米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年3月3日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄りつき、そのままやや高値で引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAR 03 234 - 33 1/2 234 1/4 233 233 1/2 + 1 3/4 25429 5998-
MAY 03 234 3/4 - 34 1/4 235 3/4 234 1/4 234 1/2 + 1 1/4 175382 1317+
JUL 03 236 3/4 - 36 1/2 238 236 1/2 236 3/4 + 1 1/4 134519 54+
SEP 03 238 239 1/2 237 1/2 237 1/2 + 1/2 31700 356+
DEC 03 239 - 38 3/4 240 238 1/2 238 3/4 + 3/4 79362 1121+
MAR 04 244 1/2 245 244 244 + 3/4 5805 83+
            456705 3013-

 

 

大 豆     --- やや高値寄りつき、やや下げ僅かに高値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 581 - 80 581 575 576 1/2 - 1/2 11913 2994-
MAY 03 579 1/2 - 79 580 1/4 574 1/4 576 3/4 + 1 3/4 114916 1255+
JUL 03 578 1/2 - 78 579 573 1/4 576 + 1 3/4 49197 318+
AUG 03 567 1/2 - 67 568 564 1/2 564 3/4 + 2 1/4 6904 127+
SEP 03       546 + 3 3/4 4883 81+
NOV 03 527 - 26 1/2 529 524 528 1/4 + 5 1/2 43607 781+
            234073 417-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
MAR 17820 +30 MAR 2056 -21 MAR 318 1/4 + 5 3/4  
MAY 17670 +50 MAY 2072 -20 MAY 316 + 5 3/4  
JUL 17480 +30 JUL 2084 -18 JULY 310 1/2 + 5 3/4  
AUG 16940 +110 AUG 2076 -14 SEP 314 1/2 + 5 1/4  

 

 

本日の相場の動き

 

コーン・大豆ともに、金曜遅くに流れた「アルゼンチン穀物取り扱い業者による政府のVAT(税)取り扱いに抗議するストライキが今週5日間続く」、という報道にA/C/E取引からやや確りの流れで本日のの寄付きをむかえた。未だ収穫最盛時期までの時間はある故、直接的な影響が出るとは考えられていないものの、心理的な材料として本日のセッションでは材料視されることとなった。(農家の収穫作業は続行されるが輸出成約の進捗は5日間見ることが出来ない)

10時ごろ発表の週間輸出検証はコーンは中立、大豆へはややサポーティブに捉えられた。

コーン5月限はやや高値でスタートしたが、特に大きな値動きも見られず235を中心として上下ハーフセントというのが本日の値動き、方向感なく、小幅レンジでの値動きに限られ、そのまま1セント強高いレベルで本日の取引を終了している。
ダイズ5月限。やや高値でスタートし輸出検証高がややサポーティブだったこともあり序盤は578というレベルを保つ事となったが、中盤からはやや値を落とす展開。正午頃に本日の安値をつけた後、引けにかけてやや値を戻してそのまま取引を終了。

上記アルゼンチン情報に加え、ブラジルではカーニバル週間という事。米国の農家売りは相変わらず振るわず、カントリーベーシスは確りである事、今週以降も中西部では平年以下の気温推移が継続すると予想されている点等は、本日の相場の下支え要因となっている。

 

本日ファンド筋はコーン市場で1500枚の買い越し、ダイズ市場は2500枚の買い越しと見られている。本日時点でのネットポジション、コーンは約37,000枚のショート、大豆は約69,000枚のロングだと見られている。(推定)

 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (3月08日〜3月12日)】 

  気温 降水量
西部ベルト MB B/N
東部ベルト MB N

来週にかけて中西部では気温は大きく平年を下回る事となる。

ブラジル 

週末、北部の降雨は限られたもの、南部産地における前線の到来は特にリオグランデドスル州中・南部において活発な降雨となり(2-3インチ)有益な降雨となった。

今週、南部産地では平年比よりウエットな状況となる。北部産地においてはほぼ平年並み推移。今週の予想では、北部産地は50%の範囲に0.5-2.0インチ。南部産地地域では90-95%と広範囲に亘り1-3インチの降雨予想となっている。又、気温は各地でほぼ平年並み推移が予想されおり問題視されていない。

北部産地での降雨は限られたものとなっており、殆ど問題はない。南部地域においては、現在の降水量は大豆の成熟に有益。(収穫の為の)ドライパターンは今月中旬以降必要となってくる。

アルゼンチン 

金・土と適度な降雨に恵まれた。先週の降雨は結局ベルトの80%以上の地域に0.5-2.0インチの降雨を齎した。又気温も幾分クールダウンし、最高気温も70度後半〜80度と適度なレベルを保った。

今週は水曜まで全般的にドライ推移。木曜以降週末にかけて再び前線の到来となる。降雨の中心は産地北部、コルドバ、サンタフェなどで、全体の50%のコーン・大豆産地に0.4-1.4インチまでの降雨が予想されている。気温もほぼ平年並み推移の見込み。

結果、同国産地におけるクロップコンディションは引き続き良好な状態を維持すると見られている。

南アフリカ

週末、先般的にドライとなった。気温は南西部の一部地域で100度レベルとなったが、それ以外の産地では80度前半〜90度前半まで。今週は週央以降、降雨が戻ってくる。週末にかけて50%の範囲に0.4-1.6インチまでの降雨が予想されている。 予報どおりの展開となれば作物にとっては有益な降雨となる。

 

本日の発表等

 

1)農務省−週間輸出検証高 

(単位 : 千トン)

  2月27日の週 2月20日の週 昨年同週 今年度累積 昨年度累積
コーン 595.2 656.4 1,480.4 18,880.7 21,807.8
ダイズ 837.8 960.4 482.0 20,798.0 21,275.4
小麦 283.5 266.4 345.5 17,528.5 20,256.9

大豆/コーンともにほぼ中立。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・ダイズ)

コーン5月限は2月上旬の245を高値にこの2月は終盤に232というレベルまで下げる事となった。一月の農務省発表後のこのレベルからほぼ一ヶ月で再びこのレベルまで戻ってくることとなったが、主因としては需要サイドの不調に尽きる。国内畜産マージンの慢性的な低下から来る生産量の低迷は昨年からの流れを依然として引き継いでいる。この流れは今シーズン一杯続く可能性もある。それから輸出サイドの不振。これも毎週の各種報告からも明らか。これら二大需要要因はコーン価格をこの230−245というサイクルから上に出す事をこれまで躊躇わせてきた。しかし、今の価格の流れが今後更に下へ(230以下へ)向いていくことはないように思えてならない。先ずは3月へ入った事。現在の大きなファンドのショートポジションはこの3月という節目を境にに、徐々に「スプリングラリー」への期待をもった動きに転ずるのではないか。上記需要サイドの要因は未だ解決できぬままではあるものの、3月以降、よりサプライサイドの不確定要因に相場は左右されやすくなると見ている。引き続く需要低迷に3月は230を下回る相場展開を予想するファンダメンタリストも少なくないが、ここは敢えて「アップトレンド−3月」を予想したい。従い、3月中のプライシングについては現レベルから230にかけての指値で臨む。(A)

ダイズは先週の高値からの調整局面を今週はむかえるという意見変わらず。5月限は本日の安値から570辺りを目標に抑える方針で臨みたい。(A)

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)