米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年9月18日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---高値寄り付き、変わらずの引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| DEC 03 | 224 1/2 - 24 | 225 | 223 1/2 | 223 3/4 | + 0 | 228713 | 1453+ |
| MAR 04 | 232 1/4 - 32 | 232 3/4 | 231 1/4 | 231 1/2 | + 0 | 68928 | 703+ |
| MAY 04 | 236 1/2 | 237 | 235 3/4 | 235 3/4 | + 0 | 19721 | 332+ |
| JUL 04 | 240 - 39 3/4 | 240 3/4 | 239 1/2 | 239 1/2 | + 1/4 | 18739 | 637+ |
| SEP 04 | 238 3/4 | 238 3/4 | 237 3/4 | 238 | + 3/4 | 3002 | 7+ |
| DEC 04 | 238 | 238 3/4 | 237 1/4 | 238 1/4 | + 1 | 10224 | 77+ |
| 350220 | 3182+ |
大 豆
---高値寄り付き、高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| NOV 03 | 621 - 20 1/2 | 629 1/2 | 619 | 627 | + 9 3/4 | 139704 | 601+ |
| JAN 04 | 624 1/2 - 24 | 632 1/2 | 622 | 630 1/4 | + 10 1/4 | 26459 | 437+ |
| MAR 04 | 620 1/2 - 20 | 628 | 618 1/2 | 625 3/4 | + 9 1/2 | 22612 | 171- |
| MAY 04 | 507 | 613 1/2 | 606 | 612 1/2 | + 8 1/4 | 32790 | 461+ |
| JUL 04 | 605 - 04 | 609 | 603 | 607 | + 6 | 7848 | 508+ |
| AUG 04 | 590 | 595 1/2 | 590 | 592 | + 5 | 739 | 191+ |
| 232880 | 2140+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| OCT | 18770 | +50 | OCT | 2326 | +47 | DEC | 340 3/4 | - 8 3/4 | 114.99 - 115.35 |
| DEC | 18620 | +60 | DEC | 2327 | +50 | MAR | 350 1/2 | - 8 3/4 | |
| JAN | 18630 | +60 | JAN | 2322 | +50 | MAY | 344 1/2 | - 5 1/4 | |
| MAR | 18570 | +60 | MAR | 2317 | +49 | JUL | 325 | - 3 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
方向性に欠ける一日となった。やや雨勝ちな予報が影響して、1セント弱上げて寄り付きた後は、狭いレンジ内で上下する展開となる。昨日引け後のニュースでは、ブラジル政府は今年度クロップのコーンの合計収量を、前回発表した4580万トンに対して4738万トンと増やした。USDAは現在予想しているのは4500万トンであり、上記ニュースは今後USDAは発表数字を増加するのではないかという考えを連想させ、本日の相場には重石となった。また、小麦市場で本日ファンドが14,000枚も売り越し、相場を押し下げたことはコーンマーケットにもネガティブな影響を与えた。一方で、東海岸地域にて吹き荒れるハリケーン「イザベル」のニュースは、若干ではあろうが、コーンの収量が減るのではという予想をもたらし、材料としてはサポートとなった。しかし結局売り買い拮抗し、各限月ほぼ変わらずにて引けている。
(大豆)
予報において期近に雨勝ちな天候が示唆されていることが強材料視されたことにより、約3セント上げての寄り付きとなった後も、値を上げていく展開が続く。昨日に引き続き中国による米国産大豆買い付けの噂が流れたこと、また低イールドの報告が多く入ってきていることなどがサポート要因とされた。各限月で契約新高値を付けたことが引き金となり、更なるファンドの買いを煽った。商業筋も買い手にまわることとなり、最後まで強含む展開は続き、各限月上げて引けを見た。11月限は9.75セント上げて、627となっている。
本日ファンド筋はコーン市場では500枚の売り越し、大豆市場では2,200枚の買い越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約100枚の ショート、大豆は約30,100枚の ロングとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日はベルトの西部と北部を中心に15%程度の範囲にて、0.10〜0.75インチの雨が観測された。気温は概ね平年より高めで、特にベルト北部では平年を大きく上回った。上記の雨雲は今夜にかけて北東へと移動を続ける。次回まとまった雨を見るのは土曜の夜と月曜で、ベルト南部と東部を中心としたものとなる。範囲はベルトの60%に及び、雨量は0.25〜1.0インチ、所により2.0インチとなる。気温はその間ベルト東部では平年並み、西部では平年以下となる。
今のところ雨は北西部で散発的に降っているだけなので、収穫の遅れはあまり発生していない。しかし来週は雨のチャンスが多いので収穫作業は多少の遅れを見そうである。今後10日間においては霜害の予報は出ていない。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月23日〜9月27日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | ||
| 東部ベルト |
発表が遅れた。
南米
アルゼンチンではドライな天候が続いている。南西部では来週にかけても雨の予報がない。小麦の成長期だけに、ストレスの程度が懸念される。ブラジルでもここ最近雨が限られており、コーン・大豆のプランティングに向けて、更なる降雨が必要となる。
| 本日の発表等 |
【寄り付き前の発表】
| 1) USDA発表 週間輸出成約高(9月11日の週) (単位:千トン) |
| 2) USDA発表 週間輸出船積高(9月11日の週) (単位:千トン) |
ハリケーン"イザベル"到来のためUSDAの事務所がクローズし、発表は延期となった。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
本日の小麦マーケットでのファンドの投売りは注目を集めた。特に大きなファンダメンタルズがインプットされた訳ではなかったが、今日一日で、伝えられるところによると14,000枚もの売り越しを行ったとのこと。これを境に再び買い上げに転じるのかも知れない。ファンドの動きが相場の動きに与える影響が大きくなっていると感じられるが、コーン市場では今後どのような動きを見せるのだろうか?
未だに予想以上のイールドに対する驚きの(喜びの)声が絶えない。加えて、ブラジルの生産量増加見込みの報告。もう一押しでファンドが再び大量の売りに出動しそうな気もする。事実以上の弱材料を織り込んで相場が下げた時は買い場となるだろうが、今の時点では来月の発表を待つという姿勢を保ちたい。10月積のプライシングは今が買い。(K)
(大豆) 話題の中心は南米、中国
中国の1月〜8月までの大豆輸入量は14.72百万トンとなったようだ。更には8月度の同国の大豆輸入量は25万トンを記録して昨年10月〜8月までの総輸入量は1.43百万トンとなった。中国の大豆・大豆油輸入は何れも米国農務省の予想を上回る伸びを記録している。この中国の大豆・大豆油の供給基地は南米ブラジル・アルゼンチンであり、今後もこの大きな貿易の流れは変わらない。
南米では来月に控えた大豆作付けは更に伸び米国農務省の予想ではブラジル56百万トン、アルゼンチン37百万となっており米国大豆生産量を大きく上回る。しかし、上記の中国の大豆関連商品の輸入もそうだが米国農務省は中国の油脂需要や南米の大豆・コーンの飛躍的な生産をここ最近常に過少予想してきている。自国の同部門における国際競争力の弱体化を安易に認めたくないのは良く判るが、それにしても中国での油脂需要・搾油キャパの増加、南米での油糧種子・穀物生産の増加・輸出の増加のペースは従来の常識を超えた成長になっているのは確か。
大豆関連の今後10年の貿易の流れは既に確定している。南米からアジアへ、欧州へである。粗粒穀物はどうだろう。アルゼンチン産コーンは既にアジアや欧州でも周知のアイテム。ブラジル産コーンについても年によりアジアや欧州へ流れる。ブラジル産コーンの単位あたりの収量は米国の其れの二分の一にも及ばない。亜熱帯性気候に合う種子の開発が中々進んでいないようだ。現状ではブラジル産コーンはリオグランデドスル州、パラナ州、ミナス州などがメインだが、今年の特徴はマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州など中央部州で生産面積が伸びている。今後、種子改良が進み現在のブラジルの栽培面積が同じベースであり、米国並の収量を確保した場合は机上の計算では1億トンを越える生産となる。国内需要が約38百万トン(国内の飼料需要増を加味する必要があるが)であることから、輸出余力は62百万トンと言う恐ろしい数字となる。南米各国は大豆関連のみならず恐ろしく可能性を秘めた供給国で我々の常識では考えられない成長を今後も実現して行く可能性が高く、中国が今後国内の飼料用需要の増加に2008年頃にコーンの純輸入国(米国農務省)になることから今後ブラジルもコーンの輸出でも米国と競合して行くのではないか。少し気が早いだろうか?(H)
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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)