米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年9月23日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---安値寄り付き、安値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

DEC 03 226 3/4 - 26 1/2 227 223 1/2 223 3/4 - 4 232689 446+
MAR 04 234 - 33 3/4 234 1/4 230 1/2 231 - 4 70391 497+
MAY 04 238 1/4 - 38 238 1/4 234 3/4 235 - 4 1/4 21096 355+
JUL 04 241 3/4 - 41 1/2 241 3/4 238 238 1/4 - 4 1/4 19506 397-
SEP 04 239 239 237 237 - 2 3/4 3143 46+
DEC 04 239 239 237 237 3/4 - 2 11009 52-
          358746 915+

 

大 豆      ---やや安値寄り付き、変わらずの引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 03 649 - 48 659 3/4 647 1/2 651 - 1/4 138835 95-
JAN 04 650 1/2 - 50 661 1/4 649 1/2 652 1/2 - 1/2 30049 1449+
MAR 04 647 - 46 657 645 1/2 648 3/4 + 1/4 24077 207+
MAY 04 627 - 26 1/2 634 626 629 1/2 + 1/4 37887 997+
JUL 04 620 - 19 1/2 625 619 621 1/4 - 1/4 8755 255+
AUG 04 608 610 1/2 606 607 1/4 + 1 1/2 1120 65+
          244284 3119+
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
OCT 19470 +20 OCT 2388 -6 DEC 344 3/4 - 3/4 112.06 - 111.48
DEC 19360 -20 DEC 2390 +3 MAR 354 3/4 - 3/4  
JAN 19330 -80 JAN 2387 +7 MAY 349 1/2 - 2  
MAR 19170 -170 MAR 2379 +12 JUL 328 3/4 - 3/4

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  前半の強さ維持できず


現在の順調な収穫進捗の報告や高イールドの報告、またまとまった雨が予報されていないことが更なる収穫の進捗を予想させ、前日比1セント程度安値での寄り付きとなった。昨日のクロップコンディションレポートにてGOOD-EXCELLENTの数字が2ポイント改善したこと、発表された8月の中国のコーンの輸出量が118万2千トンと予想より大きかったこと、なども弱材料視された。しかしその後は若干ではあったが強含む展開が続くこととなる。USDAが売り先不明の16万トンの輸出成約の報告がなされたことなどが材料とされた。しかし12月限で227の壁を越えられないと見るや、再びファンドを中心とした売り物が集中し、昼前からは大きく値を崩し出し、結局各限月前日比約4セント下げての引けを迎えた。

(大豆)  勢い衰える
 

順調な収穫を予想させる予報を見て前日比若干安値にて寄り付いた後は本日も勢いよく値を上げていく展開となる。USDAによる中国への12万トンの成約報告、インドネシアへの12万トンの成約報告に加え、中国が更に米国産新穀大豆の買い付けに興味を持っているという噂もマーケットをサポートした。イールドが低いという報告が各地から相変わらず入ってきていることも支援材料となったが、11月限で660のトライに失敗したことが引き金とり、一転して後半は値を崩す展開となった。そうなるとこれまでの高騰に対する行き過ぎ感が沸いて起こり、それまで買い手であったファンドも売りに回ることとなった。その流れは最後まで続き、結局前日引けとほぼ変わらないレベルにて引けを迎えた。尚、ブラジルの大統領が近日中にGMO大豆の作付けを許可するのではないかという噂も本日後半の弱気な材料の一つとされた。11月限は0.25セントダウンの651となっている。

 

本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の売り越し、大豆市場では売り買い同数量であったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約11,800枚の ロング、大豆は約37,200枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

昨日はインディアナ、オハイオ、ミシガンなどベルトの東部を中心に25%の地域で0.10〜1.0インチの降雨が観測された。気温は概ね平年以下となった。同地域では今夜から土曜にかけて降ったり止んだりという状態が続くこととなり、日曜には止むこととなる。またミネソタ、ウィスコンシン、ミシガンなどの一部では雪まじりになる可能性がある。木曜の朝にはミネソタ中央部で霜が降りるかもしれない。

上記のようにベルト東部にて出ている雨の予報も、降り方・雨量共に限られたものであるので、収穫作業は順調に進捗するものと思われる。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月28日〜10月2日)】 

  気温 降水量
西部ベルト B B
東部ベルト B B

材料としては、中立か、やや弱気と捉えられている。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

南米

アルゼンチンではドライな天候が続いているが、木曜日にはベルトの南西部において多少雨が予報されている。小麦はストレスを受け続けており、さらなる雨が必要とされる。ブラジルではベルトの中央部と南部にて雨が予報されており、小麦とコーンの収穫が多少影響を受けるものの、作付け前の土壌の状態は改善に向かう。

 

 

 

 

本日の発表等

【 引け後の発表 】
 

ブリッシュコンセンサス 

 

  9/23/03 9/16/03 9/9/03 9/2/03 8/26/03
大豆  72 59 57 49 50
大豆油  66 55 44 44 38
大豆粕  71 64 68 58 62
コーン  38 39 52 49 45
小麦  54 58 60 68 66

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

Rood Worm Resistant Cornはどうやら生産が需要に追いついていないらしく、2004年度もコーンの全作付面積に占める割合は4-5%に満たないであろうという意見を聞いた。ただ、潜在需要がそれを上回っていることは確実だと思われる。また、2005年度の作付け面積は全体の16%に上るだろうという話もあり、来クロップ以降のイールドにどのような影響を与えるのか、今後も引き続き検証していきたい。

予想を大きく下回る低イールドの報告は今のところ入ってきておらず、ファンドによる大量の買い上げも起こりそうに無い。このまま収穫が順調に進んでいくと10月には農家の売り物が多く出て、マーケットは一段の下げを見ることになると予想される。中国は相変わらず積極的に輸出マーケットへと売り物を出しているようだが、ひょっとするとUSDAが想定しているよりも実際は多くの在庫を保有しているのかもしれない。実際、未だ4,000万トンの在庫を持っているのでは、とする見方もある。そうすると、現在USDAは中国の輸出に関して緩やかな減少を予想しているのだが、実際に減ってくるのはもう少し先の話になるのかも知れない。(K)

 

(大豆)

相場は本日も高値を更新したが、下げて引ける事となった。本日の11月限659.75で”高値は見た”と判断するのはまだ時期尚早であろうか。

収穫進捗は未だ5%レベルにとどまっており、これまで市場に入ってきている低収量報告については、今後の収穫進捗に伴い改善されていく可能性も大きい。数値としての”強材料”は勿論重要なファクターに違いはないが、これまでの相場上昇をもって、この先の”強い”報告に市場がどう反応していくかという部分は”市場心理”となる。一旦下げ出せば、同じ強材料でもそのウエイトは大きく変化し、時として材料しされない事もこれまで実証済みである。

意見としては、今後は寧ろ”下げ”を意識したい。前に述べた11月限610というサポートを目指した下落局面。未だファンドにその動きは確認出来ないものの、そろそろ・・という気はしているところ。(A)

 

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)