米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年3月6日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや高値寄りつき、やや高値で引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| MAR 03 | 239 1/4 - 39 | 240 | 238 | 239 3/4 | + 3 | 11712 | 4164- |
| MAY 03 | 239 1/2 - 38 3/4 | 240 1/2 | 238 | 240 1/4 | + 3 | 177587 | 2512- |
| JUL 03 | 240 1/2 - 40 | 242 1/2 | 239 3/4 | 242 1/4 | + 3 | 135263 | 590- |
| SEP 03 | 241 1/2 - 41 | 243 | 241 | 242 1/4 | + 2 1/4 | 32631 | 264- |
| DEC 03 | 243 1/4 - 43 | 244 | 242 1/4 | 243 1/2 | + 2 1/4 | 80981 | 839+ |
| MAR 04 | 248 - 47 3/4 | 249 | 247 3/4 | 248 3/4 | + 2 1/4 | 5747 | 27+ |
| 448413 | 6678- |
大 豆 --- ほぼ変わらず寄りつき、やや安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 03 | 569 1/2 - 69 | 570 | 562 1/4 | 562 1/2 | -6 | 6024 | 1043- |
| MAY 03 | 568 - 67 | 569 | 562 | 562 1/4 | - 5 1/4 | 114251 | 1028- |
| JUL 03 | 565 1/2 - 65 | 567 | 560 | 560 1/4 | - 5 1/4 | 49044 | 119- |
| AUG 03 | 554 1/2 - 54 | 556 | 550 | 550 1/2 | - 4 1/2 | 6979 | 22+ |
| SEP 03 | 536 1/2 | 539 | 533 1/2 | 533 1/2 | - 4 | 5111 | 24- |
| NOV 03 | 519 1/2 - 19 1/4 | 520 1/2 | 516 | 516 1/4 | - 3 1/2 | 44399 | 313- |
| 228724 | 2455- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| MAR | 17360 | -250 | MAR | 2039 | + 8 | MAR | 321 | - 1/2 | 117.18 - 117.38 |
| MAY | 17190 | -280 | MAY | 2054 | + 11 | MAY | 313 3/4 | - 1/4 | |
| JUL | 17010 | -260 | JUL | 2065 | + 9 | JULY | 311 1/4 | + 3/4 | |
| AUG | 16520 | -250 | AUG | 2057 | + 7 | SEP | 316 | + 1 1/2 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
ここ数日の流れを本日も引き継ぎマーケットはやや高値で寄り付いた。
寄り付き前には週間輸出成約の発表。コーンへは予想以上の大きな数字が発表され、これは現在のテクニカルな動きを後押しする材料となった。セッション中は殆ど大きな動きなく5月限は終日239-240をといった非常に狭いレンジない取引。しかししっかりとファンドの買い物は続いておりそのまま高値を維持した形で引けをむかえている。
これまでのコーン売り・大豆買いという商品間スプレッド商いの利食いも本日積極的に行なわれ、コーン・大豆両市場の値動きには影響することとなった。
(ダイズ)
輸出成約はほぼ予想範囲内。大豆はコーンと対照的に引き続きファンド売りが優勢な状態が本日も継続。寄り付きこそほぼ変わらずのスターととなったもののすぐに値を削る展開に。本日の終盤本日の安値をつけた後やや戻す場面もあったが力なく、結局は本日のほぼ安値圏での引けとなっている。
中国のキャンセルについては未だ未確認ではあるが、市場の頭を抑える要因となっている。又、ブラジルでは順調な収穫進捗から輸出港へは順調に貨物が到着しているとの報道も心理的な下げ要因となった。
本日ファンド筋はコーン市場で6,500枚の買い越し、ダイズ市場は7,000枚の売り越しと見られている。本日時点でのネットポジション、コーンは約35,500枚のネットショート、大豆は約54,600枚のネットロングだと見られている。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
NOAA 米国各産地6-10日間予報 (3月11日〜3月15日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A | B |
| 東部ベルト | N | B/N |
西部・東部ベルトともに降水量は平年を下回る予想となった。
ブラジル
昨日の降雨はベルトの中部に限られ、雨量は0.25〜0.75インチ、ベルト全体の10%にとどまった。降雨は本日から南部ベルトで始まり週末まで続く。この雨量は0.25〜1.25インチ、ところにより2.5インチとなりベルト全体の65%をカバーする。今週の南部での降雨により鞘入れの最終段階となっている同地域の大豆には有益な水分補給となる。一方のベルト北部は降雨による障害もなく収穫が進展しよう。ベルト中部は降雨により大豆の収穫が若干ながら遅延する可能性がある。
アルゼンチン
昨日の降雨はベルト北部中心に0.25〜1.25インチ、ところにより2.5インチの降雨が大豆ベルト全体の65%、コーンベルトの30%をカバーした。本日よりベルトの北部でまた週末にかけてはベルトの東部で降雨があり、雨量は0.25〜1.0インチ、大豆ベルトの70%、コーンベルトの60%をカバーする。一連の降雨は鞘の成長期にある大豆には有益となる。
| 本日の発表等 |
【寄り付き前の発表】
| 1) USDA発表 週間輸出成約高(2月27日の週) (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 輸出成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 1,411.8 | -50.0 | 25,369.3 | 28,995.3 | 5,465.2 | 237.7 |
| 大豆 | 339.4 | 0.0 | 24,645.5 | 25,177.5 | 4,021.0 | 77.0 |
| 小麦 | 140.0 | 10.0 | 19,183.9 | 21,582.4 | 3,272.0 | 112.0 |
| 大豆粕 | 28.9 | 0.1 | 3,995.0 | 5,097.8 | 1,237.3 | 244.6 |
| 大豆油 | 32.8 | 0.0 | 541.4 | 535.6 | 207.0 | 0.0 |
大豆はほぼ範囲内、コーンは予想以上にてサポーティブ。
| 2) USDA発表 週間輸出船積高(2月27日の週) (単位:千トン) |
| 輸出高 | 輸出高累計 | USDA通年予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 721.6 | 745.7 | 19,904.1 | 21,710.1 | 46,360 |
| 大豆 | 763.5 | 925.0 | 20,624.5 | 21,069.5 | 25,580 |
| 小麦 | 335.9 | 178.5 | 15,911.9 | 18,191.8 | 24,490 |
| 大豆粕 | 81.2 | 165.1 | 2,757.7 | 3,291.4 | 5,440 |
| 大豆油 | 5.5 | 44.3 | 334.4 | 405.6 | 1,000 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
事前予想を大きく上回る週間輸出成約高や期近3月限に対するデリバリー通知が3枚と限られたことなどを材料としてファンド筋のショートカバーが本日も旺盛となった。本日ファンド筋は約6500枚買い越したとみられており、大豆市場の売り越し枚数約7000枚とは対照的。コーン売り・大豆買いのスプレッドがはめられておりその巻き返し局面となっている。新穀限月は今後6日〜10日間の天候予想で中西部で平年を下回る降雨が予想されており現在進行している西部ベルトでの記録的な水分不足とあわせ明日の市場では強材料となろう。しかし、昨日も述べたように、確たるファンダメンタルズ上での強材料や天候不安の確認がない限りにおいてはこの動きも一時的となり、期近で本日のレベルより後3セント程度、また新穀限月も3〜5セント程度のアップが限界とみている。明日の相場でそれが実現されれば、来週以降は期近の輸出、国内需要の動き、また天候、コーンの作付け面積予想などが現在の予想と大きくかわらなければ再びダウントレンドとなろう。(H)
(ダイズ)
今週の調整局面はこれまでの短期間での上昇局面とそれによって膨らんだ大きなファンドロングを一気に解く展開となっている。勢いがついていることもその下げ幅をここまでもってきている要因と言える。しかしその調整もそろそろではないかと見ており、うまく買い下がる形で対処したいところ。
ブラジルではマットグロッソ州で20%収穫終了(昨年18%)、ゴイアスでは23%(同20%)とのこと。主要輸出港であるパラナグアでは過去2日で既に100,000トンの船積みが行なわれ、港への道では40キロ近いトラックのラインが出来ているとの情報もある。今後10-12日間で470,000トンの船積みが予定されているらしい。順調な天候推移も手伝い、いよいよこちらの方もエンジンがかかってきているようだ。一方では南部主要生産州であるリオグランデドスル。実際には既に80%の大豆が遺伝子組み替えものだとも言われている同州ではその扱いをどうするのか近々政府からの発表が予想されている。同州も3月中旬以降は収穫開始となる為、早期に決着がつくものと予想はされるが、動向は気になるところ。アルゼンチンは今週のストライキ、続いているがそれに対する政府側の声明はまだ何も発声されていない。今のところ来週以降のストライキ表明はないが、やはり3月中旬以降に再発するようであればこれまた収穫作業・その後の流通の妨げとなる訳でこの先の材料となりうる。 南米よりの報道にも耳を傾ける必要がありそうだ。(A)
【ご注意】
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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)