米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年3月25日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- ギャップをつけてやや安値寄り付き、僅かに安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAY 03 227 3/4 - 27 1/2 229 1/2 227 1/4 228 1/4 - 3/4 171705 2834-
JUL 03 228 - 27 1/2 229 1/2 227 1/4 228 1/2 - 1/2 141483 523-
SEP 03 229 1/4 - 29 230 3/4 229 229 1/2 - 3/4 37828 363+
DEC 03 231 1/2 - 31 232 1/2 230 1/2 231 1/4 - 1/4 85408 465+
MAR 04 237 238 236 3/4 237 + 0 6635 230+
MAY 04       241 + 0 707 6+
            448201 2168-

 

 

大 豆     --- 僅かに高値寄りつき、やや高値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 03 572 - 71 1/2 574 569 3/4 573 1/2 + 3 3/4 113553 2926-
JUL 03 569 - 68 1/2 571 1/2 567 1/2 570 3/4 + 3 51337 241+
AUG 03 556 1/2 559 1/4 556 558 3/4 + 3 1/2 6901 95-
SEP 03 535 - 34 1/2 537 534 536 1/2 + 3 1/4 6725 22+
NOV 03 514 1/2 516 1/2 514 516 1/4 + 2 1/2 45011 538-
JAN 04 519 519 1/2 518 519 1/2 + 2 1/2 1902 7-
            226825 3316-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
MAY 17060 +190 MAY 2027 + 8 MAY 281 + 0 119.85 - 120.21
JUL 16910 +170 JUL 2135 + 5 JULY 282 3/4 + 1/2  
AUG 16510 +140 AUG 2125 + 7 SEP 288 + 1/2  
SEPT 15960 +130 SEPT 2105 + 4 DEC 298 1/2 + 1  

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン・大豆) 

コーン 本日も寄り付きは1セント強ギャップをつけるスタートとなった。しかし寄り付きのレンジで本日の安値を付けるとそのまま相場は昨日の引け値レベル(5月限で229前後)まですぐに戻しそこで本日の高値をつけた。その後は229-228といった非常に狭いレンジでの取引に終始し、そのまま取引を終了している。 本日は中西部でのタイムリーな降雨や、需要サイドからの材料に引き続き事などもあり、ファンドの旺盛な売り圧力から昨日に引き続き新安値を更新したが、商業筋よりの活発な買い物も見られ、値動きとしては最小限に留まる形となった。

タイ飼料会社が120,000トンの中国産コーンを成約したという報告があった。
米国、テキサス州ではコーンの作付進捗は22%と言われる。過去5年平均(現時点)が37%だったこともあり、やや遅れている。

大豆 寄り付きのレンジが本日の安値。その後は5月限571を中心とした殆ど動きのない展開となった。午後に入ってから取組み薄の中、多少のファンド買いが相場はやや押し上げる形となり、引けにかけて若干上昇。本日の高値をつけたところで取引を終了している。閑散取引。

中国が西海岸積みで更に大豆を手当したとの噂が流れた。
今週あたりから中西部の搾油業者の稼動ペースも数%スローダウンする見込み。大豆粕にはややサポーティブ、又ブルスプレッド取引も目立つようになっている。
韓国は3月末に約150,000トンの大豆入札を行なう予定。まだオリジン等の明細はわかっていない。

本日ファンド筋はコーン市場で6,000枚の売り越し、ダイズ市場は500枚、買い越しだと見られている。コーンでは商業筋の買い越しが推定で3,000枚ほどに昇ったと見られる。本日時点でのネットポジションは、コーンは約48,400枚のネットショート、大豆は約51,600枚のネットロングだと見られている。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (3月30日〜4月03日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N N/A
東部ベルト B/N N/B

昨日の降雨はベルト中部中心となり、雨量は0.1〜0.35インチ、ベルトの15%の地域をカバーした。本日はベルト南東部で0.1〜0.5インチの降雨があり,コーンベルトの15%の地域、また小麦ベルトの40%の地域をカバーする。今後は木曜日から土曜日にかけてベルト一帯に降雨があり、雨量は0.25〜1.5インチ、コーンベルトの85%の地域をカバーすることとなる。一連の降雨の活動により来月に控えたコーンの作付けを前にして土壌水分は大幅に改善することとなる。

ブラジル 

昨日の降雨はベルト北西部中心で雨量は0.25〜1.0インチ、所により2.0インチを記録、ベルト全域の35%をカバーした。今週一杯ベルト北部では降雨が続き、雨量は0.5〜2.0インチ、ところにより4.0インチともなり、ベルト全域の50%をカバーすることとなる。マトグロッソ州、ゴイアス州では大豆収穫作業の妨げとなる。今週一杯で降雨がベルト北部で止まない場合は作柄への悪影響も今後懸念されるところ。

アルゼンチン 

昨日はベルト全域で略ドライ天候となった。この天候は今後2日間続き、次の降雨のチャンスは木曜日にベルト南部で始まり金曜日から土曜日にはベルトの北部まで到達する。雨量は0.25〜1.0インチ、ところにより2.5インチとなりベルトの75%をカバーすることとなる。今週まで続いていたドライ天候により南部の大豆の作柄に悪影響を与えているが今週後半の降雨により状況は改善する。コーンの収穫は逆にドライ天候により順調に進捗している。

 

本日の発表等

 

 

1)ブリッシュコンセンサス

 

  3/25/03 3/18/03 3/11/03 3/4/03 2/25/03
大豆 63 63 62 62 66
大豆油 48 47 45 44 43
大豆粕 63 67 67 69 71
コーン 39 39 42 69 38
小麦 19 23 26 42 32

 

 

 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

ファンド筋の売りが止まず本日も推定約6000枚の売り越しとした模様。ファンド筋のネットショートはこれも推定48,400枚程度となっており市場では短期的には売り過剰感が出始めており、どのような強材料にも過敏に反応し易くなっている。しかし、その強材料がなかなか見当たらない。期近限月は引き続きスローな米国コーン輸出需要、また中国、アルゼンチンからの競争などがあり反発する気配がない。一方の12月限以降についても今のところコーンの作付けを妨げる天候条件とはなっていない。3月末に発表されるコーンの作付け意向面積で市場が織り込みつつある前年比150〜200万エーカー増を大きく下回らない限りにおいてはテクニカルな反発場面が明日、明後日にあったとしても短期戦となり、再び下降トレンドとなると考える。5月限は今週220セント半ば、12月限は230セント割れをそれぞれテストして突き抜けるものと考えている。(H)

 

 

(ダイズ)

ブラジルではパラナグア港で約2百万トン、20日間程の遅れと伝えられる。本日も噂として中国の米国西海岸積み大豆買付けが再び出てきた。しかし市場は閑散、ムードが悪い。ファンドのネットロングも頭を抑える要因となっており、どうにも動けない状態となっている。本日は若干戻す形にはなったが、期近で560を目指すといった短期的な下落場面はすぐにでもやってきそうな雰囲気である。暫くは様子見の姿勢。(A)

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)