米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年7月10日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---ギャップを付けて安値寄り付き、安値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| JUL 03 | 224 1/2 - 24 1/4 | 224 1/2 | 223 | 224 | - 3 1/4 | 5156 | 1611- |
| SEP 03 | 217 1/4 - 16 1/2 | 217 1/4 | 214 1/2 | 215 | - 5 3/4 | 129692 | 2023+ |
| DEC 03 | 217 1/2 - 17 | 217 3/4 | 216 | 217 | - 4 1/2 | 196431 | 3442+ |
| MAR 04 | 225 1/2 - 25 1/4 | 225 1/2 | 224 | 224 1/2 | - 4 1/2 | 27656 | 1157+ |
| MAY 04 | 231 1/2 - 31 | 231 1/2 | 230 | 230 1/2 | - 4 | 4661 | 35+ |
| JUL 04 | 234 1/4 | 234 3/4 | 233 1/2 | 234 1/2 | - 3 1/4 | 6170 | 140+ |
| 375113 | 5342+ |
大 豆
---安値寄り付き、安値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JUL 03 | 617 - 16 | 617 | 609 | 614 1/2 | - 4 1/2 | 2885 | 1094- |
| AUG 03 | 605 - 04 | 606 | 601 1/2 | 602 3/4 | - 7 1/4 | 37961 | 360- |
| SEP 03 | 567 1/2 - 67 | 58 1/2 | 561 1/2 | 562 | - 11 1/2 | 15019 | 421- |
| NOV 03 | 539 - 37 | 539 | 529 1/2 | 530 | - 15 | 107998 | 2355+ |
| JAN 04 | 541 - 40 | 541 | 532 1/2 | 532 1/2 | - 14 | 7536 | 59- |
| MAR 04 | 537 | 538 | 534 1/2 | 535 1/2 | - 13 3/4 | 6568 | 75+ |
| 187373 | 788+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| JUL | 19030 | -120 | JUL | 2197 | -20 | JULY | 309 3/4 | - 1/4 | 117.85 - 117.63 |
| AUG | 18350 | -240 | AUG | 2182 | -18 | SEP | 315 | - 2 | |
| SEPT | 17320 | -340 | SEPT | 2155 | -30 | DEC | 323 | - 3 1/2 | |
| OCT | 15970 | -340 | OCT | 2108 | -34 | MAR | 327 3/4 | - 4 1/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
寄り付き前に発表される予定であった週間輸出成約高・船積高は明日の発表へと持ち越された。昨日までHOT&DRYを示唆していた6-10DAYSと11-15DAYSの予報が一転してCOOLERなものに変わったことを嫌気して売りオーダーが多く見られた。ギャップを付けて安値での寄り付きとなった後も緩やかに値を崩していく展開。午前中に各限月が契約新安値を付けたこと、7月限の受け渡し通知が本日も行われなかったことはどちらも本日の相場に対して弱気に働いた。CBOTのコンピュータートラブルにより、取引が二回中段される場面があったが、流れは変わらず安値にて引ける。農家による現物の売りが極めて少なかったこと、CCCがアンゴラ向けの援助用のコーンのテンダーを16日に控えているという報告は若干ではあるが本日の相場の下値を支えることとなった。
(大豆)
コーンと同じく、週間輸出成約高の発表は明日へと持ち越されるが、昨日ドライスポットに降雨を得たことと、中期予報にて示唆されていたHOT&DRY懸念が後退したことが材料視されて寄り付きから弱含む。明日の需給報告にて期末在庫が積み増しされるのではないかという予想がトレーダーをさらに弱気にさせた。7月限の受け渡し通知が136枚あったものの受け手に商業筋が見られなかったことも本日のマーケットにネガティブに作用して相場は緩やかに下げ続け、9月限より先の限月は二桁安にて引ける。
本日USDAは旧穀大豆11万トンの売り先不明の成約と29万トンの新穀大豆の成約を発表した。新穀のうち115,000トンは中国向け、残りは売り先不明となっている。またそれ以外に中国が2杯の旧穀大豆を買い付けたという噂、旧穀と新穀を合わせて最大15杯のガルフ積み米国産大豆が取引されたという噂などが流れた。また、本日の安値付近で商業筋の買いが積極的に見られたことは若干下値を支えることとなった。
本日ファンド筋はコーン市場では5,500枚の売り越し、大豆市場では7,000枚の売り越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約29,600枚のショート、大豆は約6,600枚のショートとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日はベルトコーン・大豆産地の55%に0.5-1.5インチの降雨を見た。主な地域としてはミネソタ中南部、ウイスコンシン南・西部、アイオワ・イリノイは全般的に。又ベルト東部地域(インディアナ・オハイオの南部エリア中心)にも散発的な雷雨から降水量を見ている。今後も向こう5日間の間にコーン・大豆産地の30%の範囲に0.25-1.25インチの降雨が予想されており作物には問題ない環境が続くと思われる。来週半ばにかけてもほぼ50%の範囲に有益な降雨が期待されている。特にベルトの北西部がその恩恵を受けると見られる。
インディアナ・オハイオ地域では限られたスポットにてTOO WETな状態も報告されているが、ごく僅か。現在のところ市場に取り上げられるような程度とはなっていない。又、向こう10日間の降雨予想においてもTOO MUCHな量にはならない見込みにて、引き続き良好な環境であると言う事が出来よう。
気温。USモデルにおいてやや高い気温が向こう6-10日に示唆されているものの、高気圧の中心はベルトの西部から東へ移動する兆しはなく、予報に大きな変更はない。11-15日予報では同モデルでややウェット&クールに方向が変わってきておりそれが市場へはネガティブなインパクトを与えている。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月14日〜7月18日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | N/AN | B |
| 東部ベルト | N | N |
気温予想に変化。ネガティブとされる。
中 国
南部産地を中心とした降雨過多は依然として懸念材料。降雨も今週末まで続くと見られており、品質に与える影響が心配される。しかし主産地である東北三省においては、有益な降雨を見ており、来週前半まで引き続き適度な降雨を見ると予想されている。依然として一部ドライスポットは指摘されているものの全般的な評価としてはまずまずといったところ。
| 本日の発表等 |
【寄り付き前の発表】
| 1) USDA発表 週間輸出成約高(7月3日の週) (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 輸出成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | ||||||
| 大豆 | ||||||
| 小麦 | ||||||
| 大豆粕 | ||||||
| 大豆油 | ||||||
| 2) USDA発表 週間輸出船積高(7月3日の週) (単位:千トン) |
| 輸出高 | 輸出高累計 | USDA通年予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | |||||
| 大豆 | |||||
| 小麦 | |||||
| 大豆粕 | |||||
| 大豆油 | |||||
成約高・船積み高ともに発表は明日に持ち越された。
| 3) 需給報告市場予想 |
生産量(百万BU) / イールド(BU/エーカー)
| 市場予想平均 | 先月発表数字 | 02年度最終 | |
| 大豆 | 2,894/39.9 | 2,855/39.7 | 2,730/37.8 |
| コーン | 10,159/141.0 | 10,060/139.7 | 9,008/130.0 |
| 小麦 | 2,271/42.9 | 2,176/41.3 | 1,616/35.3 |
旧穀期末在庫(百万ブッシェル)
| 市場予想平均 | 先月発表数字 | |
| 大豆 | 161 | 140 |
| コーン | 1,060 | 1,084 |
| 小麦 | 486 | 468 |
新穀期末在庫(百万ブッシェル)
| 市場予想平均 | 先月発表数字 | |
| 大豆 | 301 | 250 |
| コーン | 1,361 | 1,329 |
| 小麦 | 686 | 604 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
昨日・今日とシカゴはとても涼しく、時折降る雨を見ているととてもブリッシュな気持ちにはなれない。おそらくCBOTのトレーダーもこの天候を見て弱気になっている人が多いことであろう。本日は6-10DAYS、11-15DAYSに関してもクールダウンし、今年の天候相場はもう終わったという気にもなってくる。実際7月後半を切り抜ければ、大きく生産量が減少する可能性はかなり低くなると言える。
明日はいよいよUSDAの需給報告が発表されるが、旧穀では餌需要が若干の増加、FSIはエタノールの順調な伸びにより若干の増加、輸出に関しては意見が分かれるところであるが中国の積極的な売りにより減少、総合するとこれら需要面の増加により期末在庫が減少するのではないかというのが一般的な市場の見方である。一方新穀に関しては供給面において、USDAの実地調査に基づく修正は今回行われないものの、現時点での良好なクロップコンディションに基づいてイールドを上方修正してくるのではないかという見方が多い。また中国の作柄が当初予想より悪くなったためその輸出量を減らし、米国の輸出が増加するのではないかという見方があるが、総合すると上記イールドの増加が全てを上回り期末在庫は上方修正されるというのが市場の見方である。目先懸念されていたHOT&DRYが遠のいた今はとりあえず明日の発表内容に注目。ファンドはそのネットショートをまだまだ積み重ねる余裕があり、それは現在のダウントレンドがまだ続く可能性が高いことを意味すると考える。(K)
(ダイズ)
意見変わらず。目先は下げ基調継続。 一部を除きほぼ主産地全域において順調な天候推移となっており、現在のタイムリーな降雨も現在の下げ相場を後押しする格好となっている。明日の発表内容によっては一時的に戻る展開も考えられるが、6月末までの間にこれまでの材料を基にしたラリーは終焉しており、目先(少なくとも7月一杯)の相場展開は天候推移によるところが大きい。これまでの順調なペースの蓄積もあり、”強材料”を作り出すにはそれなりの内容(ブロッキング高気圧が暫く中西部の真中に居座る・・等)しかも時間を要する事となろう。現在のトレンドの中で一気に方向転換を果たすには相当なエネルギーを要すると思われる。 今後順調な推移が継続し続けるにしても時間が経つ事で一連の材料は相場に織り込まれる事となり、そう認識されたときには再びトレンドが変化することが考えらるが、少なくとも現在はそのタイミングではなく、まだ下げ余地は十分に残されていると見ている。(A)
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)