米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年2月27日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- ほぼ変わらず寄りつき、やや安値で引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| MAR 03 | 232 - 31 3/4 | 232 1/4 | 229 3/4 | 230 1/4 | -1 1/2 | 52169 | 18545- |
| MAY 03 | 234 - 33 1/2 | 234 1/4 | 232 | 232 1/4 | -1 1/2 | 163479 | 9656+ |
| JUL 03 | 237 - 36 3/4 | 237 1/4 | 235 | 235 1/4 | -1 1/2 | 131238 | 2372+ |
| SEP 03 | 239 1/4 - 39 | 239 1/4 | 237 | 237 | -1 1/4 | 30821 | 672+ |
| DEC 03 | 239 3/4 - 39 1/2 | 240 | 237 3/4 | 238 1/4 | -1 1/4 | 76483 | 1923+ |
| MAR 04 | 245 1/4 | 245 1/4 | 243 1/2 | 243 1/2 | -1 1/2 | 5647 | 177+ |
| 464251 | 3677- |
大 豆 --- 僅かに高値寄りつき、やや高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 03 | 579 1/2 -78 1/2 | 583 1/2 | 576 1/2 | 581 1/2 | +2 1/4 | 22681 | 5577- |
| MAY 03 | 579 - 78 1/2 | 583 3/4 | 576 1/2 | 582 | +3 | 108237 | 4698+ |
| JUL 03 | 578 - 77 1/2 | 582 1/2 | 574 1/2 | 580 3/4 | +3/4 | 46291 | 1557+ |
| AUG 03 | 568 - 67 | 570 | 564 1/2 | 568 1/2 | +2 | 6737 | 61+ |
| SEP 03 | 543 1/2 | 549 | 543 1/2 | 546 | +2 1/2 | 4534 | 193+ |
| NOV 03 | 524 - 23 1/2 | 527 184 | 523 1/2 | 525 3/4 | +1 3/4 | 42424 | 53+ |
| 232860 | 1021+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| MAR | 18090 | -80 | MAR | 2069 | +18 | MAR | 309 | -10 3/4 | 116.88 - 117.69 |
| MAY | 17930 | -40 | MAY | 2088 | +21 | MAY | 310 | -10 | |
| JUL | 17760 | +20 | JUL | 2102 | +25 | JULY | 304 | -9 1/4 | |
| AUG | 17280 | +20 | AUG | 2092 | +20 | SEP | 309 | -9 1/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
週間輸出成約高は予想レンジ上限をやや上回り内容としては支援材料となったが、寄り付きはほぼ変わらないレベルに留まった。というよりも材料として作用しきれなかったと言える。この寄付きレベルが本日の高値。その後は引けにかけてほぼ2セント幅、綺麗な下げ相場となり、そのまま引けをむかえる事となった。
ブラジルCONABによりコーンの生産量予想が発表されたが、数字は40.8百万トン。昨年が35.3百万トンで先のUSDAの数値では36百万トン故、市場へはネガティブなインプットとなった。
イスラエルは60,000トンの米国或いは南米産のオプショナルコーンの買付けが確認された。又韓国は25,000トンの中国産コーン成約。更には近々52,000トンの買付け入札も控えている。
(大豆)
週間輸出成約高にはやや失望。予想以下の数字となった。昨日引け際のフォロースルーも手伝い寄り付きはやや高く始まるが一旦値を下げる。しかしそこで本日の安値を付けると以降はファンドの買い増しが優勢、取引終了までじり高の展開となった。
特に新規材料がインプットされたわけではないが、短期的な上昇局面にファンド中心に買い上がりが続いており、本日もやや高値を維持しての引けとなっている。
本日ファンド筋はコーン市場で3,500枚の売り越し、ダイズ市場は5,000枚の買い越しと見られている。、本日時点でのネットポジション、コーンは約37,100枚のショート、大豆は約61,900枚のロングだと見られている。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
NOAA 米国各産地6-10日間予報 (3月04日〜3月08日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | MB | N/A |
| 東部ベルト | B | N/A |
西部・東部ベルト共に気温は平年を下回るものの、降水量は平年並みから平年を上回り作付け前の土壌水分の上昇から明日の市場には弱材料視されている。
ブラジル
昨日はベルト全体の10%に0.1〜0.75インチの降雨があった。今後5日間でベルトの55%の地域に0.25〜1.0インチの降雨が予想されている。特にベルトの南部で降雨量は増加してコーンの実入り、大豆の鞘入れを安定させる。北部での降雨は限られて収穫の進展をもたらす。
アルゼンチン
昨日はベルトの南部で0.5〜1.5インチの降雨がコーンベルトの60%、大豆ベルトの30%の地域で観測された。ブエノスアイレス州では略全域に降雨があった。この降雨は今後土曜日にかけて北部に移動して0.25〜1.25インチの降雨をコーンベルトの30%、大豆ベルトの60%の地域にもたらす。一連の降雨によりベルト全域で土壌水分は十分に保たれて大豆の鞘入れやコーンの実入りの仕上げを促進する。
| 本日の発表等 |
【寄り付き前の発表】
| 1) USDA発表 週間輸出成約高(2月20日の週) (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 輸出成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 693.9 | 0.0 | 23,982.6 | 28,596.7 | 4,775.0 | 287.7 |
| 大豆 | 302.3 | 0.0 | 24,307.6 | 24,499.7 | 4,445.0 | 77.0 |
| 小麦 | 165.9 | 0.0 | 19,043.9 | 21,164.5 | 3,467.8 | 102.0 |
| 大豆粕 | 44.6 | 0.0 | 3,966.0 | 4,956.7 | 1,289.5 | 244.5 |
| 大豆油 | 46.1 | 0.0 | 508.5 | 511.8 | 179.6 | 0.0 |
大豆にはやや失望、コーンは予想以上の数字にややサポーティブ。
| 2) USDA発表 週間輸出船積高(2月20日の週) (単位:千トン) |
| 輸出高 | 輸出高累計 | USDA通年予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 745.7 | 668.7 | 19,207.6 | 20,186.9 | 46,360 |
| 大豆 | 925.0 | 1,418.5 | 19,862.6 | 20,235.1 | 25,580 |
| 小麦 | 178.5 | 281.4 | 15,576.0 | 17,764.6 | 24,490 |
| 大豆粕 | 165.1 | 128.0 | 2,676.5 | 3,018.1 | 5,440 |
| 大豆油 | 44.3 | 24.3 | 328.9 | 339.6 | 1,000 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
明日の3月限に対するコーンのデリバリー通知は0〜200枚程度とみられている。目立った受け手が見当たらず3月限は引き続きロング筋の手仕舞いが続くものとみる。3月限は228〜233セントレンジでの動きが続く。新穀12月以降も強材料が見当たらない。3月初旬の降雨も西部・東部ベルトで平年並みから平年を上回る降雨が予想されており新穀限月には弱材料。明日は期近のプレッシャーとともにオープニングでは12月限以降の新穀限月も売り圧力を受けるが、週末・月末でもあり後半はファンド筋の買戻しに戻す場面を予想する。中期的にはコーンの作付け面積の増加や需給バランスの緩みにより220〜225セントレベルが実現してもおかしくない。240セント以上での買い付けは見送りたい方針は変わらず。(H)
(ダイズ) 来週の調整局面を待つ
本日も活発なファンド買いが積み重なり既に60,000枚を超えていると推定される。5月限の勢いは既に1月初旬のレベルをフレークし昨年9月につけた頂上へ上り詰める勢いである。3月が目の前に迫っているという心理的な不安感が現在の短期的な上昇局面を作っていると言えよう。ファンダメンタルについては、中西部の天候推移、ブラジルの収穫進捗と作柄状況、中国の引き続ての買付け期待、エネルギー関連相場の暴騰による米国農家への春先の影響・・様々であるが、今すぐ結論の出るものは何一つ無い。従い、一月農務省発表後につけた底を基点に今後も上昇トレンドに変化が表れることはない。がファンドの動きがこのまま6ドル相場へ持ち上げる事が出来るかと言えば、それはノーである。9日間RSI指数も70近くまでおり、この短期的な上昇局面も精々今週一杯、くらいに見ている。しかし、今まで指摘してきたようにこれまでの膠着相場は既に新たなステージへ移っている。今後の方針としても、中期トレンドラインは現在の流れのまま、この短期的な上昇局面の後に来る調整をいかに抑えるかがポイントとなりそうである。今週は見送り。来週の調整局面で5月限570レベルを待ちたい。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)