米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年5月28日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---やや高値寄り付き、やや安値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| JUL 03 | 242 1/2 - 42 | 243 1/2 | 240 1/2 | 241 1/4 | - 3/4 | 215981 | 9804- |
| SEP 03 | 241 - 40 1/2 | 241 1/4 | 238 1/4 | 239 1/4 | - 1/2 | 56259 | 1447+ |
| DEC 03 | 241 - 40 1/2 | 242 1/4 | 239 1/4 | 240 1/2 | + 0 | 110492 | 1123+ |
| MAR 04 | 246 1/2 - 46 1/4 | 247 1/2 | 245 | 246 | + 0 | 15470 | 64+ |
| MAY 04 | 250 | 250 3/4 | 249 | 250 | + 1/4 | 1868 | 60+ |
| JUL 04 | 253 - 52 1/2 | 253 1/4 | 251 1/4 | 252 | + 1/2 | 3962 | 151+ |
| 408284 | 7034- |
大 豆 ---やや安値寄り付き、安値引け---
| ?? | OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG |
| JUL 03 | 629 1/2 - 28 1/2 | 632 1/2 | 622 1/2 | 623 | - 7 1/2 | 118072 | 3507- |
| AUG 03 | 627 | 629 1/2 | 620 1/2 | 620 3/4 | - 7 | 15131 | 308+ |
| SEP 03 | 594 - 93 | 595 1/2 | 587 | 587 | - 5 3/4 | 13503 | 276+ |
| NOV 03 | 562 - 61 1/2 | 563 1/2 | 556 | 556 3/4 | - 4 3/4 | 68691 | 1837+ |
| JAN 04 | 566 1/2 - 66 | 567 | 560 | 560 1/4 | - 5 1/4 | 4517 | 1+ |
| MAR 03 | 568 - 67 1/2 | 570 | 564 1/2 | 564 1/2 | - 5 1/2 | 3814 | 82+ |
| 226964 | 972- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| JUL | 19060 | -350 | JUL | 2211 | -5 | JULY | 319 | - 8 1/2 | 118.26 - 118.72 |
| AUG | 18860 | -270 | AUG | 2214 | -7 | SEP | 324 3/4 | - 7 1/2 | |
| SEPT | 18220 | -210 | SEPT | 2204 | -8 | DEC | 334 3/4 | - 7 | |
| OCT | 16950 | -160 | OCT | 2161 | -9 | MAR | 340 1/2 | - 6 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
寄り付きは前日の引け間際の力強い展開のフォロースルーからやや高値にての取り引きとなったが、その後は徐々に下げる展開。ファンドがまだまだ大量のロングを抱えていることは市場関係者に警戒心を抱かせている。その流れはセッション最後まで続き、期近を中心にやや安値での取り引きにて引けている。
一方で台湾の餌会社が54,000トンの米国産コーンをテンダーにて買い付けたという報告があったこと、韓国が産地オプションのコーンをテンダーにて買い付ける予定であるという報告などは本日の相場を多少サポートした。
なお、本日は畜産マーケットが高騰した。カナダから牛肉が入ってこないことが国内の牛肉の需給をタイトにさせ、キャッシュマーケットが高騰、シカゴのライブキャトル市場も高騰した。加えてホッグ・ポーク市場もテクニカルの買いが入って7月切りのリーンホッグマーケットはリミット(200セント)アップ。このことは本日のコーンマーケットにも心理的に多少強気に働いた。
(大豆)
ドルがかなり堅調な動きを見せていたこと、中国の大連の取引所にて7月切りの大豆がリミットダウンとなっていたことなどがネガティブに作用し、やや安値での寄り付きとなる。その後も中西部の良好な天候を確認してファンドを中心とした売り物が多く出て、徐々に下げる展開。5月半ばから続いているセットバックの局面の中で見ると新安値をつけることとなった。引けは期近を中心に安値にて取り引きを終了している。
7月限月は引き続き20日間の移動平均線より上のレベルでの取り引きとなっている。11月限月は4月1日以降初めて20日間の移動平均線を下回った。インドの気象局によるとモンスーンは例年比数日遅れでやってくると予想されているが、約4ヶ月の雨季に関しては今のところこれによる大きな影響は示唆されていない。また、中国はこの10日間で南米の大豆を合計600,000トン買い付けたとの報告があった。 なお、明日はセンサスの搾油報告が発表される予定となっている。
本日ファンド筋はコーン市場で2,500枚の売り越し、大豆市場では4,000枚の売り越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約54,700枚のロング、大豆は約32,400枚のロングだと見られている(推定)。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 概ね良好。しかし東部で続く寒さに注意が必要か。
昨日はベルトの西部と東部の周辺地域にて0.10〜0.35インチと少量の降雨が見られた。範囲はベルトの20%程度であった。気温は東部では平年以下、西部では平年より高めとなった。
ウィスコンシンの東部、ミシガンの西部、北部イリノイ、北部・東部インディアナ、南部オハイオなど、五大湖周辺とオハイオ川沿いの東部では今日から木曜の朝にかけて降雨が続く。金曜から土曜にかけてはベルトの北部・南東部45%の地域において0.10〜0.75インチの降雨がもたらされる。雨の中心は南東部アイオワ、ウィスコンシン、北部イリノイ、北部インディアナ、オハイオ、ミシガン、北東部カンザス、ミズーリの中央部と北西部の各地域である。気温は東部では引き続き平年以下となり、西部では平年並みか高めとなる見込み。
今週末にかけてはベルト全般で概ねドライな天候が続き、作付けには適した環境となるが、来週は東部にて雨が続きそうな予報となっている。東部での寒さは今後10日間の間は続きそうである。コーンの作付けはほぼ終了しており、作付けされていないのはわずか10%程度である。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (6月2日〜6月6日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | N/B | N/A |
| 東部ベルト | MB | N |
中国
昨日は華北平原の北部と長江の西部にて降雨が見られた。雨量は0.25〜1.0、所により2.0インチとなり、菜種ベルトの30%、コーン・大豆・小麦ベルトの15%程度の範囲であった。今日・明日と降雨の中心は満州地域へと移るが、週末には再び長江西部へと戻ってくる。その間の雨量は0.25〜1.0インチで、範囲としてはコーン・大豆ベルトの35%、菜種ベルトの30%、小麦ベルトの15%程度となる見込み。この雨により満州地域ではコーン・大豆の発芽を後押しすることとなる。
| 本日の発表等 |
| 1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
発表が金曜に遅れた都合上、明日予想レンジが出される予定
【引け後の発表】
| 2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント (単位:%) |
| 5/24の週 | 前週 | |
| 肥育用ブロイラー卵導入数 | 99 | 98 |
| 肥育用ブロイラー雛鶏導入数 | 100 | 100 |
あまり材料視はされていない。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
昨日と意見変らず7月限・12月限ともに235セントをうかがう展開を予想する。世界的な天候の回復やファンダメンタルズ上の支援材料が無い中、ファンドは今週末・今月末にかけてネットロングの枚数を減らしてくるだろう。その仮定で235セントまでの可能性はあると考える。ファンドが5月初旬より一気にポジションをネットロングに変更した230〜235セントまでは短期的には戻らないと考えている事から、235セントの下げ場面ではプライシング・新規の買いは積極的に進めて行きたい。ウエット・低温を背景とした作付け遅れによるファンド演出の上げ相場の第一ラウンドは今週で終了して、ファンドのポジションを減らしながら235セントをつければ今後6月以降の生育期の本格的な天候相場が到来する。市場は既に140ブッシェルの収量を織り込んだ感もあり、今後は如何なる天候異変にも上方向に敏感に反応して行くであろう。(H)
(H)
(ダイズ)
7月限は非常にナーバスな展開が続いている。この630台〜620割れといったレンジ内で上下動しながら次の方向を探っているのが現在であるが、仮に下値は5月上旬の616を下に抜けたケ−スには610そして600へと、下落に勢いがつく事が予想される。しかし、逆にこのレベルが持ち堪えられ640というレベルを再び抜けての上昇局面では、先日つけた高値658を更に更新して7ドルを目指す展開が期待できる。現在の意見としては後者サイドであり、このレンジ取引後の再びの高値を予想しており、意見は変わらずの据え置きとしたい。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)