米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年5月22日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---やや安値での寄り付き、一旦上げるも戻して安値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| JUL 03 | 244 1/2 - 44 | 247 | 243 | 243 3/4 | - 1 3/4 | 227969 | 4036- |
| SEP 03 | 243 - 42 1/2 | 244 3/4 | 241 1/2 | 242 1/4 | - 1 1/2 | 54032 | 756+ |
| DEC 03 | 244 | 245 | 242 1/2 | 243 | - 2 | 108378 | 1263+ |
| MAR 04 | 249 3/4 | 250 3/4 | 248 | 248 1/2 | - 2 1/4 | 15272 | 77- |
| MAY 04 | 252 1/2 | 253 1/2 | 252 | 252 1/4 | - 1 1/4 | 1607 | 37+ |
| JUL 04 | 255 1/2 | 256 1/2 | 253 3/4 | 254 1/4 | - 1 3/4 | 3815 | 20+ |
| 415257 | 2023- |
大 豆 ---安値寄り付き、大きく安値引け---
| ?? | OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG |
| JUL 03 | 638 - 37 | 638 | 626 | 626 3/4 | - 13 1/4 | 130739 | 2053- |
| AUG 03 | 637 - 36 | 637 | 624 1/2 | 625 1/4 | - 13 | 14663 | 67+ |
| SEP 03 | 607 1/2 - 07 | 607 1/2 | 595 | 596 | - 11 1/2 | 13100 | 75+ |
| NOV 03 | 574 1/2 - 74 | 574 1/2 | 565 1/2 | 566 1/4 | - 8 3/4 | 66942 | 3277+ |
| JAN 04 | 577 1/2 | 578 | 570 | 570 1/2 | - 8 1/4 | 4341 | 18+ |
| MAR 03 | 579 1/2 | 579 1/2 | 573 1/2 | 575 1/4 | - 7 1/4 | 3481 | 8+ |
| 236271 | 1656+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| JUL | 19050 | -470 | JUL | 2275 | -31 | JULY | 325 1/2 | - 6 3/4 | 117.04 - 117.33 |
| AUG | 18840 | -520 | AUG | 2280 | -25 | SEP | 330 | - 6 3/4 | |
| SEPT | 18260 | -450 | SEPT | 2268 | -22 | DEC | 340 1/4 | - 6 1/2 | |
| OCT | 17150 | -340 | OCT | 2229 | -26 | MAR | 345 | - 6 1/2 |
| 本日の相場の動き |
(コーン) 連休を目前に控え値動き少なく。
中西部の天候は昨日予想よりドライであったのと週末にかけてもややドライ気味に変化していることにより弱気に捉えられた、わずかに安値にての寄り付きとなるが、そこからもジリ安の展開。カナダでの狂牛病の発見の影響は限定的と捉えられるが、牛肉需要の減少を連想させ若干の弱材料とされている。20日移動平均線を下へ抜けようとトライしたがサポートされ、一度上げる場面も見られたが結局値を崩して安値にて引けた。連休を目前に控えて利益確定の売りが入ったことは本日の上値を抑える結果となった。また、朝発表された輸出成約高753,600という数字は予想の上限であったが余り材料視はされなかった。これも相場の動きとは余り関係がなかったが、アルゼンチンの農林大臣はコーンの生産量予想を1500万トンと発表した。この数字は先月から変わっていないが去年の数字1470万トンより若干大きい数字となっている。
(大豆) ファンドの大量の売りにより大きく下げる
天候パターンがドライへと変化した事を受け、安値での寄り付きとなる。そこからファンドの売りが止まらず、ほぼ一方的に下げる展開。大きく安値にて引けた。テロに対する警戒レベルが引き上げられた事と今週末の3連休を目前に控えている事とが重なり、利益確定の売りを誘ったことと、20日移動平均線を下へ抜けたことが更なる売りを誘った。期近限月では2桁安となっている。
朝発表された週間輸出成約高は中立か多少弱気な材料とされた。またアルゼンチンの農林大臣は本日大豆の収穫量予想を3500万トンと発表しているが、これは先月の数字から変化はなかった。昨年は3000万トンであった。
本日ファンド筋はコーン市場で6,000枚の売り越し、大豆市場でも8,000枚の売り越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約68,600枚のロング、大豆は約47,900枚のロングだと見られている(推定)。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 来週にかけ、一部地域を除いては作付けが順調に進む。気温に注意。
昨日は北東部サウスダコタ、南東部ノースダコタ、南西部ミネソタ辺りを中心にベルトの北西部10%の地域で0.10〜0.35インチの極少量の降雨を見た。気温は平年よりかなり低目であった。
今日以降、ベルトの西部周辺では軽い雨が土曜日まで続く。東部周辺でも金曜から週末にかけて軽い雨が続くという予報がでていたが、本日正午に発表された予報ではそれが修正され、東部では週末にかけてドライとなる予報に変わった。雨の中心となるのは北西部アイオワ、東部ミネソタ、中央部・北西部ネブラスカ、そしてオハイオ南部の中央部。雨量は0.10〜0.50、所により1.0インチで、範囲はベルトの30%程度。
大抵の地域では概ねドライであり、全般的に進捗は進むと見てよい。更に、日曜から来週木曜にかけてもベルトの天候は概ねドライであり、コーンの作付けを終了させる地域、大豆の作付けを大幅に進捗させる地域が出てくるであろう。5月に入ってから平年比100%〜250%の降雨がベルトのもたらされたわけであるが、このことは一旦作付けさえ終了してしまえばクロップ初期成長段階においてはプラスである。ただし気温が上がるということが条件となってくる。東部においては来週平年より低めの気温が予想されていたが、最新の予報では若干改善されている。
NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月27日〜5月31日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | N | N |
| 東部ベルト | N | N/A |
気温は東部ベルトが平年並みになったことで弱気、降水量は東部ベルトで増えたことにより強気、合わせて多少弱気と捉えられている。
| 本日の発表等 |
【寄り付き前の発表】
| 1) USDA発表 週間輸出成約高(5月15日の週) (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 輸出成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 756.3 | 17.8 | 33,734.4 | 39,431.6 | 5,804.4 | 240.9 |
| 大豆 | 108.4 | 55.0 | 27,697.4 | 27,630.6 | 1,996.6 | 832.8 |
| 小麦 | 108.3 | 220.4 | 21,941.8 | 24,862.0 | 1,928.6 | 1,560.7 |
| 大豆粕 | 24.3 | 19.3 | 4,847.8 | 5,783.1 | 889.4 | 372.0 |
| 大豆油 | 9.6 | 3.8 | 625.7 | 658.8 | 97.7 | 5.3 |
コーンは予想の上限であったがあまり材料視されず。大豆は旧穀は予想を上回ったが新穀は予想以下にて、ニュートラル。大豆粕は弱気な材料として捉えられた。
| 2) USDA発表 週間輸出船積高(5月15日の週) (単位:千トン) |
| 輸出高 | 輸出高累計 | USDA通年予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 831.3 | 615.4 | 27,930.0 | 32,617.7 | 41,280 |
| 大豆 | 114.6 | 308.8 | 25,700.8 | 25,202.1 | 27,490 |
| 小麦 | 353.9 | 440.1 | 20,013.2 | 23,278.7 | 23,810 |
| 大豆粕 | 70.5 | 76.7 | 3,958.4 | 4,878.9 | 5,440 |
| 大豆油 | 2.6 | 5.2 | 528.0 | 544.3 | 950 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
今週末から来週にかけての中西部の天候がドライとなりコーンの作付けは一気に進捗することが予想される。また、作付けの進捗と同時に期近に対する農家売りが控えており期近の上昇力は今後弱まると予想する。南米アルゼンチンでのコーンの収穫が問題なく進捗していることやブラジル産コーンのセカンドクロップ(サフリーニャ)の作柄も現在まで問題なく進捗していること(日曜日から月曜日にかけてサンタカタリナ州やパラナ北部の一部地域にこの冬第一段の寒波があり霜の可能性はあるが。)等から今後も南米コーン輸出のプレッシャーを受けることも期近には弱材料となってくる。ファンド筋は現在まだ推定69,000枚程度のネットロングを抱えており、米国中西部の作付け状況や南米の輸出圧力、今後農家売りが強まることなどを考えれば追加の買いを出しにくい展開となろう。本日もR.J.O'brienが期近中心に大量の売りを行なったように三連休を控えた明日、またその後もファンド筋のロング整理は月末まで続くと考えている。7月限、12月限ともに月内に235セント程度までの下落はあってもおかしくはない。(H)
(ダイズ)
連休を前にした手仕舞い売りに拍車がかかり本日の期近は予想以上の下落を見る形となった。しかし630-633というレベルを超えて安値で引けた事はテクニカルにも弱いサインとも言え、今後の展開を占う上でも一つの大きな判断要因。だが、ここで「2日前で高値は見た」と判断するには時期尚早ではないか。明日はフォロースルーにより更なる足踏みが見られる可能性が高いが、連休明け、再び上昇し始めると見ている。
それにしても未だに夜は冷え込む。6月を前にして40度半ばは厳しい。各方面でラニ−ニャ傾向、88年型、春の低温と夏場のホット&ドライなどと報告されている。通常年とは天候パターンに違いがあるのは明らか。今後の潜在的材料としてこの動向は注視していく必要がある。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)