米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年3月14日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや安値で寄り付き、期近から安値で引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| MAR 03 | 232 - 31 | 233 1/2 | 229 3/4 | 230 | - 5 1/4 | 889 | 828- |
| MAY 03 | 234 3/4 - 34 1/2 | 235 | 232 3/4 | 233 | - 2 1/2 | 175478 | 2010+ |
| JUL 03 | 236 1/4 - 35 3/4 | 236 3/4 | 234 1/2 | 234 3/4 | - 2 | 136800 | 2657+ |
| SEP 03 | 237 1/4 - 37 | 237 1/2 | 236 | 236 1/4 | - 1 1/4 | 80429 | 400- |
| DEC 03 | 238 3/4 - 38 1/2 | 239 | 237 1/2 | 238 | - 1 | 6008 | 319+ |
| MAR 04 | 244 1/4 | 244 1/4 | 242 3/4 | 243 | - 1 1/4 | 511 | 13+ |
| 436677 | 2784+ |
大 豆 --- やや安値寄りつき、期先ははやや安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 03 | 575 - 74 1/2 | 578 1/4 | 574 | 577 3/4 | + 1 3/4 | 1113 | 757- |
| MAY 03 | 574 1/4 - 73 1/2 | 577 1/2 | 572 3/4 | 574 1/2 | - 3/4 | 118805 | 6255+ |
| JUL 03 | 572 - 71 1/2 | 574 | 570 1/4 | 571 1/2 | - 1 1/2 | 49079 | 1785+ |
| AUG 03 | 560 | 562 1/2 | 559 1/2 | 559 3/4 | - 2 | 7104 | 79+ |
| SEP 03 | 538 1/2 | 539 1/2 | 535 1/2 | 536 1/4 | - 2 3/4 | 6078 | 74+ |
| NOV 03 | 517 - 16 1/2 | 518 | 513 1/4 | 514 1/2 | - 3 1/2 | 45438 | 190- |
| 230482 | 7123+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| MAR | 17830 | +110 | MAR | 2085 | +0 | MAR | 311 | + 1/2 | 118.30 - 118.55 |
| MAY | 17580 | +130 | MAY | 2079 | -9 | MAY | 299 1/2 | - 3 3/4 | |
| JUL | 17340 | +80 | JUL | 2089 | -9 | JULY | 295 3/4 | - 6 | |
| AUG | 16830 | +30 | AUG | 2080 | -8 | SEP | 300 1/2 | - 6 1/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン・大豆)
コーン。本日は3月限の限落ち日。昨日より大手搾油業者の大量の受渡しが予想されていた事もあり、特に3月限の地合は弱かった。それにつられるように他限月も弱含みでスタート。下記のように韓国の中国産手当という報告もややネガティブに作用した。しかし、全般的に材料難の閑散市場。値動きとしては、寄り付きが本日の高値で、引けが本日の安値。高値から2セント強下値の本日の安値をつけるまで、殆ど反発する動きも見られず、ズルズルと値を削る展開でそのまま取引を終了している。
スパークス社が発表した作付予想は80.672百万エーカー。前回予想が81百万台だったので、微減させた形。しかし市場へのインパクトは限られた。
韓国は105,000トンの中国産non-gmo食品用コーンを昨晩買付け、メキシコは米国産コーンを80,000トン成約している。
大豆。値動きは、昨日序盤に上昇していこう定着していた5月限574中心の流れをそのまま引き継いだ形。上下幅5セントの中を本日も575中心に上げ下げした後、前日比ほぼ変わらずで引けをむかえている。 新穀11月限についてはやや状況が異なり、序盤に本日の高値から5セント程値を削ると、その後は514-515を中心レンジとした動きを続け、そのままの引け、前日比3セントの安値となった。下記のスパークスの数字は、先の農務省アウトルックフォーラムでの見通しが72.2百万エーカーと発表されていた事もあり、本日の新穀限月には、ややネガティブに作用する形となった。
スパークスの数字は72.899百万エーカー。1月の発表72.624からは上方修正という形となっている。
本日ファンド筋はコーン市場で2,500枚の売り越し、ダイズ市場は1,000枚の買い越しと見られている。本日時点でのネットポジション、コーンは約31,600枚のネットショート、大豆は約51,300枚のネットロングだと見られている。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
NOAA 米国各産地6-10日間予報 (3月19日〜3月23日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | N/B | N |
| 東部ベルト | N/A | A |
ベルト西部での降雨は平年並みに、東部では引き続き平年を上回る降雨が同時期予想されている。
ブラジル
昨日はベルト北部中心に0.25〜1.25インチ、所により3.0インチの降雨がありベルト全体の25%をカバーした。今後5日間に渡りベルト北部中心に降雨が続き、0.25〜1.5インチ、所により3.0インチの降雨がベルトの85%の地域をカバーすることとなる。ベルト北部での降雨により同地区の大豆の収穫は遅延することとなる。
アルゼンチン
昨日の降雨は0.1〜0.5インチ、ベルトの10%の地域をカバーするにとどまった。来週前半には北部、東部ベルトで0.1〜0.75インチの降雨がベルト全体の25%をカバーする予報となっている。ベルト南部中心に大豆ベルトの10%の地域で乾燥天候によるストレスが発生している。その他の地域では土壌水分は十分に確保されており大豆の仕上げ時期での問題はない。南部地域の大豆は更なるストレスを避ける為にも来週にでも降雨が必要となっている。コーンは来週も順調な収穫が期待できる。
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) コミットメント オブ トレーダーズ (3月11日現在) (単位:枚) |
| オプションなし | ⇔ 市場事前予想 | オプション込み | |
| 大豆 | ロング 48,316 | ロング 51,900 | ロング 47,660 |
| 大豆粕 | ロング 17,948 | ロング 20,900 | ロング 17,292 |
| 大豆油 | ロング 15,921 | ロング 15,300 | ショート 3,897 |
| コーン | ショート 27,620 | ショート 35,100 | ショート 61,926 |
| 小麦 | ショート 13,686 | ショート 16,200 | ショート 16,617 |
コーンはややネガティブ。大豆は中立。
| 2) USDA 週間ローンデータ (MAR11 WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル) |
【コーン】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 2.0 | -0.7 | 0.5 | 0.0 | 1,392.1 | 0.6 |
| 2002クロップ | 1,164.9 | 0.4 | 0.0 | 0.0 | 184.8 | 30.0 |
【大豆】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 0.2 | -0.1 | 1.4 | 0.1 | 310.2 | 0.1 |
| 2002クロップ | 281.6 | -9.1 | 0.0 | 0.0 | 97.6 | 10.0 |
ほぼ中立的内容。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
3月限のトレードは本日最終日を迎えたが、ADM社中心に大量のデリバリーがかかり一時前日比6セント近くまでの下げとなった。本日は韓国向けに中国メイズの成約がこの夏場積みで確認され中国メイズの輸出の勢いがなかなか衰えないことも印象つけられた。今後中国に加え南米からの競争を受けることとなり米国コーン輸出がどれくらい下方修正されるかが注目されてくる。期近の地合の悪さは本日の3月限の終了の仕方で印象つけられており、ファンド筋のショートも予想より少ないことから来週は徐々に下方へ売り圧力が強まることを予想する。一方の新穀限月は本日、スパークス社の作付け面積予想、80.67百万エーカー(前回農務省80.5百万エーカー)と発表され数字自体は中立ながら、旧穀に比べて大幅な需給バランスの改善は明らかであり、新穀限月が旧穀限月価格を上回るレベルで推移する状況は長くは続かないと考える。意見変らず。5月限以降の旧穀限月は4月末にかけて現在のレベルより10〜15セント安のレベル、新穀12月限ベースで220セント割れを伺う展開を予想する。(H)
(ダイズ)
【今週の相場回顧】
値動きとしては、先週金曜日に5月限560割れを見、ほぼ1週間続いた修正局面(約20セント)に終わりを継げた後、今週は再び上昇局面となった。2月末の高値580台には及ばなかったものの、本日の高値は577.50とほぼ2週間ぶりの高値をつけるに至った。 ファンダメンタルズとしては農務省の需給報告が市場にインプットされた。市場の予想範囲内で、輸出が20百万BU増加、搾油を15百万BU削り、期末在庫は165⇒160百万ブッシェルへとやや下方修正される事となった。 その他、今週の週間輸出成約でも中国のキャンセルが確認出来なかった事なども市場を押し上げる要因となった。
【来週の動き】
今週の上昇の流れを引き継ぎ、来週序盤は5月限で580を狙う展開も考えられる。しかし、現在の市場ムード、材料から判断して、現在の流れのまま2月末の高値を更新する動きに発展するとは考えていない。580前後ではファンドよりの利食いなどが先行して今回の上げは頭を押さえられる形になると見ている。この560−580というレンジから上に抜ける展開はもう少し先。3月終盤か。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)