米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年7月11日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---やや安値寄り付き、安値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

JUL 03 224 1/2 - 24 226 223 3/4 224 + 0 3324 1832-
SEP 03 215 - 14 1/2 216 213 213 1/4 - 1 3/4 130832 1140+
DEC 03 216 1/4 - 16 218 215 215 1/4 - 1 3/4 192583 3848-
MAR 04 224 1/4 - 24 226 223 1/4 223 1/2 - 1 28625 969+
MAY 04 231 231 229 229 - 1 1/2 5087 426+
JUL 04 235 1/4 235 1/4 233 233 - 1 1/2 6557 387+
          372275 2838-

 

 

大 豆       ---やや高値寄り付き、期近高値引け、先は安値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL 03 618 1/2 - 18 625 618 620 3/4 + 6 1/4 1724 1161-
AUG 03 606 - 05 1/2 609 603 1/2 604 1/4 + 1 1/2 38442 481+
SEP 03 563 566 559 559 1/2 - 2 1/2 14965 54-
NOV 03 533 - 31 1/2 533 1/2 527 1/2 528 1/4 - 1 3/4 106516 1482-
JAN 04 535 1/2 - 35 536 530 1/2 531 - 1 1/2 7966 430+
MAR 04 538 1/2 538 1/2 533 1/2 534 - 1 1/2 6544 24-
          186200 1173-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
JUL 19360 + 330 JUL 2197 + 0 JULY 314 1/2 + 4 3/4 117.56 - 117.86
AUG 18520 + 170 AUG 2170 - 12 SEP 321 1/2 + 6 1/2  
SEPT 17370 + 50 SEPT 2143 - 12 DEC 330 1/2 + 7 1/2  
OCT 15990 + 20 OCT 2094 - 14 MAR 335 1/4 + 7 1/2

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

寄り付き前に発表されたUSDAの需給報告の内容は旧穀に関してはやや強気な内容であったが新穀の期末在庫は市場の予想通りやや増加したので、材料としては中立。週間輸出成約高は内容としては強気であったものの、需給報告の内容が中立と知ったトレーダー関心は一気に天候へと向けられた。現在の理想的な生育環境と6-10DAYSの予報においてHOT&DRYが示唆されていないことが大きく材料視されて弱含んでの寄り付きとなり、その後も前日終値からやや下げた位置で売り買い拮抗、持ち合いの相場展開となる。その流れは最後まで続き、各限月やや下げての引けとなった。農家売りは今日もあまり出てこなかったが、このことは本日の相場の下値を支えた。

(大豆)

旧穀のマーケットは、寄り付き前に発表された週間輸出成約高の堅調な数字を受けて強含む相場展開となった。一方新穀に関してはそれとは対象的に中西部での理想的な天候条件と、需給報告にて確認された世界の生産量の増加などに上値を抑えられる展開となった。全体的には、中国による米国産大豆の積極的な買い付けの噂が本日も市場で囁かれたことが下値を支えた他、堅調な輸出成約高の数字と南米産のミール市場が強含んでいることによって堅調であった大豆粕相場も本日の大豆市場をサポートした。期先限月は前日引けねを挟んだレベルでの取引が続いたが、セッション終了間際に値位置を下げ、結局それぞれ1〜2セント下げての引けを見た。

本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の売り越し、大豆市場では2,500枚の買い越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約38,200枚のショート、大豆は約7,800枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  HOT&DRY懸念見当たらず

昨日は南部の中央部を除いたミシガン全域、東部ウィスコンシンの中央部、南部オハイオの中央部、インディアナ南東部の周辺地域などを中心にコーン・大豆ベルトの15%、小麦ベルトの30%の地域で0.10〜0.65、所により1.25インチの降雨が観測された。
明日土曜日にはオハイオ、ミシガン、インディアナ南部、イリノイ南部、ミズーリ南部辺りを中心にベルトの15程度の範囲において0.10〜0.65インチの降雨を見ることとなる。また月曜の夜から火曜にかけては別の雨雲が発達し、サウスダコタ南部、ミネソタ南部、アイオワの北部と西部、ネブラスカ東部、ウィスコンシン、ミシガンなどを中心にコーン・大豆ベルトの45%、小麦ベルトの35%の地域において0.25〜1.0、所により2.5インチの降雨をもたらすことになるが、水曜には活動を弱める。この間気温は概ね平年以下となる見込み。

今月に入ってから中西部のたいていの地域で平年比100〜350%の雨が降っており、しかもここ最近の適度な降雨、涼しい気温により、受粉初期段階において理想的な状況が整えられつつある。洪水の懸念も今のところない。カンザス、ネブラスカ南東部、ミズーリ中央部、イリノイ南西部などで水不足の懸念があるものの、合わせてもベルトの10%に満たない。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月16日〜7月20日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N/A B
東部ベルト N B

材料としては中立か、若干の強材料。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

中 国

昨日は引き続き、華北平原の南部と華中などコーン・大豆・落花生ベルトの15%程度の地域にて0.25〜1.5インチの降雨が観測された。華北平原南部の一部では4.0インチの降雨となった。
明日土曜日も華北平原の南部と中央部、華中の北東部と西部華中の中央部などにて降雨が続く。華南の一部でも雨を得そうだ。華北平原南部の雨雲はその後日曜には華北北部へと移動が、月曜には再び南部へと戻ってくる。一方、北東部では北部にて火曜日まで雨が続くことになりそうである。

華北平原南部・華中の北部あたりで降り続く雨によりクロップの病気が問題となってくる。また品質も悪化する懸念がある。ただ日曜に華北の北部へと移動する雨は、クロップにとって恵みの雨となる。

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1)  USDA発表 週間輸出成約高(7月4日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 720.3 159.0 38,670.8 45,600.0 5,075.2 1,104.6
大豆 231.9 326.5 29,065.3 29,577.2 1,793.0 2,649.0
小麦 560.9 0.0 6,014.6 4,748.4 4,316.0 0.0
大豆粕 97.2 41.7 5,347.2 6,427.5 843.0 435.6
大豆油 5.2 0.0 691.4 758.5 119.0 5.3

内容は、小麦には弱気、コーンは中立、大豆(特に旧穀)には強気であった。

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(7月4日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 762.1 918.2 33,595.6 39,667.4 40,640
大豆 355.7 237.1 27,272.3 27,205.1 27,490
小麦 443.3 312.4 1,698.6 1,786.4 25,860
大豆粕 53.5 65.9 4,504.2 5,632.7 5,440
大豆油 3.7 3.0 572.4 697.8 980


 

 

3)  USDA SUPPLY/DEMAND REPORT  

@ 米国産大豆(単位:百万ブッシェル)

  2002-2003 2003-2004
  JUN 11 JUL 11 JUN 11 JUL 11
作付面積(百万エーカー) 73.8 73.8 73.2 73.7
収穫面積(百万エーカー) 72.2 72.2 71.9 72.7
単収(ブッシェル/エーカー) 37.8 37.8 39.7 39.7
         
期初在庫 208 208 140 155
生産量 2,730 2,730 2,855 2,885
輸入 4 4 4 4
・供給合計 2,942 2,942 2,999 3,044
搾油用 1,610 1,610 1,620 1,625
輸出用 1,010 1,030 960 990
種子・飼料用 89 90 89 89
その他 93 57 80 80
・需要合計 2,802 2,787 2,749 2,784
期末在庫 140 155 250 260
農家平均価格($/ブッシェル) 5.50 5.50 4.45-5.45 4.35-5.35

米国産大豆需給報告サマリー : 旧穀の供給面は前回の発表内容と変わらず。需要面において、輸出を20(百万ブッシェル)増やしたことと種子・飼料用を1増やしたが、その他を36減らしたことにより、期末在庫は15増えた。一方新穀の供給面に関しては6月末の作付け意向面積の内容を受けて作付け面積を0.5(百万エーカー)増やしたが、単収は据え置き。以上により供給面の合計は45増えた。しかし需要面において搾油用が5増えたのと輸出用が30増えたことにより、期末在庫は10(百万ブッシェル)の増加に留まった。

 

A 米国産コーン (単位:百万ブッシェル)

  2002-2003 2003-2004
 

JUN 11

JUL11

JUN 11 JUL 11
作付面積(百万エーカー) 79.1 79.1 79.0 79.1
収穫面積(百万エーカー) 69.3 69.3 72.0 72.0
単収(ブッシェル/エーカー) 130.0 130.0 139.7 142.7
         
期初在庫 1,596 1,596 1,084 1,009
生産量 9,008 9,008 10,060 10,270
輸入 15 15 10 10
・供給合計 10,619 10,619 11,154 11,289
飼料用その他 5,650 5,700 5,600 5,600
食用・種子用・工業用 2,285 2,310 2,375 2,500
輸出用 1,600 1,600 1,850 1,850
・需要合計 9,535 9,610 9,825 9,950
期末在庫 1,084 1,009 1,329 1,339
農家平均価格($/ブッシェル) 2.25-2.35 2.25-2.35 1.90-2.30 1.90-2.30

米国産コーン需給報告サマリー : 旧穀の供給面に関しては前回と変わらず。需要面に関して、飼料用その他を50(百万ブッシェル、以下単位省略)増やしたのと、FSIを25増やしたことにより期末在庫が75減少した。一方新穀に関しては供給面で(6月末に発表された作付け意向面積の報告通りに)作付け面積を0.1(百万エーカー)増やし、さらには現在クロップコンディションによるイールドの調整が行われ、前回の139.7(Bu/acre)から142.7とした。以上により供給面の合計は前回より135(百万ブッシェル)増えた訳であるが、新穀の需要面にてFSIが125増えたことにより期末在庫は前回より10の増加 に留まり、1,339(百万ブッシェル)となった。

 

B 03/04クロップ世界のコーン/大豆生産量予想 (単位:百万トン)

【 カッコ内は前月発表 】

*コーン 03/04クロップ

  生産量 輸出量
中国 118.0(118.0) 8.00 (8.00)
アルゼンチン 16.00(16.00) 12.00(12.00)
南アフリカ 9.00(9.00) 1.00(1.00)

注目された中国は今回は旧穀・新穀共に前回と変わらず。この他、ブラジルの旧穀に関して生産量を300万トン、輸出を150万トン上方修正している。

 

*大豆 02/03クロップ

  生産量 輸出量
ブラジル 52.50(52.00) 20.93(20.80)
アルゼンチン 35.50(35.00) 9.30(9.10)

この他、中国の輸入量を120万トン増やして1820万トンとした。


*大豆 03/04クロップ

  生産量 輸出量
ブラジル 56.00 22.01
アルゼンチン 37.00 9.90

中国の輸入量は1850万トンと発表されている。

 

【引け後の発表】

4) コミットメント オブ トレーダーズ (7月8日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ショート    6,309 ショート  2,700  ロング     6,276 
大豆粕  ロング  16,203  ロング  15,000 ロング  15,694 
大豆油  ロング  31,000  ロング  24,200  ロング  20,971 
コーン  ショート  26,721  ショート  20,100  ショート  57,036
小麦  ロング     3,237 ロング      900  ロング      150

各商品共にあまり材料視はされていない。

 

5) USDA 週間ローンデータ ( JUL 8- WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル)  

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2002クロップ  659.2 -34.5 0.0 0.0  707.3 34.6

 

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2002クロップ  117.0 -7.8 0.0  0.0  267.3 7.8

コーン・大豆共に中立。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

今週前半はHOT&DRY懸念が浮上して一旦山場を形成するかに思われたコーンマーケットであったが、予報が一転したことによりファンドが更に売り浴びせることとなり、相場は一転して弱含み、各限月にて契約新安値を付けることとなった。そして本日の需給報告において、市場で予想されていたとおり需要面が上方修正され、供給面においても「実地調査を行うまでもなく明らかである」とでも言うかのようにイールドを2ポイント改善させ、実現すれば過去最高となる102億7000万ブッシェルという生産量を発表した。この生産量の増加は上記需要の増加を上回り、新穀の期末在庫を増やすこととなった。

現在の理想的な天候が続く限りファンドの売りの勢いはまだまだ続くと考えられ、未だ農家売りが出てきていないにも関わらずこれだけ地合が弱いことを考慮すると、当初想定していたよりも更に値位置を下げる可能性が大きいと考えざるを得ない。12月限のターゲットを下方修正し、200セントとしたい。9月限・12月限のプライシング方針に関しては変わらず待ち。

今後、相場がターニングポイントを迎えるきっかけとして考えられるのは、中国の減産か。世界の在庫は相変わらずタイトであり、このことは常に気になる。米国産の生産量は今クロップに関しては今からそう大きく減産される可能性は少ないものの、中国の新穀の動向はやはり気になる。一時マーケットで頻繁に話題に上っていた中国の積極的な輸出マーケットへの売り攻勢が、最近はあまり取り沙汰されなくなってきていることが、輸出余力の限界を少し連想させる。一時期言われていたHOT&DRY懸念はすっかり後退したものの、ここ最近は降雨過多による作柄の悪化が言われている。未だはっきりしたことは分からないが要注目である。(K)

(ダイズ) 

農務省発表。旧穀は農務省サイドの過少見積り(?)が今回36百万ブッシェル調整された事があり、輸出は20百万増加したが差し引き期末在庫の微増(140→155百万へ)。6月末の在庫報告における602百万ブッシェルという予想を上回った数字が(十分とは言えないものの)反映された形。市場予想比較やや低く出た事がセッション中も手前限月の動きは確りとさせた。旧穀については相場の山は過ぎ去ったという感もあるが、ファンメンタルズとして”5%台の在庫”は8月限をそう簡単に5ドル半ばまで引きずり降ろすとも思えない。一方上げ余地については、今後の残された期間における輸出進捗動向や、ホット&ドライに新穀限月が反応する際にある程度吊られて動く可能性はあるが、これも一方的な展開も考えずらい。従い、目先高値は630台まで。安値も6ドル前後の攻防・・と凡そ上下30セント幅をイメージしている。

新穀数字については、6月末の作付意向を受け、イールドはコーンとは違いまだ時期尚早ということからトレンドライン据え置きとなった。数字自体はベアリッシュでもない。只現在はこれまでの良好な生育状況や天候推移が相場に織り込まれている最中でもあり向こう一ヶ月の焦点はどうしてもこの事が材料の中心となってくる。しかも、今回コーンのイールドが3ブッシェルも改善され史上最高のレベルが提示された事は、このままの状況が今後も継続した場合には、8月の実地調査に基づいた次の農務省発表時にはダイズのイールドも大きく改善される可能性が高くなってくる。もう一段大きな数字が期待されることになる市場は今後益々売られやすい環境になると見ている。本日530を割ったレベルで引けている事もあり、次の節目は520前半そして510への展開・・と、引き続きトレンドは”下落基調”を維持する事となる。

【世界の油糧種子見通し】

03/04年度では最初の世界油糧種子についての生産量予想が発表された。今年度比較24.5百万トンアップの352.1百万トン。一方総需要については18百万トン増加の287百万トン(搾油のみのベース)。総期末在庫は今年度の38.2百万トンから43.4百万トンへと増加する事となる。 特に供給サイドでの変化は、引き続く南米での増産体制。ブラジルの56百万、アルゼンチンの37百万トン。その他にも今年度はカナダ・中国などで天災による減産を強いられた事もあり、翌年度についてはその回復が期待されている。カナダの菜種は3百万トンの回復。中国では菜種・綿実で2百万トン以上の回復が予想されている。これらから、基本的に新穀年度の世界油糧種子の需給は緩むとされており、今年度とは異なるファンダメンタルズとして留めておく必要がある。

【中国とブラジル】

ダイズ需給の両輪を担うこの二大大国について。

ブラジルは上記のとおり新穀で56百万トンと予想される。”過去6年”で、ブラジルは約2000万トン、アルゼンチンは1500万トン、合計3500万トン生産量を増やしてきた。デマンドサイドでも、国内搾油量は合わせて1500万トン、輸出は1800万トン増加してきている。 国内搾油については大手メジャーに代表される各社の積極的な南米への進出がそのまま数字となって表れ、又輸出については特に巨大需要国である中国の買付けに支えられてここまで近郊を保ってきたといっても過言ではない。

確かに中国のダイズ輸入量を見ると、過去6年で6倍近くにまで伸びてきている。1997年には300万トンに過ぎなかった輸入量が1700万トンというレベルにこの6年で伸びている訳で、ほぼこの一国で南米の輸出増加分をカバーしてしまう計算になってしまう。同国内搾油量も過去6年で1500万トン近く増加してきている。従い、今年のように米国の生産量に支障が出た場合などは、中国を中心とした需要筋の材料に相場も敏感に反応せざるを得なかった訳だ。「需要の伸びが供給の伸び以上に活発だった」為にこのような現象が起こりやすかったものと考える。

しかし今後この需要サイドの”ペース”は徐々に落ちてくると思われ、向こう数年は現在のペースで伸び続けるであろうブラジル大豆生産との相対比較から供給サイドにやや余裕が出てくる可能性が高い。これは向こう数年の傾向という事でもあるが、特に今年度と来年度はある意味極端な状況にある。南米は引き続き増産を維持したが、米国の不作に中国よりの買付けが続き、米国内期末在庫を侵した。しかし、新年度の”現段階での”見込みでは、本日の世界予想にもあるように、中国を含め世界的に油糧種子生産が回復傾向が明らかな事。そして、本日の中国大豆輸入量見通しも(搾油量の増加傾向は変わらぬものの)16.60百万トンとほぼ今年度と変わらない設定となっている点にも裏付けられている。

これらから、11月限以降の”長期的な”見通しとしては、今のところそれほど強気にはなれない。本日の米国内の需給バランスから期末在庫率は9.3%。今年度の5.6%からは大きな回復ではあるが、”余りある”状況にない・・・これは事実であり、手放しで安値相場の期待はもてないが、今年の反動もあり、又今回の発表内容から、新年度の世界的な需給バランスに取敢えずの”安堵感”を与えた事は事実である。 一つのファンダメンタルズとして受け止め、新穀年度を占う一つの尺度にしたいと思っている。(A)

 

 

 

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)