米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年9月8日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---やや高値寄り付き、安値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

SEP 03 238 1/4 - 38 1/2 239 232 1/2 233 -4 3/4 6895 2738-
DEC 03 243 1/2 - 43 3/4 244 1/2 239 1/2 240 1/4 -2 3/4 248383 4302+
MAR 04 249 1/2 - 49 3/4 250 1/4 246 246 3/4 -2 56003 1203+
MAY 04 252 1/4 - 51 3/4 252 3/4 249 250 1/4 -1 15975 951+
JUL 04 253 3/4 255 251 252 -1 15775 876+
SEP 04 248 1/4 - 48 1/2 248 1/2 246 246 -1 1/4 2588
          355623 4577+

 

大 豆       ---高値寄り付き、期近以外は高値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
SEP 03 611 - 10 612 603 1/4 605 1/4 -2 3/4 1811 578-
NOV 03 592 - 91 593 3/4 585 3/4 590 +2 3/4 134497 428+
JAN 04 592 1/2 - 93 595 588 1/2 592 1/4 +4 22563 513+
MAR 04 591 591 586 590 1/4 +5 1/4 20370 695+
MAY 04 581 582 1/2 578 3/4 581 1/2 +3 1/4 24810 445+
JUL 04 580 1/2 581 3/4 578 581 3/4 +4 6591 82+
             
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
SEPT 20580 +00 SEPT 2052 -10 SEP 348 1/2 +3 1/2 116.54 - 116. 89
OCT 18720 +80 OCT 2058 -3 DEC 361 3/4 +2 3/4  
DEC 18520 +150 DEC 2060 -7 MAR 371 1/2 +4  
JAN 18460 +210 JAN 2058 -8 MAY 357 1/4 +3 3/4

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 収穫の報告を受け弱含む


引き続き生産量の減少に対する懸念から寄り付きはやや高値となったが、その後は終始弱含む展開となった。ベルトの各地から順調な収穫を示唆する声が伝わってきたのと、イールドも予想より良いという噂が流れたことが材料視され、ファンドも売り手に回った。今週前半の天候がドライ傾向にあることも、順調に収穫が行われることを連想させ売りを加速させた。更に、午前中に発表された週間輸出検証高の内容が予想のレンジを下回ったこと、今週金曜日の需給報告を控えてロングポジションを手仕舞う動きが見られたことなども本日の相場にはネガティブに作用した。一方、引け後に発表されたクロップコンディションのGOOD-EXCELLENTの数字に関して、変わらずから2ポイントの悪化を示唆する声が多かったこと、小麦相場が活況を呈したことなどは本日の相場の下値を支えた。期近を中心に安値にて引けたが、9月は4.75セントダウンの233、12月は2.75セントの240.25となっている。

(大豆) 現物相場の下げを受け、9月のみ安値にて引ける


週末を通じてドライな天候であったことがイールドの更なる低下を連想させたことと、今週雨の可能性が増加傾向にあることが示唆されているものの、恵みの雨としてはいささかTOO LATEであるとの考えにより、天候面はサポーティブな材料とされた。これにより高値での寄り付きとなったが、その後は方向性が定まらず、チョッピーな動きとなった。ガルフを中心に現物相場が弱含んだため、期近9月限も値を崩し、前日比2.75セント下げての引けとなった。現物が強含んだ背景はいくつかあったのだが、収穫を前にして中西部に拠点を構える搾油業者が先の需要までの買いつけを既に終わらせてしまったこと、また、現在水位がバージの航行に適しているため、以前上流で停滞していたバージも含めて多くのバージがこのタイミングでガルフに到着したこと、などが挙げられる。期近以外の限月はそれぞれ前日比高値にて引けた。11月限は2.75セント高の590.0となっている。

 

本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の売り越し、大豆市場では2,000枚の買い越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約21,500枚の ロング、大豆は約19,300枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  広範囲に降る雨だが、恵みの雨とはならない

週末は、ベルト全体を通じて概ねドライで穏やかな気温となった。今日からはベルトの西部にて徐々に雨雲の発達が見られ、これにより西部では徐々に雨が降り出すこととなる。特に水曜から木曜にかけてはまとまった雨となりそうである。その後、金曜から土曜にかけてこの雨は活動の範囲をベルトの中央部へと移すこととなる。今日から土曜までの雨を合計すると、範囲はベルトの75%に及び、雨量は0.25〜1.5、所によっては3.0インチに達する。

今週、特に後半に集中して降ると予想される雨であるが、クロップが水分を必要とする時期はほぼ終わりに近づいており、恵みの雨と呼ぶには遅すぎる感がある。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月11日〜9月15日)】 

  気温 降水量
西部ベルト B A/N
東部ベルト N/B A/N

材料としては中立。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

本日の発表等

 

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  9月4日の週  8月28日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  475.1 917.6 800.5 324.6 546.8
ダイズ  164.4 99.4 137.7 39.5 120.5
小麦  639.2 908.6 539.7 7,570.7 6,875.7

コーンは弱気、大豆はニュートラルな内容であった。

 

【引け後の発表】 

2)USDA週間クロップ・プログレス(9/7の週) 

 

《コーン主要産地のDOUGHING(ドウ)進捗状況》

  9/7/03 先週 昨年同期 5年平均
アイオワ 97 87 99 96
イリノイ 97 94 98 98
ネブラスカ 97 95 100 98
ミネソタ 98 96 98 98
インディアナ 93 85 93 98
オハイオ 93 85 91 95
ウイスコンシン 86 74 85 86
サウスダコタ 97 89 96 95
ミズーリ 100 98 100 99
ミシガン 78 72 76 82
主要18州平均 95 90 96 96

 

《コーン主要産地のデント・ステージ進捗状況》

  9/7/03 先週 昨年同期 5年平均
アイオワ 80 61 86 85
イリノイ 75 62 78 83
ネブラスカ 78 62 87 88
ミネソタ 84 56 77 80
インディアナ 53 41 61 84
オハイオ 49 32 49 66
ウイスコンシン 51 27 54 54
サウスダコタ 71 44 73 72
ミズーリ 92 87 92 94
ミシガン 32 18 45 55
主要18州平均 74 57 77 80

 

《コーン主要産地の成熟段階進捗状況》

  9/7/03 先週 昨年同期 5年平均
アイオワ 27 10 32 33
イリノイ 20 8 23 34
ネブラスカ 14 7 29 23
ミネソタ 16 3 8 12
インディアナ 7 3 18 32
オハイオ 2 0 6 12
ウイスコンシン 0 0 0 7
サウスダコタ 14 6 23 18
ミズーリ 67 52 63 64
ミシガン 0 0 8 11
主要18州平均 23 13 27 30

 

 

《コーン・クロップコンディション》

括弧内は先週  【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 12(8) 24(20) 35(36) 27(33) 2(3)
イリノイ 2(3) 7(9) 27(28) 51(49) 13(11)
ネブラスカ 16(16) 15(15) 23(22) 30(32) 16(15)
ミネソタ 13(9) 23(20) 37(38) 25(30) 2(3)
インディアナ 5(5) 10(11) 24(28) 48(43) 13(13)
オハイオ 2(2) 6(7) 22(25) 48(43) 22(23)
ウイスコンシン 19(18) 25(22) 36(35) 18(22) 2(3)
サウスダコタ 9(7) 17(19) 30(26) 37(40) 7(8)
ミズーリ 28(27) 27(29) 24(26) 17(14) 4(4)
ミシガン 2(2) 8(9) 28(21) 47(49) 15(19)
18州平均 11(9) 16(16) 29(29) 35(36) 9(10)
18州平均(昨年) 14(13) 17(17) 28(29) 32(33) 9(8)

GOOD-EXCELLENTの合計は0-2ポイントの悪化と予想されていたのに対し、2ポイントの悪化。予想の範囲内ではあるが若干の強材料と捉えられている。


《大豆生産主要州の落葉》

  9/7現在  先週  昨年同期  5年平均 
アイオワ  13 3 18 12
イリノイ  5 2 8 15
ミネソタ  28 5 19 16
インディアナ  12 6 17 33
ネブラスカ  10 4 17 15
オハイオ  12 2 16 26
ミズーリ  8 4 9 12
主要18州平均 

16

7 18 20

 

《大豆生産主要州クロップコンディション》

括弧内は先週    【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 13(9) 26(23) 37(38) 22(27) 2(3)
イリノイ 3(4) 7(9) 31(32) 49(45) 10(10)
ミネソタ 11(9) 23(21) 40(40) 23(27) 3(3)
インディアナ 5(4) 9(10) 26(30) 49(45) 11(11)
ネブラスカ 21(16) 25(21) 28(32) 20(25) 6(6)
オハイオ 3(3) 7(9) 25(26) 49(47) 16(15)
ミズーリ 24(27) 29(29) 28(27) 15(14) 4(3)
主要18州平均 9(8) 17(16) 31(31) 35(36) 8(9)
18州平均(昨年) 10(9) 16(15) 29(30) 36(37) 9(9)

GOOD-EXCELLENTの合計は0-2ポイントの悪化という予想に対して下限の2ポイント悪化。若干の強材料と捉えられる。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)


やはり収穫されたフィールドのイールドは予想より良かったという情報ばかり聞く。本日はフロアーにもそういった話が聞こえてきたらしく、下げの材料の一つとされた。イリノイ中央部のあるカントリーエレベーターでは、近隣で収穫された畑のイールドが事前予想以上であったため、保管スペースの計算をやり直さなければならないという話を、当社所有のリバーエレベーターから聞いた。保管スペースが足りずに玉を売りに出す場合、農家は値段の高い大豆を先に売りに出す傾向にあると言われるが、何れは収量の多かったクロップの値段の下げに繋がるはず。最終的なイールドは需給報告の内容を事実として受け止めるしかなく、今週の発表の内容は今後の相場の行方を占うに当たって大きな材料となるが、今年に関しては少なくとも市場予想よりは良いイールドになるであろうと予想しているので、プライシングは待ち。(K)

(先週この欄にて高イールドのルートワームコーンを紹介した際、トレンドイールドそのものが近々300にまで上昇するかのような書き方をしてしまいましたが、そのような可能性は今のところ極めて少なく、あくまでも良い条件の下で生育させた場合の話です。誤解を与えてしまった可能性がありますので、お詫び申し上げます。) 

(ダイズ) 

先週のコメントの通りで、今週の農務省発表が目先の方向性を決定つけることとなる。予想とおりの”強い”内容に一旦相場(11月限)は6ドル入りという見方をして入るものの、ここは発表を待ちたい。  本日のクロップコンディションアイオワ・ミネソタ等は引き続きの悪化。7月上旬以来、まとまった雨を見ていない事実が確実に数字として表れている。相場の動きとは別に、これら西部主産地の豆の出来については各農家非常に悲観的になっており気になるところである。(A)

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)