの突っ込みがあれば短期的な買い場面と考えるが中期的には現在の新穀作付け状況から見て220〜225セントレベルが実現してもおかしくない。従い新穀限月の買いはいま少し様子をみたいところ。 (H)

 

(ダイズ)

本日相場の値位置は一月の農務省発表前の高値レベルまで達する事となった。2月に入ってからは一旦の押し目を上旬に見た後は徐々に基調は上がってはいたものの膠着相場が続いていたと言える。そんな中、タイムリーな材料(中国のオリジン変更と搾油工場の閉鎖ニュース)をきっかけに3月限・5月限で580を付けた事は次のステージへの足掛かりとなる。

今週は達成感などもあり目先調整も考えれるが、この575-585という取引レンジへ一歩足を踏み入れたのは事実。今後の動きを占う上でも、ポイントとなる一日であったと言える。更に上に伸びても、再び570近辺までの下げは十分期待できる。しかし、先週の安値圏以下の相場を期待するのは危険。徐々に相場は底上げしているというベースライン上で旨く押し目を拾う形を継続したい。(A)

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)