米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年4月14日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 変わらずの寄り付き、一旦下げるも変わらずの引け--

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE 

CHG 

 

OPEN INT 

 

CHG 

 
MAY 03    240  237 1/4  239 1/4  + 0  111672  5088- 
JUL 03    240 3/4  238  239 3/4  - 1/2  164957  3418+ 
SEP 03    239 1/2  237 1/4  238 1/2  - 1  39925  446- 
DEC 03    239 1/2  237 1/4  238  - 1 3/4  83496  540- 
MAR 04    245  242 1/2  243 1/4  - 2  8359  22+ 
MAY 04    246 3/4  245 3/4  245 3/4  - 2 1/4  992  22- 
            414816  2634- 

 

 

大 豆     --- 変わらずの寄り付きから一旦下げるも高値引け ---

 

?? OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
MAY 03    609  595 1/2  607 3/4  + 7 1/2  105406  3654- 
JUL 03    608  594 1/2  607 1/4  + 8 1/4  84823  5494+ 
AUG 03    594 1/2  582 1/2  593 1/2  + 7  8614  48+ 
SEP 03    561 3/4  552 1/4  560 1/2  + 5 1/2  8789  64+ 
NOV 03    534  525  532 3/4  + 4  47533  320+ 
JAN 04    536  531  534 1/2  + 3 1/2  2503  35+ 
            260070  2309+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG   

WHEAT 

 

CHG 

 
NY-YEN 
MAY  18240  +420  MAY  2198  + 1  MAY  280 3/4  - 3 1/2  120.16 - 120.70 
JUL  18130  +410  JUL  2209  + 0  JULY  285 1/4  - 3 1/2   
AUG  17610  +390  AUG  2203  + 5  SEP  290 1/2  - 2   
SEPT  16720  +290  SEPT  2173  + 0  DEC  301  - 2 1/2   

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  薄商内の中、弱気な輸出検証高により一旦の下げを見るも、その後大豆につられ上げる。

 寄り付きは前日終値とほぼ変わらずであったが、午前中に発表された輸出検証高に関して、予想が28.0〜32.0(百万ブッシェル)であったのに対して26.0と弱気な数字であったこと、中西部の天候に関して現在乾燥気味の地域に目先ほぼ確実に降雨が見られそうな事などを材料に売りオーダーが活発になり、値を崩す事となった。しかし本日は大豆市場が非常に活発で、その動きにコーンも引っ張られることとなる。昼前から徐々に値を上げ、結局前日とほぼ変わらないレベルまで値を上げたところで引けを見る事となる。
 また、本日午後CCCがアフリカへの援助用として29620トンのコーンをマーケットから買い付けたという報告が入っている。更に、メキシコは6月積みで米国産コーンの買い付けを80000トン控えているという。 

(ダイズ) ギャップを埋める事ができずに反発。ファンドの買いに火をつける。 

変わらずの寄り付きから一気に約4セント下げて4月に入ってから付けたギャップを埋めに行くも、その直前で反発。このことがファンド筋のテクニカルな買いを誘い、その後相場は力強く値を上げて行く。その動きは引けまで続いた。最終的には5から8セントアップ、期近5月限ではまた契約高値を更新した。 

セッション中に発表された輸出検証高は予想の範囲内にて、材料視されなかった。金曜の引け後に出たコミットメント・オブ・トレーダーズは想定されていたよりもファンドのロングが小さかった事を意味していたのだが、こちらも本日の寄り付き時には材料視されなかった。寄り付き時の弱気な相場は、中西部とブラジルの天候によるものであった。農家売りは、作付けの準備に追われている時期だけにここ最近ずっと控えめである。 


本日ファンド筋はコーン市場で600枚の売り越し、大豆市場は4,700枚の買い越しをしたと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンは約7,800枚のロング、大豆は約73,000枚のロングだと見られている(推定)。  

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  明日からの降雨に期待。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (4月19日〜4月23日)】  

  気温  降水量 
西部ベルト  N/A  A 
東部ベルト  A/MA  A 


週末は中西部全体を通じて概ねドライな天候であった。この気候は今日まで続くが、火曜から木曜にかけては雨となりそうだ。火曜日は主にベルトの北部・西部にて降雨を見、水曜からは徐々に前線が東に移動していく。雨量は0.25〜1.25、所により2.5インチで、ベルトの70%の範囲に及ぶ。金曜は0.25〜1.0、所により1.5インチの雨が降り、範囲はベルトの30%程度に収まる。今週のこの雨は作付け前の土壌水分不足が懸念されているほぼ全ての地域に降ることになる。 

ブラジル   北部の収穫が始まる 

週末の前半は雷を伴った雨がブラジル北部に見られたのだが、しだいに弱まっていった。雨量は0.10〜1.0、所により2.0インチで、範囲はベルトの30%程度であった。今週もこの雨は北部の一部に限られる。南部に関しては木曜か金曜までドライな天候が続くがその後は寒冷前線と共に降雨がやってくる。雨量は0.25〜1.5インチ、所によっては3.0インチ、範囲はベルトの65%に及ぶ。週末と、今日からの概ねドライな天候は北部の収穫を進捗させることになろう。 

アルゼンチン  収穫順調。 

ドライな天候が次の週末まで続く。唯一、水曜の夜から木曜にかけては前線の通過に伴って多少の降雨がありそうである。雨量は0.10〜1.0インチにて、ベルトの約30%をカバーする。収穫のペースは相変わらず例年より速く、コーンで50%、大豆で3分の1を終了している。 

 

本日の発表等

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  4月10日の週  4月3日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  661.5  847.4  869.6  23,122.9  27,711.6 
ダイズ  305.5  447.0  270.6  24,069.5  23,513.6 
小麦  413.2  332.1  364.8  20,043.8  23,213.8 

コーンは弱気、大豆は予想の範囲内にてニュートラルであった。 

 

2)USDA週間作付け進捗状況・主要州(4/13/03の週) 

【単位 : %】 

  4/13/03  4/6/03  4/13/2002  5-year av. 
イリノイ  3  na  1  4 
インディアナ  1  na  0  2 
アイオワ  0  na  1  0 
カンザス  16  na  10  8 
ケンタッキー  22  na  15  17 
ミシガン  0  na  0  0 
ミネソタ  0  na  0  0 
ミズーリ  30  na  24  19 
ネブラスカ  1  na  1  1 
ノースカロライナ  16  na  30  30 
オハイオ  0  na  2  2 
テネシー  36  na  22  27 
テキサス  63  na  59  52 
主要18州平均  5  na  4  4 

ほぼ予想の範囲内にて、明日の寄付きにはニュートラルとされている。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

先週と意見変らず。現状作付け期において不安材料はなく今週一杯は軟調に動くことを予想する。期近5月限は農家売りが依然として見られず、今週も作付け作業が進み、売りが細る可能性もあるがその他目だった強材料もなく再び235セントを目指す展開を予想する。一方の12月限は好天による作付け進捗が問題なく進むことからやはり235セントを目指すものと考えている。(H) 

 

(ダイズ)   

なかなか型通りには行かないものである。特に今回のケースは”より多くの”市場参加者が同じようなパターンを期待していたことが、結果的には逆にいくこととなったのかはよくわからぬが、とにかく本日の動きは非常に印象的なものとなった。セッション序盤はほぼ思惑通り、手前限月で594-595という壁を破りに動いた。このレベルを下に抜ければ、恐らく大量のファンド売りが市場に入ってきていたものと推測される。しかし結果的には持ちこたえる形となり、その事が好感され相場はセッション後半再び約定高値を更新しての高値引けと、非常に力強い形で引けている。本日の動きを見て、目先もう20セントまでの上昇局面を予想する分析家も出てきているが、もう数日マーケットの動きを見てみたい。もし上への動きとなるようであれば、(より大きな調整局面が)4月後半に待ち構える事になるのではないかと見ている。いずれにしても、この勢いが今後も引き続き向こう数ヶ月5ドル相場を見ることが出来ないといった展開は考えずらく、買い方は今後の調整のタイミングを待ちたいところ。 

【ご注意】 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)