米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年9月19日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---やや安値寄り付き、高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| DEC 03 | 223 1/2 - 23 1/4 | 227 | 222 1/2 | 226 | + 2 1/4 | 229292 | 579+ |
| MAR 04 | 231 - 30 3/4 | 234 3/4 | 230 | 233 3/4 | + 2 1/4 | 68714 | 214- |
| MAY 04 | 235 1/2 - 35 | 239 1/4 | 234 3/4 | 238 1/4 | + 2 1/2 | 20046 | 325+ |
| JUL 04 | 239 1/2 - 39 | 242 1/2 | 238 1/2 | 242 1/4 | + 2 3/4 | 19360 | 621+ |
| SEP 04 | 238 1/4 | 240 | 237 1/2 | 239 | + 1 | 3014 | 12+ |
| DEC 04 | 237 1/2 | 240 1/2 | 237 1/2 | 239 | + 3/4 | 10388 | 164+ |
| 351707 | 1487+ |
大 豆
---変わらずの寄り付き、高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| NOV 03 | 627 - 26 1/2 | 638 3/4 | 626 | 638 | - 11 | 139902 | 198+ |
| JAN 04 | 630 1/2 - 30 | 641 | 629 | 640 1/4 | - 10 | 27933 | 1474+ |
| MAR 04 | 626 - 25 1/2 | 637 | 625 1/2 | 636 1/4 | - 10 1/2 | 22988 | 376+ |
| MAY 04 | 611 - 10 1/2 | 620 | 610 1/2 | 620 | - 7 1/2 | 35053 | 2263+ |
| JUL 04 | 607 | 614 | 606 | 613 1/2 | - 6 1/2 | 8086 | 238+ |
| AUG 04 | 596 | 602 | 595 1/2 | 598 1/4 | + 6 1/4 | 807 | 68+ |
| 237732 | 4852+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| OCT | 19070 | +300 | OCT | 2347 | +21 | DEC | 347 1/4 | + 6 1/2 | 113.79 - 114.99 |
| DEC | 18990 | +370 | DEC | 2341 | +14 | MAR | 357 1/2 | + 7 | |
| JAN | 19030 | +400 | JAN | 2335 | +13 | MAY | 351 1/4 | + 6 3/4 | |
| MAR | 18940 | +370 | MAR | 2326 | +9 | JUL | 331 3/4 | + 6 3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン) 下げ止まり
本日も寄り付き時は若干弱含んでの取引となった。前日のフォロースルーと、引き続き入ってくる高イールドの知らせにより、前日比1/2セント安値での寄り付きとなり、暫くその値位置での取引が続いたが、昼前から突如値を上げ出す。特に大きな材料が出た訳ではなかったが、大豆・小麦相場の勢いにつられた。また、日曜から月曜にかけての雨の予報が目前に迫ってきたことと、台湾による米国産コーン買い付けの報告、フィリピンによる米国産コーンの買い付け予定の噂なども強材料とされた。我慢しきれなくなったかのように上げ出した相場の流れは最後まで続き、各限月前日比2セント強上げての引けとなった。12月限は226となっている。
(大豆) 続伸
寄り付きこそ前日引け値と変わらずであったが、そこからは昨日の流れを引き継いだかのように一直線に上昇する展開。中国が米国産の新穀を既に20杯買い付けたらしいという噂が流れたことが大きなサポート要因となった。引き続き入ってくる低イールドの情報、台湾による56000トンの米国産大豆の成約報告、ハリケーンイザベルによる東海岸での被害なども本日のマーケットをサポートし、いくつかの限月で契約新高値を更新したことはさらなるファンドの買いを煽った。引けて見ると期近3つの月にて前日比2桁の上げとなり、11月は638となって引けている。
本日ファンド筋はコーン市場では1,100枚の買い越し、大豆市場では2,300枚の買い越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約900枚の ロング、大豆は約32,400枚の ロングとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 降雨により収穫は遅れ気味に
昨日は西部中西部やハリケーンイザベラの影響が残る北東部で降雨が観測された。雨量は0.25〜1.35インチでコーン・大豆ベルトの45%をカバーした。降雨の集中したのはミズーリ州、アイオワ州、ミネソタ州の東部地域。次の降雨の可能性は今週末の土曜日から日曜日にかけて。雨量は0.25〜1.0インチとなりコーン・大豆ベルトの50%の地域をカバーすることとなる。降雨の地域は中央部。気温は平年並みから平年を下回るレベルで推移。来週にかけて降雨による収穫作業の遅れは出てくるが被害を及ぼす程度ではない。霜に関しては今後10日後程度にベルトの北西部地域の四分の一の地域に到着開始するがこれも被害を及ぼすことはない。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月24日〜9月28日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | ||
| 東部ベルト |
発表が遅れた。
南米
アルゼンチンではドライ天候が続いており、南西部地域の小麦の作柄に悪影響が出ており収量に被害が出る可能性が高まっている。来週一週間においても目立った降雨は期待できず厳しい状況が続く。ブエノス西部、ラパンパ、コルドバ西部・南部ではドライ天候の影響を大きく受けている。北東部地域では降雨が観測されており、小麦の生育は順調で出穂の段階を迎えている。
ブラジルでは来週前半まで降雨の活動は限定的となる。このことにより小麦の収穫は順調に進む。南部での遅れていた小麦の生育も最終段階を迎える。今後、大豆・コーンの作付けを控えて土壌水分を確保する必要があり、降雨が待たれるところ。
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) コミットメント オブ トレーダーズ (9月9日現在) (単位:枚) |
発表が延期された。
| 2) USDA 週間ローンデータ ( SEP 9- WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル) |
発表が延期された。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
今週前半は、需給報告において予想を上回る生産量が発表されたことと、高イールドの報告が各地から届いたことによりコーンマーケットは下げ続けた。しかし週の後半になると次第に下げ幅は限られるようになり、本日は222.5にてしっかりとサポートされたと見られる。本日の動きを見て、220を割るには大きなファンダメンタル面のインプットが必要であることを再認識した。そして一時的な上昇局面があるかもしれないことも予感させる。しかし長期的な上昇トレンドにつながるとは思わない。
全体の収量に影響を与えそうな材料として、霜害の発生が懸念されているが、霜が発生すると問題になってくるのは、穀粒に栄養分が行き渡らなくなり、テストウエイトが軽くなるということと、畑乾燥が十分に行えなくなって機械乾燥を長時間行わねばならなくなることにより、割れなどが発生し易くなるということである。この2つの問題の発生は、受粉に失敗した年のクロップに止めを刺すには十分な材料になるであろうが、今クロップのコーンの収量に対して大きなインパクトを与えることは難しいと考える。(K)
(大豆)
【今週の相場回顧】 再び向きを上方へ
週はじめのクロップコンディション報告においては市場予想に反しレートは引き続きの悪化(今週で11週連続)となる。同時に一部で開始した収穫現場よりの収量報告においても各地におけるその予想外の低さに市場は驚かされている。これまでコンディションが頗る良いと報告されていたイリノイ中部主産地よりも同様の(期待以下の)報告が上がってきており、益々市場へは不安材料を提供する形となっている。そのあたりが市場心理に影響を与えている事は間違いない。発表後の動きで“高値は見た”という声も出ていた中で、相場はこの2日の力強い動きにより11月限で630を上に抜け、本日は更に約定高値638.75をつけての高値引けという形となっている。
【来週の展開予想】 更なる高値を目指す
農務省発表後にワンランク居所を上げた相場は今週木・金2日の11月限630を上に抜けた展開で、来週は更なる上昇への動きを予感させる。この過去2日の動きは非常に大きい。この展開を見た後、来週は“更なる高値”により大きな確信をもって市場参加者は(買いへ)動き出すと見る。来週は更に10-20セント高値を狙う可能性が高い。
7月下旬に510前後で底値を打って以来2ヶ月で3つの窓をつけ約1.3ドル/BUも価格は上昇している。何か昨年9月にかけての急騰劇の再現のようでもある。このままのペースで高値を追いかけた場合には、来週中にでも“最高値”をつける可能性も十分にある。市場もそういう意識になっていくと思われ注意が必要。“高値は見た”と判断された後には6ドルという大きなサポートを目指しての逆に急落も考えられる。
来週も派手な展開を見そうである。(A)
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)