米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年5月8日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---変わらずの寄り付き、変わらずの引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| MAY 03 | 245 3/4 - 45 1/2 | 247 | 244 1/2 | 245 3/4 | + 0 | 8101 | 2541- |
| JUL 03 | 243 1/4 - 42 1/2 | 244 1/2 | 241 1/2 | 242 1/2 | + 0 | 214725 | 7707- |
| SEP 03 | 241 - 40 1/2 | 242 1/2 | 239 3/4 | 240 1/2 | - 1/4 | 46536 | 248- |
| DEC 03 | 241 3/4 - 41 1/4 | 243 1/2 | 240 3/4 | 241 3/4 | - 1/4 | 99379 | 434- |
| MAR 04 | 247 3/4 - 47 1/2 | 249 1/2 | 247 1/4 | 248 | - 1/2 | 11432 | 164+ |
| MAY 04 | 251 1/2 | 253 | 251 1/2 | 251 1/2 | - 1/2 | 1258 | 160- |
| 388203 | 10893- |
大 豆 ---安値寄り付き、安値引け---
| ?? | OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG |
| MAY 03 | 618 1/2 - 18 | 623 1/2 | 613 1/2 | 621 1/4 | - 1 3/4 | 3901 | 997- |
| JUL 03 | 622 - 20 1/2 | 627 1/2 | 616 | 624 1/2 | - 2 1/2 | 138891 | 3197+ |
| AUG 03 | 614 - 13 | 618 1/2 | 609 | 614 1/2 | - 4 3/4 | 12946 | 276+ |
| SEP 03 | 582 1/2 - 77 | 586 | 577 | 581 1/4 | - 4 3/4 | 11111 | 15+ |
| NOV 03 | 551 1/2 - 40 1/2 | 554 1/2 | 547 | 551 | - 4 1/2 | 58138 | 621+ |
| JAN 04 | 554 - 53 | 557 | 553 | 554 1/4 | - 3 1/4 | 3012 | 18+ |
| 231167 | 3199+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| MAY | 19100 | -220 | MAY | 2195 | -20 | MAY | 293 1/2 | - 2 1/2 | 116.08 - 116.88 |
| JUL | 19140 | -100 | JUL | 2196 | -16 | JULY | 298 1/2 | - 3 1/4 | |
| AUG | 18690 | -60 | AUG | 2198 | -12 | SEP | 302 3/4 | - 2 1/2 | |
| SEPT | 17900 | -50 | SEPT | 2183 | -13 | DEC | 314 | - 1 1/2 |
| 本日の相場の動き |
(コーン) 昨日に引き続き、ファンドの買いが下値を支える
寄り付き前に発表された週間輸出成約高は市場予想が700-900(千トン)であったのに対して579.5と弱気な内容であった。これに加えてベルト西部にて農家売りが活発であったのだが、オプショントレードを含めると未だショートポジションを保っているファンドのショートカバータイプの大量のテクニカルの買いが本日の相場を支えつづけた。変わらずの寄り付きから値動きの少ない中での取り引きが続く。午後に入ると2セントほど上げる場面も見られたものの、すぐに値位置を元に戻し、変わらずの引けとなった。尚、本日も5月限のデリバリーがなかったこと、中西部で続く雨がちな天候は本日の下値を支える材料とされた。
(ダイズ) 輸出成約高に失望して弱含むが、その後ジリジリと上昇
寄り付き前に発表された週間輸出成約高において、事前予想が100-300(千トン)であったのに対して実際は41.8弱気な数字であったことを受けて、ギャップを付けての安値寄り付きとなる。しかしそこから相場はじりじりと値を上げていった。5月限のデリバリーは本日45枚であったのだが受け手のうち15枚がブンゲであったこと、ブラジルレアルが強含んでいるのに対してドルが弱いこと、韓国のAFMCが引き続き米国産NGMO大豆25000トンのテンダーを16日に控えているという報告などが本日の相場を押し上げる材料とされた。一時は前日終値と同レベルまで上げる場面もあったが、そこから多少下げ、各限月安値にて引けを見た。
本日ファンド筋はコーン市場では昨日に続き15,000枚の買い越し、大豆市場では1,000枚の売り越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約33,000枚のロングとなり、大豆は約63,900枚のロングだと見られている(推定)。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 週末までは概ね雨予報。来週のドライな天候に期待
昨日はベルトの北東部と南西部のそれぞれ外れにて降雨を見た。降雨はミシガンとオハイオを中心としてベルトの25%程度の範囲で、雨量は0.25〜1.0インチであった。気温はベルト北東部では平年をかなり下回ることとなったが、北西部では平年より高めとなった。この2つの雨雲の内、一つは今日にもベルトを横切るように移動し、明日の朝までにはベルトを抜けそうだ。また、もう一つの雨雲は週末にベルトを横切るように移動することとなる。その間の雨量を合計すると0.5〜1.5、所によっては3.0インチに達し、範囲はベルトの90%に及ぶ。今週は作付けはあまり進捗できそうにない。2つの雨雲が週末にかけて雨をもたらす地域をまとめると、
今日(木曜) : ベルト北部の中央部とベルト西部
明日(金曜) : ベルト南西部とベルト中央部
土曜 : 同上
日曜 : ベルト東部
となっており、特にイリノイ北部、インディアナ、ウィスコンシン、ミシガン、アイオワの東部、北部ミズーリの各地域では激しい雨となりそうである。また週末にかけての気温は北部で平年を少し下回るが、南部では平年以上となりそうである。
週末にかけての一連の雨により、引き続き作付けのペースは鈍いものとなる。しかし来週の予報はドライになってきており、作付けの遅れ・大豆への転換に関してはそう大きな程度ではなくなりそうである。
NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月13日〜5月17日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B | A/N |
| 東部ベルト | B | N/A |
降雨予想が昨日までより少し控えめになっているが、未だ多少サポーティブと捉えられている。
| 本日の発表等 |
【寄り付き前の発表】
| 1) USDA発表 週間輸出成約高(5月1日の週) (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 輸出成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 579.5 | 5.1 | 31,914.0 | 37,006.1 | 5,430.7 | 220.9 |
| 大豆 | 41.8 | 120.0 | 27,451.5 | 26,946.7 | 2,169.4 | 661.0 |
| 小麦 | 197.4 | 271.6 | 21,594.2 | 24,390.4 | 2,375.1 | 1,018.3 |
| 大豆粕 | -11.9 | 4.1 | 4,751.0 | 5,613.2 | 939.8 | 316.5 |
| 大豆油 | 9.1 | 0.0 | 607.5 | 601.9 | 87.2 | 1.5 |
コーン、大豆共予想を下回り、弱気な材料とされた。
| 2) USDA発表 週間輸出船積高(5月1日の週) (単位:千トン) |
| 輸出高 | 輸出高累計 | USDA通年予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 528.2 | 684.6 | 26,483.3 | 30,601.3 | 42,550 |
| 大豆 | 369.5 | 402.9 | 25,282.1 | 24,236.0 | 27,080 |
| 小麦 | 496.8 | 370.8 | 19,219.1 | 22,302.9 | 23,810 |
| 大豆粕 | 60.5 | 137.7 | 3,811.2 | 4,666.6 | 5,350 |
| 大豆油 | 15.3 | 12.3 | 520.3 | 525.7 | 950 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
本日のファンド筋の推定買い越し枚数は昨日同様に15,000枚となった。この二日で約30,000枚を買い越しとした。しかし、さすがに本日は現物のヘッジタイプの売りや農家売りがファンドの買いを吸収して更なる上伸はならなかった。変形ダブルボトムをつけてこのところテクニカルな買いが目立ったものの、価格はクリティカルポイントに近づきつつあり、ファンダメンタルズの支援材料が無い中、245セントレベルを頭として再び下降ラインを描くものと考えている。245セントを上回って上伸する場合は新たな予想外の材料が出現したときに限られよう。(H)
(ダイズ)
輸出成約という材料は後押したものの、今はテクニカルな調整局面。本日7月限は620を寄り付きからブレークしたが、控えていた商業筋の積極的な買い物も目立ち、相場は力強く620台へ回復して引けている。2日前に620をテストした際と同様の反応が本日も見られた。発表を前に、明日もこの手の動きは考えられる。仮に来週月曜の発表を見て相場が更に下を見ることがあっても、ファンダメンタルを確認したという理由付けにより、その後は本格的な上昇相場が展開される形を想定している。今の相場は容易に数日で数十セント動くエネルギーをもっていることから、特に現在のようなファンダメンタルズを抱えている中、急激な上への展開には気をつけなければならない。それらを想定したオペレーションを心掛けたい。 7月限の620台は買い場である。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)