米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年3月26日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 僅かに高値寄り付き、一旦上げるも変わらずで引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAY 03 228 1/4 - 28 229 1/2 227 3/4 228 - 1/4 172559 854+
JUL 03 228 3/4 - 28 1/2 230 228 1/4 228 1/2 + 0 142379 896+
SEP 03 229 3/4 - 29 1/2 231 229 1/2 229 1/2 + 0 38684 856+
DEC 03 231 1/2 - 31 1/4 232 3/4 231 1/4 231 1/4 + 0 85090 318-
MAR 04 237 1/2 - 37 238 1/4 237 237 1/2 + 1/2 6660 25+
MAY 04 241 1/2 242 241 241 3/4 + 3/4 708 1+
            450534 2333+

 

 

大 豆     --- ほぼ変わらず寄りつき、安値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 03 573 1/2 - 73 574 3/4 564 1/4 569 - 4 1/2 111706 1847-
JUL 03 570 571 3/4 562 566 3/4 - 4 51186 151-
AUG 03 558 1/2 559 1/2 551 555 - 3 3/4 6797 104-
SEP 03 536 536 529 1/2 531 1/2 - 5 6817 92+
NOV 03 516 1/2 - 16 1/4 517 1/4 509 512 1/4 - 4 44494 517-
JAN 04 520 520 513 515 3/4 - 3 3/4 1932 30+
            224338 2487-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
MAY 16950 -110 MAY 2091 -36 MAY 284 1/4 + 3 1/4 119.99 - 120.16
JUL 16810 -100 JUL 2098 -37 JULY 286 + 3 1/4  
AUG 16410 -100 AUG 2091 -34 SEP 292 1/2 + 4 1/2  
SEPT 15890 -70 SEPT 2078 -27 DEC 301 3/4 + 3 1/4  

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン・大豆) 

コーン やや高値でスタートし、暫くは5月限229-229.50レンジでの取引が続いたがそこで本日の高値をつける。その後は大豆の下げや、中西部における天候推移が引き続きネガティブな材料となっている事、もありやや値を落とすが昨日の安値を再びトライする展開とはならず何とか支えられた格好となった。特に新規材料のインプットもなく、ほぼ変わらずで取引を終了している。

大豆 寄り付きことは昨日の高値を保つ事となったが、そこが本日の高値。以降は値を削る展開。5月限で570付近までは徐々に値を下げたが、この570を割れてからは一気にファンドの売り注文が集中する事となり565まで下落。このレベルでは積極的な商業筋の買い注文が受けて立つ格好となり本日の安値をつけると引けにかけては徐々に値を回復。しかし昨日の引け値までは戻せず前日比4セント前後値を落として本日の取引を終了している。ファンド売り越しが大量に記録されたが、コマーシャルの買い越しも7000枚程あったと言われている。

来週の月曜に迫った農務省発表を前に、ファンドが一気にポジション整理に走った格好となった。

ブラジルではABIOVEが同国大豆生産量を50.8百万トンと発表。前回の49.6百万トンから上方修正している。
米国内大豆粕需要不振、搾油マージン問題等は、本日もネガティブな材料として扱われた。

本日ファンド筋はコーン市場で500枚の売り越し、ダイズ市場は19,000枚の売り越しだと見られている。本日時点でのネットポジションは、コーンは約48,900枚のネットショート、大豆は約32,600枚のネットロングまで整理されたと見られている。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (3月31日〜4月04日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N N/A
東部ベルト N N

昨日はベルト南部で降雨があり、雨量は0.1〜0.65インチを記録、小麦ベルトの50%、コーンベルトの25%の地域をカバーした。次の降雨のチャンスは木曜日から土曜日にかけてあり、雨量は0.25〜1.25インチ、コーン・小麦ベルトの85%の地域をカバーする予定。一連の降雨は来月に控えたコーンの作付け前の土壌水分を良化することとなる。上記向こう6〜10日予報でも気温・降水量ともに平年並みとなり異変の兆候は見られない。

ブラジル 

昨日の降雨はベルト北西部中心となり、雨量は0.25〜1.25インチ、ベルト全域の25%をカバーした。今週一杯は降雨はベルト北部に残り、0.25〜1.5インチ、ところにより3.5インチもの降雨がベルト全域の50%をカバーすることとなる。マトグロッソ、ゴイアス各州では大豆収穫作業がこの雨で大幅に遅れることとなる。この降雨は今週末には収束することが予想されているがもし来週も北部ベルトで降雨があれば作柄に悪影響がでてくる可能性がある。

アルゼンチン 

昨日、本日とベルト全域でドライ天候となる。降雨はベルト南部より本日の夜半より開始して土曜日までベルト北部に移動する。一連の降雨量は0.25〜1.0インチ、ところにより2.5インチとなりコーンベルトの75%、大豆ベルトの85%をカバーする予定。現在進行中のドライ天候は南部ベルトのダブルクロップ大豆の鞘入れに悪影響を及ぼしている。また、週末にかけての降雨によりコーンの収穫作業の遅延が懸念されるところ。

 

本日の発表等

 

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ      

(単位 : 千トン)

  明日の予想 先週の発表数字
小麦 300-450 433.0
コーン 800-1,100 1,169.3
大豆 300-400 338.2
大豆粕 75-125 177.5
大豆油 10-15 14.8

【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)

 

    3/22の週      前週   
肥育用ブロイラー卵導入数    98 98
肥育用ブロイラー雛鶏導入数 99 97

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

コーン市場はとなりの大豆市場の大幅な下落にも影響を受けほぼ前日と変らずの引けとなった。本来ならば明日発表予定の週間輸出成約高の発表や来週月曜日の農務省の在庫報告・作付け意向報告を前にしてファンド筋の買い戻しに値戻ししてもよいはず。しかし、ポジション調整的な買い以外は入らず相場をアップトレンドに変化させるだけの材料は見つからない。昨日も述べたが、期近は米国コーンの輸出需要が中国、南米の競争を受け更に悪化するイメージ、また期先は4月前半までの天候で強材料が見つからないこと、また今週末にかけて広範囲の降雨がベルト全域で予想されていることなどから、来週月曜日の農務省の発表で予想外の数値が発表されない限り再びダウントレンドとなろう。4月半ばまでは5月限、12月限ともに220セントを目指す展開を予想する。(H)

(ダイズ)

ムードの悪い中痺れを切らしたファンド連中は本日大量の売り越しに走る事となった。本日の安値は今後2日で再度トライする可能性はまだあると考えるが、本日の565レベルがしっかりと支えられた動きも印象深く、深追いは避けたほうが無難と見る。農務省の発表を前にもう少しの玉の整理が行なわれれば、発表後は益々買われやすい環境になつのではないかと予想している。

ブラジルパラナグア港については様々な情報が飛び交っているが、某筋では既に港まで100キロ以上のラインが出来ているとの事。一部ではこの待機分の運賃を求めたストまがいの動きも出ているようで、今後も継続するようならば、荷役に影響も出てくるものと見られている。現在22杯の大豆と5杯の大豆粕が荷役中。そして30杯がバース待ちの模様。 これらによりアルゼンチンの現物動向(現在ブラジル比かなりのディスカウントとなっている)や又米国産へのデマンドという動きも考えられ、今後の動向にも気をつけたい。(A)

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)