米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年4月4日
| 本日の相場 |
とうもろこし --やや安値寄り付き、変わらずの引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| MAY 03 | 238 1/2 - 38 1/4 | 239 1/2 | 237 3/4 | 239 | + 1/4 | 139093 | 6099- |
| JUL 03 | 238 3/4 - 38 1/2 | 240 1/2 | 238 1/2 | 239 3/4 | + 1/2 | 142814 | 644- |
| SEP 03 | 238 1/2 | 240 | 238 1/4 | 239 | + 1/4 | 40390 | 690+ |
| DEC 03 | 239 1/2 - 39 1/4 | 240 1/4 | 239 1/4 | 239 3/4 | + 0 | 84045 | 562+ |
| MAR 04 | 245 | 245 1/2 | 244 3/4 | 245 | + 0 | 7081 | 24+ |
| MAY 04 | 247 1/2 | 248 1/2 | 247 1/2 | 248 1/4 | - 1/4 | 886 | 2+ |
| 419289 | 5394- |
大 豆 --- やや安値寄り付き、高値引け ---
| ?? | OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG |
| MAY 03 | 584 1/4 - 83 1/2 | 591 1/2 | 583 | 590 3/4 | + 5 1/2 | 113392 | 909- |
| JUL 03 | 581 1/2 - 81 | 589 1/2 | 580 | 589 | + 6 1/4 | 59778 | 267+ |
| AUG 03 | 569 - 68 1/2 | 576 | 568 | 575 1/4 | + 5 1/4 | 7388 | 352+ |
| SEP 03 | 539 1/2 - 39 | 545 1/2 | 539 | 545 | + 5 | 7563 | 102+ |
| NOV 03 | 516 | 521 1/4 | 515 | 519 1/2 | + 3 | 47104 | 1932+ |
| JAN 04 | 518 1/2 | 524 | 518 | 522 | + 3 | 2245 | 87+ |
| 778 | 44+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| MAY | 17450 | +270 | MAY | 2183 | +10 | MAY | 285 | + 3 1/2 | 119.88 - 120.03 |
| JUL | 17360 | +250 | JUL | 2191 | +9 | JULY | 289 1/4 | + 3 | |
| AUG | 16890 | +230 | AUG | 2178 | +7 | SEP | 295 | + 4 1/2 | |
| SEPT | 16110 | +170 | SEPT | 2145 | +3 | DEC | 305 1/4 | + 3 3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン) 材料難。取引量も限られる
大豆3品・小麦などの上げにサポートされるも、予報通りの雨がちな天候により上昇力にも欠け、動きに乏しいマーケットとなった。
中西部で現在降りだしている雨は多くの予報家が予想していた通りであったものの、事実を確認して弱気な材料とされ、寄り付き時は目立った買い注文は見られず、前日比やや安値にて取り引きされた。その後、台湾が入札で12000トンの米国産コーンを買い付けたことやコーン以外でのピットでの強気なマーケットに後押しされる形で徐々にファンド筋の買いが入り、値を上げていく。しかし前日の高値7月限で240辺りではまとまった売り注文が控えていた為に昨日に引き続き狭いレンジでの取り引きとなった。結局は前日終値とほぼ変わらずの引けを見る事となった。
(ダイズ) 本日も期近を中心に買われ、新穀・旧穀のサヤは更に広がる
前日の引け間際の弱気なマーケットのフォロースルーにより、やや下げて、限月によっては昨日と同値付近での寄り付きとなった。しかし今週続けて入った南米産から米国産へのスイッチの報告の影響や、ベアスプレッドタイプのファンド筋の取り引きにより、期近を中心として徐々に値を上げていくこととなる。特に旧穀7月限では契約新高値を更に更新することとなりファンドの買いを煽り、6セント強上げての引けとなる。新穀11月限は3セントアップに留まり、連日新・旧穀限月のサヤは広がる結果となった。
本日ファンド筋はコーン市場で1,000枚の買い越し、ダイズ市場では3,500枚の買い越しだと見られている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 ---中西部に雨が降り出す---
NOAA 米国各産地6-10日間予報 (4月09日〜4月13日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A | B |
| 東部ベルト | A | B |
いよいよベルトに雨が降り始めた。昨日は北東部を除いて殆どの地域にて降雨を見た。雨量は0.10〜0.75インチで、コーンベルトの35%、小麦ベルトの30程度に及んだ。シカゴでも夜高速を走っていると突然前が見えないぐらいに土砂降りの雨が降り出した瞬間もあった。この雨は東部を中心として今日も続き、その範囲はコーンベルトの45%、小麦ベルトの65%に及ぶ。雨量は0.1〜1.0インチ。
日曜・月曜には南部を中心により広範囲の降雨が期待される。多くの地域では雨となるが、ネブラスカ・アイオワ辺りではみぞれまじりとなりそうだ。雨量は0.25〜1.25インチで、所により2.0インチとなる。範囲はコーンベルトの75%となる。気温は週末から来週初めにかけて平年以下、ところによってはかなり平年を下回る。最高気温はベルトの北東部で華氏20(マイナス3℃)度強、南部で華氏70度(23℃)弱となる。この寒さは小麦の生長を遅らせることになるが、枯死するには至らない。
ブラジル ---収穫の遅れが続く---
昨日は南部にて降雨を見た。しかしこの雨は週末には再び北部地域に移動することとなる。今後5日間で雨の範囲はベルトの50%程度に及ぶ。相変わらず1/2が未収穫のままであるマットグロッソとゴイアスの両地域では引き続き収穫の遅れが顕著となる。他の地域ではそう目立った遅れは見られないが、ブラジル全体で言うとやはり例年より大幅に遅れていると言えよう。
アルゼンチン ---概ね変わらず。収穫には良好な状態が続く---
昨日はベルトの東半分にて降雨を見た。範囲は大豆ベルトの45%、コーンベルトの35%。週末はドライの天候となる見込みだが来週の後半にはベルトの南部と東部にて降雨を見る。総じて乾燥気味の天候と言えるが、これは引き続き平均より早めの収穫を促す結果となろう。
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) コミットメント オブ トレーダーズ (4月1日現在) (単位:枚) |
| オプションなし | ⇔ 市場事前予想 | オプション込み | |
| 大豆 | ロング 46,348 | ロング 40,400 | ロング 43,877 |
| 大豆粕 | ロング 11,651? | ロング 8,200? | ロング 11,381 |
| 大豆油 | ロング 34,801 | ロング 34,400 | ロング 22,502 |
| コーン | ショート 33,966 | ショート 28,000 | ショート 74,766 |
| 小麦 | ショート 19,312 | ショート 18,500 | ショート 22,610 |
大豆のロング・コーンのショート共に予想より大きかったもののほぼニュートラルと見られている。
| 2) USDA 週間ローンデータ (MAR24 WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル) |
【コーン】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 0.8 | -0.6 | 0.6 | 0.0 | 1,393.3 | 0.6 |
| 2002クロップ | 1,089.1 | -18.4 | 0.1 | 0.1 | 255.2 | 23.5 |
【大豆】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 0.1 | 0.0 | 1.4 | 0.0 | 310.3 | 0.0 |
| 2002クロップ | 255.4 | -9.6 | 0.0 | 0.0 | 126.2 | 10.3 |
ほぼ中立的内容。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
市場参加者の焦点は来週10日に発表される農務省の需給予想となってきた。注目点は今週発表された3月1日現在の在庫量から国内の飼料用需要、工業用需要などがどれだけ上方修正されるか(アナリストの見方では50百〜85百万ブッシェルの上方修正。)、輸出の下方修正があるのかどうか(1750百万ブッシェルより最高50百万ブッシェル下方修正するとの見方もある。)が米国内の需給バランスを左右する。何れにしても3月の発表より期末在庫は下方修正されることは確実視されている。一方、世界の動向としては中国のコーン輸出が前回発表の12百万トンのままかそれとも上方修正が加えられるのか(約100万トンの上方修正は可能か。)、またアルゼンチン、ブラジルなど南米の生産予想、特にブラジル産コーンの生産高が前回の37百万トン(現地サフラス社予想では39.5百万トンを予想。)から上方修正されるのかなどが注目されるとこと。来週前半から後半にかけては現在のレベルを中心として期近は下値2〜3セント、上値5セント程度の神経質な展開を予想する。4月の農務省の発表は期末在庫の下方修正から強気な発表を予想している。(H)
(ダイズ)
【今週の相場回顧】 米国産への引き続くデマンド材料は手前限月を約定高値へ
農務省の発表を受けて週前半はやや沈んだが、水曜日にファンド買いに火がついた後手前限月は力強い上昇相場を形成する事となった。月・火と売り越しだったファンドも水曜以降3日間で19,000枚の買い越しと推定され、今週5日間でも13,000枚程の買い越し、結果本日終了時点では65,000枚以上のネットロングになっていると見られている。
今週は農務省の発表が月曜にあった。3月1日時点在庫は1,202百万ブッシェルと予想の上限とはなったが、タイトな在庫状況(1997年以来)が確認される結果に、結局は今週後半の相場上昇の一要因となったと言えよう。更には今週再び中国のブラジル産からのスイッチ、加えてスペインも同動きをし、タイトな在庫状況神経質になっている市場をより一層掻き立てる結果となった。 期近限月は発表後の安値(570)から週後半の高値まで20セントまでの値動きを見せ、約定高値を更新するに至った。
先週末時点では今週発表後の下落相場予想であった為、見方は外れる事となった。しかしブラジルの動きがきっかけとは言え、発表後市場がいよいよこのタイトな在庫状況に神経質になり始めたと言う部分は今週の相場展開で十分確認する事が出来た。
【来週の相場展開】
「勢い」に重きを置くべきか。ファンドのネットロングは推定65,000枚、約定高値も更新し、9日間RSIも70に迫るが、この勢いが来週も維持されるは高い。今回更新された昨年9月の高値達成時には同RSIは80をつけている。来週の場合は木曜に農務省の発表を控え、動きも神経質にならざるを得ない。特に期末在庫の更なる下方修正が予想される中、下値への動きは極限られたものになると思われる。下値下限は570-575までと置いてはいるが来週中の実現は困難だと言わざるを得ない。
今年の場合は特にセンサスの発表数字と農務省の発表値にここまで大きな開きがある。10日にはこれまでの好調な輸出ペースを反映させ、輸出・RESIDUALの数値は更に上方修正されると見られている。引き続く搾油マージン問題と大豆粕需要不振も重なり、搾油量は反対に更なる下方修正が見込まれるが、差し引いても期末在庫が更に下方修正される事は免れないと思われる。今回で130-140百万への下方修正も予想されている。
ブラジルの状況についてもまだ目が離せない。今後の進展如何では更なる米国サイドへのデマンドスイッチが考えられる。その際には更なる上昇圧力となろう。只、一方で20日の遅れとここまで言われているが、今後は徐々に動き出すと思われる。(既にその類の情報もちらほら出始めている) 市場がブラジルが動き出した、と判断された時は下値への動きも起こりやすくなるはず。そのタイミングまで下値期待は難しいかも知れない。(A)
【ご注意】
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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)