米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年7月30日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---安値寄り付き、安値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

SEP 03 209 1/2 - 09 209 3/4 207 1/2 207 3/4 - 2 1/4 123191 1227-
DEC 03 214 3/4 - 14 1/2 215 1/4 213 1/4 213 3/4 - 1 1/2 211669 2458+
MAR 04 223 1/4 - 23 223 3/4 222 222 3/4 - 1 43346 245+
MAY 04 229 229 3/4 228 228 1/2 - 1 10204 87+
JUL 04 233 - 32 3/4 233 3/4 232 1/2 232 3/4 - 1 8686 5+
SEP 04 233 1/2 233 1/2 233 233 - 1 1602 4+
          403886 1670+

 

 

大 豆        ---やや安値寄り付き、やや高値引け。期近は安値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
AUG 03 536 1/2 - 35 1/2 546 533 534 1/2 - 5 12740 3778-
SEP 03 524 1/2 - 24 533 524 526 3/4 - 1/2 14080 74+
NOV 03 516 - 14 523 1/2 515 518 1/2 + 2 123123 661+
JAN 04 519 1/2 - 19 527 1/2 519 522 + 1 1/2 9901 12-
MAR 04 523 1/2 - 23 529 1/2 523 524 1/4 + 1/4 8527 64+
MAY 04 524 529 1/2 524 525 + 1/2 8429 35+
          181182 2995-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
AUG 16930 -80 AUG 1976 -13 SEP 339 1/4 - 8 119.89 - 120.55
SEPT 16380 -130 SEPT 1976 -14 DEC 350 1/2 - 8  
OCT 15980 +30 OCT 1962 -14 MAR 358 - 8 1/2  
DEC 15860 +60 DEC 1939 -12 MAY 349 - 7

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  順調な受粉の進捗を嫌気し、農家売りが活発。ファンドもネットショートを積み増し、弱含む。

受粉期も後半にさしかかってきたが未だ中西部の大部分にてクロップにストレスを与えるような予報はでておらず、豊作予想がトレーダーの間で優勢となり、弱含む展開となる。昨日のフォロースルーを受けたファンドの更なる売り注文も相次ぎ、安値での寄り付きとなる。その後一旦は強含む展開となったが前日終わり値を上へ抜くことはできず、その後再び下げ基調となり、結局安値にて引けた。月曜日に付けたギャップの上値が本日のサポートとなった。

尚、本日農家による売り物は「そこそこ」出た模様。ファンドはさらにネットショートを積み重ねることとなった。
 

 

(大豆)  昨日とは一転、強含む展開。しかし期近はDerivery Notice Dayを前に売られ、下げる。
 

寄り付き前に発表されたセンサスによる搾油量の数字は1億2120万ブッシェル。これは先月の数字1億3050万ブッシェルより少なかったもののほぼ市場の予想通りであり、あまり材料とはならなかった。昨日のフォロースルーを受けてやや安値での寄り付きとなったが、その直後値位置を上げる。暫くは11月限で522セントを挟んだレベルでの取引となった。その後、午後になると中国の港での滞船はまだ続いており、未だ荷役中の船があるという話題が持ち上がったのを引き金としてマーケットの勢いが衰え、弱含む。しかし下げ幅は限られ、結局は前日比やや高値での取引終了となった。しかし期近に関しては第一受け渡し通知日を控えたバイ・カバーのオーダーが多く見られて弱含み、前日比安値での取引終了となっている。

 

本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の売り越し、大豆市場では2,000枚の買い越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約49,300枚のショート、大豆は約25,300枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  西部を除いては引き続き良好。

昨日の中西部の最高気温は70度台後半から80度台後半と、平年並みかやや平年を下回る程度であった。またベルトの大部分では予報通りドライな一日となった。唯一、サウスダコタの東部では多少の降雨が観測された。

今週一杯涼しい気候が続くこととなる。しかし来週月曜から水曜にかけては再びベルト西部にて暑い日が訪れる。ネブラスカ、カンザスあたりでは最高気温が100度前後となりそうである。その他の州でも80度台前半から90度台半ばとなる。しかし週の後半にさしかかるころには高気圧の山がロッキー山脈を越えて西へと移動し、またクールダウンすることとなる。降水予測に関しては、今後数日間はドライな天候となり、その後は不安定となる。これはこれは今週末にベルトの中央部から東部にかけての地域で発達する低気圧による減少で、週末から来週にかけては地表付近と上空の気温差が激しくなるために午後のにわか雨が降りやすい状態となろう。この状態は週末から5-6日は続くこととなり、その間の雨の範囲としてはベルトの65-70%、雨量は0.35〜2.0インチで、ベルトの中央部、東部を中心としたものとなる。よって現在乾燥が懸念されているアイオワ南西部、ミズーリ北西部、カンザス、ネブラスカあたりでは雨の機会にあまり恵まれそうにない。しかし上記を除いた中西部の大部分の地域では引き続きコーンの受粉、大豆の成長にとって理想的な環境が維持されると言える。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (8月2日〜8月6日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N/A B/N
東部ベルト B/N B

中立か、西部ベルトのHOT&DRY傾向に注目すればややサポーティブと捉えられる。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

中国     当面問題見当たらず。

昨日は華北平原の北西部と東北地方の北部を中心にベルトの15%の地域で0.25〜1.25、所により2.0インチの降雨が観測された。この雨は多少活動の範囲を広げながら日曜まで同地域にて降雨をもたらすこととなる。また週末は南部華北平原の中央部、でも降雨の機会を得ることとなり、コーン・大豆ベルトは引き続きクロップの成長にとって良好な状態が続く。

 

本日の発表等

 

【寄り付き前の発表】

3) センサス搾油報告(6月分) 

(単位 : ショートトン、 オイル ⇒ 1千ポンド) 

  6 (2003年)  5月 (2003年)  6月 (2002年) 
搾油量 3,636,704 3,914,321 4,037,673
粕生産量  2,669,838 2,858,301 2,969,948
粕在庫  237,705 275,976 297,370
皮生産量  195,933 214,136 224,184
皮在庫  37,284 35,838 48,975
粕・皮在庫  274,989 311,814 343,345
油生産量  1,391,936 1,491,725 1,506,121
油工場・倉庫在庫計  1,140,318 1,223,886 1,386,630
工場在庫(ブッシェル)  69,343,207 76,124,472 67,888,088

材料としては中立であった。

 

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ       

(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦  350-475 375.5
コーン  700-900 470.0
大豆(旧穀) 100-200 184.0
大豆(新穀) 300-400 1,044.7
大豆粕

75-100

54.4

大豆油

15-25

-0.7



【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

    7/26の週        前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      99 99
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   100 99

特に材料視されず。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

プライシング方針に関しては意見変わらず、待ち。だが、9月限に関しては、205を割ったレベルでは買い進めて良いと考える。昨日述べたように、ファンドによるショートカバーの大きな動きはそうすぐにはないと考える。しかし、一つには2ドルを割るにはかなりのエネルギーが必要であり、本日の安値当たりですでに商業筋の買いが活発に入っていることを見ると短期間の間に2ドル割れを期待するのは難しいと判断することと、もう一つは底値を深追いしての失敗を避けるためという理由から、上記方針を提案したい。(K) 

(ダイズ) 

意見継続。先週の安値レベル(11月限で10セント下あたりまで)の下げは依然として考えられるものの、トレンド転換期における現在のレベル、そして目先の下への動きに対し買い方は指値で対応したい。8月の農務省発表に向けての同省実地調査も今週より開始。その他各民間調査会社の動きも活発化し、それらは主に来週市場に提供される事となる。実地が入る事で、例えば降雨過多による被害が指摘されるインディアナや、ややホット&ドライを被っているネブラスカエリアなどよりの報告は注目されるが、大産地であるイリノイ・アイオワ・ミネソタ等については、期待通りの数値が出てくると思われる。先週以前まで一部よりは平均イールドとして43-45までを唱えるものもあったが、現時点では”41台”というのが大方の見方か。 しかしこれら”弱”材料も先週までの急落に相応に織り込まれており、又、現在の市場へも確実に入って来ている。今後収穫期までは徐々に”下に反応しにくく上に反応しやすい”相場つきになってくる。過度な安値期待以上に、上値への動きを意識するよう気持ちの切り換えが必要となる。(A)

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)