米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年9月3日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---高値寄り付き、高値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

SEP 03 234 3/4 - 34 1/4 238 233 1/4 237 3/4 + 5 1/4 17939 3268-
DEC 03 242 - 41 3/4 244 3/4 240 1/2 244 1/4 + 4 1/4 240814 1588+
MAR 04 247 3/4 - 47 1/4 250 1/2 247 250 1/4 + 3 3/4 53112 1614+
MAY 04 250 3/4 - 50 1/4 252 3/4 249 1/2 252 1/2 + 3 1/2 14218 69+
JUL 04 252 - 51 3/4 254 1/4 251 253 1/2 + 3 1/4 14478 167+
SEP 04 245 1/4 - 45 248 1/4 244 1/2 248 + 3 1/2 1968 2+
          352034 159+

 

大 豆       ---高値寄り付き、高値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
SEP 03 582 589 582 586 1/4 + 6 1/2 3594 1244-
NOV 03 578 - 76 1/2 584 576 1/2 580 3/4 + 6 1/4 134393 222-
JAN 04 580 1/2 - 79 585 1/2 578 1/2 582 1/2 + 6 1/4 22093 523+
MAR 04 576 1/2 - 76 583 1/2 576 579 1/4 + 5 1/4 19424 68+
MAY 04 571 - 70 1/2 576 570 1/2 573 3/4 + 5 1/2 24278 45-
JUL 04 571 1/2 - 71 575 1/2 571 573 1/4 + 4 3/4 6319 16+
          212264 999-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
SEPT 19780 +210 SEPT 2076 +15 SEP 358 1/2 - 4 3/4 115.97 - 116.14
OCT 18190 +180 OCT 2080 +21 DEC 371 1/2 - 5 3/4  
DEC 17990 +170 DEC 2085 +28 MAR 378 3/4 - 6 1/2  
JAN 17970 +170 JAN 2084 +27 MAY 361 - 7

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

昨日の引け際の強い展開のフォロースルーと、クロップコンディションにおいて更なる状態の悪化が示唆されたこと、FC STONE社が生産量に関して強気な予想を発表したことなどを受けて、各限月1〜2セント高にての寄り付きとなる。その後も徐々に上昇する展開が続いたが、材料とされたのは韓国のKOCOPIAが105,000トンのNGMO CORNのテンダーを控えているという報告があったことと、USDAが売り先不明の米国産コーン105,000トンの成約報告を発表したこと、また、ライブキャトル市場が昨日に引き続き強く、リミットアップとなっていることなど。ライブキャトル市場高騰の背景としては、米国がカナダ産牛肉製品の輸入を再開しているものの、ライブキャトルそのものの輸入の目処が立っていないこととが大きな要因となっている。引けは、9月限で5.25セントアップの237.75、12月限で4.25セントアップの244.25となっている。

 

(大豆) 


昨日の下げに対する行き過ぎ感と、クロップコンディションレポートの内容が強気に受け止められたこと、FC STONE社の生産量予想などを材料として、高値での寄り付きとなる。その後も、来週にかけて概ねドライな天候が続きそうであることや、中国が9/20以降到着予定の輸入大豆に関して輸入許可証を発行し始めたというニュースも入り、マーケットは終始強含んだ。期近を中心に強含んでの引けとなっている。9月限で6.5セントアップの586.25、11月限で6.25セントアップの580.75となっている。

 

本日ファンド筋はコーン市場では5,500枚の買い越し、大豆市場では2,500枚の買い越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約8,100枚の ロング、大豆は約13,100枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  週末にかけて雨は限られる。

昨日はオハイオ南部、インディアナ南部、イリノイ南部などベルトの南東部を中心に15%程度の地域にて0.10〜1.0、所によっては1.0インチの降雨が観測された。気温はベルト北西部では平年を上回ったが、南部では平年をかなり下回った。この雨は範囲を狭めながら今日一杯降続くが、範囲はベルトの10%に留まるので、概ねドライな一日と言えよう。明日、明後日もドライな傾向が続き、次にベルトに雨のチャンスが訪れるのは土曜から日曜の午前中にかけてで、ベルトの北半分に散発的に降ることとなる。合計するとベルトの15%程度、雨量は0.10〜0.35インチ。今週後半、気温は西部では平年を上回るが東部では平年以下となる。来週もドライな傾向は続きそうである。

乾燥懸念はベルトの3分の1の地域で続き、来週後半まで続くドライな傾向によりその地域の大豆はストレスを受け続けることとなる。懸念される地域としては、ノースダコタ、ミネソタの南西部と中央部、ウィスコンシン中央部、ミシガンの中央部、南東部を除くアイオワ、ネブラスカの北部と中央部の各地域。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月8日〜9月12日)】 

  気温 降水量
西部ベルト A N/B
東部ベルト A B

材料としてはニュートラル

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

本日の発表等

 

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

成約高の発表予定が金曜に遅れたので、予想も明日へ持ち越された。



【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

    8/30の週        前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      100 101
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   101 100

材料としては中立。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

 FC STONE社は昨日イールド・生産量の大幅な悪化を予想した。彼らの予測方法は実地調査によるものではなく、カントリーエレベーターなどへの聞き取り調査によるものであろうと一般には言われている。

一方、先週見てきた12箇所の畑より採集した合計36個のイールドに関して穀粒を数え、8/11に紹介した方法によりイールドを計算したところ、200を越えたのが8ヶ所、最低でも176という結果が出た。この測定方法自体に問題があるのかもしれないが、少なくとも、調査をした地域においては極端にイールドの悪いフィールドはなかったということは言える。しかも、今回調査したのはUSDAのクロップコンディションの発表において"EXCELLENT"の割合が最も低い3州である。今回「クロップサーベイの写真レポート」に掲載した写真と、去年8月後半に同項に掲載した東部ベルトの写真を比べると、今年のコンディションがいかに良いかが一目瞭然である。何故世の中でここまでコンディションの悪化が危惧されているのか分からず、プライシング方針も「待ち」としたい。(K)

 

(ダイズ) 

クロップコンディション悪化を確認後の市場。過去2週の(下げ)パターンとはならず、昨日の下げを幾分取り返し、その安値からは10セントあまりの高値で本日引けている。この形から見ても、570というラインがしっかり意識されている事が分かる。このレベルを下に抜けるには更なるインパクト(材料)が必要という事になる。中国による9月20日以降の輸入許可についてのニュースも本日は材料視されたようだが、農務省発表後の動きについては、今後1週間の”天候情報”、やはりこれば一番の材料となるのではないかと感じている。特に、11月限の6ドル超えへ向けた動きが出てくるかどうかはこの”天候内容”がキー、微妙な市場心理を未だに最も燻る材料出あり続ける。仮に570レベルを下回った際には、6ドル相場期待はなくなると考えるが、その結果を見るには今しばらくの時間を要しそうである。(A)

 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)