米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年6月4日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---安値寄り付き、安値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

JUL 03 239 1/2 - 39 1/4 240 1/4 237 1/4 237 1/2 - 2 1/2 193144 4691-
SEP 03 238 - 37 3/4 238 3/4 236 236 1/4 - 2 61518 1718+
DEC 03 239 - 38 1/2 240 1/4 237 1/2 237 3/4 - 2 119119 2170+
MAR 04 245 246 243 3/4 244 - 2 15793 163+
MAY 04 248 1/2 249 1/2 247 3/4 248 - 1 3/4 2386 60+
JUL 04 251 1/4 252 249 3/4 250 - 2 1/4 3951 18-
            400271 679-

 

 

大 豆  ---やや高値寄り付き、高値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL 03 613 - 11 617 1/2 610 1/2 615 1/4 + 5 107478 2578-
AUG 03 611 615 1/2 608 1/2 614 + 4 3/4 17281 245+
SEP 03 581 - 80 1/2 586 580 1/2 585 1/2 + 6 1/4 13546 127-
NOV 03 554 - 52 1/2 558 552 557 + 5 1/4 74515 554-
JAN 04 558 1/4 562 557 1/2 561 + 5 4909 53-50+
MAR 03 561 566 561 566 + 5 1/2 4045
            225277 2971-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
JUL 18670 +30 JUL 2201 +32 JULY 313 1/2 - 6 118.46 - 118.72
AUG 18570 +60 AUG 2205 +30 SEP 321 3/4 - 5 1/4  
SEPT 18000 +90 SEPT 2199 +29 DEC 331 1/2 - 5 1/2  
OCT 16840 +110 OCT 2172 +37 MAR 336 3/4 - 5 1/4

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン・大豆)

コーン市場では今週のクールな天候が既に作付けされたコーンにとって成長のスピードが遅くなるとの見方が支援材料視される一方で今週末にかけて気温が上昇して今までの遅れを取り戻すとの見方が優勢となり、順調な降雨にも恵まれていることから作柄の安定が期待されて引き続きファンド筋のロング整理タイプの売りに終始プレッシャーを受け、若干のコマーシャルの買支えも見られたが結局昨日比2セント程度のダウンとなり引けた。

大豆市場では昨日のトレードで7月限が610セントのサポートラインを抜けきれなかったこと、この数日で期近は48セント程度の急落を見せたことなどのテクニカル要因並びに売り過剰感からの買戻しにより期近中心に堅調な動きを見せた。期近の昨日までの下げで輸出港や産地での荷動きが多くなり、秋口の期末在庫は結果的に農務省の予想の135百万ブッシェルを下回るのではとの見方も後半にかけての上げの支援材料となっていた。

 

本日ファンド筋はコーン市場では6,000枚の売り越し、大豆市場では500枚の買い越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約48,600枚のロング、大豆は約22,500枚のロングだと見られている(推定)。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  気温は月の半ばから回復。

 昨日はオハイオの中央部、南部ネブラスカの中央部を中心にベルトの15%の範囲に0.10〜0.50インチ程度の降雨が見られた。気温は概ね平年以下、所によっては平年を大きく下回るところもあった。
 明日はミシガンの東部とベルトの西端部に限られた雨が降ることとなる。金曜から土曜にかけてはベルト北西部と南端部にて降雨を見る予定。範囲はベルトの60%、雨量は合計で0.25〜1.0、所により1.5インチとなる。この間特に雨が激しいのは北東部ネブラスカ、ミネソタ、ダコタ、ウィスコンシン、南部オハイオ、南部インディアナ、南部イリノイの各地域。
 その後土曜日にベルト西部にて発達する雨雲は月曜にかけて北東へと移動する。この間、南東部ミネソタ、アイオワ、ネブラスカ、ウィスコンシン、ミシガン、北部・中央部イリノイなどを中心にベルトの70%の地域に降雨をもたらすこととなる。

 今週は比較的ドライな傾向が続き、来週は雨がちな天候となりそうである。大豆の作付けの進捗には多少影響を与えることとなる。気温はまだしばらく平年以下が続きそうであるが、6月の半ばからは次第に暖かくなりそうだ。このクールな気温がクロップの初期成長に与える影響がどれぐらいのものであるが、注目を要する。

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (6月10日〜6月14日)】 

  気温 降水量
西部ベルト B A/N
東部ベルト B A

気温は平年を下回るパターン。更に降水量は平年を上回り中立から強材料視される。 

中国  

昨日も引き続きベルト西部の周辺地域のみにて降雨を見た。雨量は0.1〜1.0インチで、範囲はベルトの5%程度であった。この雨雲は引き続きベルト西部周辺部に限られた雨をもたらすに留まる。満州でも一部で降雨を見る事になるが、雨の範囲は全体でコーン・大豆・菜種ベルトの45%、小麦の20%程度、雨量は0.25〜1.25インチとなりそう。

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ       

(単位 : 千トン) 

  明日の予想  先週の発表数字 
小麦  250-400 112.4
コーン  650-850 690.8
大豆 150-250 270.1
大豆粕 25-75 58.6
大豆油 5-10 9.7

 

 

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

    5/31の週        前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      99  99 
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   98  100 

事前予想の範囲内にて明日の相場には中立材料視されている。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

本日のNYダウは前日比116.03ドル高の9,038.98ドルとなり9,000ドルの大台を付けた。昨日のグリーンスパンFRB議長の発言や本日発表されたサービス業の経済指標などから米国景気の先行きに楽観的な見方が広まったと伝えられている。一方の商品市場では本日は商品毎にまちまちの展開となった。コーン市場では今週までのクールな気温が生育を抑制するとの見方も出ているが、今週末には気温も上昇して成長速度も正常に戻り大きな問題はないとの見方が支配的であり、逆にファンド筋の過大なネットロングの整理が見られて終始売り圧力を受けた。期近7月限はサポートラインと考えられていた、238-1/4セントを割り込んだ。コーン市場では今後の天候動向にもよるが、ファンド筋のロング整理が優先される展開が続こう。一方の大豆市場では昨日7月限が610セントでサポートされことや数日間で既に50セント近くの修正安となっていることなどから売り過剰感が市場に支配的となりテクニカルな買戻しが入りなだらかな上昇を見せた。大豆については旧穀の期末在庫が135百万ブッシェルと少ないことから今後も神経質な動きとなろうが今週の輸出成約や来週の検証高で今週と続けて米国大豆の輸出のスローダウンが確認されれば期近を再び買い上げる材料はない。一方の南米大豆輸出については旺盛な中国の買い付けにより勢いは止まりそうにない。世界的な需給にはプラスマイナスは無いもののシカゴ大豆相場には弱材料視される。大豆市場についてはファンド筋のネットロングは2万枚台とかなり減少しており新規にファンド筋がロングを増やすことも考えられるがその場面は少なくとも6月11日の農務省需給発表後以降ではないかと考えている。暫くは戻り売りパターンが続こう。(H)

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)