米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年3月20日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄り付き、やや高値で引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAY 03 233 1/4 - 32 3/4 234 232 3/4 233 3/4 +2 1/4 178028 1019-
JUL 03 233 3/4 - 33 1/2 234 3/4 233 1/2 234 1/4 +2 140551 99-
SEP 03 235 235 3/4 234 3/4 235 1/4 +1 1/2 37479 1002+
DEC 03 236 - 35 1/2 237 235 1/2 236 1/4 +2 84473 656+
MAR 04 241 1/4 242 1/4 241 1/4 242 +2 6369 8+
MAY 04 245 1/2 246 1/2 245 1/2 246 1/4 +1 3/4 690 62+
            451891 620+

 

 

大 豆     --- ほぼ変わらず寄りつき、やや高値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 03 570 - 69 576 569 574 1/2 +4 115271 2566-
JUL 03 567 1/2 - 66 1/2 574 566 1/2 572 1/4 +4 50492 893+
AUG 03 556 562 556 560 1/4 +3 1/4 6903 107-
SEP 03 534 538 534 537 1/4 +2 3/4 6621 146+
NOV 03 513 517 1/2 513 516 1/2 +3 1/2 46306 434+
JAN 04 520 520 519 1/2 519 3/4 +3 3/4 1909 39+
            228814 1097-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
MAY 17210 +90 MAY 2138 +21 MAY 294 3/4 +0 120.00 - 120.34
JUL 17050 +100 JUL 2143 +16 JULY 295 +2 3/4  
AUG 16590 +60 AUG 2130 +15 SEP 300 1/2 +2 3/4  
SEPT 16020 +30 SEPT 2103 +8 DEC 309 3/4 +1 1/4  

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン・大豆) 

コーン 寄り付き前の週間輸出成約高では百万トンを超える大きな数字となり支援材料とされた。その流れから寄り付きもほぼ1セント半のギャップをつけての高値でスタート。寄り付き後が本日の安値。その後は非常に狭い範囲内でのチョッピーな動きとなる。5月限で値動きのレンジは上下ほぼ1セント。233〜234の間は終日価格は保たれそのまま取引を終了している。

本日は上記輸出成約に端を発し、ファンドのショートカバーが主体となったが、取引自体は閑散な部類となった。

台湾が56,000トンの米国(或いは亜産)コーン、韓国は50,000トンの中国産コーンの入札をそれぞれ控えている。

大豆 中西部での現在の降雨はややネガティブ。又、大豆自身の輸出成約高は予想通りとなったが、大豆粕の数字が大きく出た事、大豆油にファンド買いが集まっていた事もあり、ほぼ変わらずでの寄り付きもその後はジワジワと値位置を上げる展開となる。中盤までに5月限で575前後まで上昇するとその後は取引終了まで574-576レンジでの上げ下げを繰り返し、そのまま引けとなった。

ブラジルパラナ州では50%の収穫が終了したとの報。作付エリアは8%アップもイールドは6.45%ダウン。

本日の輸出成約で中国向けに(スイッチ分を含め)107千トンの確認がされた事は、市場に好感された。

本日ファンド筋はコーン市場で2,000枚の買い越し、ダイズ市場は1,500枚の買い越しをしたと見られている。本日時点でのネットポジション、コーンは約54,620枚のネットショート、大豆は約51,300枚のネットロングだと見られている。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (3月25日〜3月29日)】 

  気温 降水量
西部ベルト B/N A
東部ベルト N/A A

一転して西部・東部ベルトで降水量は同時期平年を上回るとなった。コーン作付け前の天候パターンとしては弱い材料。

ブラジル 

昨日の降雨はベルト北部中心。雨量は0.1〜1.0インチ、ベルト全体の20%をカバーした。本日降雨は南部に移動して明日には中部ベルトに移動する。また今後5日間はベルト北部でも降雨チャンスがあり雨量は0.25〜1.25インチ、ところにより3.0インチとなりベルトの75%の地域をカバーすることとなる。ベルト北部では今後の降雨により大豆の収穫作業が妨げられる可能性があるが作柄を悪化させるほどではない。

アルゼンチン 

昨日は0.1〜1.0インチの降雨が北部から東部ベルトに移動してベルトの30%をカバーした。今後は来週の月曜日までドライ天候が続き引き続き南部のダブルクロップの大豆の作柄に悪影響を与えるだろう。しかし同地区はベルト全体の10%未満となっており全体的には大豆の作柄は良好を維持している。

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1)  USDA発表 週間輸出成約高(3月13日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 1,169.3 0.0 27,244.0 31,132.6 6,013.2 237.7
大豆 338.2 0.0 25,617.4 25,074.0 3,371.4 77.0
小麦 417.0 16.0 19,882.3 22,472.3 3,223.8 128.0
大豆粕 152.7 24.8 4,241.5 5,309.8 1,189.8 275.4
大豆油 14.8 0.0 556.6 555.7 196.0 0.0

コーンは強材料、大豆は中立。大豆粕がややサポーティブとなった。

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(3月13日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 787.3 539.4 21,230.8 23,849.3 44,450
大豆 556.6 1,069.8 22,246.0 22,118.8 26,130
小麦 339.5 407.0 16,658.5 19,089.6 23,810
大豆粕 147.8 153.6 3,051.7 3,760.2 5,440
大豆油 13.4 12.8 360.6 441.8 950

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

明日も5月限で235セント、12月限では237〜238セント越えをトライする展開を予想する。ファンド筋のテクニカルなショートカバーが一巡すれば市場は再び下降線をたどると考えている。(H)

 

(ダイズ)

意見変わらず目先はレンジ内取引。5月限では565-560あたりにかけてのチャンスは未だ十分あり、ターゲットと置きたい。3月も早い。既に31日の農務省発表を前に7営業日を残すのみとなった。しっかりと意識するべき点は、2002年度産の米国期末在庫はタイトである事。又新穀大豆についても作付意向はやや小さな数字になると言う点である。特に旧穀の期末在庫がタイトである点については現在の相場トレンドの大元となる大きなファンダメンタルズである。短期的な調整局面を見ながら、或いは現在のようなレンジ取引を繰り返しながらも、今年1月の農務省需給報告後につけた安値(5月限で540レベル)以降の上昇トレンドに変わりがないのも、この大きな事実があるからこそである。南米玉の現物化は今後の弱材料とされ勝ちであるが、過度な(下値への)期待は持つべきではない。寧ろ、3月末の在庫報告・作付意向発表後は、益々上値への警戒をしなければならないと考えている。(A)

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)