米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年4月16日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 変わらずでの寄り付き、安値引け --

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAY 03 242 1/2 - 42 1/4 242 1/2 239 239 1/4 - 2 1/2 103063 5274-
JUL 03 243 - 42 3/4 243 239 1/2 239 3/4 - 2 3/4 173985 5464+
SEP 03 241 3/4 - 41 1/2 241 3/4 238 1/4 238 1/2 - 2 1/2 39762 479-
DEC 03 241 1/2 - 41 241 1/2 238 1/2 238 3/4 - 2 1/2 83705 660+
MAR 04 245 3/4 245 3/4 244 1/4 244 1/4 - 2 1/4 8602 81+
MAY 04       247 - 2 1/2 1006 6+
            415581 475+

 

 

大 豆     --- 安値寄り付き、安値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 03 610 - 09 1/4 610 3/4 606 1/4 609 1/4 - 1 1/4 91351 9283-
JUL 03 609 1/2 - 09 610 3/4 606 609 - 1 101574 10328+
AUG 03 596 597 1/2 593 1/4 595 1/2 - 1/2 8503 42-
SEP 03 563 563 1/2 560 562 - 1 9019 196+
NOV 03 533 3/4 - 33 1/2 535 530 1/2 532 3/4 - 1 1/2 48835 451-
JAN 04 537 1/2 - 37 537 1/2 533 1/2 535 1/2 - 1 3/4 2497 4-
            264241 764+
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
MAY 18390 -40 MAY 2188 -9 MAY 281 3/4 - 4 1/4 119.37 - 120.44
JUL 18330 -10 JUL 2199 -8 JULY 285 3/4 - 5 1/2  
AUG 17720 -40 AUG 2192 -8 SEP 290 3/4 - 5 1/4  
SEPT 16810 -40 SEPT 2167 -5 DEC 301 1/4 - 5 1/2  

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  作付けに良好な天候を目前に控え、弱含む

 昨日アルゼンチン大統領はかねてからの公約であった自国農家に対する減税を実施しない事を宣言した。主だった組合組織が農家に対してストに踏み切らないよう呼びかけているためストの可能性は少ないものの、この発表は売り玉の減少を連想させ、本日の相場の下値を支えることとなった。
 本日は寄り付きこそ昨日の引けとほぼ変わらずだったのだが、直後に各限月2セント強下げ、そのレベルのまま引けまでもみあいの相場が続いた。中西部にて週明けまで続くと予想される雨予報がいよいよ現実のものとなり、作付け前の土壌水分の改善に期待がもたれること、また来週のややドライな予報が早い段階での作付けの進捗を予想させること、加えて韓国が産地オプションのとうもろこしを110000トントッファーから買い付けたという報告があったのだがこれが中国産になるのではというアイデアを持つトレーダーが多かったことなどが本日のマーケットで弱気な材料として捉えられた。

(ダイズ) 中西部の天候を嫌気して下げるも、下値は限られる

中西部の天候が作付けにとって良好である事が材料視されたのと、3連休を2日後に控えてロングを手仕舞う動きが見られた事から、前日の引けよりやや弱含んでの寄り付きとなる。その後も暫く下げ調子にて、一時は各限月4セント前後下げることとなるものの、その後はここを底値として要所でテクニカルな買いが入り、4〜5セントの範囲で乱高下した。
 本日の相場の下値を支える事になった材料としては、
*ブラジルで現在最も大きな大豆の生産量を誇るマットグロッソ州にて錆菌が発生し、州の生産量が15%程度下方修正されるかもしれないという報告
*本日発表された月間搾油量において、市場予想が137.5百万ブッシェルであったのに対して実際は138.126百万ブッシェルであり、先月の搾油量と比べても約11百万ブッシェル増加している事
などが挙げられる。尚、7月限月は本日更に高値を更新することとなった。


本日ファンド筋はコーン市場で3,400枚の売り越し、大豆市場は1,100枚の売り越しをしたと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約7,500枚のロング、大豆は約73,600枚のロングだと見られている(推定)。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  中西部北部にて降りだした雨はベルト全般に及び、週明けまで雨がちな天候が続く

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (4月21日〜4月25日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N/A N/A
東部ベルト A/N N

多少ネガティブな材料として捉えられている。


 昨夜からベルトの西半分にて降雨が見られだした。今のところ雨量は0.25〜1.0インチで、その範囲も30%程度である。中西部では今日から明日にかけてもミネソタ・サウスダコタ・ネブラスカの北東部、アイオワの北部、オハイオ川沿いの中央部・南部にて雨が続く事になり、雨量は0.25〜1.25インチ(6〜32mm)、所により2.0インチ(50mm)で、範囲はベルトの70%に及ぶ。金曜から月曜にかけても更なる雨が見られ、その雨量は0.25〜1.5、所によっては3.0インチ(75mm)に達する。範囲はベルトの80%に及ぶ。この一連の雨により土壌水分は作付けに適したものとなり、来週のドライな天候に変化してきており、作付けの作業を進捗することとなりそうだ。

 気温は今週の間ベルトの南東部では平年並みだが北部やその他の地域では平年以下となる。最高気温は北西部で華氏30度(2℃)、南部では華氏70度(27℃)になる見込み。

ブラジル  北部での雨はその範囲も限られ、収穫は進む

昨日は北西部にて極限られた地域にて降雨を見た。雨量は0.25〜1.0インチで、範囲はベルトの10%程度であった。この少量の雨は今後2〜3日程度続きそうである。一方南部においては明日の夜から土曜にかけて雷を伴った雨が降りそうである。雨量は0.25〜1.25、所により2.0インチで、範囲はベルトの60%程度。北部の収穫は今週一杯順調に進捗しそうである。

 

本日の発表等

 

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ      

(単位 : 千トン)

  明日の予想 先週の発表数字
小麦 200-400 225.6
コーン 600-850 860
大豆 150-350 704.9
大豆粕 50-100 25.4
大豆油 5-10 19.5

【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)

 

    4/12の週      前週   
肥育用ブロイラー卵導入数    99 98
肥育用ブロイラー雛鶏導入数 100 99

明日の寄り付きにはニュートラルとされている

 

【セッション前の発表】

3) NOPA 月間搾油報告

 

  2月 1月 2月(2002年)
搾油量(千ブッシェル) 138,126 125,089 145,374
大豆粕生産量(ショートトン) 3,252,577 2,926,503 3,480,806
大豆粕イールド(ポンド/bu) 47.10 46.79 47.89
大豆粕輸出量(ショートトン) 422,775 465,546 618,984
大豆油生産量(千ポンド) 1,586,149 1,434,402 1,636,921
大豆油イールド(ポンド/bu) 11.48 11.47 11.26
大豆油在庫(千ポンド) 1,759,817 1,833,381 2,404,912

やや強い材料とされた。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

引き続きファンダメンタルズでの新規材料に欠ける中ファンド筋の自作自演の相場展開が続いている。本日も農家売りは少ないもののコーンの作付けが全国レベルで平年を上回るペースとなっていること、イリノイ州、インディアナ州などでは今週始めより急ピッチで作付けが進展しているとの報告、更には本日から週末にかけて西部ベルトなどで降雨があり土壌水分が改善されることなどを材料としてファンド筋は昨日買い越した枚数と略同程度(3,000枚)を売り越しとした模様。市場を動かす目新しい材料難から、しばらくは期近5月限、期先12月限ともに240セントを挟んで上下5セント程度レンジ内での動きが続くものと考えている。(H)

 

(ダイズ)  

取組み高、ファンドネットロングは過去最高のレベル。4月に入りレンジを抜け一気に6ドル相場という非常に大きな動きでここまできているものの、一寸先に更なる暴騰があっても又ここから暴落があってもおかしくない、といった状態ではないだろうか。しかし、これまでの一連の動きを見るに、この先更に10-20セントの高値(手前限月)を見た後になるか現レベルからになるかは推測しかねるが、この先4月下旬に向けて580-570といったレベルへの暴落場面については依然として期待を持っている。その後の6ドル半ば〜7ドルにかけての高値を夏場に向けて期待するにも、この4月中の調整局面は必要になってくると見ている。買い方は暫くの辛抱。(A)

 

【ご注意】

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)