米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年9月15日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---変わらずの寄り付き、やや安値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

DEC 03 228 - 27 1/2 228 1/4 225 3/4 227 - 1 235233 7154-
MAR 04 235 3/4 - 35 1/2 236 1/4 233 3/4 235 1/4 - 1/2 64606 649+
MAY 04 239 1/4 - 39 240 1/4 237 1/2 239 1/2 + 0 16925 143+
JUL 04 242 1/4 - 42 243 1/4 240 3/4 242 1/2 + 1/2 16702 81+
SEP 04 239 1/4 - 39 240 1/2 238 1/4 240 1/2 + 1 1/2 2875 76+
DEC 04 239 1/2 241 238 1/4 240 1/2 + 1 9601 120-
          346951 6713-

 

大 豆       ---やや安値寄り付き、安値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 03 622 1/2 - 21 624 616 1/4 619 - 4 140322 4148+
JAN 04 623 1/2 - 23 625 3/4 618 1/2 621 1/2 - 3 25718 1096+
MAR 04 617 - 16 1/2 618 613 1/2 616 3/4 - 3/4 22283 1169+
MAY 04 604 - 03 604 601 603 3/4 - 3/4 31844 1158+
JUL 04 600 600 597 599 1/2 + 1 7221 28+
AUG 04 583 588 583 584 + 2 3/4 301 2+
          230336 7083+
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
OCT 18930 -210 OCT 2252 +14 DEC 356 1/4 + 4 3/4 117.34 - 117.51
DEC 18780 -230 DEC 2255 +17 MAR 366 + 4 1/2  
JAN 18780 -230 JAN 2253 +22 MAY 355 1/2 + 4 1/4  
MAR 18680 -190 MAR 2234 +17 JUL 330 1/2 + 1 3/4

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

寄り付きは先週末比ほぼ変わらずとなったが、金曜のフォロースルーによるテクニカルな売りと収穫が順調に行われているという多くのレポートを受け、その後は弱含む展開となった。午前中に発表された週間輸出検証高は予想より強い数字が出たものの、今週予報されているドライな天候や、引け後に発表されたクロップコンディションに関して、1ポイント程度の改善を予想する者が多かったことがさらなるファンドを中心とした売り注文を煽った。しかし本日の下値225.75辺りでは商業筋の買いオーダーにより強くサポートされ、そのことが心理的な強材料となって後半は強含む展開となった。また台湾がオーバーナイトのテンダーにて米国産のコーン56000と買い付けたというニュースも若干ではあるが本日のマーケットの下値を支えた。結局、期近12月限は1セント安の227.0、3月限は0.5セント安の235.25となって引けている。

 

(大豆) 

寄り付き前に発表されたNOPAによる搾油量の発表内容は予想の範囲内にて中立材料であったが、目先のドライな天候が作付けの順調な開始を連想させたことによりやや安値での寄り付きとなった。その後も、予想を下回った週間輸出検証高の内容を嫌気してファンド勢が売り手に回り、更に弱含む展開となる。本日引け後に発表されたクロップコンディションに関して、弱気な予想をするものが多かったことも相場の重石となった。その流れは最後まで変わらず、結局期近11月限で4セントダウンの619.0、1月限で3セントダウンの621.5となって引けている。
 

 

本日ファンド筋はコーン市場では4,500枚の売り越し、大豆市場では1,700枚の買い越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約9,400枚の ロング、大豆は約29,200枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

週末はイリノイ北西部、ウィスコンシンの南部と東部、アイオワ南東部、カンザス北東部、ミズーリ北部などを中心にコーン・大豆ベルトの35%、小麦ベルトの50%の地域にて降雨が観測された。この雨雲は本日オハイオ、インディアナ、ミシガンなどで散発的な降雨をもたらした後、収束に向かう。今週後半、木曜から金曜にかけてはベルトの北西部にて新たな雨雲が発達し、0.10〜0.75インチの雨がもたらされるが、範囲は合計でベルトの35%程度となる模様。コーンの収穫は今週進捗を見るが、週末に雨が降った地域では多少の遅れをみることとなる。一連の雨により大豆の収量が改善することはなさそうである。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月20日〜9月24日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N/A B
東部ベルト N/B N

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

南米

アルゼンチンでは今週、まとまった雨の予報は出ていないが、コーンの作付けにとって、土壌水分改善のために更なる雨が必要となっている。ブラジルでは今週、RIO GRANDE DO SUL、SANTA CATARINA、PARANA、MATO GROSSO DO SUL、SAO PUULO、MIAS GERAIS辺りで降雨のチャンスを得るが、その他の地域はドライな傾向となる。これにより、コーン・大豆の作付けを控えた土壌の水分は改善に向かう。

 

本日の発表等

【セッション前の発表】

3) NOPA 月間搾油報告

 

  8月 7月 8月(2002年)
搾油量(千ブッシェル) 121,222 125,760 126,086
大豆粕生産量(ショートトン) 2,859,081 2,972,698 2,995,861
大豆粕イールド(ポンド/bu) 47.17 47.28 47.52
大豆粕輸出量(ショートトン) 322,746 258,201 306,206
大豆油生産量(千ポンド) 1,402,781 1,452,874 1,433,173
大豆油イールド(ポンド/bu) 11.57 11.55 11.37
大豆油在庫(千ポンド) 1,218,399 1,286,816 2,050,293

予想の範囲内にて、材料としては中立であった。

 

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  9月11日の週  9月4日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  934.7 540.3 803.8 1,267.6 1,350.6
ダイズ  140.1 172.9 197.6 179.5 318.2
小麦  858.2 641.4 459.1 8,431.1 7,334.8

コーンには強気、大豆には弱気な発表内容であった。

 

【引け後の発表】 

2)USDA週間クロップ・プログレス(9/7の週) 

 

《コーン主要産地のデントステージ進捗状況》

  9/14/03 先週 昨年同期 5年平均
アイオワ 93 80 96 93
イリノイ 91 75 90 93
ネブラスカ 89 78 93 95
ミネソタ 97 84 92 93
インディアナ 78 53 80 92
オハイオ 71 49 71 84
ウイスコンシン 69 51 71 74
サウスダコタ 93 71 91 87
ミズーリ 96 92 96 98
ミシガン 51 32 71 74
主要18州平均 88 74 89 91

 

《コーン主要産地の成熟段階進捗状況》

  9/14/03 先週 昨年同期 5年平均
アイオワ 50 27 56 58
イリノイ 40 20 41 57
ネブラスカ 25 14 47 47
ミネソタ 40 16 20 30
インディアナ 23 7 31 50
オハイオ 6 2 22 27
ウイスコンシン 17 0 13 22
サウスダコタ 33 14 35 32
ミズーリ 83 67 81 81
ミシガン 2 0 19 28
主要18州平均 40 23 43 49

 

《コーン主要産地の収穫進捗状況》

  9/14/03 先週 昨年同期 5年平均
アイオワ 3 NA 4 3
イリノイ 3 NA 4 6
ネブラスカ 2 NA 7 6
ミネソタ 1 NA 0 0
インディアナ 2 NA 3 6
オハイオ 0 NA 1 2
ウイスコンシン 0 NA 0 1
サウスダコタ 1 NA 2 1
ミズーリ 30 NA 40 33
ミシガン 0 NA 2 2
主要18州平均 7 NA 9 9

 

 

《コーン・クロップコンディション》

括弧内は先週  【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 9(12) 21(24) 37(35) 30(27) 3(2)
イリノイ 3(2) 9(7) 28(27) 49(51) 11(13)
ネブラスカ 16(16) 14(15) 22(23) 33(30) 15(16)
ミネソタ 11(13) 23(23) 42(37) 23(25) 1(2)
インディアナ 6(5) 11(10) 26(24) 44(48) 13(13)
オハイオ 2(2) 7(6) 24(22) 45(48) 22(22)
ウイスコンシン 20(19) 28(25) 30(36) 19(18) 3(2)
サウスダコタ 7(9) 14(17) 30(30) 41(37) 8(7)
ミズーリ 25(28) 25(27) 28(24) 17(17) 5(4)
ミシガン 3(2) 9(8) 31(28) 43(47) 14(15)
18州平均 10(11) 16(16) 30(29) 35(35) 9(9)
18州平均(昨年) 14(14) 17(17) 27(28) 33(32) 9(9)

材料としては、ほぼ中立。


《大豆生産主要州の落葉》

  9/14現在  先週  昨年同期  5年平均 
アイオワ  39 13 46 36
イリノイ  25 5 25 37
ミネソタ  62 28 49 44
インディアナ  33 12 36 57
ネブラスカ  19 10 40 35
オハイオ  24 12 42 53
ミズーリ  18 8 25 28
主要18州平均 

35

16 39 41

 

《大豆生産主要州クロップコンディション》

括弧内は先週    【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 12(13) 24(26) 39(37) 23(22) 2(2)
イリノイ 4(3) 9(7) 39(31) 41(49) 7(10)
ミネソタ 12(11) 24(23) 40(40) 23(23) 1(3)
インディアナ 5(5) 9(9) 27(26) 47(49) 12(11)
ネブラスカ 19(21) 24(25) 30(28) 22(20) 5(6)
オハイオ 3(3) 8(7) 27(25) 46(49) 16(16)
ミズーリ 22(24) 28(29) 30(28) 17(15) 3(4)
主要18州平均 9(9) 17(17) 33(31) 33(35) 8(8)
18州平均(昨年) 11(10) 17(16) 28(29) 35(36) 9(9)

材料としては、ほぼ中立。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)


本日の動きを見ても、12月限で225付近が目先強いのサポートとなっていると感じた。8月の終わりにフィールドを回り、豊作をこの目で確認しているので、供給面(生産量)に関しては今後USDAが上方修正する可能性が高いと 個人的に思っているが、マーケットは今月中にイールド上昇を織り込みそうにないこと、また需要面に関しては国内エタノール需要が大きく伸びる可能性など潜在的な強材料がある以上、今日の安値、225近辺が今月中は強いサポートとなりそうである。また、もしこのサポートを下へ抜けたとしても、220を下へ割り込むにはファンダメンタルズ面での大きな弱材料が必要となり次の需給報告まではそういった材料は出てきそうにない。よって、10積のプライシングは今のレベルにて終わらせてしまうことを提案したい。しかし12月限の後半のプライシングについては10月の需給報告を待ってみたい。長期的に210を目指して下げる展開を予想している。(K) 

 

(ダイズ) 


先週の農務省発表後につけたギャップは埋まり切ることなく、11月限には今後の更なるラリーが期待できる。本日引け後にはクロップコンディションが発表されるも、降雨により期待されたレーティング改善は見られず逆に2% good/excellentは悪化する事となり、これは明日の一支援材料となろう。目先は更なる高値への動きが活発化し、もう20―30セント上昇する余力はあると見る。高値をつけた後については、目安として6ドル前後までへの下げ。この6ドルの壁を下に抜けるかどうかについては、10月の農務省発表が大きな鍵を握る事になると思われ、少なくともそれまでは5ドル相場への回帰は期待出来ない。と、10月中旬へ向けてのレンジとしては、6ドルを底値に650前後までへの高値期待、という意見を維持したい。(A) 

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)