米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年6月24日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---安値寄り付き、やや安値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| JUL 03 | 238 1/2 - 38 1/4 | 241 | 238 1/4 | 239 1/4 | -1/4 | 93579 | 13017- |
| SEP 03 | 235 1/4 - 34 3/4 | 237 | 233 1/2 | 234 1/2 | -1 | 103988 | 3735+ |
| DEC 03 | 235 1/2 - 35 | 238 | 234 | 235 | -1 1/2 | 151697 | 4172+ |
| MAR 04 | 242 - 41 3/4 | 243 3/4 | 240 1/2 | 241 | -1 3/4 | 18186 | 300+ |
| MAY 04 | 245 1/2 | 247 1/4 | 244 3/4 | 245 1/2 | -1 1/4 | 3104 | 16+ |
| JUL 04 | 247 3/4 | 249 3/4 | 246 1/2 | 246 3/4 | -1 1/2 | 4337 | 20- |
| 379757 | 4881- |
大 豆
---やや高値寄り付き、高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JUL 03 | 633 - 31 | 644 | 631 | 635 3/4 | +5 1/2 | 45365 | 6448- |
| AUG 03 | 631 - 30 1/2 | 641 | 629 1/2 | 632 | +3 1/2 | 40144 | 1670+ |
| SEP 03 | 597 - 96 1/2 | 607 1/2 | 596 | 599 3/4 | +2 1/2 | 16984 | 1125+ |
| NOV 03 | 564 - 62 1/2 | 575 1/2 | 562 1/2 | 566 | +2 1/4 | 103254 | 77+ |
| JAN 04 | 566 - 65 1/2 | 577 | 565 | 568 | +3 1/2 | 7319 | 195+ |
| MAR 04 | 567 | 576 | 566 | 569 3/4 | +2 3/4 | 5685 | 170+ |
| 225541 | 2973- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| JUL | 19490 | +430 | JUL | 2231 | -12 | JULY | 302 1/4 | -4 3/4 | |
| AUG | 19340 | +380 | AUG | 2236 | -10 | SEP | 309 1/4 | -4 | |
| SEPT | 18530 | +210 | SEPT | 2235 | -9 | DEC | 319 1/2 | -5 | |
| OCT | 17080 | +100 | OCT | 2216 | +1 | MAR | 324 3/4 | -5 3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
本日は強弱両方の材料に加え、コーン以外ピットの強い勢いの影響も受け、移り気な相場展開となる。昨日のフォロースルーによるテクニカルな売りオーダーを受け、前日比1セント安辺りにて寄り付いた後一時間程は7月限238.25をテストしながらそのレベルでの取引となった。昨日発表USDAより発表された順調なクロップコンディションが若干弱材料視されたことによる。しかし238.25を下へ抜くことはできなかった。このレベルで商業筋の買い下がりタイプのプライシングが入ったことと、大豆3品が大きく値を上げて取引された影響も手伝い、その後値位置を1〜2セント上げての取引となる。しかし午後に入ると、大豆関連3品の勢いが弱まるのを受けて徐々に値を崩していく展開となる。引け間際に多少反発するが、やや安値にての引けとなった。尚、アルゼンチンのブエノスアイレス紙によると、同国政府は、来年のクロップに関してコーンの作付けを促進させるため、コーンの輸出に課す関税を現行の20%から引き下げることを検討しているという。このことは本日のマーケットに対して弱気な材料として捉えられた。
(大豆)
中西部での理想的な天候を確認してやや安値での寄り付きとなるが、そこからは力強く値を上げていく展開。中国が先週1〜2杯の米国産旧穀大豆を買ったという報告と、本日さらにもう一杯買い付けたのではないかという噂、そこからさらに今後もまだ買い付けるのではないかという考えから強気になったトレーダーによる買いが先行し、一時は期近7月限で13.75セントアップ644.0まで上昇するも、そこが天井となり、午後に入ると一転して値を崩していく展開となる。しかしその下げ幅は限られ、期近を中心に前日比高値での取引終了となった。大豆粕買い、大豆油売りの動きが見られたことと、大豆の玉の確保が難しくなっており、国内の搾油のペースが鈍ってきているのではないかという考えから大豆粕が上げたことも、本日の大豆相場をサポートした。
なお、豪州のCanola Associationは、本日新穀の菜種の生産量予想を前回の138万トンから131万トンへと下方修正した。また、同協会は旧穀の生産量を79万トンとしているが、これは去年同国にもたらされた100年来と言われる旱魃が原因となっている。この旱魃は程度は収まったものの、ニューサウスウェールズ、ビクトリアの一部では未だに続いている。
本日ファンド筋はコーン市場では6,500枚の売り越し、大豆市場では3,000枚の買い越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約37,600枚のロング、大豆は約24,700枚のロングだと見られている(推定)。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 クロップは引き続き順調に生育
昨日はアイオワ北部、ネブラスカ北部、ミネソタの南部と西部ミネソタの中央部、ウィスコンシン西部、ノースダコタ南部、サウスダコタ北部辺りを中心にコーン・大豆ベルトの35%、小麦ベルトの10%の地域において0.25〜1.75、所により2.5〜6.0インチの降雨を得た。気温はベルト北部では概ね平年以上、南部では平年並みとなった。
今日(火曜)はベルト北西部、明日はベルト西部、木曜日から金曜の午前中にかけてはベルト東部と中央部にてそれぞれまとまった雨を見ることになる。合計の雨量は0.50〜1.5、所によっては3.0インチとなり、ベルトの70%をカバーすることとなる。気温はベルト北西部にて平年以下となる他は概ね平年並み。しかし今日・明日に関してはベルト中央部と東部において猛暑となりそうである。
今週の一連の雨は、ミネソタ、サウスダコタ、ネブラスカの一部で過多となる以外は大抵の地域にてコーン・大豆の成長に適したものとなる。気温の上昇もクロップの成長を促進させるものとなり、特にオハイオ川流域の南部では土壌水分過多であったため遅れている大豆の作付けを進捗させるものとなる。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (6月29日〜7月3日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A | N/A |
| 東部ベルト | A/MA | N |
ニュートラルか、やや強気とされる。
中国 最も乾燥が懸念される北部東北地方にて恵みの雨
昨日は華中と東北地方、合わせてコーン・大豆ベルトの35%の地域にて0.25〜1.0インチ、所により1.75インチの降雨を得た。今日(火曜)は東北地方の東部に雨がもたらされる。また華中の中央部と南部においても今日から明日にかけて雨のチャンスがある。この雨は木曜から金曜にかけて華中全域から華北南部あたりへと移動する。金曜から土曜にかけては東北地方にて再び雨のチャンスを得ることとなる。一連の雨を合計するとその範囲はコーン・大豆ベルトの50%となり、雨量は0.25〜1.5、所により2.5インチとなる。
昨日までの東北地方での雨は、最も乾燥が懸念されている北部地域にはもたらされなかったが、今日はようやくこの地域でも恵みの雨を得ることとなる。状況はかなり改善されることとなろう。
| 本日の発表等 |
| ブリッシュコンセンサス |
| 6/24/03 | 6/17/03 | 6/10/03 | 6/03/03 | 5/27/03 | |
| 大豆 | 55 | 59 | 67 | 58 | 66 |
| 大豆油 | 53 | 52 | 55 | 51 | 54 |
| 大豆粕 | 55 | 60 | 68 | 60 | 67 |
| コーン | 46 | 50 | 50 | 50 | 51 |
| 小麦 | 39 | 44 | 50 | 43 | 47 |
あまり材料視はされていない。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
ここ最近ファンドはそのネットポジションをこの2日間だけでも13,500枚と順調に減らしてきているが、これは次回の新たな買い場面に向けての準備であるという気がしている。意見変わらず、7月限は本日取引された辺りでのプライシングか、このレベルから235辺りまでのの買い下がりを勧めたい。(K)
(ダイズ)
◎ 中国の追加買付け : ここへ来て中国よりの旧穀買付けニュースには市場も意表をつかれた格好。
◎ 受渡し玉の減少 : 来週月曜の受渡し通知を前にして大手搾油メーカーによる現物確保への動き。
「タイトな期末在庫」を背景に上記二つの材料へは市場も敏感に反応、本日の序盤の動きを作った。7月限は640というレジスタンスを上に抜ける動きを見たことでテクニカルには更に買われやすい形にあると言える。しかし11月限もそうであるが高値から10セント近く値を落としての引け様には、一時期の勢いを感じる事が出来ない。投機筋はこれまでネットロングを大きく整理してきており現在は推定25,000枚レベル。次なるステージへの動きは取りやすいポジションにあると言えるが、市場環境を見てももう暫く時間を要するように映る。やはり来週の発表内容を確認するまでは、現在の取引レンジから大きく抜ける事は難しいのではないか。11月限のOPEN INTについては現在103,000枚。(7月限は既に45,000枚まで整理されている)。この数字からも投機筋の興味は11月限中心。在庫の話題にも変われ易い環境だと言える。しかし、本格的に先日の588を抜ける展開まで持っていくには”天候”材料が欲しいところ。
目先は大きくレンジを抜けることもなくアップダウン。しかし、7月には約定高値を更新する動きに再び出る展開を予想している。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)