米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年7月8日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---高値寄り付き、高値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

JUL 03 228 1/2 - 28 1/4 230 1/4 228 230 +3 9110 3198-
SEP 03 221 1/4 - 21 223 3/4 220 1/2 223 1/4 +3 3/4 128308 1206+
DEC 03 221 1/4 - 20 3/4 224 1/2 220 3/4 224 +4 191326 1033+
MAR 04 228 3/4 - 28 1/2 231 3/4 228 1/2 231 +3 1/2 25883 1118+
MAY 04 234 3/4 237 234 3/4 236 3/4 +3 4631 245+
JUL 04 238 1/4 - 38 240 1/4 238 239 3/4 +2 3/4 6012 443+
            370313 878+

 

 

大 豆         ---高値寄り付き、期近は安値引け、期先はやや高値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL 03 622 1/2 - 22 623 613 1/2 613 3/4 -6 3/4 5376 3082-
AUG 03 608 - 07 608 1/2 601 601 3/4 -3 3/4 40592 2523-
SEP 03 571 1/2 - 71 572 1/2 566 1/2 566 3/4 -2 3/4 17014 36+
NOV 03 539 1/2 - 38 1/2 542 3/4 536 1/2 538 1/2 +1 1/2 107533 2850-
JAN 04 541 1/2 - 41 546 540 1/2 542 +1 1/4 7759 207-
MAR 04 546 1/2 - 45 1/2 549 544 545 +1/2 6527 353+
          193795 7856-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
JUL 18720 -100 JUL 2210 +9 JULY 300 +1 3/4 118.20 - 118.54
AUG 18220 -60 AUG 2199 +5 SEP 308 +1 3/4  
SEPT 17370 -80 SEPT 2192 +6 DEC 318 3/4 +2 1/4  
OCT 16060 +00 OCT 2152 +10 MAR 325 +1 3/4

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン・大豆) コーンはクロップコンディションの悪化から戻し、大豆は期近が値崩れ。

コーン市場では前日比3セントから4セント高となった。昨日の引け後に農務省より発表されたクロップコンディションでコーンのGOOD-TO-EXCELLENTが前週比2ポイント悪化したことが事前の予想を上回る悪化となったことや昨日の急落に対する値ごろ感からの商業筋のプライシングタイプの買いに確りとなり堅調なまま引けた。期近は本日もデリバリーがなくしかも堅調な現物価格に支援されて確りの動きが続いた。

大豆市場では今週末に予定されている農務省の需給発表で旧穀の期末在庫が上方修正されるのではとの見方や来週に控えた7月限の納会を前にした買い方の整理売りが続き、期近7月限は前日比6-3/4セントの急落となった。11月限以降は昨日の急落を受けた商業筋の買いに大きく反発する場面もあったが結局前日比ハーフセントから1-1/2セントの小戻しで引けた。今週の広範囲の降雨によりクロップコンディションが良化するとの見方が重石となった。

 

本日ファンド筋はコーン市場では1,000枚の売り越し、大豆市場では2,000枚の売り越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約20,100枚のショート、大豆は約2,700枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日は北東部中心に雷雨があり、0.25〜1.25インチ、処により2〜5インチの降雨がコーン・大豆ベルトの45%、小麦ベルトの35%をカバーした。今後3日間にかけて降雨は新たに中西部を横断して、0.5〜2.0インチ、処により4〜6インチの降雨がベルトの75%の地域をカバーすることとなる。一連の降雨により土壌水分は潤沢に蓄えられて受粉期を控えたコーンにとっては全域で恵みの降雨となる。気温については今週いっぱいは最高気温が90度前半となり作柄にヒートストレスを与えることはなくコーンの受粉には良い気温となる。中西部の南西部の四分の一の地域では今週にまとまった降雨がない場合は水分不足により作柄を悪化させる可能性がある。冬小麦の収穫は一連の降雨により今週は遅れ気味となり、ロジングの懸念も出ている。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月14日〜7月18日)】 

  気温 降水量
西部ベルト A N/B
東部ベルト A B/N

明日の相場には支援材料となる。気温は平年を上回り、降水量は平年を下回る為。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

中国  

昨日の降雨はまばらで、0.25〜1.5インチ、処により2.0インチの降雨がベルトの60%をカバーした。今後2日間にわたりベルトの華北平原に降雨が移動して0.25〜1.25インチ、処により2.5インチの降雨をベルトの70%の地域にもたらすこととなる。一連の降雨の活動により作柄は安定して引き続きコーン・大豆の生育は順調となる。

 

 

 

 

本日の発表等

 

ブリッシュコンセンサス 

 

  7/8/03 7/1/03 6/24/03 6/17/03 6/10/03
大豆  37 49 55 59 67
大豆油  48 54 53 52 55
大豆粕  36 50 55 60 68
コーン  38 40 46 50 50
小麦  38 41 39 44 50

あまり材料視されず。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

未だに鳴りを潜めている農家売りと、エタノール産業を始めとした安定的な国内需要を背景に現物市場がここのところ強含んでおり、シカゴコーンマーケットにおいてもこの現象は強気に作用している。しかし裏を返せばその売り物が出てくるタイミングで今一度大きな下げを見る可能性があるということである。6月1日時点で約30億ブッシェルあった在庫は未だその大部分が市場にでていないと考えられ、その影響は無視できない。アイオワ・ネブラスカ・ミネソタ辺りの農家は特に多くの玉を在庫しているというが、8月に入れば各農家はそろそろ収穫の準備に取り掛からなければならない。加えてその頃には新穀の作柄もある程度予想可能となってくるだろう。それまで描いていた天候相場に対する期待を砕かれた農家による大量の投売りが出てくるというシナリオが考えられ、そこが次なる買い場になると予想する。ファンドのネットショートもまだ2万枚程度であり、彼らはまだまだポジションを作る余地が残っているということを考えても、9月・12月限の買いは待ちを勧める。 短期的には6-10daysの予報がHOT&DRYの傾向を示唆しており、一旦の山場を迎える可能性があるので要注意。

今週金曜にはUSDAより需給報告が発表されるが、市場では中国の積極的な輸出による米国産の輸出量の減少の可能性が示唆されだしている。また、USDAによるフィールドの実地調査に基づく供給面の調整は8月になってからだが、現在の良好なコンディションを背景に今回早速イールドの上方修正が行われるのではないかという指摘も出だしている。(K)
 

(ダイズ) 目先は今週金曜日の農務省発表の需給報告が注目される。

今週金曜日に発表が予定されている農務省の需給報告が注目される。6月末に発表された6月1日現在の大豆在庫が予想を大きく上回ったことから旧穀大豆の期末在庫も大幅に上方修正されるのではとの見方が再び強まっている。更に、南米ではアルゼンチン産大豆の生産量が35.5百万トンと若干(0.5百万トン)の上方修正、またブラジル産大豆は52百万トン(前月変らず)となりそう。注目点は6月に発表された世界の油糧種子総生産量344百万トン(昨年度比17百万トンの増加)が上方修正されるのかどうか?中国、インド、カナダなど生産地での天候の改善から7月での上方修正があるのかどうか注目したい。

価格に付いては意見変わらず。11月限は目先530セントをテストして、中期的には500セントを目指す展開。その見極めは7月後半から8月初旬にかけて行なわれる。期近7月限は来週の納会前に値崩れ状態。610セントを割れば一気に590セント近辺まで下落する可能性がある。(H)

 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)