米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年5月13日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---やや安値寄り付き、ほぼ変わらずで引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAY 03 251 1/2 253 250 1/2 252 3/4 + 0 3212 1599-
JUL 03 252 1/4 - 51 1/2 253 250 1/2 252 3/4 + 1/2 233333 9844+
SEP 03 247 1/2 - 47 249 246 1/2 248 3/4 + 1/4 50251 2627+
DEC 03 247 1/2 - 46 1/2 248 246 248 - 1/2 102433 1200-
MAR 04 251 1/2 - 51 253 1/4 251 253 1/4 + 0 13963 1775+
MAY 04 255 1/4 - 55 2561/4 255 256 1/4 - 1 1392 48+
            411838 11663+

 

 

大 豆      ---やや安値寄り付き、旧穀やや高値、新穀やや安値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 03 642 - 41 1/2 644 1/2 638 642 1/2 + 1/4 1447 991-
JUL 03 642 - 41 1/2 646 1/2 639 644 1/4 + 1 3/4 137068 1053-
AUG 03 632 1/2 - 32 639 631 1/2 637 1/4 + 4 1/4 13780 42-
SEP 03 595 1/2 - 95 597 1/2 594 596 + 1 3/4 11515 175+
NOV 03 559 - 58 1/2 560 1/2 555 1/2 558 1/2 - 1 3/4 59353 529+
JAN 04 563 564 558 1/2 561 1/2 - 1 1/2 3531 172+
            230283 965-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
MAY 19790 + 50 MAY 2287 +23 MAY 326 + 0  
JUL 19680 + 40 JUL 2286 +19 JULY 331 1/4 + 1/4  
AUG 19200 + 40 AUG 2279 +15 SEP 335 - 1/2  
SEPT 18270 +00 SEPT 2257 +14 DEC 345 1/2 + 1/4  

 

 

本日の相場の動き

 

※ 取引開始は2時間遅れの11:30。通常通りの終了時間であったことから単純に2時間取引が短縮される形となった。原因は、昨日と同様。金曜以来、取引を管理する新データシステムに問題が発生しておりその復旧に時間を要している為。

(コーン・大豆)

取引開始が11:30。セッション時間は2時間もなく、動き自体も限られたものとなった。

コーン7月限はやや安値で寄り付くも上下どちらにも動けずセッション終盤までは251-252までの1セントを挟んだ小刻みな展開となる。終盤にやや値位置をあげ252-253が取引レンジとなるもそれ以上の展開は見れずそのまま先日比ほぼ変わらずのれベルで取引を終了している。しかしファンドの買い越しは以外にも多く見られている。
大豆7月限。僅かに安値でスタートした後一旦は安値へ動き639をつけるも更なる売りも出ずセッション後半は買いがやや優勢。引け際に本日の高値をつけ、前日比やや高値での引けとなっている。

- 先週よりの天候推移と今週〜来週にかけてのクール&ウエット予報は下支え材料となった。
- 昨日引け後の作付進捗はコーン・大豆ともに予想平均の下。中立からややサポーティブとされた。
- 韓国が中国産コーン25,000トン成約。キプロスが25,000トンオプショナルコーン、イスラエルが48,000トン米国コーンを買い付け。

本日ファンド筋はコーン市場で6,400枚の買い越し、大豆市場では300枚売り越したと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約67,000枚のロング、大豆は約61,400枚のロングだと見られている(推定)。

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部  

先週末にはイリノイ州においても中型のトルネードが発生するなど暴風雨となったが、週明けて一先ず嵐は去った。昨日はドライとなったが、気温は低く最高でも60度台、最低気温は40度台をつけている。本日から明日にかけても基本的にドライ。中西部の西部地域では一部で雷雨を伴い、その前線が水曜〜木曜にかけてベルト東部に移動してくると思われる。この前線通過によりベルトの75%の範囲に0.25-1.2インチまでの降雨を齎すと見られている。

次の降雨は今週末。ベルトの55%(主に南部エリア)に0.25-1.3インチの降雨予想。 その次は来週週央となる。この来週の前線がまとまった降雨を齎すといわれており注意。ベルトの80%の範囲に1.5インチまで。 又この期間、気温は依然として平年比低めで推移するとされる。

(この5月の降水量)

まだ記憶に新しいが、昨年は作付の中心であるこの5月上旬以降、激しい降雨により作付が大きく遅れ、結果大相場に結びつく結果となった。今年の場合はどうか?先週日曜までの11日間のデータにおいては、中西部〜デルタ地帯までを含めて”今年の方が降水量が多い”という事実である。平年比で行くと、中西部各地でで200-500%までの降雨過多の状態にある。この事は注目に値する。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月18日〜5月22日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N A
東部ベルト A/N B/N

 

本日の発表等

 

ブリッシュコンセンサス

 

  5/13/03 5/6/03 4/29/03 4/22/03 4/15/03
大豆 73 75 77 74 75
大豆油 59 52 53 51 53
大豆粕 78 84 85 81 80
コーン 59 48 44 46 48
小麦 48 31 22 24 24

ほぼ予想範囲内の内容。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

本日は共にインサイドデー。コーン7月限は目先246-248にかけての下げ期待も持てるが、トレンドは上向きにあると見るべき。このところの活況にOPEN INTは410,000枚を数え、昨日のTRADING VOLUME:204,000枚は史上2番目の大きさと報告されている。今後の大豆市場或いは天候推移なども含め強材料に反応しやすい環境にあると言える。大豆7月限については昨日650へあと僅かのところまで付けた。630前後までの下げは期待できるも、今後の更なる高騰へ向けたオペレーションを心掛けるべき。昨日の高値が天井ではなく、この先更に50セント上を目指すくらいの心構えで臨みたい。

天候欄にはこの5月の状況につき記してあるが、今後の潜在的な材料として注視しておきたい点として現在の中西部の「クール&ウエット」な天候パターンがある。4月下旬までの完璧なまでのパターンから現在は一変しており今後の作付進捗率にも注目していく必要があろう。

【コーン】 (単位 : % )

  2003 2002 5年平均
4/20 12 12 10
4/27 29 24 23
5/4 55 41 46
5/11 64 60 67
5/18 69 82
5/25 81 89

2002年は中西部中部・東部地域を中心とした降雨過多により作付が大幅に遅れたことから大相場の引き金となったことは記憶に新しい。今年の5月の天候パターンはこれまでのクール&ウエットが今後も継続傾向にあり、最終週にかけてもヘビーではないもののコンスタントな前線の到来が予想されており、状況はあまりよくないと捉える必要がある。加えて平年比低い気温推移の蓄積も、発芽とその後の生育には足かせとなることは周知。 主産地を週別に検証すると、現時点では明らかに昨年度進捗を上回っており問題はなさそうではあるが、今後の推移と言う事でしっかり追いかけていきたい。

上記はコーンの数値であるが、始まったばかりの大豆にとっても状況は同じ。今週の16%という進捗は昨年と同じである。5月末までに50%を超えないといった昨年のパターンとなれば、又同様に相場材料となってくる。注意を要する。(A)

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)