米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年3月13日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値で寄り付き、期近以外はほぼ変わらずで引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAR 03 238 - 37 3/4 239 1/4 234 235 1/4 - 2 1/4 1717 1120-
MAY 03 236 - 35 3/4 236 3/4 234 1/4 235 1/2 + 0 173468 1390+
JUL 03 237 237 3/4 236 236 3/4 + 1/4 134143 289+
SEP 03 238 1/2 238 1/2 237 237 1/2 + 1/4 32727 24+
DEC 03 239 1/4 - 39 239 3/4 238 1/2 239 + 1/4 80110 125+
MAR 04 244 3/4 244 3/4 244 244 1/4 + 1/4 5995 31+
            432893 741+

 

 

大 豆     --- やや高値寄りつき、高値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 571 576 1/2 570 576 + 9 1/4 1870 492-
MAY 03 569 1/2 - 68 3/4 576 568 575 1/4 + 9 3/4 112550 398+
JUL 03 567 - 66 1/2 573 1/2 565 1/2 573 + 9 1/2 47294 241-
AUG 03 557 562 555 561 3/4 + 9 1/4 7025 20-
SEP 03 535 539 1/2 535 539 + 7 6004 156+
NOV 03 515 1/2 - 15 1/4 518 1/2 514 3/4 518 + 4 1/2 45628 128-
            223359 358-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
MAR 17720 +390 MAR 2085 +21 MAR 310 1/2 + 4 118.25 - 118.67
MAY 17450 +310 MAY 2088 +19 MAY 303 1/4 + 4  
JUL 17260 ++310 JUL 2098 +21 JULY 301 3/4 + 4  
AUG 16800 +270 AUG 2088 +23 SEP 306 3/4 + 4 3/4  

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン・大豆) 

コーンの週間輸出成約高は市場予想の範囲内。しかし、大豆のコールが高かった事もありコーンもつられて僅かに高値でのスタートとなったが、そのレベルが本日の高値。その後は、11:30ごろに本日の安値をつけるまでほぼ一方的に下げの展開となる。その後も引けにかけては5月限235を挟んだ小刻みな動きに終始し、そのまま前日比ほぼ変わらずのレベルで取引を終了している。特に新規材料のインプットがあった訳でもなく、天候材料は引き続きややネガティブ、上下どちらにも動きづらい状態が維持される形となった。

今晩より韓国は105,000トン(オリジン不明)、加えて食用コーンの入札を予定している。

大豆の週間輸出成約高は市場予想を上回り寄り付き前の強材料となった。
昨日の引け値圏5月限で565-564といったサポートラインが跳ね返された格好となり、本日はややギャップをつけての寄り付き。相場はそのまま昨日の高値を抜き去り5セント程レベルアップ。序盤に574レベルに達すると、その後は引け前まで573-575といったレンジ内で小刻みにアップダウンする展開となった。そして引け際再度ファンドの買い物がはいり更に高値引け。寄り付きが本日の安値、引けが本日の高値という形となった。

昨日の下落からの売り過剰感に、寄り付き前の強気な輸出成約が合わさり本日の高値相場を形成する事となった。

台湾はカーギルから5月上積みブラジル大豆を買い付けた。

本日ファンド筋はコーン市場でほぼイーブン、ダイズ市場は7,000枚の買い越しと見られている。本日時点でのネットポジション、コーンは約36,500枚のネットショート、大豆は約53,900枚のネットロングだと見られている。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (3月18日〜3月22日)】 

  気温 降水量
西部ベルト B/N A
東部ベルト A/MA A

西部ベルトの気温は平年を上回るから下回るに変化。降水量は依然として平年を上回る。昨夜シカゴ周辺も降雨となり気温の上昇とともに覆われていた路面の雪が溶け出している。今週末は気温は60度台に急上昇する。来週の平年を上回る降雨とともに作付け前のコンディションとしては土壌水分の蓄えとなり良化することとなる。

ブラジル 

昨日はミナス・ジェラエス州中部、マト・グロッソ州中北部から中東部にかけて0.25〜1.0インチ、所により3.0インチの降雨があり、ベルト全体の25%をカバーした。この降雨は土曜日まで北部に停滞してその後南部に日曜日に到達し月曜日にはベルト中部に移動する。一連の降雨により0.25〜1.25インチ、所により3.0インチの降雨がベルトの70%の地域にもたらされる。北部ではこの降雨により大豆の収穫が若干ではあるが停滞する。しかし、来週はドライ気味の天候となる為大きな問題とはならない。南部での降雨は成長期最終場面の大豆には恵みの雨となる。

アルゼンチン 

日曜日から月曜日にかけてブエノスアイレス州南東部中心に0.1〜0.75インチの降雨がベルトの30%の地域をカバーする。南部地域約10%ではドライ天候により大豆の作柄がストレスを受けているがその他の地域は問題なく進展している。来週にかけても現在ドライな南部地域ではドライ天候が続く。コーンの収穫に付いてはドライ気味の天候により恩恵を受けて遅延なく進展することが予想されている。

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1)  USDA発表 週間輸出成約高(3月6日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 705.5 0.0 26,074.7 30,042.2 5,631.2 237.7
大豆 638.7 0.0 25,284.2 24,854.0 3,589.8 77.0
小麦 281.4 0.0 19,465.2 21,897.0 3,146.3 112.0
大豆粕 101.3 5.9 4,096.2 5,227.1 1,185.0 250.6
大豆油 0.5 0.0 541.9 547.7 194.7 0.0

コーンはほぼ予想範囲内、大豆は予想以上にてややサポーティブ。

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(3月6日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 539.4 721.6 20,443.5 22,703.9 44,450
大豆 1,069.8 763.5 21,694.4 21,244.5 26,130
小麦 407.0 335.9 16,318.9 18,666.2 23,810
大豆粕 153.6 81.2 2,911.2 3,522.3 5,440
大豆油 12.8 5.5 347.2 429.0 950

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

明日は3月限の最終取引日となる。セッション後半にはADM社が約300枚の3月限売り、5月限買いのスプレッド取引を行い3月限はプラスサイドからマイナスサイドに転じるとともに3月・5月のスプレッドは逆鞘から順鞘となった。明日の最終取引日での受け渡しが同社より大量に出るのではないかとの憶測も流れている。本日の動きも昨日同様に整理商い中心となりファンド筋はネットポジションを変化させていない。しばらくは農家売りの薄い中、堅調な輸出港価格を背景とした期近高が続いていたが明日の3月限の終了の仕方により5月限以降が同様に堅調に動くことが出来るかは大いに疑問となる。中国、南半球からの輸出競争が激化することから今後は需給の見直しが起こり5月限以降はじり安傾向をたどることを予想する。意見変らず5月限以降は現在のレベルより10〜15セントが今後4月末にかけて実現するのではないか、また新穀12月限は220セントを伺う展開を予想している。(H)

 

 

(ダイズ)

本日の輸出成約では、中国で仕向け地不明からの振替60,000トンを含め128,400トンの成約(ネット)が確認され、今シーズンの累積数字では約720万トンとなっている。これは昨年同期比171%の水準となっている。先週には2-5杯のキャンセルの噂も出ていたが、結局今回の内容を見る限り、その実態は殆ど報告されていない。この事も本日の高値相場を呼んだ一要因と言えよう。又、昨日の安値5月限565-564といったレベルがサポートされた事もファンドの会を再び煽った要因と考える。目先は5月限で560-580あたりをレンジとしたアップダウンを繰り返す展開。ファンドの抱えるロングは、2月末につけた高値580超えで一旦その利食いが行なわれる可能性が強くそこから先(6ドルへの道)はもう少し先にお預けといった感があるが、5月限560というラインを底値にこのアップダウンを繰り返しながらも、相場の底上げは今後も続く事になる。(A)

 

【ご注意】

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)