米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年8月27日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---やや高値寄り付き、やや高値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

SEP 03 228 - 27 3/4 229 1/4 225 1/2 229 + 1 1/4 42508 7025-
DEC 03 236 1/2 - 36 237 1/4 233 1/4 237 + 1 1/4 227222 3248+
MAR 04 243 1/2 - 42 3/4 243 3/4 240 243 1/2 + 1 48723 767+
MAY 04 246 246 1/2 243 1/2 246 1/2 + 3/4 13323 147+
JUL 04 246 3/4 247 1/4 244 1/2 247 - 1/4 13251 137+
SEP 04 240 1/2 240 1/2 239 240 - 1/2 1949 45+
          355434 2431-

 

大 豆          ---高値寄り付き、高値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
SEP 03 581 1/2 - 81 583 578 3/4 582 1/2 + 5 3/4 7370 2025-
NOV 03 580 - 79 582 578 580 3/4 + 4 1/4 134372 2291+
JAN 04 581 - 80 1/2 583 1/2 579 1/2 582 1/4 + 4 19453 1279+
MAR 04 578 - 77 580 577 579 + 3 1/4 18116 204+
MAY 04 569 573 569 572 1/4 + 4 23399 743+
JUL 04 570 1/2 - 70 573 569 572 1/2 + 5 5992 97+
          210908 2737+
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
SEPT 19500 +230 SEPT 2014 +30 SEP 360 3/4 - 1/4 117.63 - 117.90
OCT 18390 + 70 OCT 2016 +29 DEC 373 3/4 + 0  
DEC 18210 + 40 DEC 2006 +24 MAR 381 3/4 - 1/4  
JAN 18220 + 60 JAN 2007 + 24 MAY 367 + 0

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 材料難。方向性に欠ける一日。

やや高値にて寄り付いた後は、新しい材料に欠け、狭いレンジ内で方向性に欠ける動きとなる。午前中は下値をトライする展開となったが下げ切れず、午後に入ると上値をトライしに行ったが、これも抜けず。引けは各限月前日比1セント強アップとなっている。

本日は天候面においては、ベルト西部に雨が降るものの、その量が思ったより少ないことから若干の強材料となった。また農家売りは鳴りを潜めた。ライブキャトル・リーンホッグ市場の上昇と、台湾の餌会社によるカーギルからの米国産コーン56,000トンの買い付け報告、韓国のKOCOPIAが産地オプションのNON GMO CORN105,000トンをテンダーにて買い付ける予定であるとの報告などは本日のマーケットをサポートした。加えて、金曜は9月限の第一回受け渡し通知日であるが、0〜200枚程度の受け渡ししか通知されないのではないかというマーケットの予想も、材料としては強気に働いた。

 

(大豆) 材料難の中、ファンドの買いにより支えられる。


ベルト西部よりむしろ東部にてまとまった雨を得るとの予報と、現在尚25%の地域がストレスを受け続けているという予報家の報告は、材料としてはそう新しいものではなかったが、マーケットにはややサポート材料となった。寄り付きは前日比約2セントアップにて取引された。本日は材料難の中その後はあまり値位置を変えず、若干強含む展開となり、各限月前日比4〜5セント上げて引けている。農家売りは今日も奮わなかった。また、中国政府が沖で待っている大豆船の輸入許可の手続きを急いでいるという話も、若干ではあるがマーケットをサポートした。材料の乏しい中でのファンドの積極的な買いは、本日のマーケットにおいて注目された。

 

本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の買い越し、大豆市場では3,000枚の買い越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約900枚の ロング、大豆は約8,700枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  週の後半に南部で恵みの雨。しかし西部地域で引き続き水分不足。

昨日はインディアナ北部、オハイオ北西部などを中心に0.1〜0.75、所により1.25インチの降雨が観測された。気温は全般的に平年より高め、特にネブラスカ、カンザス、アイオワ西部、ミズーリなどベルトの西部では平年を大きく上回る陽気となった。今日はベルト南部にて一部雨が降るが、概ねドライな天候となる。今夜半にミネソタ中央部やダコタにて雨の機会が訪れた後、明日はミネソタ東部、アイオワ東部、イリノイ北部、ウィスコンシン、ネブラスカ南部、カンザスの東部と中央部にて雨を得る。木曜はアイオワとミズーリの州境に降る可能性があり、その後金曜から土曜にかけてはカンザス、ミズーリ、オハイオ川流域などで降雨を得る。その間の範囲は合計で東部の70%、西部の45%となり、雨量は0.10〜0.75、所により2.0インチとなる。現在の暑さはそう長く続かず、ベルト北西部では木曜日、その他の地域でも金曜日にはクールダウンすることとなる。

(クロップへの影響)
現在乾燥が懸念されているのは、ノースダコタ、カンザス東部、ミズーリ、アイオワの中央部と南東部、ウィスコンシン南部、ミネソタ西部の中央部、インディアナの中央部と西部、イリノイの中央部と南部の各地域である。現在大豆はベルトの40%の地域でストレスを受ける状況にあるという。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月1日〜9月5日)】 

  気温 降水量
西部ベルト B B
東部ベルト B N

材料としては中立。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

ヨーロッパ  

今週はベルトの北部と中央部において降雨が予定されており、ウィンタークロップの作付けには恵みとなる。一方サマークロップの収穫には多少の妨げとなろう。

 

本日の発表等

 

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ       

(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦  400-800 739.7
コーン  700-1,000 264.1
大豆 300-500 387.2
大豆粕

75-125

114.4

大豆油

5-15

14.3

 



【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

    8/23の週        前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      101 100
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   100 100

材料としては中立。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 


月曜日、クロップコンディションの結果に関して「事実として受け止めるしかない」と書いたが、当社が定地点観測を行っている地域ではここ一ヶ月ほとんど雨が降っていないにも関わらず見事なイヤーを付けているのを目の当たりにすると、発表の内容とイールドの相関関係についてはかなり疑ってしまう。事実、クロップコンディションの調査をするに当たって、USDAは明確な基準を設けておらず、調査員の主観に頼っている部分が大きいので、畑の外面だけを見て判断している可能性がある。今週金曜日に久しぶりに畑を見て回ってくる予定なので、週明けにレポートできるはずである。9月は、本日の安値辺りでは抑えておきたかったところだが、今後も225近くで買えるチャンスはあると考える。短期間の間にそれ以上大きく下げる可能性は少ないと考える。12月限は待ち。(K)

 

(ダイズ) 


昨日の動きの後目先はやや落ち着いた展開となるも、来週頭には再び天候が大きな焦点となる。市場では8月の農務省発表以降の天候の明らかな悪化や毎週のクロップレーティングの大きな下落をベースに、9月11日の発表において収量は38レベル、生産量は一気に27億ブッシェル台の見通しが複数出されてきている。これが現実となれば、米国内の期末在庫予想も大きく削られる必要があり、現在の相場のレベルでは決して済まない、という事となる。向こう数週間の天候如何では更なる懸念も加わる事となろう。そうなると、昨日の続きではないが、この9月の発表数値に相場がもう一段大きな底上げを必要とする可能性も高くなる。 11月限は550レベルを下値の限界と位置付け、9月の(相当強いであろう)ファンダメンタルズに向け、再び神経質な展開を余儀なくされることになりそうだ。(A)

 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)