米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年8月13日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---やや高値寄り付き、変わらずの引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| SEP 03 | 220 1/2 - 20 1/4 | 221 1/4 | 219 | 220 | + 1/4 | 94911 | 8553- |
| DEC 03 | 230 1/4 - 30 | 231 | 228 1/2 | 229 1/2 | - 1/4 | 223518 | 1099- |
| MAR 04 | 237 1/2 - 37 | 238 1/2 | 236 1/2 | 237 | - 1/2 | 45644 | 701+ |
| MAY 04 | 242 - 41 3/4 | 242 1/2 | 240 1/2 | 241 3/4 | + 0 | 11046 | 50+ |
| JUL 04 | 244 1/2 - 44 1/4 | 245 | 243 1/4 | 244 | - 1/4 | 11367 | 899+ |
| SEP 04 | 242 | 243 | 240 | 240 1/4 | - 1 1/4 | 1835 | 79+ |
| 395194 | 7315- |
大 豆 ---変わらずの寄り付き、その後強含むも、安値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| AUG 03 | 573 | 579 | 563 | 564 1/2 | - 6 3/4 | 1510 | 714- |
| SEP 03 | 550 1/2 - 50 | 556 1/2 | 546 1/2 | 547 1/4 | - 3 | 13811 | 708- |
| NOV 03 | 547 1/2 - 46 1/2 | 551 1/2 | 543 | 543 3/4 | - 2 3/4 | 120734 | 1286+ |
| JAN 04 | 551 - 50 | 555 | 547 | 547 1/4 | - 3 1/4 | 13285 | 642+ |
| MAR 04 | 552 - 51 1/2 | 555 1/2 | 548 | 548 | - 3 1/4 | 9781 | 331+ |
| MAY 04 | 551 1/2 - 51 | 553 1/2 | 547 | 547 1/4 | - 2 3/4 | 12043 | 1847+ |
| 177014 | 2814+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| AUG | 18070 | +00 | AUG | 1948 | -16 | SEP | 365 | + 3 1/4 | 119.37 - 118.98 |
| SEPT | 17420 | +100 | SEPT | 1947 | -16 | DEC | 377 | + 2 1/2 | |
| OCT | 17100 | +60 | OCT | 1948 | -17 | MAR | 385 1/2 | + 4 | |
| DEC | 17060 | +40 | DEC | 1933 | -15 | MAY | 370 1/2 | + 1/2 |
| 本日の相場の動き |
(コーン) 昨日の高騰が嘘のように静かな展開。
2〜3セントの極狭いレンジ内で、取引量も少なく方向性に掛ける動きとなった。昨日多く出た農家売りも本日はあまり見られず。前日比あまり変わらずの寄り付きから、セッション序盤は本日もファンドのショートカバーの買いオーダーを中心にやや強含んだ展開となったが、上昇力に欠け、後半になると勢いを失った。降雨がベルトの南東部に限られ、気温の上昇を示唆する予報は材料としてはやや強気なものの、受粉期をほぼ終えたコーンのマーケットに対してはあまり大きなインパクトを与えなくなってきている。また、需給報告を受けての昨日の上げに対して、「時期尚早で行き過ぎではないか」という見方をするトレーダーも多く見られ、本日の相場の頭を抑えた。各限月前日引け値とほぼ変わらずにて引けてを見た。
(大豆) 前半は堅調な展開。しかし引け間際に急落。
やや高値での寄り付きとなり、その後も強含んだ展開が続く。ファンダメンタルズは本日もブリッシュであった。天候面に関しては概ねドライで、しかも明日より気温の上昇が伝えられているという状況は鞘付きの最中にある大豆には明らかに強い。またUSDAは新穀大豆の相手先不明の165,000トンの売り成約を報じた。しかし午後に入ると中心限月の11月限が目先のレジスタンスレベルである552.0を抜けなかったことをきっかけとして突然相場は勢いを失い、最後の15分で急落。期近を中心に安値引けとなった。
尚、中国の黒竜江省にて8/26に30万トンの政府在庫のオークションが開かれるというニュースが伝えられたほか、ブラジルのAbioveは04/05クロップイヤーの大豆の輸出登録量が7/15時点で547,000トンであったと発表した。前年同時期の発表では282万6000トンであり、今年はそれを大きく下回った。また、聞くところによると中国の港外には検疫手続き待ちの大豆を積んだ船が未だ14〜15船滞船しているという。
本日ファンド筋はコーン市場では6,000枚の買い越し、大豆市場では500枚の買い越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約24,400枚のショート、大豆は約16,100枚のショートとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 大豆に与えるストレスが懸念される
昨日は概ねドライで、気温は穏やかであった。唯一、インディアナとオハイオとミシガンの州境付近にて雷雨が観測されたが、範囲としてはベルトの5%程度であった。
今後来週始めにかけては、"DRY & WARMER"の傾向となる。今日一日穏やかな気温となるが、明日以降は気温が上昇し、最高気温は86-96度となる。特にベルト北部では暑くなりそうである。しかし来週の後半になると再びクールダウンしそうである。昨日から来週火曜にかけて降であろう雨を合計しても25%程度であり、雨量は0.3-1.5インチ程度。ベルトの南東部を中心としたものになりそうである。月の半ばまではベルト全体でドライな傾向が続きそうである。
(クロップへの影響)
もっとも注目すべき点は8月に入ってから雨が少ないということと、今後10日間の予報にてまとまった雨が示唆されていないということである。このことは、水分を必要とする重要な時期が8月一杯続く大豆によりインパクトを与えることとなる。受粉を終えたコーンは今後水分の不足により大きく収量を低下させることは考えにくい。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (8月18日〜8月22日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A | N/A |
| 東部ベルト | N | N |
明日の寄り付き時に対する材料としては中立。
ヨーロッパ
昨日はスカンジナビア半島の北部と中央部にて多少の降雨を見たが、ベルト全体で見ると5%の範囲に過ぎなかった。気温は相変わらず平年より高めからかなり高めとなっている。明日から日曜にかけては散発的な雨がベルトの40%の地域にて発生することとなる。気温は北部・中央部ではクールダウンすることとなるが、南部では暫く暑い日が続く。
| 本日の発表等 |
【セッション中の発表】
| 1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
(単位 : 千トン)
| 明日の予想 | 先週の発表数字 | |
| 小麦 | 600-900 | 569.3 |
| コーン | 700-900 | 967.4 |
| 大豆(旧穀) | 50-100 | 133.1 |
| 大豆(新穀) | 400-600 | 427.8 |
| 大豆粕 |
50-125 |
141.5 |
| 大豆油 |
25-35 |
2.8 |
【引け後の発表】
| 2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント (単位:%) |
| 8/2の週 | 前週 | |
| 肥育用ブロイラー卵導入数 | 99 | 99 |
| 肥育用ブロイラー雛鶏導入数 | 98 | 100 |
あまり材料視されず。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
9月のプライシングに関しては、まずは昨日付けたギャップの上限217近辺を一旦のターゲットとしたい。
ファンド勢は本日も順調にそのネットショートポジションを減らした。しかしマーケットは小動きに終始した。これは現レベルで売りたがっている参加者が大勢いることを意味すると捉えられる。しかし、昨日の発表内容を織り込んだマーケットが一ヶ月以内に昨日付けたギャップを埋めて下へ行く可能性は低いと思われる。(K)
(ダイズ)
値動きについては昨日の意見を継続。本日は安値引けとはなったが、このレベルからの下値は限られる。11月限は540を割っても数セントが精々だと見ている。昨日インプットされたファンダメンタルズに相場は一気に居所を変えた。そして本日の全く閑散なセッションにより、現在の値位置が”容認”されたのではないかと感じている。向こう1ヶ月、9月の農務省発表までは”8月の天候”以外に主だった材料が見当たらない。今回の発表内容については、向こう1ヶ月の天候次第では十分改善され得るとされながらも、既に中西部南西部地域でのドライ傾向は指摘され続けており、今後のホット&ドライ予報に対する市場の目もよりナーバスとなってくる事から、この540台は、560-570台へより動きやすい傾向にあると見ている。基本は550あたりを中心にしたアップダウン継続となるが、向こう1ヶ月の天候推移が9月以降の値動きにより大きく影響することは間違いなく、それだけ上値には敏感な相場展開が考えられる。(A)
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)