米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年4月11日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや安値寄り付き、変わらずの引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| MAY 03 | 238 3/4 - 38 1/2 | 240 3/4 | 238 | 239 1/4 | + 1/2 | 116789 | 4758- |
| JUL 03 | 239 1/2 - 39 1/4 | 241 3/4 | 239 | 240 1/4 | + 0 | 161560 | 6154+ |
| SEP 03 | 239 1/2 - 39 1/4 | 240 3/4 | 238 3/4 | 239 1/2 | + 0 | 40367 | 39+ |
| DEC 03 | 239 1/4 - 39 | 241 1/4 | 238 3/4 | 239 3/4 | + 1/4 | 84033 | 330- |
| MAR 04 | 244 1/4 | 246 1/4 | 244 | 245 1/4 | + 3/4 | 8337 | 2+ |
| MAY 04 | 248 1/2 | 248 1/2 | 248 | 248 | + 0 | 1014 | 14+ |
| 417493 | 1175+ |
大 豆 --- 安値寄り付き、安値引け ---
| ?? | OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG |
| MAY 03 | 599 1/2 - 98 | 601 1/2 | 596 1/2 | 600 1/4 | - 3/4 | 109058 | 2429- |
| JUL 03 | 597 1/2 - 96 1/2 | 599 3/4 | 595 1/2 | 599 | - 1 | 79328 | 5808+ |
| AUG 03 | 586 - 85 1/2 | 588 | 584 | 586 1/2 | - 1 1/4 | 8565 | 460+ |
| SEP 03 | 555 - 54 | 585 1/2 | 554 | 555 | - 2 1/4 | 8725 | 564+ |
| NOV 03 | 528 - 25 | 530 | 525 | 528 3/4 | - 2 1/4 | 47213 | 705+ |
| JAN 04 | 529 1/2 | 532 | 529 1/2 | 531 | - 2 | 2468 | 3- |
| 257757 | 5101+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| MAY | 17820 | +50 | MAY | 2197 | -30 | MAY | 284 1/4 | - 1 1/4 | 120.22 - 120.66 |
| JUL | 17720 | +70 | JUL | 2209 | -29 | JULY | 288 3/4 | - 2 1/4 | |
| AUG | 17220 | +60 | AUG | 2198 | -27 | SEP | 292 1/2 | - 3 1/4 | |
| SEPT | 16430 | +10 | SEPT | 2173 | -22 | DEC | 303 1/2 | -2 1/2 |
| 本日の相場の動き |
(コーン) 週末を前に薄商内
オープニングは昨日のフォロースルーと需給報告の余韻、さらには中西部、特に土壌の水分不足が懸念されている北西部での来週の雨予報により前日の引けから約1セント下げての寄り付きとなる。また、昨日テキサスにてニューキャッスル病という家禽類の病気が発見されたというニュースが入り、寄り付き前の一つの弱材料とされたが、これを受けて米国内で具体的な規制などは今のところかけられてはいない。本日は取引量も少なく静かな相場であっただけに少しの材料で値が動きやすい状態にあり、メキシコが80000トンの米国産コーンのテンダーを控えているというニュースを受けて一時3セント近く値を上げるが、それもつかの間、すぐに値を戻す。そのまま持ち合いの相場が続き、結局は前日とほぼ同値での引けを見た。
(ダイズ) 南米の天候改善が影響し、弱含み
本日はファンダメンタルズとしては弱い材料しかなく、オープニングコールも1〜3セントダウン、実際も2〜4セント下げての寄り付きとなった。その後ここを底値として約4セント幅の中でアップダウンを繰り返し、前日の終値から1〜2セント下にて引けを見た。具体的な材料としては、
@中西部の来週の天候
Aブラジル北部にて大豆の収穫を遅延させてきた前線の南下
Bファンドの大量のロングポジションに対する警戒感
C中国に対して成約が付いていた一杯もしくは二杯の米国産大豆がそのオリジンを南米産に切り替えられたという話がフロアーで囁かれた
Dフィリピンの搾油業者が南米産の大豆の買い付けを検討しているという噂
など。 また、ファンドは5月切りでかかえている大量のロングに関して限月の乗り換えを行うため、ベアスプレッドのオーダーを入れだしたが、本日のところはそう大きくマーケットに影響を与えるものではなかった。
本日ファンド筋はコーン市場で2,500枚の買い越し、大豆市場は1,000枚の売り越しをしたと見られている。本日時点でのネットポジションは、コーンは約8,400枚のロング、大豆は約68,300枚のネットロングだと見られている(推定)。
なお、大豆のネットロングは本日発表されたコミットメント・オブ・トレーダーズにて昨日までの予想から大きく下方修正された。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 来週の雨により作付け前の土壌水分は更に改善。
NOAA 米国各産地6-10日間予報 (4月16日〜4月20日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | N | N |
| 東部ベルト | A | A |
昨日は予報通りベルト全体を通じてドライな一日であった。この天候は来週月曜日まで続く。火曜日の午後と水曜日にはには再びベルトに北部・西部を中心とした降雨を得ることになる。雨量は0.25〜1.0インチ(6〜25mm)で所により1.5インチ(38mm)、範囲はベルトの60%に達する。この雨により、現在乾燥気味のアイオワ、ミネソタ、ノースダコタ、サウスダコタ辺りの土壌は潤うこととなり、作付け前の土壌の状態は改善する事となる。中西部の気温は来週の前半まで平年より高め、もしくはかなり高めで、このことは小麦の成長を促す事となろう。
中期の予報によると来週の雨はその後南部・東部に移動することになる。この雨は作付けを多少阻害する可能性がある。
ブラジル 北部での収穫に兆し
昨日はベルトの北部に0.25〜1.0インチ、所により2.0インチの降雨が見られた。範囲はベルト全体の約40%で、南部マットグロッソ、北西部マットグロッソ・ドスル、南部ゴイアス、南部ミナスジェライスと中心としたものであった。今日以降火曜まで続くこの雨は範囲としてはより限られたものとなる。前線が南下していることにより、ベルト北西部での収穫はようやくその進捗を見る事になる。
アルゼンチン 収穫は順調。このペースは続く。
週末もドライな天候が続く。月曜には南部のごく限られた地域にのみ降雨が見られる。雨量は0.1〜0.35インチで、範囲はベルトの10%程度。収穫は相変わらず例年より早いペースで進んでいる。
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) コミットメント オブ トレーダーズ (4月8日現在) (単位:枚) |
| オプションなし | ⇔ 市場事前予想 | オプション込み | |
| 大豆 | ロング 66,858 | ロング 77,800 | ロング 67,857 |
| 大豆粕 | ロング 15,021 | ロング 16,200 | ロング 15,533 |
| 大豆油 | ロング 48,611 | ロング 57,600 | ロング 39,144 |
| コーン | ロング 9,408 | ロング 6,500 | ショート 26,862 |
| 小麦 | ショート 18,387 | ショート 17,300 | ショート 20,503 |
| 2) USDA 週間ローンデータ ( APR 8 WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル) |
【コーン】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 1.4 | 0.0 | 0.6 | 0.0 | 1,392.7 | 0.0 |
| 2002クロップ | 1,062.3 | -45.1 | 0.1 | 0.1 | 284.7 | 53.0 |
【大豆】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 0.1 | 0.0 | 1.4 | 0.0 | 310.3 | 0.0 |
| 2002クロップ | 244.7 | -20.3 | 0.0 | 0.0 | 137.5 | 21.6 |
ニュートラル
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
本日は典型的な週末を控えた閑散な商いとなった。昨日の農務省の需給報告後でもあり新規に市場を動かす材料はない。予想されていた米国コーンの輸出量の大幅な下方修正が昨日なされたことで、今後の注目点は作付けの進捗状況や天候に徐々に移行することとなる。既に土中水分は55度程度になっており今週末から来週一杯にかけて中西部でのコーンの作付けは大幅に進展することが予想されている。来週発表される作付け進捗率は約5%程度となり、平年並みが予想されている。現状作付け期において不安材料はなく来週は昨日の予想の通り軟調に動くことを予想する。期近5月限は昨日の農家売りが本日見られず、来週にかけて作付け作業が進み売りが細る可能性もあるが再び235セントを目指す展開を予想する。一方の12月限は好天による作付け進捗が問題なく進むことからやはり235セントを目指すものと考えている。(H)
(ダイズ)
【今週の相場回顧】
レンジを抜けた先週からその動きは始まり、月曜に一気に8セントの上昇で手前限月は大台の6ドルへ。昨年9月以来約半年振りの高値を付けるに至った。この3月末のレベルから7営業日でほぼ30セントという急騰は、明らかに昨日の農務省発表を前にした「タイトな期末在庫」に対するファンドの過剰な反応であったと言う事が出来る。 昨日の発表で期末在庫はほぼ市場の事前予想平均レベル145百万ブッシェル(在庫率:5.2%)とはなったが、97年以来6年振りの低い水準であることが確認された。発表後の市場の動きとしては、これまでの短期間における急騰もあり、最早買い上がる力もなく高値も5月限で608止まり。しかし、同時に一気に調整局面を見ることもなく、週頭につけたギャップは辛うじて維持される格好となった。
【来週以降の展開】 4月下旬にかけ、570台までの調整を期待
昨日・本日と、何とか相場は持ちこたえる形となった。が、来週はこれまでの(発表を意識した)ファンドネットロングの急激な積み増しもあり、その反動が訪れる事になると見ている。意見は変わらず、手前限月の595-594を下に抜ければ、その後は4月後半にかけて580-575レベルまで20-25セントまでの下値を期待したい。
昨日発表のタイトな期末在庫予想を今年度克服するためには、価格上昇によるレーショニングが必要不可欠となる。6ドルという現レベルではそのレーショニングは作用せず、引き続き輸出需要等の数字は調整されないままこの先進む事になる。4月下旬にかけての押し目形成後には、それに向けての動きがいよいよ本格化するものと思われる。天候相場という季節物のプレミアムにも影響を受けながら、6-7月にかけては6ドル半ば〜後半にかけての高値相場、今年の場合は特に可能性が強い。このトレンドラインはしっかり意識した上で、今月中の安値は確実に抑えることを心掛けたい。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)