米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年3月19日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 僅かに高値寄り付き、やや高値で引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAY 03 230 3/4 - 30 1/2 232 229 1/4 231 1/2 + 1 3/4 179047 656-
JUL 03 231 1/4 - 31 232 3/4 230 1/4 232 1/4 + 1 1/2 140650 2875+
SEP 03 232 3/4 - 32 1/2 234 1/4 231 3/4 233 3/4 + 1 1/2 36477 1798+
DEC 03 234 1/2 - 34 235 232 3/4 234 1/4 + 3/4 83817 117+
MAR 04 239 1/2 240 1/4 238 1/2 240 + 1 1/2 6361 193+
MAY 04 244 244 1/2 243 244 1/2 + 2 628 11+
            451271 4351+

 

 

大 豆     --- やや安値寄りつき、安値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 03 570 1/2 - 71 1/2 573 1/2 569 570 1/2 - 3 1/2 117837 826+
JUL 03 569 - 68 570 3/4 566 1/2 568 1/4 - 3 49599 125+
AUG 03 557 - 56 1/2 559 1/4 555 557 - 2 1/4 7010 170-
SEP 03 534 - 33 536 1/2 532 1/2 534 1/2 - 1 1/2 6475 70+
NOV 03 510 1/2 - 10 515 1/4 509 3/4 513 - 1/4 45872 212-
JAN 04 514 1/2 518 514 516 + 1/4 1870 11-
            229911 710+
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
MAY 17120 -240 MAY 2117 +14 MAY 294 3/4 - 1 1/4 119.26 - 120.44
JUL 16950 -230 JUL 2127 +16 JULY 292 1/4 - 1 1/4  
AUG 16530 -210 AUG 2115 +14 SEP 297 3/4 - 3/4  
SEPT 15990 -130 SEPT 2095 +17 DEC 308 1/2 - 1/4  

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン・大豆) イラク開戦を前に、市場も活気なし

コーン セッション前半の動きはほぼ昨日の取引レンジの延長、5月限で230を挟み上下1セント未満の動きに留まったが、昼前から相場は上昇、引け際の232レベルまで後半だけでほぼ2セント値位置を上げ、本日の高値引けとなっている。

3月限の受渡し425枚のうち417枚がキャンセルされたとの報は本日の相場を支える一材料となった。又昨日5月限の229ラインがサポートされた事、現在のファンドのネットショートが56,000枚程度に膨らんでいる点(レコードは69,000枚)も下値への抵抗として相場に表れる事となった。しかし、取引自体は比較的閑散、対イラク開戦を前に、市場も息を潜める形になっている。

大豆 本日はインサイドデー。5月限はややギャップをつけ3セント程の安値でスタート。寄り付きレンジで本日の安値をつけるも、その後も方向感なく、571-572を中心レンジとした小刻みな動きに終始。セッション後半に本日の高値をつけた後はやや上下動が激しくはなったものの、上げきらず下げ切らず。結局は寄り付きレベルとほぼ変わらずレベルで期近から3セント程の安値を保ち本日の取引を終了している。

中国政府当局のアナウンスでブラジル大豆輸入に関するSAFETY CERTが現在発行されていると言う事、又4月中に中国到着予定のブラジル大豆本船の予定は現在のところ順調に推移している等のニュースは、寄り付き前から本日の弱材料として作用する事となった。特に期近限月の値動きには敏感に反映される形となった。

本日ファンド筋はコーン市場で2,000枚の売り越し、ダイズ市場は1,000枚の売り越しをしたと見られている。本日時点でのネットポジション、コーンは約56,620枚のネットショート、大豆は約49,800枚のネットロングだと見られている。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (3月24日〜3月28日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N B/N
東部ベルト A/N B/N

降水量は同時期平年を下回るから平年並みへと変化。本日はシカゴ周辺は朝から小雨模様なっている。

ブラジル 

昨日の降雨は限定的、0.25〜1.25インチの降雨がベルトの10%をカバーするに止まった。本日も北部の約1/3の地域で小雨がちらつき、今後明日から金曜日にかけては降雨は南部から再び北部に移動する。雨量は0.25〜1.25インチ、ところにより2.5インチとなりベルト全体の55%をカバーすることとなろう。今週末にかけてのベルト北部での降雨により同地区の大豆の収穫は幾分か遅延するだろう。しかし、雨量も限られることから作柄に悪影響を与えるものではない。

アルゼンチン 

昨日はベルト全域でドライ天候となった。週末にかけてベルトでは平年を上回る気温、またドライとなるだろう。降雨の可能性は南部、東部の限られた地域で0.1〜0.5インチ、ベルト全体の10%をカバーするに止まる。南部州での大豆の作柄はこの平年を上回る気温、ドライ天候により悪化するが全体の10%以下の地域に限られる。一方のコーンの収穫作業はドライ天候が寄与して今週は順調に進捗することが予想されている。

 

本日の発表等

 

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ      

(単位 : 千トン)

  明日の予想 先週の発表数字
小麦 300-400 281.4
コーン 600-800 705.5
大豆 300-500 638.7
大豆粕 50-100 29.0
大豆油 10-15 32.8

【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)

 

    3/15の週      前週   
肥育用ブロイラー卵導入数    98 98
肥育用ブロイラー雛鶏導入数 97 96

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

本日注目する点はファンド筋が更に約2000枚の売り越しとしていること。これで推定56,600枚程度のネットショートとしている。昨日も述べたがファンダメンタルズを考えると今後更なる下値を探る展開ではあるがさすがに市場では売り過剰感がでている。本日のファンド筋のショートで短期的な戻し場面が来る確率は高まった。本日は期近を中心として商業筋の買いが入り価格を下支えしている。明日以降ファンド筋の売りがとまれば5月限で235セント、12月限では237〜238セント越えをトライする展開を予想する。ファンド筋のテクニカルなショートカバーが一巡すれば市場は再び下降線をたどると考えている。(H)

 

(ダイズ)

数時間後には、開戦か・・。本日の市場はその動向を見守る・・といった印象を受ける。意見変わらず目先はレンジ内取引継続。特に今週後半は再び5月限560へ向けての展開を予想している。

91年の湾岸戦争時のチャートを見ても、原油価格に影響を受け以外については特に大きな傾向は掴めない。寧ろ、短期決戦終結後に相場が上昇する傾向・・という部分は辛うじて見ることが出来る。それまでは沈黙、という事か。(A)

 

【ご注意】

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)