米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年9月17日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---やや高値寄り付き、やや安値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

DEC 03 224 3/4 - 24 1/4 225 1/2 223 1/2 223 3/4 - 1/2 227260 4160-
MAR 04 232 1/2 - 32 1/4 233 231 231 1/2 - 1/2 68225 1166+
MAY 04 236 3/4 - 36 1/2 237 235 1/2 235 3/4 - 1/2 19389 828+
JUL 04 240 240 3/4 239 239 1/4 - 1/2 18102 670+
SEP 04 238 238 1/2 237 237 1/4 - 1/4 2995 16+
DEC 04 238 238 1/2 237 237 1/4 - 1/2 10147 327+
          347038 1163-

 

大 豆       ---やや高値寄り付き、高値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 03 612 - 11 619 611 617 1/4 + 6 1/2 139103 269-
JAN 04 615 - 14 1/2 621 1/2 614 1/2 620 + 5 26022 388+
MAR 04 611 1/2 - 11 618 1/2 611 616 1/4 + 5 22783 6+
MAY 04 601 - 00 605 1/2 600 604 1/4 + 3 3/4 32329 88+
JUL 04 597 1/2 - 96 1/2 602 596 601 + 5 7340 40+
AUG 04 589 589 587 587 + 4 548 140+
          230740 480+
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
OCT 18720 +90 OCT 2279 +46 DEC 349 1/2 - 4 115.98 - 116.35
DEC 18560 +120 DEC 2277 +49 MAR 359 1/4 - 3 3/4  
JAN 18570 +110 JAN 2272 +43 MAY 349 3/4 - 2 1/2  
MAR 18510 +100 MAR 2268 +5 JUL 328 + 0

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 


予報にてベルト北西部での雨の可能性が増したことが収穫の遅延を連想させたことと、ここ最近の大幅な下げに対する行き過ぎ感により、やや高値での寄り付きとなるが、その後は上下を繰り返しながら若干下げ基調の展開となる。ブラジルのNational Commodity Supply Corpが穀物や油糧種子の生産量予想を過去最高の1億2240万トンとしたこと、合わせてミドルシーズンのコーンの生産量も過去最高の1260万トンとしたことは、ネガティブな材料とされた。一方ではハリケーン「イザベル」の影響で東海岸地域のコーンがダメージを受けているとの報や、韓国によるNON GMOコーンの買い付け予定の報告、CCCのウガンダ向け援助用コーン20,000トンのテンダー予定の報告などは本日の下値を限らせた。結局、各限月0.5セント下げて引け、12月限は223.75となっている。
 

(大豆) 
 

来週の雨の可能性が増したことがサポート材料とされたことと、昨日の下げに対する行き過ぎ感から若干高値での寄り付きとなるが、その後も更に上昇する展開となった。中国が合計10杯の米国産新穀大豆を買い付けたという噂が、本日後半の上昇において最も大きな材料となった。これによりファンド・商業筋がどちらも買い手に回ることとなり、強い流れのまま引けを向かえ、期近を中心に上げて引けを見た。11月限は6.5アップの617.25となっている。

 

本日ファンド筋はコーン市場では1,300枚の売り越し、大豆市場では4,700枚の買い越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約300枚の ロング、大豆は約27,900枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日は概ねドライで、暖かい一日となった。今日から明日にかけてはベルトの北西部30%の地域において0.10〜0.75インチの雨が降ることとなる。この地域での若干の遅れを除き、ベルトの大部分で収穫は順調に進捗することとなろう。来週の前半にはベルトの西部と中央部、合計60%の地域にてよりまとまった降雨が見られることとなる。これにより収穫が妨げられるものの、ダメージを引き起こすほどではない。今後10日間の予報では霜害は示唆されていない。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月22日〜9月26日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N/A B/N
東部ベルト B/N A/N

材料としてはニュートラル

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

南米

ブラジルでは、予想されていたほどの降雨は見られなかった。これにより小麦の収穫は進捗したものの、コーン・大豆の作付け前に更なる降雨が必要となる。アルゼンチンでも、コーンとヒマワリの作付けを前にまとまった降雨が必要とされている。

 

本日の発表等

 

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  


(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦  500-800 658.1
コーン  650-1,000 920.4
大豆 300-500 282.5
大豆粕

25-75

-51.3

大豆油

0-10

-3.5

 

 



【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

    9/13の週        前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      102 98
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   102 100

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

以前、「ルート・ワーム・コーン(Root Worm Resistant Corn/以下RWC)のイールドが良いらしい」という話を紹介したが、本日ある別のサプライヤーも、「RWCのイールドが良いと複数の農家が言っている。どうやら同じバラエティーのNON GMOバージョンと比べて10-15ブッシェル良いらしい。」という話をしていた。NON GMOバージョンと比べた場合のイールドの改善率は地域などによって異なるはずだが、思ったより良いというのは確かなようだ。RWCは今年度から商業生産が開始されたが、今年は十分な量を生産することができなかったと聞いているので、今クロップのイールドに与える影響は限定的かもしれない。しかし、収穫の段階になって農家が気付くほどであるから、USDAがこの減少を今月の予想イールドに織り込めなかったのもまた事実であろう。需給報告における今クロップのイールドが今後改善する一つの要因になり得ると考える。また、2004年クロップに与える影響の程度に関しても要注目である。

プライシングの方針は変わらず、10月積は早めに買い、12月限後半のプライシングは待ち。 (K)
 



(大豆)

本日の相場上昇の主因は中国が米国産大豆を5〜10カーゴ買い付けたとする情報がピットに流れたこと。イリノイ州中部などでは大豆の収穫が開始しているがコーンの収量は予想より悪くないが、大豆は予想を下回るとの報告が本日相次いだ。まだ大豆収穫の初期段階、限定的な地域からの報告だが10月の農務省レポートで更に収量悪化が伝えられるならば、11月限で650セントを狙った動きか。2004年5月限、7月限で6ドルを上回ったが、10月中旬より本格的に開始する南米の大豆作付け農家には価格・タイミングともに良い状況。しかし、市場では既にブラジルの56-58百万トン、アルゼンチンでの37-38百万トンは当たり前に織り込まれた感がある。今後の作付けの進捗度、天候などの変化に上へのバイアスが掛かり易くなっていると考える。短期的な押し目はあるものの米国での在庫率の減少や活発な中国を中心とする需要を考えると南米からの供給圧力(ヘッジ売り)はあるものの中期的には弱気にはなれない。(H)

 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)