米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年3月7日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変わらず寄り付き、そのまま変わらずで引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAR 03 239 3/4 - 39 1/2 240 3/4 239 1/4 239 3/4 +0 8984 2728-
MAY 03 240 1/2 - 40 241 1/4 239 1/4 240 -1/4 173292 4295-
JUL 03 242 1/4 - 42 242 3/4 241 241 1/2 -3/4 134388 875-
SEP 03 242 1/2 243 1/4 241 1/4 241 3/4 -1/2 32614 17-
DEC 03 243 1/4 - 43 244 242 243 -1/2 79847 1134-
MAR 04 248 1/2 - 48 1/4 249 247 1/2 248 1/4 -1/2 5815 68+
            439502 8911-

 

 

大 豆     --- やや安値寄りつき、やや高値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 562 1/2 - 61 1/2 565 559 3/4 564 1/2 +2 4285 1739-
MAY 03 561 - 59 1/2 564 1/2 558 563 1/4 +1 111186 3065-
JUL 03 558 1/2 - 58 563 556 562 1/4 +2 48890 154-
AUG 03 550 1/2 553 548 551 1/4 +1 7007 28+
SEP 03 534 - 33 1/2 535 531 533 1/2 +0 5397 286+
NOV 03 515 1/2 - 15 518 1/2 514 1/4 516 1/4 +0 43694 705-
            223355 5369-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
MAR 17390 +30 MAR 2028 -11 MAR 313 -8 116.44 - 116.95
MAY 17260 +70 MAY 2039 -15 MAY 304 1/2 -9 1/4  
JUL 17060 +50 JUL 2052 -13 JULY 303 -8 1/4  
AUG 16610 +90 AUG 2045 -12 SEP 307 -9  

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 

特に材料のインプットもなく、昨日と酷似した動き。終盤5月限は241.25まで上げる場面もあったが、その後戻し、中心取引レンジは239.50-240.50とほぼ1セントに限られそのまま取引を終了している。

本日は小麦市場がファンド売りに拍車がかかり急落していたことが昨日まで上昇ムードを維持してきた相場の頭を抑える役目を果たしたが、つられてコーンも下げる、という展開にまでは至らなかった。農家売りが冴えない中、現物市場はタイトな状況が続き。本日の受渡し通知もゼロ。又メキシコからは期近の買付けを臭わせる動きなども入り、輸出港での現物市場もやや確りを保った。

(ダイズ) 

昨日のフォロースルーもありやや安値で寄り付くと序盤に本日の安値5月限で558までつける。しかしその後は続かず相場は回復し、セッション中盤は563-564といったレンジでの取引となった。終盤再び560を目指したが下げ切れず、再度やや値を回復して前日比やや高値で本日の取引を終了した。

中国の米国産大豆キャンセルというニュースや、良好なブラジルでの収穫進捗、或いは輸出港への順調の貨物の流通などのニュースも引き続き市場へのプレッシャーとなったが、今週の急落を見た後の週末ということもあり、最後はやや値を戻して弾けている。

台湾がブラジル大豆56,000トンを成約したというニュースがあった。

本日ファンド筋はコーン市場で6,500枚の買い越し、ダイズ市場は7,000枚の売り越しと見られている。本日時点でのネットポジション、コーンは約35,500枚のネットショート、大豆は約54,600枚のネットロングだと見られている。(推定)

 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (3月12日〜3月16日)】 

  気温 降水量
西部ベルト A B
東部ベルト N N/B

引き続き西部・東部ベルトともに降水量は平年を下回る予想となっている。特に西部ベルトでの平年を下回る降雨はやや強材料視される。

ブラジル 

昨日の降雨は0.25〜0.75インチ、所により1.75インチとなり南部の約三分の一の地域をカバーした。今後降雨は南部からベルト中部に広がり来週の火曜日にかけて0.5〜1.5インチ、所により3.5インチの降雨がベルトの75%をカバーするだろう。ベルト北部での降雨は限られて大豆の収穫の進展には大きな影響はない。南部州では鞘入れ後期の大豆には一連の水分補給は作柄を一層良化する事となる。

アルゼンチン 

昨日の降雨は0.1〜0.35インチでベルトの15%をカバーするにとどまった。本日も降雨は限定的となり次の降雨はベルト北東部に今週末に訪れる。雨量は0.25〜1.0インチ、所により2.0インチとなり大豆ベルトの65%、コーンベルトの55%の地域をカバーする。この降雨により大豆の産地では水分が補給されて大豆の鞘の成長を安定させよう。ベルト南西部の20%の地域ではドライとなっており週末の降雨が期待されるところだが、少量の降雨しか期待できない。

 

本日の発表等

 

【引け後の発表】

1) コミットメント オブ トレーダーズ (3月4日現在) (単位:枚) 

 

  オプションなし  ⇔ 市場事前予想 オプション込み
大豆 ロング  62,927 ロング  62,600 ロング  62,825
大豆粕 ロング   28,209 ロング   24,500 ロング   27,669
大豆油 ロング  18,514 ロング   13,100 ショート   5,340
コーン ショート   42,622 ショート  45,000 ショート  49,448
小麦 ショート  8,728 ショート   7,000 ショート   12,236

コーン、大豆ともにほぼ予想範囲内。

 

2) USDA 週間ローンデータ (FEB28 WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル) 

【コーン】

  9ヶ月残高 先週比 FORFEIT計 先週比 REDEEMED計 先週比
2001クロップ 2.7 -2.8 0.5 0.0 1,391.5 2.8
2002クロップ 1,164.5 -2.4 0.0 0.0 154.8 15.0

【大豆】

  9ヶ月残高 先週比 FORFEIT計 先週比 REDEEMED計 先週比
2001クロップ 0.3 -0.3 1.4 0.1 310.1 0.3
2002クロップ 290.7 -7.2 0.0 0.0 86.6 9.2

ほぼ中立的内容。

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

昨日と意見変わらず。本日もファンド筋は約4,000枚の買い越しとしてネットショートを3日続けて減少させた。来週に発表される農務省の需給報告の内容次第ではあるが、期近のスローな輸出を背景にして米国の期末在庫が上方修正される可能性が高いこと、また南米の天候が理想的に推移していることからアルゼンチン、ブラジルでのコーン生産が上方修正される可能性が高いこと、また新穀は大豆からの転作でコーンの収穫面積が増加することやトレンド収量を採用した生産高が昨年度比大幅に増加することなどから期末在庫は大幅に緩和することなどを材料に来週以降は現在のレベルから下降トレンドに再び転換すると考えている。新穀12月限は3月中に220セント台が実現してもおかしくない。(H)

(ダイズ)

【今週の相場回顧】 調整局面は来た

5月限でいうと月曜は575-580が取引レンジ。先週末に一旦の高値を見た後、今週は予想通り調整を見る週となった。引け値ベースでは12セント程であるが、本日の安値は558まで見る事となり、そのレベルは2月上旬のレベルまで下がる事となった。 
これまで余りに急激な上昇を続けてきた。本日発表のコミットメントオブトレーダーズでも火曜時点でのファンドネットロングはほぼ63,000枚にまで膨らんでいた事。その後本日までの3日間では約13,000枚の売り越しだと推測される。ファンダメンタルズとしては、アルゼンチンのストライキ。収穫前という事もあり材料視とまでは行かなかった。ブラジルでの順調な天候推移と、早期収穫分の輸出港への流れ。本日時点では既に60キロ程のトラックの列がパラナグア港へ続いているとの情報もある。現時点では順調に船積みも行なわれているるとの報道は心理的プレッシャーとなった。その他、中国の大連取引所での急落と、2-5杯分とも言われる米国大豆成約キャンセル情報。特に、4日(火)に、このキャンセル報道を口火にファンド売りに火がついた動きは印象的だった。この勢いが、当初の予想以上の調整局面を生み、本日の550台まで至らせた主因ではなかろうかと考えている。先週金曜、この欄での目標レベルは565まで。従い、調整局面は来たものの、自身想定していた以上の今週の動きという事になった。

【来週以降の展開】 来週は、再び上昇相場へ向けての足固めとなる

さて、先週に頂点をつけた後の今週の調整。とりあえずファンドネットロングも本日終了時点では50,000枚を切るあたりまできたと言われる。これまでの勢いを見ると、来週頭にもうひと動き下への展開を見る可能性はある。しかし今週の下げを見ることで、ファンド売りも一服。来週以降のファンド売りには商業筋も含めた買い物も対抗し始めると思われる。ファンドロングの整理が進む割りに値動きへは影響しにくい展を予想している。又上述の弱材料も今週の相場へ織り込まれており、来週以降の材料にはなりにくい。そして火曜の農務省発表でやはりタイトな期末在庫を確認した上で、再び相場は上昇を開始する・・というシナリオ。この560-565というレベルを中心に来週は値を固め、再びの上へ向けての準備に入るものと予想している。(A)

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)