米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年3月10日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄り付き、安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAR 03 239 1/4 239 1/4 236 3/4 237 1/4 - 2 1/2 5873 3111-
MAY 03 238 1/2 - 38 1/4 238 3/4 236 237 - 3 169686 3606-
JUL 03 240 - 39 3/4 240 1/4 237 1/2 238 1/4 - 3 1/4 133773 615-
SEP 03 240 3/4 - 40 1/2 240 3/4 238 238 3/4 - 3 32498 116-
DEC 03 241 1/2 - 41 1/4 241 1/2 238 1/2 239 1/2 - 3 1/2 79661 186-
MAR 04 246 3/4 - 46 1/2 246 3/4 244 1/4 244 3/4 - 3 1/2 5873 58+
            431987 7515-

 

 

大 豆     --- やや安値寄りつき、やや高値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 565 1/2 - 65 567 536 1/2 566 1/2 + 2 3820 465-
MAY 03 564 - 63 1/2 566 1/2 561 3/4 565 3/4 + 2 1/2 113714 2528+
JUL 03 563 1/2 - 63 564 3/4 560 1/2 564 + 1 3/4 48185 705-
AUG 03 553 - 52 1/2 554 550 1/2 553 3/4 + 2 1/4 7108 101+
SEP 03 535 - 34 535 532 534 + 1/2 5571 174+
NOV 03 518 - 17 1/2 518 513 1/2 516 1/4 + 0 44742 1048+
            226110 2755+
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
MAR 17470 +80 MAR 2024 -4 MAR 311 3/4 - 1 1/4 116.47 - 116.80
MAY 17320 +60 MAY 2029 -10 MAY 305 + 1/2  
JUL 17120 +60 JUL 2045 -7 JULY 301 3/4 - 1 1/4  
AUG 16690 +80 AUG 2038 -7 SEP 306 1/2 - 1/2  

 

 

本日の相場の動き

 

コーン・大豆とも、発表前に取引量は超閑散

(コーン) 

寄り付きから安値。ややギャップをつけて開始すると序盤のうちに5月限で236-237へ一気に下落した。その後は取引終了まで殆ど動き無し。236.50-237といった非常に限られたレンジを小刻みに動くに留まった。又取引量も30,000コントラクト台と閑散市場となった。

週末は中西部でも一部降雨を見、気温も日曜夜からかなり下がっている事、南米は引き続き順調な天候推移。と、天候面でのネガティブなインプットが先ずあった。 

本日セッション中は、序盤(実際には相場は下がり切った後、と言ってよいが)に週間輸出検証高の発表。コーンの数字は予想範囲を下回りネガティブな内容となった。

先週後半の値の上げ方が急であった事は、農務省発表を前にして「買い過剰感」に繋がり本日のムードを先ず作った事。その中での動きが50.30.15日と各移動平均線を下回った事もテクニカルに売りシグナルとなった事、明日の農務省需給報告がネガティブな内容になるとの見方が大勢を占めた事なども、閑散市場の中、本日も下げ相場の要因となった。

(ダイズ) 

大豆市場も極めて閑散。農務省発表前ということもあってか、取組みは非常に限られた。30,000枚に達していないと見られる。それでも、明日の農務省発表においては、期末在庫がやや下方修正されるといった見込みが市場を支配した事から、引けにかけては手前限月中心にジリジリ値を上げる展開、そのままやや高値で本日の取引を終了している。

中国では、当初この9月までとしていたGMO作物輸入の一時的な許可措置を、来年4月まで延長するとアナウンスされた事は米国大豆には支援材料となった。
COFCOよりは同国(中国)の大豆輸入量を15.5-16.5百万トンとしたコメントが流れ、市場へはややサポーティブとなった。

アルゼンチンでは、大豆収穫は未だ、2%程。しかし、先週行なわれたストライキを再度実行するという動きがある事から、目先需要の米国へのシフト懸念も、若干の材料となった。

台湾は56,000トンのブラジル大豆を成約している。

本日ファンド筋はコーン市場で3,000枚の売り越し、ダイズ市場は1,000枚の売り越しと見られている。本日時点でのネットポジション、コーンは約32,000枚のネットショート、大豆は約48,900枚のネットロングだと見られている。(推定)

 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (3月15日〜3月19日)】 

  気温 降水量
西部ベルト MA/A A
東部ベルト MA A

降水量が東部・西部ベルト共に平年を上回る。シカゴ周辺も本日はマイナス15度程度まで冷え込んだものの今週末にかけて段階的に気温は上昇して週末は60度台となる。

ブラジル 

週末の降雨は0.5〜1.75インチとなり北西部ベルトを除き全域をカバーした。今後降雨は南部より北部に移動して今週はベルト全域の80%をカバーして0.5〜3.0インチの降雨をもたらそう。週末にかけては北部に降雨が到着して同地区の大豆の収穫作業を若干ではあるが妨げる事となろう。

アルゼンチン 

先週末には降雨は北部から東部に移動して、ベルトの65%の地域に0.25〜1.0インチの降雨をもたらした。この降雨によりドライ気味の天候が続いていたコルドバ州南部、ブエノスアイレス北西部地域に待望の水分補給がなされた。今週末にかけてはベルトの30%の地域に0.1〜1.0インチ程度の降雨が期待されている。作柄は全般的に良好に進展している。

 

本日の発表等

 

1)農務省−週間輸出検証高 

(単位 : 千トン)

  3月6日の週 2月20日の週 昨年同週 今年度累積 昨年度累積
コーン 469.6 598.2 884.9 19,353.4 22,692.6
ダイズ 780.4 864.5 610.2 21,662.6 21,885.6
小麦 367.5 285.7 591.0 17,900.5 20,848.0

コーンの数字にはやや失望。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

明日の農務省の需給発表を前にした先週末にかけてのファンド筋のショートカバーは本日はなりを潜め、ファンド筋は逆に本日約3000枚の売り越しとなった。明日の発表では、スローな米国コーンの輸出検証高よりどれくらい輸出量が下方修正されるのか、またアルゼンチン・ブラジル南米コーンの生産高がどれくらい上方修正されるのかなどが注目される。発表内容次第ではあるが意見変らず、旧穀・新穀の期末在庫上方修正にともない価格は先週の引け値レベルよりじり安傾向となることを予想する。3月限は230セントを目指し、12月限は220セントを目指した動きとなろう。 (H)

(ダイズ)

先週の一方的な調整局面に一服感は感じているものの、ここから一気の再上昇・・といったムードにも無い。先ずは明日の発表を見て、ファンダメンタルズの確認とそれに対する市場の反応を確認してみたいところ。(A)

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)