米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年7月23日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---僅かに高値寄り付き、引け際の急落で安値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

SEP 03 208 1/2 - 09 209 205 1/4 205 1/2 - 3 124899 1421-
DEC 03 214 - 13 3/4 214 211 1/4 211 1/2 - 2 204177 2184+
MAR 04 222 1/2 - 22 1/4 222 3/4 220 220 1/4 - 1 3/4 39347 778+
MAY 04 228 228 3/4 226 1/4 226 1/2 - 1 3/4 8990 293+
JUL 04 232 1/2 232 3/4 230 1/2 230 3/4 - 1 1/2 8463 286+
SEP 04 232 3/4 233 232 232 + 0 1314 30+
          392252 2263+

 

 

大 豆       ---やや高値寄り付き、引け際の急落でやや安値値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
AUG 03 563 1/2 - 63 565 556 556 3/4 - 5 32789 2641-
SEP 03 536 537 528 1/2 529 - 4 3/4 13242 659-
NOV 03 515 - 14 1/2 519 509 510 1/4 - 3 1/4 117318 548+
JAN 04 519 521 1/2 514 1/2 514 3/4 - 2 3/4 9378 146+
MAR 04 521 - 21 1/2 525 517 517 1/2 - 3 8125 281+
MAY 04 522 - 21 525 3/4 519 519 1/2 - 1 3/4 7865 6-
          192674 2481-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
AUG 17450 -180 AUG 2028 -17 SEP 346 1/4 + 13 118.64 - 119.02
SEPT 16610 -80 SEPT 2027 -18 DEC 356 + 12 1/2  
OCT 15760 +10 OCT 2003 -19 MAR 362 + 12 3/4  
DEC 15630 -20 DEC 1958 -18 MAY 352 + 12 1/2

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  

新規材料に乏しい中、セッション中の動きにも方向感なくダラダラとした展開となる。寄り付きレベルが本日の高値圏でその後は終盤まで1-1.5セントの間を上げ下げしながらもどちらかというと下げ基調。ここにきて農家売りが目立つようになったことや、引き続き天候推移に何ら変化・問題が見られない点は本日も相場の頭を抑える材料となった。小麦ピットではカナダプレーリー州や豪州のホット&ドライ懸念に投機筋の活発な買いに上げ相場になっていた事、ドル安そして中国産比較価格レベルに競争力がついてきたと市場に認識されながらも相場は力を得ることなく、引け際にはそれら鈍い動きに対する狼狽売りも集中。薄商いの中最後は2セント以上値を下げての安値引けとなった。

 

(大豆)  

昨日のリバウンドもあり寄り付きからその流れを引き継ぎ、11月限は昼前までにかけて5セント程値を上げ本日の高値519をつけた。8月限については上昇基調とは言えずも寄り付きレベルを昼前まで維持。563-564あたりを中心に値動きも平行線を辿った。中国の追加買付けへの動き、明日の輸出成約における大きな数字期待、昨日の動きを見たテクニカルな買戻し等が序盤の上昇相場を牽引する形となった。しかし、セッション後半はトーンが変わり一転ネガティブな動きへ。相変わらず天候パターンに変化が見られず良好な作柄報告が主産地より入って来ている事や米国国内現物市場ではベーシスが下落している事などが嫌気され、薄商いの中引け際に値を一気に5セント以上削り本日の最安値で取引を終了している。

 

本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の売り越し、大豆市場では500枚の売り越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約57,000枚のショート、大豆は約22,300枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

昨日の降雨はベルトの東部に限られた。0.1〜0.75インチの降雨がコーンベルトの15%、小麦ベルトの20%をカバーするに止まった。今後二日間にわたりドライ気味の天候となるが、週末には次の降雨前線が張り出しコーン・大豆ベルトの65%、小麦ベルトの50%の地域で0.25〜0.5インチの降雨が予想されている。引き続きベルトの南西部では降雨がなく土壌水分の減少によりコーンの受粉に障害が出ている。同地域はベルト全体の15%を占め今後の動向が注目される。その他の地域では定期的な水分補給がありコーン・大豆ともに良好な生育状況を維持している。

 

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月29日〜8月02日)】 

  気温 降水量
西部ベルト B/N B
東部ベルト B B/N

西部ベルト・東部ベルトともに平年並みから平年を下回る降水量に変化。しかし、材料的にはあまり重要視されていない。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

(中国)

昨日の降雨はベルト南部、北部の周辺地に限られた。雨量は0.25〜1.5インチ、ベルト全体の30%をカバーした。今後週末にかけては前線の活動は強まりベルト全体の80%の地域に0.25〜1.5インチ(地域によっては3.0インチ)の降雨が予想されている。一連の降雨により土壌水分は良好に保たれてコーン・大豆ともに引き続き良好な作柄を維持するだろう。今週末にかけての降雨はベルト北部中心にて、南部で心配されていた洪水の影響による被害は緩和する。

 

 

本日の発表等

 

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ       

(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦  500-700 659.4
コーン  700-900 661.8
大豆(旧穀) 50-150 236.6
大豆(新穀) 700-900 958.1
大豆粕

75-150

56

大豆油

5-10

8.1



【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

    7/19の週        前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      99 98
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   99 100

特に材料視されず。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

若干のセッション中のテクニカルラリーはファンド筋の売りの標的にされているようだ。本日も9月限で209セント、12月限で214セントのレベルまで戻す場面があったもののその後買いは続かず逆にファンド筋のニューショートと見られる売りに簡単に値を戻して前日比マイナスレベルまで売り込まれた。この日もファンド筋は推定で2000枚のネットポジションを増やしたようで、オプションを含めたファンド筋のネットショートの枚数は記録を更新している。昨日も述べたがベルトの南西部では今週末にかけても降雨がなく作柄の悪化が懸念されるところではあるもののその他の地域で理想的に天候が推移している。今週末の降雨予想に加え気温は大きく上がらない。受粉期を迎えているコーンにとってはまさに理想的な天候パターンとなっている。短期的には昨日付けた9月限205セント、12月限210セントがサポートされるものと考えているが天候面、またファンダメンタルズ面での強材料も見当たらない。今週末にかけては短期的な戻り場面を予想するが週末の降雨予想もあり月末にかけては再び下値探りの展開か。(H)

(ダイズ) 

上への方向転換が出来ない現在の市場を本日の動きにも垣間見る事が出来る。これまで述べてきているように今後暫くはこのような動きを繰り返し乍ら底値を探す展開を予想する。先週までの勢いに変化が見られるのも事実であるが、トレンドを変えるにはもう1-2週間程の時間を要する事となる。その間に中西部における天候パターン変化などが飛び込んでくれば勢いもついてくると思うが。 カナダ特にサスカチュアン州では最近のホット&ドライに菜種がやられているようでクロップの20-25%がストレスを受けているとの情報が入ってきている。これまでの7百万トンまでの生産量期待が6.5百万トン近くまで下方修正されるとの見方も出ているようだ。この手の情報が現在の中西部には殆どないままここまできているが、一部のドライスポットとされる南西部地域(ネブラスカ・カンザス地域)にて状況が悪化するようなことになれば相場にも動きが出始めるものと思われる。 暫くは底値圏を固めに行く動きが予想され目先の更なる安値も期待は出来る。(A)

 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)