米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年6月17日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---安値寄り付き、高値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

JUL 03 238 3/4 - 38 1/2 242 1/4 238 1/4 242 + 1 1/2 136405 3683-
SEP 03 236 3/4 - 36 1/4 239 235 1/2 238 3/4 + 3/4 87807 634+
DEC 03 238 1/4 - 38 240 1/4 237 240 + 1/4 137486 601+
MAR 04 244 1/4 - 44 246 1/4 243 1/4 246 + 1/2 17254 161+
MAY 04 248 1/2 - 48 1/4 250 1/4 247 1/2 250 + 1/2 2917 36+
JUL 04 250 252 249 1/2 251 3/4 + 1/2 4352  
            391040 2181-

 

 

大 豆        ---安値寄り付き、高値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL 03 615 - 14 1/2 623 1/2 614 1/2 621 1/4 + 4 68134 6569-
AUG 03 615 - 14 1/2 623 614 1/2 621 1/2 + 3 3/4 27429 838-
SEP 03 588 - 87 597 1/2 587 596 3/4 + 6 1/2 14553 217+
NOV 03 558 - 56 1/2 567 1/4 556 1/4 566 1/2 + 6 89563 1295+
JAN 04 558 - 56 1/2 569 560 568 1/2 + 5 1/2 6990 26+
MAR 03 560 572 561 572 + 5 1/2 4775 197+
          217790 5594-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
JUL 18820 -60 JUL 2219 +25 JULY 316 3/4 + 3/4 118.06 - 118.34
AUG 18760 -50 AUG 2221 +25 SEP 323 1/4 + 2  
SEPT 18280 +10 SEPT 2220 +24 DEC 332 3/4 + 1 3/4  
OCT 17150 +80 OCT 2195 +22 MAR 337 3/4 + 1 1/2

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 

昨日のフォロースルーに加え、理想的な天候と順調なクロップコンディションが材料視されて、安値での寄り付きとなる。その後も、午前中は多少弱含んでの取引となった。しかし午後に入ると相場はファンドとローカルに買い支えられ、緩やかに値を上げていく展開となる。
昨日までの下げに関する行き過ぎ感と、コーンの成長はまだ始まったばかりであり、これからがそのメインステージであることを考えると天候プレミアムをもう少し織り込むべきというトレーダーの意識が働いたと言われる。最終的には各限月前日比1セント前後高値にての引けとなった。テクニカル面では、本日10日、50日、100日の移動平均線を上へ抜けたことが一つの買いサインとされた他、本日はアウトサイドデーとなり高値にて引けたことはもう一つ強きなシグナルとして捉えられている。海外のトレードに関しては、韓国餌会社NONGHYUPが今夜中国産コーン25000トンのテンダーを控えていること、台湾の餌会社が今夜米国産コーン56000トンをテンダーにて買い付けようとしていること、台湾の精糖会社が米国産コーン23000トンと同じく大豆12000トンのコンビネーションカーゴのテンダーを今夜控えている、などの報告はどれも本日のマーケットをサポートすることとなった。

 

(大豆)  南米のタイト感により買われる

中西部の理想的な天候推移を背景に寄り付きこそ売り込まれたものの、その後は着実に値を積み上げていく展開となった。南米の大豆油の高騰と引き続き頭をもたげる米国産旧穀大豆のタイト感により買い上げられた、とあるトレーダーは言う。それに加えて、ブラジルの大豆農家は既にその66%の玉を売却済みであるという報告があった。これはここ5年の平均より3%早いペースであり、南米産大豆のタイト感を連想させ、本日の相場をサポートすることとなった。さらには、ブラジル産大豆として既に買い成約がついているものの内、米国産にスイッチされる契約が出てくるのではないかという噂まで囁かれ、タイト感を煽ってさらに買い上げられる。実際に南米産大豆のベーシスが強含んでいるという事実も手伝い、その流れは続く。一方で、中国の検疫当局が輸入許可の必要枠の発行を引き続き遅らせており、南米産大豆の船を洋上にて20日間以上待たせているという報告は、追加成約の可能性を否定し、本日の相場の頭をある程度のところで抑える材料とされた。午後になって値を崩す場面も見られるが、その後すぐ持ち直し、各限月前日比3〜6セント高値での引けとなった。

 

本日ファンド筋はコーン市場では2,500枚の買い越し、大豆市場では1,000枚の買い越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約52,600枚のロング、大豆は約20,900枚のロングだと見られている(推定)。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

 昨日はミネソタの中央部と南西部、ネブラスカ北部、サウスダコタ南部、インディアナ南東部、オハイオ南部などを中心にコーン・大豆ベルトの20%、小麦ベルトの15%の範囲に0.10〜0.75、所によっては1.75インチ程度の降雨を得た。気温はベルト南東部では平年以下となるが北西部では平年以上、所によっては華氏90度になったところもあった。
 今日は夜にかけてベルトの西部にて降雨が見られるが、オハイオの北西部とミシガンの南部にも少量の雨が降る。また明日水曜日にはベルト中央部と北東部において降雨を見ることになる。雨の範囲としてはコーン・大豆ベルトの45%、小麦ベルトの35%となり、オハイオ北部・アイオワの北西部・ミネソタ・ネブラスカ辺りでは特に激しい雨となる。その後、週の後半にはドライな天候が訪れる。気温は東部では平均して平年以下、西部では平年より少し高めとなった。

 現在ウィスコンシン南部、南部・西部ミシガン、アイオワ北部、イリノイ北部、北西部インディアナ辺りでは若干乾燥懸念があるものの、今後2日間の降雨により改善が見込まれる。来週はオハイオ川流域では極限られた雨しか降りそうにないので、大豆の作付けは進捗しそうである。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (6月22日〜6月26日)】 

  気温 降水量
西部ベルト A/N A
東部ベルト A N/A

明日の寄り付きにはやや弱気な材料とされる。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

中国  東北地方にて土壌水分の改善

昨日は東北地方の中央部、華南の中央部、華中の南西部にて限られた範囲の降雨が見られた。範囲は合計しても小麦の5%、落花生と大豆の10%、コーンの15%で、雨量は0.25〜1.25%程度であった。今週雨が降る地域は、
今日(火曜) : 東北地方中央部に限られた雨
明日(水曜) : 東北地方東部、華中西部
木曜     : 東北地方北部、華南、華中南西部
金曜     : 東北地方中央部、華中の南西部、華南
土曜     : 華中全域、華南、華北平原の西部と南部
となっている。雨量は合計で0.25〜1.25インチ、範囲は落花生と小麦の25%、大豆とコーンの60%となる見込み。東北地方では南部・中央部にて今週恵みと雨となり、あとは北部での雨が期待される。華北平原が現在乾燥気味であるが、今週末にはこの地域でも降雨が見られる予定である。

 

本日の発表等

 

ブリッシュコンセンサス 

 

  6/17/03 6/10/03 6/3/03 5/27/03 5/20/03
大豆  59 67 58 66 71
大豆油  52 55 51 54 60
大豆粕  60 68 60 67 72
コーン  50 50 50 51 55
小麦  44 50 43 47 50

特に材料視はされていない。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

本日の動きは、取引量が多くなかったとは言え、7月限238付近である程度しっかりとサポートされたという意味において印象的であったが、一方で新たな天候面でのファンダメンタルズなしには現在のレベルを大きく上へと抜けることは無いとも感じている。このまま材料難の状態が続くと来週にでも238を下へ抜けていく可能性があると考えるが、次のサポート235を抜けて下へ行くのはそう簡単ではないと考える。明日の寄り付きはテクニカルな買いが入り多少強含んでの寄付きを予想。天候面での潜在的上値リスクが潜んでいるため、意見変わらず、7月限は早めのプライシングを勧める。(K)

(大豆)

本日大豆関連商品の後半の上げ材料は,ブラジル産大豆新穀の成約進捗が既に66%(三分の二)進んでいること、またブラジル・アルゼンチンなど南米大豆油のキャッシュプレミアムが好調な需要を背景として期近でポンド当たり100ポイントまで上昇したこと。しかし、上記のブラジル新穀大豆の同時期の過去5年平均の成約進捗率が63%であることから、今年度が特別早いというには3%の開きしかないこと、また南米大豆油プレミアムが上がったのは先週の話であり特別目新しい話でもないことから、先週末まで下げた市場からのテクニカルな小戻し場面でついてきた後追い材料と判断し、価格の動きは短期的にはまだダウン方向でありこの上げに乗じて買いあがることは非常に危険と考える。7月限は6月後半にかけて再び610セントをテストして、抜ければ600ドル割れもありうると考える。一方、11月限も目先は調整局面であり中西部も今後10日前後に置いて大きな天候の異変は無いことから、同じく6月末にかけては550ドルを一度はテストするものと見ている。(H)

 

【ご注意】

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)