米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年4月29日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値での寄り付き、変わらずの引け --

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE 

CHG 

 

OPEN INT 

 

CHG 

 
MAY 03  231 1/2 - 31  232 1/2  230 1/4  231 3/4  + 0  40618  14391- 
JUL 03  230 1/2 - 30  232  229 1/2  231 1/4  + 0  201613  8973+ 
SEP 03  231 - 30 3/4  232  230 1/4  231 1/4  - 1/4  44608  1019+ 
DEC 03  232 - 31 3/4  233 3/4  231 1/4  233  + 1/2  91685  2248+ 
MAR 04  239  240 1/2  238 1/4  239 3/4  + 1/2  9958  924+ 
MAY 04  243 1/2  243 3/4  242 1/4  243 1/2  + 1/2  1121  64+ 
            395757  894- 

 

 

大 豆     --- 変わらずの寄り付き、大きく高値引け ---

 

?? OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
MAY 03  604 1/2  621 1/2  602 1/4  620 3/4  + 15 3/4  21023  10619- 
JUL 03  608 1/2 - 08  625 1/4  606  624 1/2  + 15 1/2  141368  8139+ 
AUG 03  600 1/2 - 00  616  599  615  + 15  11211  1803+ 
SEP 03  566  579  564  578  + 13 1/4  10098  532+ 
NOV 03  532 1/2 - 32  546  532  545 1/4  + 11 1/2  57322  1259+ 
JAN 04  536  547  536  546  + 10 1/2  2653  5+ 
            246270  1153+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG   

WHEAT 

 

CHG 

 
NY-YEN 
MAY  19340  +780  MAY  2175  +11  MAY  280  - 5 1/4  119.89 - 120.34 
JUL  19220  +760  JUL  2192  +15  JULY  282 1/4  - 3/4   
AUG  18670  +720  AUG  2187  +13  SEP  288  + 0   
SEPT  17790  +710  SEPT  2162  +16  DEC  298 1/4  + 0   

 

 

本日の相場の動き

 

(ダイズ) ファンドに買い支えられ力強く上昇。 

本日は寄り付きこそ前日とあまり変わらずであったのだが、その後相場はファンドの買いに支えられて力強く上昇していく。
 ブンゲがMarionとOhioの工場での大豆の搾油をマージンが回復するまで停止するという発表を行ったことにより大豆粕の相場が上昇を始め、これが大豆市場にも火を付け、本日の大きな上げのきっかけとなった。さらに、
*韓国が昨夜米国産大豆を65000トン買い付けたことと同じく韓国が7月か8月積みの米国産大豆52000トンをテンダーにて買い付けようとしているという報告
*アルゼンチンのサンタフェで豪雨による洪水があり、大豆の収量に影響があるかもしれないという報告
*レアルが引き続き堅調であること、大統領選挙が延期されたことによりアルゼンチンの農家売りが出てこなくなっていること
などによってこの動きが加速され、7月限月で契約新高値を付けたことが新たなるファンドの買い意欲を誘った。期近の各限月はそれぞれ15セント以上、11月も13.25セントのアップにて引けた。 

なお、本日の動きとは直接関連がなかったが、大豆の収穫進捗に関してアルゼンチンGrain Exchangeが発表したところによると去年が32.5%であったのに対して今年は現段階で60%終了しているということである。またアルゼンチン農林省が発表したところによると去年が29%であったのに対して今年は61%だという。 

(コーン) ファンドの買いが多く入るも値動きはあまり無し。 

ファンダメンタルの材料としては、台湾が米国またはアルゼンチン産のコーンの買い付けを明日まで延期したという強材料や引き続く弱気な天候・SARSに対する不安感などがあったが、どれも大きなインパクトに欠け、寄り付きから引けまでほとんど値動きのない一日となった。しかしそんな中ファンドが大きく売り越していることは注目に値する。尚、明日の1ST NOTICE DAYのデリバリー数量は0〜400枚と少な目の予想が出ている。 

本日ファンド筋はコーン市場で8,500枚の売り越し、大豆市場では7,000枚の買い越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約10,400枚のショート、大豆は約70,200枚のロングだと見られている(推定)。  

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  未だ天候に関して問題見当たらず 

 昨日はミズーリを中心にベルトの南部3分の1の地域にて0.1〜1.0インチの降雨を見た。本日新たにベルトの西部にて活発な雨を降らせる雨雲は、その勢力を弱めながら木曜にかけて東へと移動する。今日から3日間のの雨量は0.25〜1.25、所により2.5インチで、範囲はベルトの北西部を中心に合計で75%に達する見込み。週末は概ねドライな天候となる。
 今日から土曜日にかけての気温はベルトの北部では華氏50度台半ばと平年以下で南部では華氏80度台半ばと平年を上回る見込み。
 先週大きく進捗した作付けは現在平年より若干早いペースで進んでおり、3分の1が終了したと考えられる。特に主要産地では例年より10%〜20%早いペースで進んでおり、イリノイでは50%が終了していると見られている。 


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月4日〜5月8日)】  

  気温  降水量 
西部ベルト  N  A 
東部ベルト  A  A 

中西部の5/9〜5/13に関しても若干雨勝ちで気温は平年を上回ると予想されている。クロップの発芽には良好な状態が保たれると予想される。 

 

本日の発表等

ブリッシュコンセンサス 

 

  4/29/03  4/22/03  4/15/03  4/8/03  4/1/03 
大豆  77  74  75  72  62 
大豆油  53  51  53  56  48 
大豆粕  85  81  80  71  64 
コーン  44  46  48  50  46 
小麦  22  24  24  24  21 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

となり市場の大豆の荒っぽい動きとは対照的にコーン市場は小幅レンジ内で前日比ほぼ変らずの引けとなった。引き続き市場を動機付ける新規の材料にかけた。その中でも注目されるのは本日もファンド筋は約8,500枚の売り越しとしてネットショートポジションを1万枚以上としていること。先週中盤よりファンド筋は連日大量の売り越しを重ねてきており短期的には売り過剰感が市場に支配的となってはいるものの肝心の強材料が見当たらない。昨日と意見は変らず5月・7月限はスローな輸出需要を背景として225セントレベルへの下げの可能性も有るが、引き続き低調な農家売りや不透明なSARS問題などもあり深追いは禁物と考えている。12月限以降は来週は降雨により多少の作付けの遅れも心配されるが大きな問題とはなりえず価格の下支え要因とはなりそうにない。(H) 

(ダイズ)  

大方の市場予想とは全く逆の展開、非常に印象的な本日の上げは今後の展開を占う上でも大きな転換点ということが出来る。先ず、これまで述べてきた7月限580にかけての目先の調整期待については、本日の動きを見た結果諦めざるを得ない。目の前まで迫っていた590という大きなサポートレベルは市場の予想以上に強い、遠いものとなった。 今後の展開としては今回の調整局面でつけた6ドルというレベルを底値に、6ドル半ば〜後半へ向けての動きとなろう。ファンダメンタルとして背景にある現在の米国需給バランス予想と今後の価格上昇でどのような形でレーショニングが達成されるか。そしてシーズンがスタートした新穀大豆中心の天候相場。この要素が今後の上へ向けた相場の波を形成する事となる。(A) 

 

 

【ご注意】 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)