米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年8月5日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---変わらずの寄り付きから下げるも、引け際に戻して変わらずの引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| SEP 03 | 210 - 09 1/2 | 210 1/2 | 208 1/4 | 209 1/2 | + 0 | 116768 | 2710- |
| DEC 03 | 217 1/4 - 16 3/4 | 217 1/2 | 215 | 217 | -1/4 | 218480 | 768+ |
| MAR 04 | 226 - 25 3/4 | 226 1/4 | 223 3/4 | 225 1/2 | - 1/2 | 44976 | 768+ |
| MAY 04 | 231 1/2 - 31 | 231 1/2 | 229 1/4 | 230 3/4 | -1/2 | 10976 | 189- |
| JUL 04 | 235 1/4 | 235 1/4 | 233 1/4 | 234 3/4 | - 1/2 | 9467 | 260+ |
| SEP 04 | 234 3/4 | 234 3/4 | 234 | 234 | - 3/4 | 1777 | 63+ |
| 408312 | 1321- |
大 豆 ---まちまちの寄り付き、まちまちの引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| AUG 03 | 541 - 40 1/2 | 543 | 537 1/4 | 542 | + 2 1/2 | 6466 | 1639- |
| SEP 03 | 523 1/2 - 22 1/2 | 523 1/2 | 517 | 519 1/2 | - 3 1/2 | 15132 | 299- |
| NOV 03 | 516 1/2 - 15 | 516 1/2 | 510 | 512 3/4 | - 3 1/2 | 122073 | 1633+ |
| JAN 04 | 520 1/2 | 520 1/2 | 515 1/4 | 517 3/4 | - 2 1/2 | 10793 | 341+ |
| MAR 04 | 521 | 522 | 518 1/2 | 522 | - 1 1/2 | 9437 | 270+ |
| MAY 04 | 523 1/2 - 23 | 524 | 520 1/4 | 523 3/4 | - 1 | 8285 | 249- |
| 177098 | 290+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| AUG | 16460 | -110 | AUG | 1939 | -6 | SEP | 349 3/4 | - 4 1/4 | 120.48 - 119.83 |
| SEPT | 16080 | -130 | SEPT | 1931 | -11 | DEC | 361 3/4 | - 5 | |
| OCT | 15770 | -200 | OCT | 1927 | -12 | MAR | 368 3/4 | - 5 | |
| DEC | 15710 | -170 | DEC | 1899 | -14 | MAY | 359 | - 2 1/2 |
| 本日の相場の動き |
=== 西部の降水予報が一転して高まり、コーン・大豆両市場とも弱気ムードが相場を支配 ===
(コーン)
ベルト西部での降水確率が増えたことにより、終始弱含む一日となった。今日・明日、そして今週末と西部の乾燥懸念地域にて降雨がもたらされるとの予報、それ以外のベルト東部ではドライ気味に推移、気温はあまり上がらず、というクロップにとっては理想的とも言える予報が出たことにより、昨日引け後に発表された強気なクロップコンディションレポートもすっかり相殺されることとなった。寄り付きこと昨日のフォロースルーを受けて前日引けのレベルと変わらずであったが、その後間もなく値位置を大きく下げる。しかしファンドの記録的なネットショートに対する警戒感はやはり強く、12月限215.0では強くサポートされ、そこを下へ抜けることはできず、暫くもみあいの相場となる。韓国のKOCOPIAが今夜産地オプションのNON GMO CORN 52,500トンのテンダーを控えているという報告も相場の下値をサポートすることとなったが、一方では同じく韓国のKFAが米国産コーン52,500トンの買い契約をキャンセルしたのと報告もあった。セッション終了間際になると商業筋の買いが活発になり、値位置を戻すこととなり、結局は前日引け値とほぼ変わらずのレベルでの取引終了となった。尚、SPARKS, FC STORN社などは明日生産量予想を発表する予定であるが、これらの発表に対する弱気な期待も本日の相場には重石となった。
(大豆)
昨日引け後に発表されたクロップコンディションは強気な内容であったが、それよりもベルト西部での降雨予報にマーケットは反応した。予報では多少高温懸念も示されているが、西部周辺地域のみで、しかも短期間の話である。この弱気に転じた予報を受けて期近以外はやや安値での寄り付きとなる。さらにその後値位置を大きく下げたところでの取引が続く。さらには、明日発表される言われているSPARKS, FC STONEなど私的機関による生産量予想に対する弱気な見方もマーケットの頭を抑えた。また追い討ちをかけたのが中国の各港では未だ滞船が続いているという噂と、中国が米国産大豆の買い契約を3〜5杯キャンセルしたのではないかという噂。加えて、ブラジルのレアルが弱含んでいることにより、同国の農家売りが積極的に出始めているという報告があったことも本日の相場には重石となった。セッション終了間際に値を戻す展開となるも、上げ幅は限られ、前日比2〜3.5セント安値での引けとなった。期近8月限だけは高値での引けとなっている。
本日ファンド筋はコーン市場では1,500枚の売り越し、大豆市場では2,000枚の売り越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約65,100枚のショート、大豆は約37,500枚のショートとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 今日から明日、さらには週末に関して、西部での降雨予報が示唆され出す
昨晩は予想されていたよりも雨雲の活動が活発であった。とくにオハイオの南部と北西部、インディアナ南東部、ミネソタ南西部、サウスダコタの中央部と南部、ネブラスカの北東部、アイオワの北西部などで激しい雨となった。
今現在乾燥懸念が出ているのは西部を中心にベルトの約15%程度の地域で、細かく見るとカンザスの北東部、ミズーリの中央部、ウィスコンシンの南西部、サウスダコタの北部、アイオワ東部の中央部、ミネソタの南東部と南部の各地域である。しかし今後2日間ベルト西部を中心に降る雨と、週末から来週始めにかけて再び西部で活発になる雨によってその地域はさらに限られたものとなり、具体的には上記の内ウィスコンシン、ミネソタ、ミズーリ、カンザスを残すのみとなる。
予報ではベルト西部では平年以上の気温が示唆されているものの、それ以外の地域ではHOT懸念はなさそうである。現在ベルトの4分の3の地域では受粉が完了していると見られ、大豆は40%以上が着鞘を完了しているものと思われる。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (8月10日〜8月14日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | ||
| 東部ベルト |
本日は発表が遅延したため掲載できず。
| 本日の発表等 |
| ブリッシュコンセンサス |
| 8/5/03 | 7/29/03 | 7/22/03 | 7/15/03 | 7/8/03 | |
| 大豆 | 32 | 31 | 27 | 28 | 37 |
| 大豆油 | 30 | 35 | 38 | 41 | 48 |
| 大豆粕 | 37 | 38 | 37 | 34 | 36 |
| コーン | 32 | 30 | 29 | 30 | 38 |
| 小麦 | 56 | 55 | 49 | 41 | 38 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
暫く強気な相場が続くのかと思えば、夜が明けて見るとベアリッシュに傾いていた天気予報を受けて市場全体が弱気ムードとなり、本日は終始弱含む展開。ここ最近は、忘れていた天候相場を思い出させるような展開となっている。予報はこのように日々変わっていくものだが、今年のコーンの成長過程におけるこれまでのほぼ理想的な天候推移は事実として残る。また6月〜7月に得た大量の雨による潤沢な土壌水分もまた現実のものとして存在する。大豊作は目前に迫っており、相場はアップダウンを繰り返しながらも安値を目指していくものと考える。
期先に比べて下値が堅いことと、先週見た205近辺でのサポートの強さより、9月限月に関しては今のレベルからの買い下がりにてプライシングを進めたいと考える。しかし12月限はこの先まだ下げると見ており、プライシングは様子見。
昨日少し述べたマイロの作柄の悪化に関して、ここ3週間の悪化による収量の減少は3000-5000万ブッシェルと一部では言われており、これは概ねコーンの餌需要の増加に繋がると見られる。(K)
(ダイズ)
「ミシシッピ-州南部の1農家が3月に作付した大豆の収穫に入った・・・自己申告ベースでのイールドは”70”・・」
本日市場に入った情報でもないが、今後この様な極端な声も各地のフィールドから聞こえてくる事となる。 明日寄り付き前に発表予定のスパークスや午後その他民間からの発表内容に対しては、史上最高レベルのイールド期待に相場は弱含みを続けてきた。明日、スパークスの大きな生産高予想に下げる場面があれば、そこは抑えたいところ。今回のスパークスの数字には、”単なる一民間の発表”というものに加え、各社サベイに基づいた”初めての新穀予想”という大きな意味合いが含まれている。従い、スパークス数値はより注目されると同時に、その後の民間或いは12日の農務省発表内容への方向付けとなる。
見方としては、スパークス数値の”大きな新穀生産高期待”に相場は下げ、一旦その大きな数値を織り込んだ市場はその後、BUY THE FACTの傾向へ。その後の上昇基調を形成・・ 果たしてどのような結果となるか、明日の発表に注目したい。(A)
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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)