米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年9月10日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---やや安値寄り付き、まちまちの引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

SEP 03 234 - 33 3/4 235 3/4 233 1/2 235 + 3/4 3357 2030-
DEC 03 242 - 41 1/2 242 3/4 241 1/4 242 1/4 - 1/2 249337 1829+
MAR 04 248 1/4 - 48 249 1/2 247 1/2 249 1/4 + 1/4 58903 689+
MAY 04 251 1/4 252 1/2 251 252 - 1/4 16335 246+
JUL 04 253 1/4 - 53 254 3/4 253 254 + 0 16356 336+
SEP 04 247 1/4 248 1/2 247 247 + 0 2803 42+
          357358 1232+

 

大 豆       ---やや高値寄り付き、やや安値引け、期近はやや高値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
SEP 03 617 617 612 616 1/2 + 1 1220 224-
NOV 03 600 - 598 1/2 600 593 1/2 596 1/2 - 2 134307 471+
JAN 04 600 1/2 600 1/2 595 3/4 599 - 3/4 22990 482+
MAR 04 597 597 592 594 3/4 - 1/2 20863 658+
MAY 04 586 587 583 1/2 585 1/4 - 2 1/4 26353 1440+
JUL 04 584 1/2 585 582 584 - 1 1/2 6893 389+
          215151 3270+
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
SEPT 20560 -20 SEPT 2076 +17 SEP 345 - 2 117.22 - 116.69
OCT 18790 -130 OCT 2081 +22 DEC 357 3/4 - 3/4  
DEC 18660 -150 DEC 2077 +18 MAR 367 1/4 - 1 3/4  
JAN 18640 -120 JAN 2071 +14 MAY 354 3/4 + 1/4

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 


天候面においては昨日から変化なく、前日比約1セント安値での寄り付きとなった後も、極狭いレンジ内で上下する、典型的な発表前日の相場展開となった。フランスがコーンの生産量に関して7月に発表した1600万トンから大きく減らし、1143.8万トンと発表したことや、中国において国内のコーンの価格がここ最近上昇しているという報告に加え、中国政府がコーンの輸出補助金を減らすことを検討しているという噂が流れたこと、イスラエルが本日40,000-48,000トンの米国産コーンのテンダーでの買い付けを予定しているという報告があったことなどは材料として強かったが、発表を前にして大きくポジションを作ろうとするトレーダーがあまり見られなかったことから、本日の相場には大きく影響を与えることはなかった。取引量は終始少なく、閑散とした一日となり、前日比ほぼ変わらずにて引けることとなった。
 

(大豆) 


遅すぎると言われている今週後半から週末にかけての雨であるが、実際に目前に迫ってくると市場にはやや弱気な材料として捉えれているようである。しかし明日の発表内容に対して強きな見方をするトレーダーが多く、寄り付き時は前日比やや高値にて取引された。しかし直後に大きく値を崩すこととなる。上述の天候面と、ファンドが需給報告を控えてポジション整理の売りオーダーを多く出したことが要因となった。しかし、中国の穀物情報省が、大豆の生産量を40万トン下方修正し、輸入量を150万トン情報修正した、などと伝えられると若干材料視され、そこからは徐々に値を上げる展開となる。しかし発表を前に大きく買いポジションを作る動きも見られる、上げ幅は限られる。結局、期近9月限以外はやや安値での引けとなった。9月限は1セントアップの616.5、11月限は2セントダウンの596.5となって引けている。

 

本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の買い越し、大豆市場では2,000枚の売り越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約25,500枚の ロング、大豆は約22,800枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  


昨日は、ネブラスカ、サウスダコタ、ミネソタ、アイオワ、カンザスなど、ベルトの北西部1/4の地域を中心にベルトの15%の地域にて降雨が観測された。気温は多くの地域で平年を上回った。この雨は、今までの予報通り金曜までベルト西部を中心に降り続いたあと、週末はベルト中心部へと移動し、月曜には東部にて活動を弱めることになりそうである。その間、合計すると範囲はベルトの80%、雨量は0.25〜1.75、所によっては3.5インチに達する地域もありそうである。

週末にかけての一連の雨は、大豆のイールドを改善するにはタイミングが遅すぎると考えられる。一方、コーンの収穫は遅れることになるが、来週ドライな天候となる可能性が高い。今後10日間に限って言えば、霜害の発生は示唆されていない。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月13日〜9月17日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N/A N/B
東部ベルト A/N B

材料としてはニュートラル。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

本日の発表等

 

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  


(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦  500-700 588.8
コーン  600-900 849.0
大豆 300-500 85.1
大豆粕

50-125

58.5

大豆油

10-20

11.6

 

 



【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

    9/6の週        前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      98 100
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   100 101

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

本日、中国が輸出補助金を減らすのではないかという噂や、フランス政府による生産量減少の発表があったものの、マーケットが大きく反応することはなかった。これは、コーンに関しては未だ米国産が世界の供給量の内の40%を担っており、いかに重要な位置をしめているかをマーケットが認識しており、今日の時点では明日の発表以外ほとんど関心がないことを表していると思われる。長期的な視野に立つと、中国の動向はかなり気になるところではあるが、目先のマーケットに関してはやはり「米国産の生産量がどうなるか」であろう。本日の静かな相場展開は、「嵐の前の静けさ」のような気もするが、どんな嵐がやってくるのか。この一ヶ月間、急激な悪化を示唆し続けたクロップコンディションレポートや、それを受けた多くの者達のイールド予想を織り込みながら上昇してきた相場が、明日、何らかの事実を見て下げに転じる、という展開を今日の時点では予想している。しかし明日の発表・相場を見てからもう一度今後の展開を占うこととしたい。(K) 

 

(ダイズ) 

 

【 明日の予想 】

● 弱い数字        ・・・ 11月限570割れがサポート故一気にそれに向かう相場展開。
● 極めて弱い数字    ・・・ 11月限550近辺が以前より指摘しているボトム、ここまでの下落も考えられ又これを抜ければ530まで。
● 市場予想平均前後  ・・・ 一旦は上げるも、その後は売られやすい展開。570レベルを底値圏に現レンジ内取引暫く継続。
● 強い数字        ・・・ 短期的には630-640近辺までの上昇は可能。しかし長続きはしない。
● 極めて強い数字    ・・・ 勢いに650以上の相場展開も。落ち着きを取り戻すまでは暫く6ドル前半が居所となる。

発表内容次第とはいえ、その後の展開として、”やや売られやすい”市場ムードが漂っていることが上記ベースになっている。既に10月の発表に対する”期待感”もそのムードには織り込まれてきていることもある。一旦上がるも、その後は方向転換・・というのが現在のイメージではあるが。(A)

 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)