米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年6月16日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---安値寄り付き、安値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| JUL 03 | 241 1/4 - 40 1/2 | 241 1/2 | 238 3/4 | 240 1/2 | - 1 1/4 | 140088 | 4538- |
| SEP 03 | 238 1/2 | 239 1/4 | 236 1/2 | 238 | - 1 1/2 | 87173 | 1686+ |
| DEC 03 | 239 3/4 - 39 1/4 | 240 3/4 | 238 | 239 3/4 | - 2 | 136885 | 3023+ |
| MAR 04 | 245 1/4 - 45 | 246 1/4 | 244 | 245 1/2 | - 1 3/4 | 17093 | 538+ |
| MAY 04 | 249 1/2 - 49 1/4 | 249 1/2 | 248 | 249 1/2 | - 1 1/2 | 2881 | 14+ |
| JUL 04 | 251 | 251 1/2 | 249 1/2 | 251 1/4 | - 1 1/4 | 4352 | 162+ |
| 393221 | 959+ |
大 豆 ---変わらずの寄り付きから、期近高値引け、先はやや安値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JUL 03 | 615 - 14 1/2 | 619 1/2 | 611 1/2 | 617 1/4 | + 2 3/4 | 74703 | 7931- |
| AUG 03 | 615 - 14 1/2 | 620 | 611 | 617 3/4 | + 3/4 | 28267 | 1926+ |
| SEP 03 | 588 1/2 - 87 | 595 | 585 | 590 1/4 | + 1 3/4 | 14336 | 174+ |
| NOV 03 | 560 1/2 - 58 1/2 | 565 1/4 | 555 1/2 | 560 1/2 | + 1/2 | 88268 | 2606+ |
| JAN 04 | 563 1/2 | 567 | 559 1/2 | 563 | - 1/4 | 6964 | 675+ |
| MAR 03 | 566 - 65 1/2 | 568 1/2 | 563 | 566 1/2 | - 1 | 4578 | 420+ |
| 223384 | 1857- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| JUL | 18880 | +60 | JUL | 2194 | +7 | JULY | 316 | - 1 3/4 | 117.59 - 117.79 |
| AUG | 18881 | +80 | AUG | 2196 | +5 | SEP | 321 1/4 | - 2 | |
| SEPT | 18270 | -20 | SEPT | 2196 | +6 | DEC | 331 | - 2 1/2 | |
| OCT | 17070 | -100 | OCT | 2173 | +10 | MAR | 336 1/4 | - 4 3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
先週金曜日の弱気なマーケットの流れを受け、安値にて寄り付いた後も、多少弱含む展開となる。午前中に発表された週間輸出検証高は事前の市場予想が250-300万Buであったのに対して307万Buと予想を超えた数字であったため、一時は値を上げる展開となるが、それも長くは続かず、すぐに値を崩す。その後は売り買い拮抗し、約2セントの範囲でもみ合いの相場展開となる。引け後に発表されるクロップコンディションに関して、GOOD-EXCELLENTの数字が1-2%増えるのではないかという大方の予想も、本日の相場の頭を抑える材料となった。さらに、本日ライブキャトル・リーンホッグ市場が大きく下落したこともトレーダーを弱気にさせた。その後大きな動きを見ることなく、各限月1〜2セント安値にて引けた。
(大豆)
前日比ほぼ変わらずでの寄り付きとなるが、その後は移り気な相場展開となる。輸出検証高は先週が540万Bu、昨年が510万Buであったのに対して本日発表された数字は690万Buであった。市場予想は500-900万Buであったので材料としてはニュートラルであった。新穀限月は順調な天候にプレッシャーを受け、弱含む展開となる。TOO WETの懸念が続いていたベルト東部にて週末2日間ドライな天候を得たのと、今週ベルトにて気温が上がりそうだという予報により、新穀限月は金曜日の安値を下へ抜けたものの、6月初めに付けた安値には届かず。引け後に発表される作付け進捗とクロップコンディションに関して弱気な予想が多かったことも相場の頭を抑えた(予想はGOOD/EXCELLENTが2%UP, 作付進捗が88〜92%)。
期近はやや高値、期先はやや下げて引けた。
本日ファンド筋はコーン市場では2,500枚の売り越し、大豆市場では7,00枚の売り越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約50,100枚のロング、大豆は約19,900枚のロングだと見られている(推定)。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
週末はイリノイ中央部、インディアナ中央部、東部ミズーリの中央部、南部オハイオ辺りを中心にベルトの30%の限られた範囲に、0.25〜1.75と少量の降雨を得た。最高気温はベルトの東側で70度台、西側で80度台(摂氏21〜32度)と暖かい週末となった。
南部インディアナと南部オハイオでは火曜まで限定的な降雨が続くこととなる。ミズーリ北部、アイオワ西部、ネブラスカ、サウスダコタにおいても水曜日まで雨が続く模様。雨量は合計で0.10〜0.75インチ、範囲は合計でコーン・大豆ベルトの45%、小麦ベルトの35%となる。
ベルトのたいていの地域では適度な土壌水分を得て、初期成長段階においては良い環境が整っていると言える。しかし南部ウィスコンシン、南部・西部ミシガン、アイオワの北東部、北部イリノイ、北西部インディアナ辺りにおいては6月に関してh例年の20〜60%程度の雨しか降っておらず、現在水分が不足していると見られる。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (6月21日〜6月25日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A/N | A/N |
| 東部ベルト | A | N/A |
気温が上がってきていることが、やや弱気な材料として捉えられる。
中国
週末は概ねドライな天候となったが、東北地方の北部、華南の東部、華中の南西部辺りを中心に小麦・大豆の5%、落花生・コーンの10%の地域に0.10〜1.0インチの限定的な降雨を得た。今後の雨の可能性としては、
今日(月曜) : 東北地方北部と華南の東部
明日(火曜) : 東北地方中央部と華中の西部
水曜 : 華中の西部。東北地方の東部と華北の北部周辺地域にも限定的な雨を見る。
木曜 : 中央部・北部東北地方、華中の西部、華南
金曜 : 華中の南部・西部、華南、華北の北部周辺地域、東北地方南西部
となる。東北地方ではここ最近まとまった雨を得、ベルトの南部では土壌水分が改善したと言えるが、黒龍江省の北半分の地域では未だ水不足が続いている。
| 本日の発表等 |
【セッション中の発表】
| 1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) |
| 6月12日の週 | 6月5日の週 | 昨年同週 | 今年度累積 | 昨年度累積 | |
| コーン | 780.8 | 724.2 | 978.2 | 29,373.3 | 36,060.6 |
| ダイズ | 186.5 | 147.4 | 137.7 | 26,343.9 | 25,978.4 |
| 小麦 | 454.3 | 366.1 | 398.2 | 776.7 | 744.4 |
コーンにはやや強気、大豆には中立の発表内容となった。
【引け後の発表】
| 2)USDA週間クロップ・プログレス(6/15の週) |
《コーン主要産地の発芽率》 (単位 : %)
| 6/15/03 | 先週 | 昨年同期 | 5年平均 | |
| イリノイ | 96 | 92 | 97 | 98 |
| インディアナ | 89 | 82 | 86 | 96 |
| アイオワ | 99 | 96 | 100 | 99 |
| カンザス | 99 | 97 | 99 | 99 |
| ケンタッキー | 86 | 86 | 97 | 97 |
| ミシガン | 92 | 75 | 91 | 94 |
| ミネソタ | 99 | 97 | 99 | 99 |
| ミズーリ | 97 | 92 | 95 | 98 |
| ネブラスカ | 98 | 96 | 100 | 99 |
| ノースカロライナ | 95 | 92 | 100 | 99 |
| オハイオ | 96 | 90 | 83 | 96 |
| テネシー | 99 | 98 | 99 | 99 |
| テキサス | 100 | 100 | 100 | 100 |
| 主要18州平均 | 96 | 91 | 96 | 98 |
インディアナにて遅れが見られるが、全体では順調に推移している。材料としては中立。
《コーン・クロップコンディション》
括弧内は先週 【単位 : %】
| 主要生産州 | 非常に悪い | 悪い | 普通 | 良い | 非常に良い |
| アイオワ | 1(1) | 3(3) | 16(19) | 60(60) | 20(17) |
| イリノイ | 1(1) | 5(6) | 20(21) | 55(54) | 19(18) |
| ネブラスカ | 0(0) | 2(1) | 19(17) | 61(62) | 18(20) |
| ミネソタ | 1(1) | 3(3) | 20(24) | 66(62) | 10(10) |
| インディアナ | 2(3) | 8(10) | 32(34) | 50(45) | 8(8) |
| サウスダコタ | 0(0) | 1(2) | 19(17) | 68(70) | 12(11) |
| ウイスコンシン | 1(1) | 4(3) | 24(31) | 57(54) | 14(11) |
| 主要18州平均 | 1(1) | 5(5) | 23(25) | 56(55) | 15(14) |
| 18州平均(昨年) | 2(2) | 7(7) | 29(32) | 50(49) | 12(10) |
予想の範囲内ではあるが改善が見られたためやや弱気な内容と捉えられている。
《大豆生産主要州の作付け進捗状況》
| 6/15現在 | 先週 | 昨年同期 | 5年平均 | |
| アイオワ | 99 | 96 | 100 | 97 |
| イリノイ | 87 | 86 | 93 | 94 |
| ミネソタ | 99 | 98 | 99 | 98 |
| インディアナ | 85 | 78 | 84 | 94 |
| ネブラスカ | 98 | 94 | 100 | 99 |
| オハイオ | 83 | 77 | 83 | 93 |
| ミズーリ | 81 | 75 | 79 | 80 |
| 主要18州平均 |
89 |
84 | 91 | 92 |
《大豆生産主要州の発芽率》
| 6/15現在 | 先週 | 昨年同期 | 5年平均 | |
| アイオワ | 91 | 74 | 96 | 91 |
| イリノイ | 78 | 63 | 80 | 86 |
| ミネソタ | 94 | 76 | 93 | 91 |
| インディアナ | 72 | 56 | 66 | 87 |
| ネブラスカ | 86 | 68 | 95 | 92 |
| オハイオ | 77 | 62 | 61 | 83 |
| ミズーリ | 67 | 52 | 64 | 72 |
| 主要18州平均 | 79 | 62 | 80 | 84 |
《大豆生産主要州クロップコンディション》
括弧内は先週 【単位 : %】
| 主要生産州 | 非常に悪い | 悪い | 普通 | 良い | 非常に良い |
| アイオワ | 0(1) | 3(3) | 18(20) | 61(64) | 18(12) |
| イリノイ | 1(1) | 6(7) | 29(24) | 53(57) | 11(11) |
| ミネソタ | 1(1) | 2(3) | 22(26) | 63(61) | 12(9) |
| インディアナ | 2(2) | 8(8) | 37(38) | 47(46) | 6(6) |
| ネブラスカ | 0(0) | 2(1) | 21(18) | 64(67) | 13(14) |
| オハイオ | 3(2) | 8(10) | 33(33) | 47(47) | 9(8) |
| ミズーリ | 1(1) | 5(4) | 31(36) | 56(54) | 7(5) |
| 主要18州平均 | 1(1) | 5(5) | 26(28) | 57(56) | 11(10) |
| 18州平均(昨年) | 1(1) | 6(5) | 31(34) | 52(52) | 10(8) |
明日の寄り付き時にはやや弱気な材料として捉えられている。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
現在はまだ4月末につけた底値からのアップトレンドの中にいると考えている。今後の展開として、受粉期に入り、収量の見通しがある程度ついてきたタイミングでファンド筋がそのポジションを大きく転換させ、相場もダウントレンドに向かうというのがシナリオの一つとして考えられるが、そのタイミングとしては早くても7月限のLast Trading Day前後を予想する。中国の生産量に関しても、ある中国国内のコンサルタントによれば先週USDAが発表した数字よりさらに200万トン減るのではないかという予想が出ている。また、米国中西部でここ最近続いたウェットな天候により、今年度クロップの根はそう深くまで張ってないと考えられ、一度HOT&DRYの天候が訪れるとその影響をより大きく受けやすいと考えられる。現状では夏場の旱魃の可能性はあまり指摘されていないが、天候相場はまだ始まったばかりであり、大怪我を防ぐために7月限で235に近づいたところは買い場と考える。(K)
(大豆)
新穀・旧穀限月ともに金曜の安値は若干更新された。今週7月限は610を意識した展開となると思われる。この下のレベルには相当の商業筋の買い物が控えていると思われ、これまで整理を繰り返して着てきたファンドが引き続きその売り圧力でこれら買いサイドを上回れるかというのは市場の興味となっている。現レベルでは買う気になれない・・と言うコメントが多いも、610を割れた辺りから下値に関してはある程度・・という心理が現在の状態ではないか。600割れまで悠々と待てる買い手もそうは多くないはずである。 11月限は目先550-545前後までの下げ余地はあろう。それまでの下げ局面において現在の総合的に良好とされる作付・生育コンディションが市場に織り込まれていく。しかし値固めが終了した後には、より上値に敏感な神経質な展開、天候相場が到来すると思われ、こちらも悠長に530台を期待できる状態ではないと見る。(A)
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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)