米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年5月7日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---ギャップを付けて高値寄り付き、高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| MAY 03 | 242 1/2 - 42 | 246 | 242 | 245 3/4 | + 5 1/4 | 10642 | 2919- |
| JUL 03 | 239 1/2 - 39 | 243 | 238 3/4 | 242 1/2 | + 5 | 222432 | 136- |
| SEP 03 | 238 3/4 - 38 1/2 | 241 | 238 | 240 3/4 | + 3 3/4 | 46784 | 121- |
| DEC 03 | 240 3/4 - 40 1/4 | 242 1/2 | 240 | 242 | + 3 | 99813 | 2032+ |
| MAR 04 | 247 3/4 - 47 1/2 | 248 3/4 | 246 3/4 | 248 1/2 | + 2 1/2 | 11268 | 45+ |
| MAY 04 | 250 1/2 - 50 1/4 | 252 | 250 | 252 | + 3 | 1418 | 60+ |
| 399096 | 1003- |
大 豆 ---やや安値での寄り付きから乱高下し、安値引け---
| ?? | OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG |
| MAY 03 | 625 1/2 - 24 1/2 | 628 1/2 | 621 | 623 | - 2 | 4898 | 600- |
| JUL 03 | 630 - 29 | 633 1/2 | 625 1/4 | 627 | - 2 1/2 | 135694 | 2616- |
| AUG 03 | 622 1/2 | 625 1/2 | 618 1/2 | 619 1/4 | - 1 3/4 | 12670 | 90+ |
| SEP 03 | 590 | 591 1/2 | 585 1/2 | 586 | - 2 | 11096 | 54+ |
| NOV 03 | 559 1/2 - 58 1/2 | 559 1/2 | 553 | 555 1/2 | - 2 | 57517 | 140+ |
| JAN 04 | 561 - 60 1/2 | 562 1/2 | 556 | 557 1/2 | - 2 | 2994 | 63- |
| 227968 | 2770- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| MAY | 19320 | -260 | MAY | 2215 | +40 | MAY | 296 | + 9 | 116.31 - 116.96 |
| JUL | 19240 | -270 | JUL | 2212 | +36 | JULY | 301 3/4 | + 8 3/4 | |
| AUG | 18750 | -280 | AUG | 2210 | +32 | SEP | 305 1/4 | + 6 3/4 | |
| SEPT | 17950 | -270 | SEPT | 2196 | +29 | DEC | 315 1/2 | + 8 1/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン) ファンドの大量の買い(15000枚)に支えられ上昇
昨日からのフォロースルーに加え、しばらく続きそうな中西部での雨が大豆への作付け転換、さらには一部地域での発芽の妨げを予感させ、7月限で1セントほどギャップを付けて高値での寄り付きとなる。その後も
*台湾の餌会社が56000トンの米国産コーンをカーギルから買い付けたという報告
*イスラエルの組合が8日に48000〜56000トンの産地オプションのコーンをテンダーにて買い付けるという報告
*キプロス共和国が44000トンの産地オリジンのコーンを買い付けるという報告
などの材料が好感されたこともあって、ファンドの大量の買いが入ることとなった。その流れはセッションが終わるまで続き、期近は5セント以上上げて引けを見た。
(ダイズ) 方向性なく、両サイドでの取り引きとなる。
昨日引け後に発表されたブリッシュコンセンサスが大豆にとって弱気な内容のものであったこと、本日デリバリーされた281枚の5月限の大豆に関して商業筋の受け手が無かったことなどを嫌気してやや安値での寄り付き。その後も中西部全体でしばらく続くとされている雨がちな天候がコーンから大豆への作付け転換を連想させたのと、中国が米国産と南米産の成約済み大豆をキャンセルするのではという噂が引き続き囁かれ、徐々に値を下げる展開となる。7月限625.25で一旦底を見、大豆油・コーン・小麦などの上げにつられて一時上昇する局面も見られたが、セッションが終盤に差し掛かると再び値を崩し、結局約2セント安にて引けを見た。尚、韓国のAFMCが16日にNON-GMO大豆のテンダーを控えているという報告は本日の下値を支える一つの材料とされた。
本日ファンド筋はコーン市場ではたった15,000枚の買い越し、大豆市場では3,000枚の売り越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約18,000枚のロング、大豆は約64,900枚のロングだと見られている(推定)。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 ベルト南部ではTOO WET。注意が必要。
昨日は予報通り前線がゆっくりと東へ移動しながらベルトの約50%の地域に降雨をもたらし、ミズーリ、イリノイを中心に0.25〜1.25インチ程度の雨量となった。
今日から週末にかけては、日ごとに各地で降雨を見る事になる。予報によると、
今日(水曜) : ベルトの北半分の中央部と東部地域
明日(木曜) : ベルト西部
金曜 : ベルト北部と東部地域
土曜 : ベルト中央部と南西部
日曜 : ベルト東部
となっている。雨量は0.50〜1.5、所により3.0インチ。範囲は合計するとコーン・大豆ベルトの85%、小麦ベルトの90%となる。気温はベルト北西部では平年を下回るが、その他の地域では概ね平年以上となる。
過去5週間で見ると、ベルトの大部分において平年の80%〜150%に相当する降雨を見た。今後10日間の間に各地でもたらされる降雨によりベルトの南部を中心にコーンから大豆に作付けを変更する農家が現れるであろう。また、オハイオ川の南部の地域では降雨過多により発芽できない可能性も示唆されだしており、注意が必要である。
NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月11日〜5月15日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B | A |
| 東部ベルト | B/A | A |
雨がちな予報により、若干の強材料とされる。
| 本日の発表等 |
| 1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
(単位 : 千トン)
| 明日の予想 | 先週の発表数字 | |
| 小麦 | 400-600 | 427.7 |
| コーン | 700-900 | 848.8 |
| 大豆 | 100-300 | 336.3 |
| 大豆粕 | 50-75 | 59.9 |
| 大豆油 | 0-10 | 8.5 |
【引け後の発表】
| 2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント (単位:%) |
| 5/3の週 | 前週 | |
| 肥育用ブロイラー卵導入数 | 99 | 99 |
| 肥育用ブロイラー雛鶏導入数 | 99 | 99 |
ニュートラルと捉えられている
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
ファンド筋の本日の買い越しはなんと15,000枚。ファンダメンタルズは何も変っていない中、ファンドのテクニカルな買いがここに極まった感がある。小麦市場の堅調もコーン市場を活気付けた。しかし、テクニカルな大量買いは終了場面に近づきつつあり期近7月限・12月限は目先のレジスタンスと考えていた245セントに近づきつつある。既に先週末現在で全米平均55%の作付けが完了しており、期先は現在のレベルからヘッジタイプの売りが出てこよう。また、作付けが終盤に近づきつつある州の農家からは旧穀の期近への売りがこのレベルで出てきてもおかしくは無い。コーンの市場価格はクリティカルポイントに近づきつつあり、245セントレベルを頭として再び下降ラインを描くものと考えている。245セントを上回って上伸する場合は新たな予想外の材料が出現したときに限られよう。(H)
(ダイズ)
4営業日前(5月1日)に高値(637)をつけ以降の膠着相場。来週月曜の発表を前に再度620へ向けての下げは期待できる。抜けた場合には勢いから610前後までの動きも範囲内とし、それに備えたオペレーションを心掛ける。現在の620レベルの相場は中期的な展開を視野に入れれば絶好の買い場と位置付けて差し支えないと思うが。来週の発表後、その動きが本格的に現れると見ている。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)