米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年9月22日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---やや高値寄り付き、高値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

DEC 03 227 3/4 - 27 228 226 1/4 227 3/4 + 1 3/4 232243 2951+
MAR 04 235 1/2 - 35 1/4 236 233 3/4 235 + 1 1/4 69894 1180+
MAY 04 240 - 39 1/2 240 238 1/4 239 1/4 + 1 20741 695+
JUL 04 243 1/4 243 3/4 241 1/2 242 1/2 + 1/4 19903 543+
SEP 04 240 1/2 240 1/2 239 1/4 239 3/4 + 3/4 3097 83+
DEC 04 240 1/4 - 39 3/4 240 1/4 239 239 3/4 + 3/4 11061 673+
          357831 6124+

 

大 豆      ---ギャップを付けて高値寄り付き、大幅高値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 03 647 1/2 - 46 652 644 651 1/4 + 13 1/4 138930 972-
JAN 04 651 - 49 3/4 654 1/2 646 3/4 653 + 12 3/4 28600 667+
MAR 04 645 - 44 1/2 649 643 648 1/2 + 12 1/4 23870 882+
MAY 04 626 - 25 1/2 630 625 629 1/4 + 9 1/4 36890 1837+
JUL 04 622 - 20 622 618 621 1/2 + 8 8500 414+
AUG 04 609 609 605 605 3/4 + 7 1/2 1055 248+
          241165 3433+
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
OCT 19450 +380 OCT 2394 +47 DEC 345 1/2 - 1 3/4 111.67 - 12.22
DEC 19380 +390 DEC 2387 +46 MAR 355 1/2 - 2  
JAN 19410 +380 JAN 2380 +45 MAY 351 1/2 + 1/4  
MAR 19340 +400 MAR 2367 +41 JUL 329 1/2 - 2 1/4

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  上げ幅限られる


先週末に発表されたキャトル・オン・フィード、寄り付き前に発表されて週間輸出成約高が予想された範囲を上回ったこと、さらには金曜日のフォロースルーもあり、前日比約1セント上げて寄り付いたが、その後は狭いレンジ内で上下する展開となる。USDAが売り先不明の10万トンの輸出成約の発表を行ったことも本日のマーケットをサポートした。大豆相場が活況を呈し、その勢いはコーンのピットにも多少影響を与えた。一方、午前中にに発表された輸出検証高は予想の範囲内にて中立かやや弱気に捉えられた。さらに引け後に発表されたクロップコンディションレポートに関してはあまり変化がないだろうという予想が多かったが、このことは若干相場の頭を抑えることとなった。大きなな動きはなかったものの本日の高値圏にて引けを見、12月限は1.75セントアップの227.75となっている。

(大豆)  さらなる続伸
 

先週金曜のフォロースルーによるテクニカルな買いに加え、週間輸出成約高の数字が予想より大きかったことから、大きくギャップを付けての高値寄り付きとなった。その後は値動きの少ない展開となったが、引け際には更に数セント値位置を上げ、大きく高値にて引けを見た。USDAが中国に対する165,000トンの米国産大豆の売り成約を発表した他、175,000トンの産地オプションの大豆の成約も報告したことが本日大きく材料視された他、ここ最近続いている低イールドの収穫報告により、本日引け後に発表されたクロップコンディションのGOOD-EXCELLENTの合計に関して2-3ポイントの悪化を予想する向きが多かったことも本日の相場をサポートした。11月限は13.25セント上げ、651.25となっている。

 

本日ファンド筋はコーン市場では500枚の売り越し、大豆市場では2,000枚の買い越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約14,800枚の ロング、大豆は約37,200枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  降雨により収穫は遅れ気味に

週末は、前半はドライであったが後半にはベルトの70%の地域で雨が観測されることとなった。主にベルトの中央部を中心としたものとなり、雨量は0.10〜1.0インチとなった。今日もベルトの東部ではぐずぐずとした天候が続くが、明日以降は晴れる。唯一今週後半に雨が降るのはベルトの西端地域と見られる。気温は押しなべて平年以下となろう。週末に収穫作業が中断された地域も、今週のドライな天候により、遅れを取り戻すことができよう。今のところ霜の予報も出ておらず、収穫は順調に進捗するものと思われる。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月27日〜10月1日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N/A B
東部ベルト B N/B

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

南米

アルゼンチンでは西部、南西部にて引き続き水分が不足している。今週若干の雨が予報にて示唆されているものの、さらなる降雨が望まれる。ブラジルでは今週まとまった雨が予報にて出ており、作付け前の土壌の状態が改善されそうである。

 

本日の発表等

【セッション前の発表】

1)  USDA発表 週間輸出成約高(9月11日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 915.1 0.0 9,001.58 7,687.2 7,682.7 0.0
大豆 589.3 0.0 8,692.3 6,538.8 8,467.8 0.0
小麦 704.1 0.0 12,802.5 10,681.5 5,141.1 0.0
大豆粕 35.6 137.2 5,856.5 6,918.0 576.3 966.2
大豆油 19.8 2.5 745.3 839.0 67.3 71.6

コーンは予想を上回り、強材料とされた。大豆も予想の範囲を超え、強気であった。

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(9月11日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 858.0 757.4 1,318.8 1,269.5 45,720
大豆 185.0 234.2 224.5 334.7 25,580
小麦 671.2 635.1 7,661.4 6,810.0 28,580
大豆粕 92.7 40.2 5,280.2 6,573.0 5,580
大豆油 8.0 3.8 678.0 784.1 1,020


 

 

【セッション中の発表】

3) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  9月18日の週  9月11日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  805.6 950.8 732.5 2,093.7 2,083.1
ダイズ  179.8 152.2 157.5 371.4 475.7
小麦  995.7 860.4 521.2 9,441.4 7,855.9

 

 

【引け後の発表】 

4)USDA週間クロップ・プログレス(9/21の週) 

 

《コーン主要産地のデントステージ進捗状況》

  9/21/03 先週 昨年同期 5年平均
アイオワ 97 93 99 97
イリノイ 97 91 96 97
ネブラスカ 96 89 97 98
ミネソタ 99 97 97 97
インディアナ 89 78 91 97
オハイオ 88 71 84 92
ウイスコンシン 87 69 86 85
サウスダコタ 98 93 96 96
ミズーリ 97 96 100 99
ミシガン 77 51 91 87
主要18州平均 95 88 95 96

 

《コーン主要産地の成熟段階進捗状況》

  9/21/03 先週 昨年同期 5年平均
アイオワ 74 50 77 79
イリノイ 61 40 63 77
ネブラスカ 50 25 67 71
ミネソタ 77 40 49 58
インディアナ 38 23 50 71
オハイオ 15 6 34 44
ウイスコンシン 35 17 27 40
サウスダコタ 50 33 54 54
ミズーリ 88 83 91 89
ミシガン 20 2 44 45
主要18州平均 60 40 62 69

 

《コーン主要産地の収穫進捗状況》

  9/21/03 先週 昨年同期 5年平均
アイオワ 5 3 6 7
イリノイ 8 3 8 15
ネブラスカ 6 2 10 11
ミネソタ 4 1 1 3
インディアナ 5 2 7 11
オハイオ 1 0 4 5
ウイスコンシン 0 0 0 2
サウスダコタ 3 1 5 5
ミズーリ 44 30 51 44
ミシガン 1 0 4 4
主要18州平均 12 7 13 15

 

《コーン・クロップコンディション》

括弧内は先週  【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 8(9) 20(21) 38(37) 30(30) 4(3)
イリノイ 2(3) 6(9) 24(28) 52(49) 16(11)
ネブラスカ 14(16) 15(14) 23(22) 33(33) 15(15)
ミネソタ 9(11) 20(23) 40(42) 29(23) 2(1)
インディアナ 6(6) 11(11) 25(26) 44(44) 14(13)
オハイオ 3(2) 6(7) 22(24) 47(45) 22(22)
ウイスコンシン 16(20) 25(28) 33(30) 23(19) 3(3)
サウスダコタ 7(7) 14(14) 31(30) 39(41) 9(8)
ミズーリ 23(25) 24(25) 39(28) 19(17) 5(5)
ミシガン 3(3) 10(9) 31(31) 42(43) 14(14)
18州平均 9(10) 15(16) 30(30) 36(35) 10(9)
18州平均(昨年) 13(14) 17(17) 28(27) 33(33) 9(9)

 


《大豆生産主要州の落葉》

  9/21現在  先週  昨年同期  5年平均 
アイオワ  71 39 73 62
イリノイ  50 25 48 61
ミネソタ  87 62 78 75
インディアナ  57 33 60 78
ネブラスカ  54 19 65 64
オハイオ  55 24 68 75
ミズーリ  31 18 41 45
主要18州平均 

59

358 61 64

 

《大豆生産主要地の収穫進捗状況》

  9/21現在  先週  昨年同期  5年平均 
アイオワ  5 NA 4 6
イリノイ  4 NA 2 8
ミネソタ  10 NA 6 10
インディアナ  5 NA 3 9
ネブラスカ  3 NA 5 6
オハイオ  2 NA 7 8
ミズーリ  1 NA 3 5
主要18州平均 

6

NA 6 8

 

《大豆生産主要州クロップコンディション》

括弧内は先週    【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 12(12) 27(24) 42(39) 18(23) 1(2)
イリノイ 5(4) 12(9) 37(39) 40(41) 6(7)
ミネソタ 10(12) 24(24) 38(40) 27(23) 1(1)
インディアナ 6(5) 10(9) 28(27) 46(47) 10(12)
ネブラスカ 18(19) 26(24) 31(30) 19(22) 6(5)
オハイオ 4(3) 8(8) 24(27) 46(46) 18(16)
ミズーリ 21(22) 27(28) 30(30) 18(17) 4(3)
主要18州平均 9(9) 18(17) 33(33) 33(33) 7(8)
18州平均(昨年) 10(11) 16(17) 30(28) 36(35) 8(9)

 

5) USDA 週間ローンデータ ( SEP 16- WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル)  

発表がさらに延期された。

 

6) コミットメント オブ トレーダーズ (9月16日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ロング    26,031 ロング   23,300 ロング   40,438
大豆粕  ロング   38,183 ロング  35,700 ロング  42,661 
大豆油  ロング   21,485  ロング   23,000  ロング    18,906
コーン  ロング    16,056  ロング     1,600 ロング   13,562
小麦  ロング   25,422 ロング   18,600  ロング  22,597

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)


米国産コーンの生産量が思ったほど減少していないことについては発表以降先週にかけてほぼ市場には織り込まれ、あとは次回以降の発表でどのように修正が加えられるかが焦点となってくる。その他の材料でキーになりそうなものの一つに南米におけるコーンの作付け面積がある。ブラジルのCONABは先週、ブラジルの今年度のコーンの総収穫量を4730万トンと予想。直近のUSDAの予想では4500万トンとなっていることを考えると、かなり弱気な数字と言える。しかし一方では、ここ最近の大豆の急騰により、南米の農家はコーンから大豆へ作付け予定を変更し出しているとも聞く。収穫高と作付け数量がそれぞれどのレベルに落ち着くか、要注目である。

今日当社所有のリバーエレベーターが近隣の農家やカントリーエレベーターから情報を集めたところ、大豆の値段が急騰しているにも関わらず、来年の作付けに関してはコーンを中心に考えている農家が多く存在し、その理由としてはGMOコーンのイールドの上昇が著しいからであるという。長期的に弱気な意見は変わらず、基本的に「買い待ち」の姿勢で臨みたい。(K) 

 

(大豆)

本日の上昇局面(約定高値更新)で、これまでの目標であった650という大きなラインを達成した。気持ちの上での達成感は感じている。本日の引け方を見ても目先更なる高値が見られる可能性はあるが、これより上については寧ろ“売られやすい”領域とも言え、一旦相場は方向転換する可能性が高い。現在チャート上でのサポートは610前後。ここまでの下げを想定したオペレーションで臨みたい。 

依然ファンダメンタルズは強い。主産地各地よりは、収量が期待値を大きく下回っている報告が相次ぐ。粒形が平年比かなり小粒化しているようであり、ポンドあたり3000-3500粒が通常値という某クラッシャー(イリノイ)よりは、新穀集荷の途中経過として6000以上の値が報告されたりもしている。これでは収量に影響が出ているという報告にも頷ける。10月の農務省発表を前に潜在的な強材料とはなり得るが、これまでの一方的な上昇局面については今後暫くの玉整理が見られるタイミンクでもある。今週がひとまずの最高値達成週、となる可能性は高い。(A)

 

 

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)