米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年4月2日

 

 

本日の相場

とうもろこし  --やや高値での寄り付き、そのまま引け--

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE 

CHG 

 

OPEN INT 

 

CHG 

 
MAY 03  241 - 40 1/2  241 1/2  238 3/4  240 1/4  + 3/4  152226  6340- 
JUL 03  240 1/2 - 40 1/4  242  239 1/4  240 1/2  + 3/4  143254  2333- 
SEP 03  241  241 3/4  239 1/2  240 1/2  + 1/4  39079  75+ 
DEC 03  242 3/4 - 42  242 3/4  241  242 1/4  + 1/4  85385  21- 
MAR 04  247 1/4 - 47  247 3/4  246 1/2  247 1/2  + 1/2  7266  317+ 
MAY 04  250  250 1/2  249 1/2  250 1/4  + 0  875  103+ 
            432990  7991- 

 

 

大 豆     ---高値寄り付き、大幅高値引け ---

 

?? OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
MAY 03  576 1/2 - 75 1/2  588  575 1/2  586 3/4  + 13  106951  181- 
JUL 03  575 - 74  585 1/4  574  584 1/2  + 12 1/2  55877  993+ 
AUG 03  562  571 1/2  562  571  + 11 1/4  7232  32- 
SEP 03  535  540 1/2  535  540  + 6  7225  226+ 
NOV 03  513 - 12 1/2  517 1/2  512 1/2  517  + 5 1/4  44160  1298+ 
JAN 04  520  520  518  520  + 5 1/4  2147  26+ 
            225346  2362+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG   

WHEAT 

 

CHG 

 
NY-YEN 
MAY  17390  +300  MAY  2170  +43  MAY  287 1/2  + 4 1/2  118.79 - 119.16 
JUL  17270  +280  JUL  2180  +44  JULY  290 1/4  + 4   
AUG  16750  +200  AUG  2167  +39  SEP  294 3/4  + 2 1/4   
SEPT  16010  +160  SEPT  2141  +31  DEC  305 1/2  + 1 3/4   

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  材料難の中ファンドのポジション整理は進む

本日のコーンマーケットは寄り付き時は昨日フォロースルーにて前日引け値比多少高値での取り引きとなるも、その後はファンダメンタルズの新しい材料にも欠け、極狭いレンジ内での取り引きに終始した。そんな中、ベルト東部にて作付けがかなり進捗しているという報告、ファンドの11,000コントラクトものショートカバーはそれぞれ上値・下値を支えることとなった。 

 

(ダイズ)  相次ぐ輸出報告にファンドが敏感に反応 

寄り付き時に商業筋の買いが入り出すと同時に、スペインが米国産大豆を110,000トン買い付けたというニュースがUSDAから出される。これは最近の南米産の出荷遅れによる米国大豆の需要増を裏付ける格好となり、これに敏感に反応したファンド筋の買いが入り、期近5月限・7月限で8〜9セント、新穀11月限で4セント以上上げることになった。さらに追い討ちをかけたのが中国が昨日二杯分の大豆の買い付けに関してオリジンをブラジルから米国に切り替えたというニュース。これを受けて更なる買いが入り、今日一日のファンド筋の買い越しは月曜日ストックレポートが発表された日のコーンよりも多い16000枚となる。期近5月限に関しては13アップにて、過去の契約最高値と同値をつけるに至った。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   ---予報は変わらず。来週の雨に期待--- 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (4月07日〜4月11日)】  

  気温  降水量 
西部ベルト  A  B/N 
東部ベルト  A/MA  N 

昨日は概ねドライで季節はずれなほど暖かい一日であった。今週は木曜と金曜に降雨を見る予定だが、その範囲はベルトの北部と南東部に限られる。来週の前半にはまとまった雨が降る予定であり、小麦ベルト全体とコーンベルトの80%に及ぶ。雨量は0.25〜1.0インチ、所により2.0インチ。この雨は麦の成長とコーンの発芽に良い影響を与えそうである。 

ブラジル    ---北部での収穫の遅れは週の後半まで続く--- 

昨日も引き続きベルト北西部にて降雨を見た。この雨は週の後半にかけてより広範囲にまたがる見通しであり、その範囲は今後5日間でベルトの約70%に及ぶ。マットグロッソとゴイアス両地域では相変わらず1/2が未収穫であり、その遅れは深刻になりつつある。その他の地域においては順調に収穫が進捗している。 

アルゼンチン  ---引き続きクロップにとって安定した状態が続く--- 

昨日も一日ドライな天候であった。この状態は今日・明日と続く。週末は南部と東部地域にて軽い雨を見そうである。ダブルクロップの大豆の鞘付きに必要な水分は既に潤沢であり、今週のドライな天候は収穫を通常どおり進捗させるはずだ。 

 

 

本日の発表等

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ       

(単位 : 千トン) 

  明日の予想  先週の発表数字 
小麦  250-350  373.7 
コーン  600-900  701.5 
大豆  200-300  327.6 
大豆粕  50-100  127.3 
大豆油  5-15  17.4 

【引け後の発表】 

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%) 

 

    3/29の週       前週    
肥育用ブロイラー卵導入数     98  98 
肥育用ブロイラー雛鶏導入数  99  99 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

ファンド筋の買い越しは本日も推定11000枚となり買戻しが継続した。本日はさすがに高値レベルでは商業筋のヘッジタイプの売りに押さえられて上げ幅は限られたが、引き続きファンド筋は10日の農務省の需給発表を前にしてショートカバーを継続することを予想する。期近5月限は本日240セント越えで引け目先達成感はある、今後更なる上伸には中国、南米からの輸出に何らかの問題が発生する必要があり現在の材料では245セントが精一杯か。期先12月限は245セントをまずは目指しその後は作付け期の天候如何となろう。(H) 

 

(ダイズ) 

中国の引き続く南米産ダイズよりのオリジンシフトの噂、又本日は農務省より110,000トンの米国産大豆がスペイン向けに成約されたというニュースも流れ、タイトな旧穀在庫見込みにナーバスになっている市場を大きく掻き立てる形となった。中国は3月の2.3百万トンに引き続きこの4月も1.5百万トン以上の大豆を受け入れる見込みとなっている。同国港在庫・搾油工場在庫は現在2百万トン弱で、約1ヶ月の搾油量に相当する。3月下旬より続く南米産の米国産へのシフトは米国需給バランスに今後確実に影響してくる事となり、今後の相場展開に与える影響も益々大きくなってくる事が予想される。本日の5月限は588と昨年9月の約定高値にタッチした。又7月限・11月限のスプレッド幅も67セントまで開きこれも値幅を更新している。 

本日の動きからも、いかにタイトな旧穀在庫が市場の懸念材料であるかと言う事がよくわかる。南米の大豊作と言うサプライサイドの材料が背景にありつつも、引き続く中国の動きはそれに勝るデマンドサイドの材料として十分に相場に作用している。ファンダメンタルズとしてこの流れは向こう数ヶ月変わらぬインパクトを市場へは与えつづける事から、現在の上昇トレンドは今後も続く。6ドル相場も目の前まで迫ってきたが、ここは追いかけずに一旦の調整局面を待ちたい。底上げは確実に進んでおりこの先560台にお目にかかれる機会は薄くなったと言わざるを得ないが、ターゲットとしては570台前半、手前限月で15セントあたりまでの下値チャンスは目先出てくると考える。(A) 

 

【ご注意】 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)