米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年7月22日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---ほぼ変わらず寄り付き、マチマチで引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

SEP 03 208 3/4 - 09 210 1/2 207 3/4 208 1/2 + 1/4 126320 895+
DEC 03 213 - 13 1/2 215 1/2 212 1/2 213 1/2 - 1/4 201993 4287+
MAR 04 222 1/2 - 23 224 1/4 221 1/2 222 - 1/2 38569 1033+
MAY 04 228 229 1/4 227 1/4 228 1/4 + 1/4 8697 460+
JUL 04 232 - 31 1/2 233 1/2 231 1/4 232 1/4 + 0 8177 416+
SEP 04 232 1/2 233 232 232 + 1/2 1284 26+
          389989 7200+

 

 

大 豆       ---やや高値寄り付き、期近中心にやや高値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
AUG 03 560 1/2 - 61 567 559 3/4 561 3/4 + 4 35430 1066-
SEP 03 532 1/2 - 33 537 1/2 532 1/2 533 3/4 + 2 3/4 13901 1768-
NOV 03 515 1/2 - 14 517 1/2 512 513 1/2 + 1/2 116770 2108+
JAN 04 518 - 18 1/2 521 1/2 516 1/2 517 1/2 + 1/2 9232 400+
MAR 04 522 - 21 1/2 524 519 1/2 520 1/2 + 0 7844 350+
MAY 04 522 - 22 1/2 525 520 1/2 521 1/4 + 1/4 7871 312+
          195155 244+
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
AUG 17630 +30 AUG 2045 +2 SEP 333 1/4 - 1 1/4 119.12 - 119.30
SEPT 16690 +30 SEPT 2045 +1 DEC 343 1/2 - 1/2  
OCT 15750 +10 OCT 2022 +1 MAR 349 1/4 - 3/4  
DEC 15650 +10 DEC 1976 -1 MAY 339 1/2 + 1 1/2

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  

クロップコンディションの悪化を受けて、昨日のフォロースルー。期近8月は寄り付き後209前後の動きから序盤に大豆の高値にも煽られて本日の高値210-1/2を付けに行く。テクニカルな戻しや、ここのところの下げに商業筋のプライシングタイプの買い注文も積極的に入っていた事、或いは、やはりこれまでの下げ局面で仕込まれたコーン売り・小麦買いスプレットへの手仕舞いへの動きなどがその材料となった。しかし、今週も気温は上がらず引き続き良好な天候推移が言われている等がバックにはあり買い手もそれ以上は追随できず。中盤には高値から2セント強値を削った後は、チョッピーな動きに終始、昨日とほぼ変わらぬレベルでの引けとなっている。閑散市場となった。

 

(大豆)  

昨日引け後のクロップコンディションで悪化が確認された事で本日は小高い寄付きとなった。又セッション序盤に農務省より110,000トンの中国向け、120,000トンの仕向け地不明への成約(いずれも新穀)が報告された事、又中国は手前で1-2杯の米国大豆を追加買付けしたのではないかという憶測も伝わり、本日は序盤に相場の山を形成。寄り付きレベルからは特に旧穀8月限で6セントまで一気に値を上げた。しかし一通りの材料が織り込まれるとその後はコーンと同様市場に活気なし。セッション終盤にかけてはズルズルを値を削る展開が続きそのまま(8月限は本日の寄り付きレベル・11月限は本日の安値圏)取引を終了している。

 

本日ファンド筋はコーン市場では1,500枚の売り越し、大豆市場では500枚の買い越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約55,000枚のショート、大豆は約21,800枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

昨日はコーンベルトの25%、小麦ベルトの45%の地域に0.25〜1.0インチ(場所により2.5インチ)の降雨が観測された。今週は週末にかけて降雨はまばら模様となりドライとなる。しかし、週末には新たな降雨前線が発達してコーン・大豆ベルトの55%、小麦ベルトの45%の地域で0.25〜1.0インチ(場所により2.0インチ)の降雨が予報されている。この週末の降雨によりベルトの北部半分の地域が水分補給できることとなり同地区の土壌水分を改善する。一方、土壌水分が減少しているベルトの南西部地域においてはコーンの受粉に引き続き悪影響が出ている。同地域はコーン・大豆ベルト全体の約15%を占める。その他の地域では大きなストレスなくコーンの受粉、大豆の開花が進展している。今週末まで目立った降雨がないことから冬小麦の収穫の進展が期待されている。

 

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月28日〜8月01日)】 

  気温 降水量
西部ベルト B N
東部ベルト B N/B

東部ベルトが平年並みから平年を下回る降水量に変化。しかし、材料的には重要視されていない。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

(中国)

昨日はベルトの30%の地域に0.25〜1.5インチ(場所により2.0インチ)の降雨が観測された。今週も引き続き前線の活動は活発となりベルトの80%の地域に0.25〜1.25インチ(場所により3.5インチ)の降雨が予想されている。一連の降雨は同地区のコーン・大豆の作柄を良化させ、収量増加に寄与する。引き続きベルトの南部では洪水による被害が出ているが被害の程度は少なくその他の地域では順調にコーン・大豆の成長が進んでいる。

 

 

本日の発表等

 

ブリッシュコンセンサス 

 

  7/22/03 7/15/03 7/8/03 7/1/03 6/24/03
大豆  27 28 37 49 55
大豆油  38 41 48 54 53
大豆粕  37 34 36 50 55
コーン  29 30 38 40 46
小麦  49 41 38 41 39

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

昨日引け後に発表されたクロップ・コンディションの悪化と言う強材料と今週末に再び中西部の広範囲に降雨があるとの天気予想の弱材料が交錯して結局前日比変らずレベルでの引けとなった。本日もなおファンド筋はネットショートを増加させており、本日現在で推定55,000枚のネットショートとした模様。オプションを含めたファンド筋のネットショートは85,000枚と記録的な枚数となっている。南西部でのコンディションの悪化は今後も強材料となりえるがその他の地域が理想的に受粉期を迎えていることも確か。短期的には昨日付けた9月限205セント、12月限210セントがサポートされるものと考えているが天候面、またファンダメンタルズ面での強材料も見当たらない。今週末にかけては短期的な戻り場面を予想するが週末の降雨予想もあり月末にかけては再び下値探りの展開か。(H)

(ダイズ) 

意見はそのままを維持。先週までのムードから明らかに変わり始めているのは実感できる。しかし肝心の天候推移で何かドラスティックな変化を見るなどの後押しがない限り、ここまで下げた相場を簡単に方向転換する事は簡単ではなかろう。”暫くの底値圏形成期間”そのものが8月以降の本格的な価格回復の足掛かりとなると見ている。クロップレーティングというファンダメンタルズをベースにこれまでの過度な高イールド期待も若干下方に修正されて来ると思われ、8月の農務省発表を前にした各社の動きがそれにあたる。そのあたりまでくれば相場にも今以上に(上への)エネルギーが備わっていると思われ、より上げやすい相場展開が期待できる。現時点では(ムートが変わったとは言え)まだ底値を確認したとも言えない状況にて、(底値形成が予想できる)向こう2週間に向けてのオペレーションはそのあたりを意識していきたい。(A)

 

 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)